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kurumi_hakoのレビュー・評価・感想

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
7

米津玄師の略歴

米津玄師と聞けば誰もが『Lemon』を思い浮かべるのではないかと思うほど人気なアーティスト。彼が作る独特な音楽は多くの人の心に届いている。
そんな彼は、徳島県出身で、2018年の紅白歌合戦には、故郷徳島県の美術館から中継で初歌唱したことでも話題となった。生中継ということもあり、どんな歌唱になるのか注目されたが、圧巻の歌唱力と美術館の雰囲気が相まって圧倒されるほどであった。
当初は、ボーカロイドクリエイター「ハチ」としても活動していたことから、彼のSNSアカウントには「ハチ」とも明記されている。
現在は、米津玄師の本名で活動していて、2013年にソロデビューしている。2014年には『アイネクライネ』のMVを公開し、長らく米津の代表曲と言われてきた。その後もシングルはオリコン上位に入り、2015年にはワンマンツアーも開催している。
2018年最大のヒット曲となった『Lemon』は人気ドラマの主題歌ということもあって多くの人の耳に届き、米津の新たな代表曲となった。
人気ドラマの主題歌として『馬と鹿』、『感電』など多数の曲をリリースしている。
また、他のアーティストのプロデュースやコラボも積極的に行っていて、DAOKOの楽曲『打上花火』や菅田将暉との『灰色と青』などは有名な曲である。
菅田将暉の『まちがいさがし』は米津がプロデュースしたことでも有名で、5thアルバム『STRAY SHEEP』の中では米津自身が歌唱したものが収録されている。
2020年には応援ソングプロジェクトに参加し、小学生5人のユニット「Foorin」に『パプリカ』をプロデュースして話題となった。

2020年以降、新型コロナの影響でライブは開催されていないが、今後開催できるようになれば、たくさんの魅力が詰まった米津のライブはプレミアチケットとなるだろう。

灰と幻想のグリムガル / Grimgar of Fantasy and Ash / Grimgar, Ashes and Illusions
8

現実味のある異世界物語

他のいわゆる「異世界」ものと一線を画しているアニメが、この灰と幻想のグリムガルだと思います。
「なろう」でよく見る異世界英雄譚などは主人公が最強だとか、一つの能力がずば抜けているパターンが圧倒的に多いですが、灰と幻想のグリムガルの主人公やその仲間たちは例外であり、これでもかというほどとにかく弱いです。この点が灰と幻想のグリムガルというアニメの最大の長所でもあり、短所でもあります。
まず短所から述べると、なんといっても主人公たちが弱いので、どうしてもテンポが悪くなります。例えば異世界ものでよく登場する最弱モンスターのゴブリンでさえも、一匹しとめるのに最初は六人がかりでもやっとでした。このように他の作品ではポンポン進んでいくはずの場面でも、灰と幻想のグリムガルの主人公たちは時間がかかってしまいます。悪く言えばとろくさいです。ですのでアニメを見るときに、登場人物の心情の機微や現実味なんかよりもとにかく内容を早く知りたい!と考えてしまう方であればこのアニメは強くおすすめできません。
しかし、現実世界にいるあなたが仮に灰と幻想のグリムガルの世界に行ったところで、一撃でゴブリンを倒せるはずがありません。つまりこの作品はとても現実的に作られているのです。この点が最大の長所だと思います。異世界になんて行ったこともない私達でも、主人公たちに課せられたいくつもの過酷な試練がどれほど厳しいのかなんとなく分かってきますし、自分自身も主人公たちと一緒に旅をしている気分になれます。
さらにこのアニメの良い点を述べると、絵がものすごく綺麗です。あと挿入歌もいい。
もしこのレビューを読んで、面白そうだなと思ったのならまずはアニメを見て、その後、原作である小説も読んでみてはいかがでしょうか。

ばらかもん / Barakamon
10

書道家が、長崎の離島で創作活動をする。

アニメと漫画で出ているこの作品は、昔ながらの素晴らしい社会での生活をコミカルに描いています。色々な年齢層の住民が出てきて皆可愛いらしく、とても個性的なハートウォーミングな作品となっています。
私がアニメで特に好きなのは、画像の綺麗さと楽曲の素晴らしさです。基本的に子供達が中心に話が進むこの作品は、どの年齢層の方にも楽しめて癒しを与えるものとなっているので、とてもおすすめしています。
声優も豪華で、現地の長崎の五島列島出身の若い女性声優も起用されているので臨場感があります。残念ながら、原作もアニメも終了しているのですが、今だに根強い人気のある作品です。笑いあり、涙あり、感動ありなので一度は触れてみて欲しいと思っています。
一番の見どころとなるのは、主人公の東京出身である若手書道家の男性と小学一年生の女の子とのふれあいによって起こる小さな島のハプニングと、その男性の初めてづくしの島暮らし。ありえないことがありえる世界を体感できます。この作品を執筆しているのは、五島列島出身の漫画家のため、とてもリアリティーのある作品で読者を飽きさせません。ぜひ、原作もアニメも両方楽しんで頂きたいと思っております。

ポルノグラフィティ / Porno Graffitti
8

二人組ロックバンド ポルノグラフィティ

みなさんはポルノグラフィティというアーティストを知っていますか?1999年にデビューしたロックバンドでデビュー当時は3人体制でしたがデビューから5年ほどたった時にベーシストが脱退し二人組のロックバンドとなりました。
彼らの魅力のひとつは、ギタリストである新藤晴一氏の高い作詞能力です。インディーズ時代から数々の曲に詞をつけている新藤氏の言葉選びは秀逸であり、歌詞カードを読むとその奥深さにため息がでるほどです。とはいえ、もちろん歌詞だけではロックバンドは成立しません。一見すると何を言っているのかわからないような新藤氏の深い歌詞を歌い上げるボーカル岡野昭仁氏の力強い歌声も、ポルノグラフィティの大きな魅力の一つです。岡野氏の歌声は、Mr.Childrenの桜井氏に「声に名前が書いてある」と言われたことがあるほど特徴的です。しかし耳障りになるようなことはなく、まっすぐに伸びる歌声は聞く人の心を強くつかんで離しません。
サウダージやアゲハ蝶などいわゆるポルノグラフィティらしい!といわれる曲もいいですが、アルバムやカップリングのなかにも名曲がたくさんあります。夕陽と星空と僕やダイアリー、デッサンシリーズなどはファンの間でもライブで聞きたいという声が多くあがる曲だと思います。
ライブという言葉を出しましたが、彼らの魅力が最も伝わるのはライブかもしれません。サポートメンバーたちとアドリブで演奏する姿やコールアンドレスポンスはライブの醍醐味です。機会があればぜひアルバムを聴いたりライブに行ってみてください。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
7

流行りの転生モノ

漫画とアニメ共に好きな作品。転生モノの作品はたくさんあるけれど、その中でも特に面白い。
前世は平凡な人間だった主人公が転生してチートスキル持ちのスライムになる、ここまではよくありそうな話だが、主人公が冒険する目的がしっかりしていることと、周りの仲間が魅力的なので、毎回安定のクオリティで安心して観れる。中でも主人公が人型になれるエピソードが一番の見どころ。
物語の中でもキーパーソンとなる少女との出会いだが、その少女の存在と過去が今後の冒険の目的となり、主人公の成長の一役を買っている。異世界から来たという点では主人公と同じ境遇である少女だったが、こちらの世界で受けた仕打ちが過酷であり、彼女との別れは今作で一番感動した回であった。

主人公を慕ってたくさんの仲間が増えていくが、増えていく速度と数が尋常ではないため、キャラが覚えきれない、ゴチャゴチャしているところが難点。けれども、仲間にもそれぞれスポットを当てたストーリーがあり、ストーリーが進むにつれ進化したり強力な技を覚えたりと、バトルが飽きないような展開があるのも面白い。チートなスキルを持っている主人公のため、無双展開になるのかと思いきや、様々な障害があってそうならないところが、転生モノの中でも突出して面白い点だと思う。

久石譲
10

ジブリのサントラだけじゃない

ジブリの音楽といえば久石穣。心の琴線に触れるメロディーは、映画の各場面が彼の音楽でさらに印象深いものになるような気がします。私はジブリの映画を全て観ているわけではありませんが、彼の音楽は、音楽だけでも十分楽しめる力があります。よく、原作を読んでから映画を観るか、映画を見てから原作を読むかと言いますが、彼の音楽はこれに当てはまるような気がします。まず音楽でイメージを膨らませて映画を観るもよし。もちろん逆もよし。
2017年パリで行われた「久石譲 in パリ」では、各映画の印象的な場面を流しながらオーケストラの演奏が楽しめるというものでした。指揮は久石譲自身、彼のピアノの演奏もありました。作曲はもちろん、演奏や指揮までこなす才能。その才能はジブリだけではなく、様々なサントラを手がけているこことでもよくわかります。代表的なものは北野武監督の映画。他にもたくさんのサントラを手がけていますが、実は韓国ドラマのサントラも手がけています。実はこのサントラが一番好きなのですが。ペ・ヨンジュン主演の「太王四神記」。韓流か、ヨン様主演の奥様向けドラマかと侮るなかれ。第1話のオープニングでテーマ曲が流れた瞬間「これ!」と感じました。当時、久石穣ということは全く知りませんでした。久石穣に興味もなかった頃です。でもテーマ曲が心にドーン!ときてしまって。即タワレコでサントラを購入。Vol.1とVol.2という大ボリューム。ドラマを観ながらのCDで音楽チェックだったので、ドラマのストーリーとキャラクターが彼の音楽にドハマリ。主なキャラクターのテーマ曲があり、映像で確認しながら聴くのもいいと思います。ジブリ以外にもこのように意外なサントラを手がけていたりします。ぜひ先入観なしで聞いてみてください。

星と翼のパラドクス
9

圧倒的な爽快感

スクウェア・エニックスがロボットアニメに定評のあるアニメ制作会社、サンライズとタッグを組んで放ったアーケードゲーム。
地球から遠く離れた別の銀河の惑星で、資源をめぐる大国の戦争が発生。アズ・ワンと呼ばれるパイロットが操るエア・リアルと呼ばれる機動兵器が投入される掌握戦と呼ばれる方式が戦争の主流となっていた。
パイロットは地球からアーケードゲームの筐体を通じて銀河のかなたに召喚され、パートナーと共にアズ・ワンとなってエア・リアルで空を駆ける、というストーリー。

ゲームルールは、8VS8の敵味方に分かれ、ステージ上にある複数の陣地を一定数制圧する事で敵本拠地のコアを露出、直接攻撃し三回破壊した方が勝ち、と言うもの。
敵との攻撃に強いアサルト、陣地制圧に優れたヴァンガード、バリアの設置、味方機の回復等支援に特化したサポートの三種類の装備にエア・リアルは換装出来、戦況を見極め時に撤退し装備を使い分ける必要がある。
陣地を制圧するか、敵プレイヤーの数を減らすか、陣地周辺の防衛装置を破壊し味方の制圧を支援するか、はたまた敵コア前に陣取って味方を信じるか、様々な戦略を巡らせる必要があり、ゲームスピードの速さと相まって非常にスリリング。
機体も頭部、胸部、腕部、ブースター、下半身の格パーツに分かれ、組み合わせ次第で性能は変化する。
そこに武装も1形態に付き最大四種類まで持たせられるので、その組み合わせは膨大な数になるだろう。
そしてこのゲームの最大の特徴は、エア・リアルのコクピットを模した筐体がゲーム中の自機の挙動に合わせて動く事にある。
高速移動、急上昇、被弾。現在状況に合わせてシートが動き、振動するので没入感は他のロボットゲームとは団違い。
シートの挙動はオプションで弱めたりオフにも出来るので、三半規管が弱い人でも安心だ。

Official髭男dism / オフィシャルヒゲダンディズム / ヒゲダン
10

聴いたらわかります。

本当に最近自分がハマっていて毎日聴いているアーティストです。
まずは声とメロディが抜群です。癒される甘い曲もあれば、アニメ主題歌に決まった曲なんかは一変してかっこいいロックな曲だったり、それらのシーンに合わせ曲を書いているヒゲダンは本当に素晴らしいと思います。ライブにも行ったんですが、みんなのファンの質というか、本当にみんなが期待していた通りのライブでファンも素敵な方ばかりでした。一緒に手拍子をしながら歌えるステンバイユーという曲があるのですが、もう圧巻でした。ライブで未だかつてここまで揃った手拍子はみたことありませんでした。
山陰の島根発ということで田舎人らしさもあり素朴な雰囲気なのに、一度ライブになると完成されたエンターテイナーとして輝きを放ちます。本当にお勧めです。ピアノを弾きながらのバンドは中々珍しいと思いますし、月9主題歌がデビュー曲という離れ業もやってのけました。間違いなくこれからのミュージック史を彩って行くと思います。
お勧めの曲は100万枚のフィルム、日曜日のラブレター、恋の前ならえ、この3曲と月9主題歌でありデビュー曲のノーダウト。これらを聴いてハマらない人はいないんじゃないかと自信を持っていえます。

ポケモンバトルレボリューション
8

ポケモンダイヤモンド・パールと連動してプレイしました。

このゲームは、2006年12月に発売された、Wii専用ソフトです。当時は、DSソフト「ポケットモンスターダイヤモンド・パール」が流行していた時期でした。なんとこのソフトは、ダイヤモンド・パールと連動できるゲームでした。なので、DSでゲットしたポケモンをWiiに転送できます。画面も高画質なので、より臨場感あふれるポケモンバトルができます。ちなみに、ダイヤモンド・パール以外でも後に発売された「プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー」にも対応しています。

戦いの舞台は、「ポケトピア」で、各コロシアムでポケモンバトルをすることになります。コロシアムの種類は、「ゲートコロシアム」や「ストリートコロシアム」など様々で、最後まで進めるとそのコロシアムのジムリーダー的な存在のコロシアムリーダーとバトルすることになります。コロシアムによって対戦ルールが変わるので、連動させたDSのポケモンが使用できない場合もあります。その他、当時の最先端・ニンテンドーワイファイコネクションを使用することによって、様々なプレイヤーと対戦もできます。今でも、ダイヤモンド・パールなどをお持ちの方はこう言った歴代のポケモンのゲームも体験してみるのもオススメです。

化物語 / Bakemonogatari
9

おしゃれで面白い、秀逸アニメ

化物語シリーズはすべて面白いが、この化物語は、シリーズ最初のお話で、今後のシリーズにも欠かせない主要登場人物が登場するので、必ず見てほしいし、一番面白いのではないかと思う。
お話は、主人公のアララギくんが、学生生活で女の子たちに出会い、その女の子たちを怪異から救う話。ちなみに怪異は、何かしらの原因を持つ人間にとりつくので、その原因と、どのようにアララギくんがそれを解決していくのかが見ものです。
ちなみに、登場人物で出てくる男性はアドバイザー的な存在の忍野を除けば、アララギくんだけ。アララギくんと女の子たちのいちゃいちゃ物語です。
とにかくアララギくんがモテる。けど、それに値するやさしさ。「勝手に助かるだけ」なんてかっこよすぎる。
アララギくんに限らず、登場人物が全員魅力的。
見た目、キャラ設定ともに全員が個性的なので、すぐに名前と顔が覚えられます。
最初の1,2話はよく話が入ってこず、しばらく見ないで放置していたが、ぜひそこを乗り越えて観進めてほしい。
あとは作画がなんとも女性たちをエロティックで、美しく描画している。声優も一流で、アニメとして本当にレベルが高い。
何度も繰り返しみて、セリフを覚えてしまうくらいお気に入りのアニメ。

機動戦士ガンダム / Mobile Suit Gundam / 初代ガンダム / ファーストガンダム / First Gundam / Gundam 0079
9

タイトルなし

最初の放映から早40年を迎えるご存知リアルロボットアニメの元祖。それまでの単純な勧善懲悪ものではない重厚なストーリー。作品に登場するロボット:MS(モビルスーツ)は多くの少年たちの心を鷲掴みにし、ガンプラブームを引き起こし、現在では実物大のガンダムがお台場に製作されるなど、今なお続く人気の高さをうかがわせる。
最初は素人のアムロがライバルである”赤い彗星”シャアとの戦いに苦戦をしながらも、ランバ・ラル、黒い三連星など強敵との激戦を経て一人前の兵士に成長していく。物語も終盤はニュータイプとして能力覚醒から逆に敵に同情したくなるほどの無双状態が印象的。TVの最終回はニュータイプの力で仲間たちを爆発する敵要塞から脱出へと導く感動的なラストシーンで終了した。
人気の高さからこの後に「Zガンダム」を皮切りに様々な続編やアナザーワールドの作品が数多く製作された。それは映像作品にとどまらず小説、マンガ、ゲーム以外にコラボによる日用品や乗用車までと関連商品は枚挙に暇がない。オススメは主人公のアムロを差し置いてライバルのシャア・アズナブル。赤い色にツノ、素顔を隠したマスク、日常会話にも使えそうな「通常の3倍」など、やはり彼なしではガンダムワールドは語れない。

カウボーイビバップ / Cowboy Bebop
9

男性には見てほしい!

古いアニメなので、見るのを後回しにしていたのですが、見たらとても面白い作品でした。声優陣もとても豪華で、挿入歌もたまらなくカッコいいです。
宇宙を旅する賞金稼ぎの話なのですが、出てくるキャラクターの個性が良く、特に主人公のスパイクの漢らしさがたまらないです。とても頭が良く、宇宙船の操縦、銃の腕、格闘、ギャンブルに至るまで一流で、男性なら憧れるキャラクターになっています。
また、世界観が未来的なのかと思いきや、意外と渋く、古い宇宙船や、アナログな部分を好んで出してくる部分もかなり魅力を感じました。
主人公には宿敵と、愛した女性との再会をしたいという設定も、ストーリーの奥深さを出す設定としてもいい具合にマッチングしています。
挿入歌に関してはブルージーな楽曲を始め、そのままサントラで聴きたいレベルの曲ばかりで、作品中の雰囲気等を醸し出していて、とてもマッチングしています。
最終話のその後がとても気になるような終わり方なので、あとを引き、アニメ以外にも色々と調べたくなりました。最近だとスロット台にもなりましたので、色々な方が見ている作品で、かなり人気の高いものとなっています。ふわっと見るのも良し。内容をよく知りながら見るのも良し!何度でも楽しめる作品だと思います。

ツレがうつになりまして。
9

堺雅人と宮崎あおい

二人のほのぼのとした生活が見ていてとてもうらやましかったです。
仕事のストレスで夫がうつ病になってしまうのですが、うつ病の辛さや大変さ、周りが助けてあげなくてはいけなかったり、そこはほっとかなくてはいけなかったりと大変さが伝わりました。
うつ病はただ気分が落ち込んで何もやる気がでなくなってしまうだけではなく、精神的に思っている以上にくるものなんだなと思いました。途中で奥さんがイライラしているときにかけてしまった言葉をきいて、自殺をしようとしてしまうなんて想像もつきませんでした。目が離せないし、もっと敏感になってあげなくてはいけないんだと思いました。
この映画を通じてストレスをなるべく感じないように日々発散方法を考えて行動したいなと思いました。そして、演じていた堺雅人さんのうつ病の演技はとても見事でした。本当にかかっているみたいで、さすがベテラン俳優さんだと思いました。宮崎あおいさんも一つ一つのしぐさがとても愛らしくてこういう奥さんがいたらなと思いました。
この映画はみていてほのぼのするところもあり、周りの人がこうやって助けてくれるんだ、とか、ストレスはこうやって感じてしまうんだなど、うつ病の辛さや大変さもわかる映画なので是非見てほしいなと思いました。

ONE OK ROCK / ワンオク / ワンオクロック
10

ROCK BAND 日本代表!!『ONE OK ROCK』

『俺たちはROCK BANDだから』Vocal.Takaがよく口にする言葉だ。Takaといえば演歌歌手の森進一・森昌子を両親に持つサラブレッドとして有名だが、歌手として最高峰のそのDNAは見事にROCKとマッチングした。
そんな圧倒的な歌唱力を持つVocal.Takaと、クールな中に熱さを響かせるGuitar.Toru、オリジナリティー溢れるパフォーマンスが最高のBass.Ryota、繊細且つパワフルにそして何より正確に時を刻むDrum.Tomo、この4人からなるのが今、世間、いや、世界を騒がせているワンオクこと『ONE OK ROCK』だ。
彼らのサウンドを一言で言えば『アツい』に限る。その支持層もかなり幅広い。
10代や20代には自分を信じて突き進め!と導き、30代や40代には今からでも遅くは無い!と投げ掛ける。50代以上にはやり残したことは無いか?と更に問い掛ける。
アツいサウンドに乗ったアツい歌詞を聞いていると、頭で考えるより先に魂が反応して『自分の人生に悔いはないか?』と誰もが問いかけずにはいられなくなるだろう。
彼らもきっと自分自身にそれを問いかけ、悔いのないように走り続け努力した結果、今の自分たちを手に入れたのだろう。『過去の自分が今 僕の土台となる』ONE OK ROCKの名曲『キミシダイ列車』の歌詞にもあるように。
そして彼らは今の自分たちに満足することなく、この秋、新たな試みをする。オーケストラを従えて行う4日間だけの特別なライブだ。
その全貌はまだ明らかになってはいないが、きっとまた私たちの想像を超えるアツいライブになることは間違いないだろう。
今や世界から注目を浴び、日本を代表するROCK BANDとなった『ONE OK ROCK』がグラミー賞を受賞する日も夢ではない。
彼らはその未来のためとなる土台を、今また4人で1つになって創り上げて行くのだろう。
そんな『ONE OK ROCK』のアツいサウンドに今後も期待は高まるばかりだ。

Rainbow Six Siege / レインボーシックス シージ / R6S / Tom Clancy's Rainbow Six Siege
8

一味違ったFPS

まずはざっくりとですがレインボーシックスシージとはどういうゲームか説明します。
攻撃(ATK)と防衛(DF)に別れ、最大5対5でプレイをするゲームです。
攻撃側は防衛が守っているエリア(マルチプレイ開始前にランダムで人質回収、爆弾解除の場合もあります)の確保をする。防衛側は攻撃側の逆で攻めてくる攻撃側のプレイヤーからエリア(または人質、爆弾)を守るといったものです。
攻撃側はエリアの確保または人質の回収、爆弾の解除をすることができれば勝利、防衛側は各目標を攻撃側から守れれば勝利になります。
プレイヤーは攻撃、防衛にそれぞれ各分野に特化したOP(オペレーター)を選択しゲームをプレイします。
例ですが防衛側は壁を爆破されなようにバリケードを張ることが出来るのですが、攻撃側OPにはそのバリケードを爆破することが出来るOPがいたり、
逆に防衛側には攻撃側の侵入を防ぐOPがいて、ドアの淵に爆弾を設置し、そこを攻撃OPが通過した際爆発してダメージを与えるOPが存在します。
これをガジェットといい、使い方によって戦況を有利に進めれることが出来ます。
また他のFPSとは違い一度キルを取られてしまうと復活することが出来ません。
プレイヤーも各5人と少人数でのゲーム進行の為、一人欠けると足を引っ張ってしまうという責任感と緊張感が他のゲームではなかなか味わえない楽しみの一つではないかと思います。

となりの怪物くん / とな怪 / My Little Monster
8

高校生に戻りたくなった

私は原作のマンガが大好きで、全巻持っています。
まさか実写化されるとは思っておらず、そのニュースを聞いたときは、どんなキャストでも絶対観にいこうと思っていました。
愛想がなく勉強に一途な主人公の雫を、元気で明るい土屋たおちゃんが演じると知ったときは正直合わないんじゃないかと思いました。ですが無表情なところや淡々とした言葉づかいなど、雫そのものでした。ハルに押し倒されたり手をひかれて走るシーンは、雫の運動音痴がしっかり表現されていておもしろかったです。
ハル役の菅田くんを見たときは、春は実在したんだ…と思うくらいピッタリでした。ハルが暴力をふるってた不良たちを投げ飛ばす最初のオーバーアクションシーンは、ハルの怪物らしさが表現できてておもしろかったです。雫にお好み焼きを誘うシーンの菅田くんはとてもかわいかったです。
大島さん役の浜辺美波ちゃんは、おとなしいが実は結構かわいくてもてる、という雰囲気が出ててこちらも適役だと思いました。鶏の名古屋がハルの服の中から出てきたり、細かいところまで原作に忠実でした。展開もそんなに速くなかったと想いますが、ヤマケンの片思いや夏目さんの過去など、雫とハル以外のキャラクターもしっかり出してほしかったです。原作が10巻以上あるので、前編と後編に分けてもよかったかなと思います。

コンスタンティン / Constantine
10

タイトルなし

悪魔祓いが出来る主人公のジョン。彼は昔、自殺未遂をした事によりそれがキッカケで霊や悪魔が見えるようになります。そして悪さを働く悪魔たちを地獄に帰し、生きた人間を救うことで、自分の天国行きの切符代稼ぎをしています。
キリスト教では、自殺は殺人と同じ意味合いになるので、自殺未遂をしたジョンの死後はもちろん地獄。しかしジョンは、自分が祓った悪魔たちのいる地獄に行きたくないのです。そんなジョンは、長年の喫煙のせいで末期の肺がんを患っていて、医者から余命宣告を受けていました。

人は変わって、ジョンと同じく幼い頃から霊が見える双子のアンジェラとイザベル。妹のイザベルは本当に霊がみえる話をすることにより、病院に入院させられるが姉のアンジェラは見えないと嘘をついてイザベルを裏切り刑事になります。そんな中、入院していたイザベルが自殺してしまいます。双子もキリスト教なので、自殺はありえないと思ったアンジェラは事件として妹の死の真相を探ります。妹が飛び降りる前の監視カメラからかすかに聞こえた、ジョンコンスタンティンという言葉を頼りにアンジェラとジョンは出会います。中立の立場として悪魔と天使の間に入り話を聞き問題を解決させる者もいたり、ジョンの悪魔祓いを手伝う助手や仲間がいたり登場人物全てがとても引き立っていて魅力的です。

日本では悪魔はあまり馴染みがない存在かもしれませんが、このコンスタンティンを観たら、きっともっと色々な悪魔関連の映画が観たくなるはずです。ジョンの余命は、イザベルの死の真相は、そしてジョンとアンジェラふたりの関係は、ぜひぜひ自分の目で観てみてください。

NARUTO / ナルト
10

芯の強さ、諦めない気持ち、仲間を想う気持ち、愛情を教えてくれたアニメNARUTO!

ナルトは、九尾の狐を封印されて里から煙たがられていました。ナルトは、里のみんなに認められて火影になる、と幼少期のころから決めていました。ナルトは成績も最下位だったけど、最終的に火影になっています。里のみんなの人気者です!
それまでに描かれているのはナルトが強くなる姿、ナルトが仲間を大事にする姿、夢を叶えるため諦めない姿が描かれています。ライバルであり友でもあるサスケとの最後の戦いで、ナルトはサスケに勝ち、和解をしています。私
は、人は何かに向かって努力をしても、やはり弱くなって諦めそうになることがあると思います。だけど、ナルトを見ていると勇気が出ます。諦めず努力すれば、夢は叶う、自分は変えられると思いました。

そしてこの作品にはもう1人のヒロインがいます。ヒナタは幼少期からナルトが好きで、片想いをしていました。ナルトのピンチでは命を捨てる覚悟で助けに向かい、重傷をおいます。ナルトは別の人が好きだったんですが、この2人、最終回で結婚しています。ヒナタの想いはナルトに届いて本当良かったです。ヒナタの一途に人を想う芯の強さに感動しました。夢を諦めず強くなる姿を見ていると自分も強くなりたいと思わせてくれる作品です。本当に感動が詰まった作品です。

ドリフターズ / Drifters
8

タイトルなし

まず、見てみようと思ったきっかけは、abemaTVで流れていた予告を見た事でした。
決して好みのタイプの絵ではなかったのですが、OP曲がすごくカッコよく耳に残るもので、曲がいいアニメは当たりが多いという自分の中の定説があり、見て見ることにしました(ちなみにED曲もカッコいいです!!)。
始めから、バッタバッタと人を斬っていて、いきなり主人公死んじゃうの?と思ったら異世界転生キターて感じでした。
おおまかな話としては、漂流者と言われる人(主人公の仲間)たちと異世界の住人の人たちが、恨みを持って死んでしまい、異世界に飛ばされた廃棄物と呼ばれる人たちと、生き残りをかけた戦いをするものです。
出てくる重要登場人物達が、歴史上の実在した人たちなので、知っている人が出てくるとおぉーと思ったり、この人は誰なんだろうと推理したり、知らない人だと、どんなことをした人なのか調べたりするので、勉強になる部分もあります。
R15指定なので、残虐な場面が多いのですが、ところどころに笑える要素があるので、見やすいと思います。
主人公が方言を話すのですが、見る人によっては聞き取りづらいかもしれません。
私は何を話しているのかきちんと知りたくなり、逆に食い入るように見入ってしまい、その後も何回も見直すほどです。
男性受けする作品かと思いますが、食わず嫌いをせずに一度是非見てもらいたいです!!

よつばと! / Yotsuba&!
10

こんな家庭はいいなぁと思える

今この世にある漫画の中で1番おススメといっても過言ではないのが「よつばと!」です。
内容は一言でいうなら「日常」です。主人公のよつばちゃんが毎日どんな風に過ごしているのか、ただそれだけの漫画なのに奥が深いのです。
よつばはとーちゃんと暮らしています。よつばにはかーちゃんはいません。とーちゃんと2人で暮らしています。しかしそのとーちゃんも本当のとーちゃんではないようなのです。本編で外国で拾ったと記述してますが、まだ詳しい内容は今まで一切描かれていません。
よつばちゃんは髪が緑色です。漫画特有のカラフルな感じなのかと思ったら外国人だからだそうです。
よつばちゃんにとってもとても重要なところはまだ一切描かれてなので今後が楽しみでもあります。
また話の展開でよつばがいたずらしたところなどは、その巻以降も引き続き描かれているのでとっても細かいです。
かーちゃんはいなくてもとーちゃんととーちゃんの友達のジャンボやヤンダ、隣に住んでる3姉妹とその友達がいればよつばはきっと幸せなのですね。本当の子供じゃないのに、拾ってきた子どもなのに、とーちゃんは1人だけどしっかりと育児しています。ハチャメチャなこともするけどとーちゃんはキチンとダメなときは叱り、時にやさしく接します。
父子家庭漫画としてではなく、よつばの周りの温かさに触れてほしい漫画です。

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者
7

異世界バトル物とは違うジャンル!!

アニメ版を視聴しました。異世界バトル物とは違い、異世界に行って日本の良さや社会の考え方を見直すと言うようなお仕事系のジャンルです。
ジャンルとしては、異世界ハーレムものですね。

・大まかなストーリー
1.ひきニートな主人公が働くことを決意!!(小説版、漫画等とは多少内容が異なります)
2.PCでの簡単な試験に合格し、会社面接
3.コーヒーに薬が仕込んであり、異世界へ移送
4.主人公が訳も分からず異世界での日本のPRをすることに!!
5.日本と異世界をつなぐ仕事をしていく!
と、アニメではここまでの内容となっています。

良かった点
・ストーリーがスムーズに進む
・主人公と自衛隊の立場のギャップが面白い
・ハーレムものとしては当たり前かもしれないが様々な女の子が登場する
・ところどころでパロディーネタが入っている

悪かった点
・ストーリーは進みがちょうどいいが、日常シーンが多くマンネリ化しやすい
・絵に少々好みがあり、賛否両論別れるところ
・亜人種が少なく、異世界感が少し少ない

国家間の壁の問題や格差の違い、カースト制度等の違いに着目していてなかなか引き込まれるところがあります。
シリアスな展開やサービスなど様々あるのでぜひ見てください!!

東京事変 / Tokyo Jihen / Tokyo Incidents
10

東京事変の素晴らしさとアルバム名について

東京事変は、もう解散されていますが、伸び伸びとした癖のあるボーカルの椎名林檎が率いる5人組バンドです。メンバーは一期と二期で分かれ、一期のメンバーの曲は、激しくテクニックが山盛りです。一方、二期は静かめな曲も多く、より東京事変らしさが出ている亀田誠治が爪弾く素敵なベースラインと、キャッチーな旋律が未だ多くのファンを作っています。
椎名林檎ソロの名義の曲をライブで疲労したり、ギターの浮雲(長岡亮介)のバンド・ペトロールズの曲を披露することも度々あります。
最後のライブで最後の疲労した曲「透明人間」のフレーズ「またあなたに会えるのを楽しみに待ってさようなら」では涙腺が崩壊します。そのあとの林檎嬢の「感無量です」の一言でライブ会場の観客全員が一体となって感動の渦が巻き起こります。
アルバムの名前は、「スポーツ」「娯楽」「大人(アダルト)」「深夜枠」など、テレビの放送ジャンルに乗っ取ってアルバムの名前をつけています。またアルバムの内容も、「スポーツ」の場合は、少しスポーティな曲、走り出したくなる曲が収録されていたり、メンバー5人のこだわりが見えます。特におすすめな曲は『透明人間』『能動的三分間』です

アンブレイカブル / Unbreakable
8

コンプレックスを背負った人ならおもしろい

生まれつきの障害で、骨が非常に折れやすくすぐに壊れるため、子供の頃からミスターガラスというあだ名で呼ばれる主人公が自分の生きる意味を求め、アンブレイカブル、絶対に壊れない人間を探すというストーリーです。
ミスターガラスは幼少期、怪我を恐れ外に出ません。そんな時、母親がプレゼントがあるといいそのプレゼントが公園のベンチに置かれています。そのプレゼント欲しさに公園まで行けたミスターガラス。そのプレゼントはアメリカンコミック。そのコミックに惹かれ、昔から人間は絵や文章で伝説を伝えた、つまりコミックのような存在がいるはずだと、ひたすら超人を探し続ける人生をミスターガラスは選びます。
それはただただ、身体が弱すぎる自分という存在にも意味があるはずだという感覚。障害への嘆きがあります。そしてミスターガラスはアンブレイカブルを見つけます。きちんと見つかるのです。
実際の人間社会でも、自分の生きている意味がわからない人はいると思います。その中で、この映画はきちんと弱者であるミスターガラスが生きる意味を見いだせて終わります。
ラストはどの視点から観るかで評価が変わると思うのですが、ミスターガラス目線でこの映画を観た場合、こんなにも素晴らしい映画はありません。しかし、その結果を得るためにミスターガラスは犯罪を犯します。許しがたいことを犯します。なので、他の視点から観たらクソみたいな映画です。それをどう解釈するか、皆さんにもぜひ観ていただきたいです。