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kokoko12のレビュー・評価・感想

King Gnu / キングヌー
9

ぜひ聞いてほしいKing Gnuの曲

『King Gnu』は常田大希、井口理、勢喜遊、新井和輝の4人からなるミクスチャーバンド。
代表曲に「白日」や「teenager forever」がある。楽曲「白日」では井口理の高音ボーカルが話題となった。
その後も「三文小説」という楽曲にて、井口理の高音ボーカルが披露され、ファンの間で話題になった。
「白日」、「三文小説」共に、常田大希もボーカルとして参加しており、常田の低音と井口の高音が合わさることで楽曲の良さが増すと思う。
『King Gnu』の楽曲からは音楽基礎をしっかりと持ち合わせながらその上で新しい分野に挑戦していくという姿勢が感じ取られる。
事実、常田大希は中退しているものの東京藝術大学音楽科に入っており、音楽の基礎を学んでいる。
井口理も同じく東京藝術大学に入っており、ボーカルの声がここまで整っているのはこのおかげもあるだろう。
また、『King Gnu』のアルバムは統一性が非常に高いと思う。
2019年に発売された「Sympa」では全体を通して宇宙をテーマに。
2020年発売の「CEREMONY」ではアルバムの初めと終わりに開会式と閉会式という楽曲が入っており、発表会をみているような気持ちになれる。
アルバムを全曲通して聴くのと、それぞれで聴くのとはまた別の良さが味わえるだろう。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
9

ゾンビ映画の中でも好き

怖かったです。やはり、閉鎖された状態で襲われれるってコンセプトがよかったと思います。逃げ場のない感じが怖さを倍増させました。私はゾンビ映画ってあまり見ないのですが、この映画はゾンビ映画の中でもすごくいい出来なんじゃないかなと思いました。怖いし、コメディ要素もあるし、電車で人が倒れて介抱に走る人がいるのに、倒れた人が生き返って襲ってくるなんて、なんだよ、優しい人のほうが犠牲になるじゃんって思いました。また、知り合いがゾンビにという王道展開もあったし、切なくてよかったです。父親が娘だけでも助けたい(娘と自分だけってところがちょっとだけど)ってのは親として当然な気もするし、そんな父親にみんなのことはどうするのと軽蔑する娘の純粋さもわかりみでした。娘のみんなを助けたいという考えも、こんな状態ではよくないですし、父親の考えも周りからするとひどいです。そういう親子のぶつかり合い、その後の和解みたいなのも描かれていて、ただのパニック映画ではありませんでした。韓国映画は親子愛の話が多い気がしますが、これも例にもれずそれが楽しめます。親の愛に泣けてきます。マ・ドンソクさんも出ていたし、すごく面白かったです。

悪夢のエレベーター
8

コメディかと思いきや…

エレベーターに閉じ込められた経緯がわからないし、なんか不穏な雰囲気があったけど、まさかそういうこととは!全然気が付かなかったです。ちょっとやりすぎというか、そんなことあるか?って話だったけど、いろいろ話が展開していっておもしろかったです。
また、キャストたちもみんな個性的で、よかったです。安井役の内野聖陽さんはチンピラに見えなくもなく、でも気弱そうにも見えなくもなく、まさにこの役にぴったりです。斎藤さんが主役かなと思っていたら、内野さんが主役だったんですね。私は彼が好きなのでうれしかったです。なんか恰好は似合ってない気もしたけど、それにも意味があったから問題なしです。モト冬樹さんもおもしろいし、斎藤工はセクシーだし、キャストの演技を見るだけでも満足できる作品でした。
大体4人しか出てこないし、会話が中心になっちゃうとおもしろいのかなと思っていたけど、みんなの話す秘密がそれぞれ濃い話で、聞いてるだけでもおもしろいです斎藤工がちょっと前のことを思い出して、あれ、この女いたっけ?ってなるところから急に怖くなっていったって感じです。そこからは怒涛の展開で、すごいなって感じでした。コメディ化と思いきや、ホラーだったのかと思ったし、ホラーとコメディは紙一重なんだなと改めて感じました。