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ie_kazeのレビュー・評価・感想 (2/2)

名探偵コナン ゼロの執行人 / Detective Conan: Zero The Enforcer
9

安室透が登場する作品として楽しみにしていましたが、予想を上回りました。

今回の映画は警視庁公安部を舞台とした作品になっていました。
正直安室透が登場するのに、黒の組織ではなく警視庁が舞台になっていて勿体なくないか?と思っていましたが予想を遥かに上回りとてもいい作品でした。

初めの方でコナンは安室透に不信感を抱いていました。
映画が進むにつれタイトルの意味が分かり、ゼロの正体や協力者(執行人)などの複雑な関係性もありとても面白かったです。
また、今回少年探偵団の活躍もありながら事件を解決していったのでとても面白く、強い協力関係がありとても面白かったです。
最後には安室透とコナンが協力関係になり、安室透が車を運転しながらコナンは作戦を練るというところが凄く先を急いでしまう展開で面白かったです。そして。「愛の力」で蘭を救うところは凄く鳥肌が立って感動的でした。
安室透作品としてはとても良く、凄く好きなキャラクターになりました。
最後の茶番というか少年探偵団とのお馴染みの絡みも面白く、いいと思いました(笑)

最後に、タイトルと作品の関係が今回もとてもマッチしていてすごくいいと思いました。
次回の映画は怪盗キッドが出るということですごく楽しみです。
とてもいいと思いました。是非見てください。

Ms.OOJA
9

歌声が綺麗。曲もオススメ。

Ms.OOJAは1982年三重県四日市市出身の女性ソロシンガー。
地元の高校を卒業後、名古屋でインディーズ、クラブシーンで活躍していた。28歳の時に現所属レーベルのユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。
また2012年の「Be…」がドラマの主題歌に採用され、一躍有名になる。
また、カバー曲の歌唱にも積極的でカバーアルバムも何枚か出しており、ドリカムに限定した作品もある。
また、歌手でも極めて稀とされる、f/1ゆらぎの性質の持ち主でもある。

私見では、眠る前に聴くと、すぐに眠れることも多いです。やはり、f/1ゆらぎの影響かもしれません。
また、オトナ女子特有の憂い、切なさを歌った曲も多く、「Be…」もその1曲のひとつです。
私事でかなり辛い出来事があった際、泣きながら聴いていたこともありました(笑)
また個人的にかなりオススメしたい曲は、「ONE WAY~on my own」というナンバーです。
この曲はアルバム「Again」に収録されている曲です。
このナンバーは、いわゆる彼女の泥臭い叫びが聞こえてくるような曲です。

自分は歌しかない。それでも歌い続ける。
私を歌いたいんだ。不器用なくらい真っ直ぐでいい生きて生きて、嫌になるくらい
というような、非常に強い叫びが続くナンバーで、恐らく28まで名古屋でインディーズやクラブシーンを経て、ようやく掴み取ったメジャーデビューのことを歌っているのでしょう。

私自身も仕事を辞めざるを得なかった時、この曲をずっと聞き続けて涙が止まりませんでした。
たった一度の私を生きようと強く思ったナンバーです。
先ほどのf/1ゆらぎではないですが、この曲の彼女はかなり男前な歌い方をしている印象です。
ただ、基本はシルキーヴォイスと言われる曲で女心あるあるを歌っている方なので、夜に聴くのがオススメです。

どぐされ球団
4

ハンデを武器に

二刀流選手としてプロが注目していた主人公の鳴海真介選手は玄界灘高校時代、夏の甲子園準決勝でライバルであった大鵬高校の巻枝投手のシュートボールを右人差し指に食らい、次のスイングで指を失いながらも160メートル級の大ファールをかっ飛ばし野球人生が絶たれたかと思われました。
しかしながらその大ファールを見ていた明王アタックスの根津スカウトは投手はできないが打者ならいけると鳴海選手に提案し、プロ野球界では異例の代打専門の選手として明王アタックスに入団しました。
明王アタックスとはセントラルリーグ第7番目の球団で球界のお荷物チームという設定で、実際の昭和50年代前半のプロ野球界と同時進行で話が進められている見ごたえのある野球マンガです。
鳴海選手の他にも交通事故で片目を失った元バスケット選手、度重なるケガで廃業した元関取、アキレス腱に不安を抱える元陸上の短距離選手など身体的なハンデを抱えながらプロ野球界で活躍するシーンは感動の一言です。
その中でも元大リーガーのリップ・スーウェルという投手が紹介されていました。同投手はシーズンオフに猟銃で誤って撃たれ、一命はとりとめたものの投手として大事な左足親指を失いそれで超スローボールを編み出しました。
現在私も草野球をやっておりまして、私自身には特に身体的ハンデはありませんが、この超スローボールを参考にさせてもらっています。

ガンダムビルドダイバーズ / Gundam Build Divers
7

ガンプラ作れないけど潜ってみたい

自作のガンプラで対戦するアニメ。
前の2作品は実際のガンプラを操作して戦うのに対し、今作品ではVR世界に潜り、実際に搭乗するイメージで戦うところが大きく変わった点。
ガンダムとVRMMORPGの良いとこ取り(?)という、よく考えたなあ、と感心して見始めました。
モブキャラはガンダム世界観のコスプレをしている人が多い中、何故か主人公他メインキャラは中性ファンタジーRPG的なコスチュームという不思議。
けも耳キャラまでいるし、獣人キャラも居ましたね。盛り込み過ぎな気もするけど笑ってしまったので見事に釣られています。
主人公機はガンダムOOベースの機体。丁度10周年とかでDVDやイベントなどがあることも関係しているのかな?
作中でトランザムシステムも実装しているようで、序盤はそれを使いこなせるようになれるかどうかといったところでしょうか。
しかし相棒の子の機体ベースがジムとかそういう系の機体になりがちなのは何故でしょう。
同じような主役級の機体を使うのは話しの都合上不都合なんだろうとは思いますが、もし実際に存在するゲームだったとしたら、率先してジムをメインで使う人が居るのだろうかとついつい考えてしまうのですよね。
とガンプラの話しの方は置いといて、ゲームの中の世界には叶うのならば潜ってみたいです。
色々なガンダム世界を実感できそうな空間を是非ともVR(以上の技術)で体験してみたいものです。
色々なガンダム世界、チートやバグなどのゲーム(プログラム)用語を知っていないと何言っているのか理解不能なアニメなのが難点と言えば難点ですが、知っていれば楽しいアニメだと思います。

ダイヤのA / ダイヤのA actII
7

タイトルなし

週刊マガジン掲載中の野球漫画です。
主人公の沢村栄純は青道高校の野球部2年生。1年生の時から同年代の降谷とエース投手を競って成長中。ストーリーは沢村栄純が野球の名門高校に入学、甲子園を目指して成長していく作品です。ライバルの降谷とお互いに少しずつ投手として頑張る姿が良いです。
投手としては2番手扱いだった沢村が、このact2ではセンバツ甲子園に出場デビューから始まり、現在はレギュラー争いの為に各々が組まれた試合の中で自分をアピールし各学校の野球部と練習試合を行っています。沢村は明るくて前向きなところがチームメイトから支持されていると思う。現在はライバルの降谷が不調の中で沢村は自分の持ち味を出して好調をアピール新一年生徒のやり取りや先輩との関係など面白い。甲子園を目指して一人一人が考えて悩んで支え合い成長する姿に感動。降谷と沢村のエース争いがどうなるのか…気になる。他のポジションのレギュラー争いも見どころだと思う。投手同様に捕手も1年生2人の1軍争いも気になるところで今とっても熱い野球漫画だと思う。今後の展開が凄く興味深く楽しみです。沢山いる野球部なので部内での葛藤やレギュラー争い強豪校との勝負などワクワクしながら読んでいます。

牧場物語 つながる新天地
9

初心者・上級者関係なく満足できる

エンディングまでの余裕があり、周回プレイにも適したおまけ機能もあり、最後までじっくりプレイできるので、10点中9点です。
一度目標達成エンディングを迎え、ストーリーの最初からプレイすると特典が付き、スタートが少し楽になって周回プレイができます。嫁・婿候補の登場数は合計12人で、全員を攻略するとしたら12週楽しむ事ができます。
過去作ファンには嬉しいコスチュームやキャラクターも登場するので、『つながる新天地』でシリーズ初見の方も過去作品をプレイした事がある方も気軽に楽しめます。
例えば、『ふたごの村』をプレイされていた方には、ゲストとして嫁候補にこのはな村のリコリス、婿候補にブルーベル村のカミルが登場する事に親近感があり、『はじまりの大地』をプレイされていた方には婿候補アレンとシュミット、嫁候補ミシェルのコスチュームが仕立てられる事に懐かしさを覚えられます。
また、『3つの里の大切な友だち』の過去作としてプレイを検討中の方にとっては、「イケメンコック」と「サファリレンジャー」のコスチュームが元々誰のものなのか気になる方も多いと思いますが、これらのコスチュームを着た嫁・婿候補が登場するので、コスチュームを使用している本人をそのまま攻略する事ができるのでおススメしたいです。
インターネットに接続して追加データを受け取ると最初に難易度を選択できるようになるので、農業ゲーム初心者でも上級者でも楽しんでプレイできるようになり、初心者・上級者関係なく満足できるゲームです。

灼熱カバディ / Burning Kabaddi
10

まさかこんなに熱くさせるスポーツ漫画だったとは!

最初は「は?カバディ?」と、完全に馬鹿にしたスタンスで読み始めました。名前しか知らない超マイナースポーツだし、どうせネタ漫画なんだろうと。
しかし……びっくり。これは……熱い!!!
主人公は中学生の時にサッカーで活躍した有名選手。しかし高校では部員とのいざこざからスポーツ自体に嫌気がさし、ネットの世界に逃げ込む毎日。そんな時、とある1人の少年に挑まれた挑戦から彼はそのスポーツに生まれて始めて遭遇する事に。それがカバディ。
単なるマイナースポーツと最初は馬鹿にしていた主人公ですが、その奥深さ、自信があったはずの自分の身体能力でなお届かない壁、そしてサッカーの時に気づけなかったチームプレーの熱さに触れながら、徐々に徐々にカバディにのめり込む事に。
まず、展開が上手いですよね。主人公がカバディに遭遇するまでの流れに説得力があります。そして、たぶんほとんどの読者が主人公と同じようにカバディというスポーツを知らないはずだから、進行としてとても自然。主人公と一緒にカバディというスポーツがどんなものなのかを学ぶ事ができます。
そしてマイナースポーツ界の事情や、生々しい「他競技からの転向話」などが織り込まれ、話としても非常にリアリティがあります。何より主人公の強さがリアル。スポーツ経験者だから、やっぱり才能はあるけどそれだけですぐ通用する甘い世界じゃないという事。挫折、悔しさ、友情。とにかく熱い!
ヒロインとかサービスシーンとか全くでないのに、こんなに面白い漫画とかなかなか無いと思います。
スポーツを経験した人もスポーツに縁のなかった人もぜひ読んでもらいたい作品ですね。

生きてこそ
10

人の可能性を信じるという意味

1970年代、南米で起きた小型飛行機墜落事故の実話です。
医学生、ラグビー部を乗せた小型飛行機は遠征でチリを目指していましたが、飛行機は冬のアンデス山脈に墜落。墜落から生き残った学生たちの遭難とサバイバルを描いた作品。
わずかのチョコレートとワインで捜索隊を待つが、1週間後、ラジオから捜索隊打ち切りの知らせが流れる。雪崩や飢えでなくなっていく友人の数は増えていく。
80日を超えるサバイバルの物語の中で、神、友情、人の可能性が生む奇跡など、メッセージの高い作品になっている。
生き残るためには、たんぱく質が必要だと医学生たちは知っていた、やがてなくなった友人…人肉を口にするときがやってくる。信仰(神)を恐れて食べないものもいた。やがて春が近づいてきたころ、生き残ったもの数は減り、”このままでは動物になってしまう”。登場人物の一人がアンデスの山を越えて自ら助かる道しか残されていないことを主張、有志を募り、墜落現場を発つ。永遠に続くアンデスの山々、太陽に近い気高い山の中で、夕日を指さし”あれは神、僕たちをここまで生かされた奇跡”ーそう、もうすぐ沈む太陽の方向はまさしく、西を指す、その方向には緑の谷、小川、そして春が待っている。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 / あの花 / Anohana: The Flower We Saw That Day
10

感動できるアニメ

こちらの作品を見始めたきっかけは、キャラデザインが気に入ったのと、絵柄がかわいいことと、風景がとてもきれいな事です。元のマンガを読んでいましたので、アニメ化に対してとても期待していました。声優さんのチョイスも良く、マンガの世界観を壊さずにアニメ化されていて、とてもクオリティの高いアニメだったと思います。
話の内容は簡単で、すぐに理解できるような内容です。正直ここからこうなるんだろうなと話の予想がつくくらいです。ですが、話がどう進むかが分かっているのに、涙なしには見られなかったです。
ヒロインのめんまと主人公のじんたん。茅野さん(めんま役)と入野自由くん(じんたん)の素晴らしいキャラの演じ方で確実に夢中になってしまいました。
最終回への盛り上がり方は半端じゃなくて最終回は肩を震わせるほど泣きました。今まで見てきたアニメの中で一番良かったと胸を張って言える作品です。
小さいころの出来事に囚われて人間関係がごちゃついていたのが、どんどん和解していって、みんながめんまのことが大好きなのが伝わってきて、見てるだけでほっこりするし、何より感動でした。
とりあえずひたすらにめんまがかわいいです。キャラを見て惚れた方は必ず見る作品だと思います。

それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島
7

バイキンマンの映画と言ってもいい

初めて観たアンパンマンの映画でしたが、子供よりも親の私のほうが夢中になって観ていました。
アンパンマンの話って、いつも家の周りでバイキンマンが悪さをして、それをアンパンマン達がアンパーンチ!でやっつける流れでしたが、この映画の内容はそれとは違っていました。
登場状人物のお姫様は、可愛くてわがままで、ドキンちゃんのポジションが取られた?!と思うような個性的キャラ。
と思っていたら中盤でドキンちゃんがそのお姫様のフリをするシーンがあって、この流れのために設定されていたのか…と納得してしまいました。

そして、後半に一番の見せ所が来るのですが、もまさかまさかのバイキンマン!
バナナ島を滅亡に導いた悪者からの攻撃を、見限ったはずのお姫様の身代わりに受けてしまい
カチンコチンに凍結してしまうのです。
お姫様と語り合うシーンでも、いつものバイキンマンなら絶対に吐かないようなセリフを吐いたり。男前すぎる行動に一瞬どころかしばらく心を奪われていました。

見せ場がバイキンマンばかりになっていますが、バナナマンの声優ぶりも見どころだと思います。最後はちゃんとハッピーエンドでバナナが食べたくなる映画でした。

シュタインズ・ゲート ゼロ / STEINS;GATE 0 / シュタゲゼロ
10

タイムトラベル作品での成功例

この作品はゲームが原作でアニメにもなっています。
セリフ等の時代設定は2010年あたりになってるのに、物語の舞台となっている秋葉原やスマホなど2018年にしか見えず「ん?」と思うかもしれません。
前作「シュタインズゲート」はテレビで何度も再放送されていますし、その人気が伺えます。

主人公は偶然にもタイムマシンに似たものを作ってしまい、それによって過去に起きた物事が歪められ、その結果大切な人を失ってしまうという不幸に見舞われます。
どうにかしてそれを元に戻そうと、タイムマシンによってもたらされた過去改変を修正しようと悪戦苦闘します。そして主人公は苦悩の決断を何度も迫られ、本来起きるはずの無かった幸福を次々と無かった事にしていき、大切な人を守る事ができました。
しかしそれと同時に気付いたのです。その大切な人を救うために奔走していた中で知り合った人物、その人の事も大切になってしまっていた事に。
1人を助けるという事はもう1人を見捨てる事。主人公は苦悩します、両方は助けられないのか…と。

タイムマシンという存在を扱っている以上、やり直しが出来ます。しかし主人公は何度も何度も何度も何度も大切な人が不幸に見舞われるのを目の当たりにし疲弊しています。もしかしたら2人とも助けられたかもしれない、けどもう主人公は立ち向かえませんでした。
そうして主人公が運命に抗う事を諦めた世界でのお話です。

原作ゲームでは2人とも助かるエンディングがきちんとありますが、このゼロはそういったいくつもあるエンディングの可能性の一つです。
お勧めです。

いぬやしき / Inuyashiki
7

ちょっと悲しい、そして怖い

名前だけは聞いたことがあったのですが、内容は良く知りませんでした。ネットで読んだのですが、最初は結構辛いな~と感じました。
4人家族の戌屋敷家。父親はまだ50代なのに、見た目は70代くらいに感じます。それだけ苦労しているということなんでしょうね…。
奥さんはパートで働いていて、高校生の娘と中学生の息子がいるようです。ある日、戌屋敷家は引っ越しを決意。念願の一戸建てです。しかし、隣に大きな家が建ち、日中は全然日が当たらないという物件でした。それでも念願のマイホームということで、父親は満足しています。ただ、やっぱり他の家族はテンションが下がってます。

とにかくお父さんが可哀そうすぎて、読むのがちょっと辛いなと感じました。一人で牛丼食べたり、柴犬のはな子をペットとして飼っても、家族はうるさいとかしつけができていないと文句ばかり。こういう家って普通なのでしょうか。お父さんの肩身狭すぎです!そんなある日、お父さんにガンが発覚!誰も悲しんでくれないのかなと思ったら、泣けてきます。公園で犬のはな子と二人でいたら、上から何かが落ちてきます。それは宇宙船で、この事故がきっかけで、お父さんの体はアンドロイドになってしまうのでした。人間の体が割れてメカニックな部分が出て来たりと怖いです。
気持ち悪い部分もあるのですが、それまで勇気が出ず言い返したり、人を助けるということもできなかったお父さんが変わっていきます。
今後の展開も気になりますし、もう一人アンドロイド化された青年がいるので、その人も今後どうなっていくのかが気になります。