ie_kaze@ie_kaze

ie_kaze
ie_kaze
@ie_kaze
28 Articles
36 Reviews
0 Contributions
0 Likes
ie_kaze

ie_kazeのレビュー・評価・感想

ACCA13区監察課 / ACCA: 13-Territory Inspection Dept.
10

絵も音楽もストーリーもすべてがオシャレ!一味違ったアニメを観たい方に。話数が少ないので一気見できます

「ACCA13区監察課」は、次は何を観ようかなとサブスクリプションでいろいろ調べるなかで、オシャレな絵柄と色使いが目に留まって見始めました。
当時は長めの作品を見終えたばかりで、今はあまり長いものは手を付けられないなと思っていたのですが、本作品はシーズンで12話なので一気に見てしまえて手が付けやすかったのもポイントでした。
主人公は「もらいタバコのジーン」の異名をもち、タイトルの通り国内の13区を監察する仕事をしているのですが、監察で順番に区を回るなかで不穏な噂を耳にし、徐々に国の存亡に関わるその波に巻き込まれていきます。
ここまでの内容だとシリアスな内容に傾くのですが、ストーリーの本筋を進めつつも、一方で可愛いお菓子や食べもの、綺麗な街並み、キャラクター同士の会話での探り合い、ピアノやサックスが聞こえるジャズ風のサウンドトラックなども楽しめる要素です。
下野紘さんが演じるジーンと、津田健次郎さん演じるジーンの親友・ニーノが重ねる会話や時間、ジーンと妹のロッタの温かい家族愛、幼い頃から一緒だったその3人の関係性もほっこりとした気持ちにさせてくれます。
目で耳で癒されつつ、一味違ったアニメを楽しみたい方には自信をもってお勧めできる作品です!

幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆
9

みんな魅力的だった。

ボタンちゃんの仕事仲間がヒロインの作品です。
ボタンちゃんは水菓子案内人なんだからその仲間とかがいてもおかしくないけど、そういやあんまり見たことなかったなと思いました。
お話は冥界の王が力の復活を望んでいて、ボタンちゃんが命をかけてそいつから球を守っていて、すごく健気でした。
あんなの見せられたら幽助じゃなくても、敵に腹が立ちます。
戦い部分も、全員に見せ場があり、よくできた映画だと思いました。
私は蔵馬が好きだったのですが、蔵馬は妖狐時代の仲間と戦わなきゃいけなくて、本当は仲間のふりをしているだけなのですが、トラウマが爆発という感じで、実力も出せずにハラハラしました。
このオリジナルキャラ黒鵺もなかなかいいキャラをしていて、オリジナルキャラでありながら結構人気のキャラだと思います。
ラスボスは幽助だけでは無理で、ルフィの助けてもらわないと生きていけない自信があるじゃないけど、みんなで戦っていて、幽助らの絆がどれだけ強いかがわかる展開でした。
ちょっとくさい話ではありますが、やっぱり感動的でした。長くもないストーリーの中で主要4人の魅力を平等に描いていて、すごくよく出来た作品だったと思います。
女の子たちも少しだけだけど、ちゃんと出ていたし、よかったです。

長渕剛
10

絶対に聞いてほしい名曲

長渕剛というと、「乾杯」と「とんぼ」を真っ先に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
しかし実際は、もっともっとたくさんの名曲があります。
彼の曲には、彼自身の経験から書いた曲や世界情勢をテーマにした曲など様々なタイプの曲がありますが、その中でも私は聴き手を元気にするメッセージソングが好きです。
とくに私のおすすめは、「STAY DREAM」、「HOLD YOUR LAST CHANCE」、「myself」、「明日へ向かって」です。
これらの曲は、自分が挫折したときや落ち込んだときに聞くと本当に勇気づけられます。
私自身も彼の曲に何度も救われましたし、今でもよく聞きます。
彼の曲をもちろんCDやDVDを借りて聞くのもいいのですが、興味のある方には是非彼のライブに行ってもらいたいです。
やはり彼の曲をライブで体験すると本当の長渕剛がどんな人物なのかわかると思います。
そして、びっくりするくらい会場全体が盛り上がります。誰もが大声で歌い、誰もが拳を突き上げて、最後には誰もが完全燃焼し、誰もがまたライブに行きたいと思うはずです。
もちろん、人によっては好き嫌いがありますので、まずは私がおすすめした曲をぜひ聞いてみてください。

Oasis / オアシス
10

1990年代アーティストの頂点

イギリスの有名ロックバンドのOasis。日本では某ビールのCMや大人気コミックの実写化でのテーマソングが有名で、普段洋楽を聴かないという人でも彼らの曲を聴いたら1曲か2曲は知っていると答える人が多いのではないかと思います。
それだけ言語の壁を越えて、年代の壁を越えて愛される稀有なロックバンドのOasisですが、メンバー仲がとてつもなく悪いことでも有名です。とくにボーカルを担当するリアムギャラガーとその兄でありリードギターを担当しているノエルギャラガーが実際の兄弟でありながらも定期的に大きな喧嘩をしています。その兄弟喧嘩はどちらかがバンドを抜けることになるほど強烈なものであります。しかし、その兄弟喧嘩も含めてファンにはお利口さんに収まらない彼らのロックバンドとして生き様が愛されています。
またノエルギャラガーは実名を挙げて他のバンドを非難するなど音楽へのこだわりがとても強いことでも知られています。その頑固さやこだわりがoasisの音楽性にも顕著に現れていて、ロックンロールとしての骨太さはありながらもいつも革新的に新しいサウンドであり、伝統と進化を常に掛け合わせたようなメロディーラインを作成してくれていて世界中の音楽ファンを熱狂させています。

真・女神転生III-NOCTURNE / 真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER / 真・女神転生III / Shin Megami Tensei III: Nocturne / Shin Megami Tensei: Nocturne / Shin Megami Tensei: Lucifer's Call
10

とにかく格好いい

悪魔好き、神話好きなら1度はやってみて欲しい作品です。
邪教の館へ行って悪魔全書を見れば、これまで仲間にした悪魔の事を詳しく知ることが出来ます。
3Dで悪魔のグラフィックも見られるので、好きな角度から心行くまで眺める事も可能です。
この3Dグラフィックは、後に出る『ペルソナシリーズ』や『アパタールチューナ』にも使用されています。
悪魔全書を全て埋めれば、ちょっとした達成感を味わうことが出来るでしょう。

もちろんそれだけではなく、ストーリーも作りこまれており、自分の行動によってエンディングが変化するマルチエンディングになっています。
エンディングは全部で4通りあるので、繰り返しプレイしても楽しむことが出来ます。
過去作品をプレイしたことがある人でも、過去作の戦闘曲のアレンジが使われていたりするので「ここは?」と思わせるポイントもありますよ。
ストーリーは基本的に詰まるところもなく比較的簡単に進むことが出来ますし、戦闘シーンも難しい操作は必要ないので遊びやすいです。
しかし、物理反射してくる敵や、属性反射、属性吸収の特性を持った敵、即死魔法を使ってくる敵も出てきますので単調になりがちなレベリングも緊張感をもってやることができます。
そのゲームの中で唯一のつまりどころは「パズル」でしょう。

恋空
10

恋空

高校生の恋愛ドラマです。高校生の美嘉とヒロは恋をしていきます。その美嘉役は新垣結衣さん、ヒロ役は三浦春馬さんです。
美嘉はケータイを図書室に落としてしまい、そのケータイを話をしたことがないヒロが拾います。それだけでもドキドキします。まだまだ若いときの新垣結衣さんでも演技力は抜群です。しかも、髪の毛もサラサラヘアーで男性も女性もトキメキます。
そして、毎日落ちているケータイの番号を登録していたヒロは美嘉に電話を掛けます。よく、知らない人と電話することが出来るなと思いました。私なら恐いかなと思いますが、美嘉は優しいヒロに恋心を抱くようになります。
夏休みが終わり、ヒロと会う約束をします。ヒロは金髪でした。さすがに高校生で金髪は凄いなと思いました。悪いやつだなと思いました。でも、こういう派手にしている方は一見怖そうに見えて、話すとすんなり受け入れられることもあります。また、ヒロのお姉さんは香里奈さんが演じており、凄いキャストだなと思いました。最後にヒロは癌になってしまうのですが、無理やり美嘉と別れるところは男だなと思いました。

キングダム / KINGDOM
10

春秋戦国の統一を目指して

2019年に映画化も果たした、春秋戦国時代を舞台に秦の国が中華統一を目指していきます。
特徴的で魅力的なキャラクター達武将はもちろん、国王や文官、多くのキャラクターが登場します。1人ひとりが自分の考え・夢・想いを持っておりそれが上手く描かれています。武将も武力を得意とする人から、知を得意とする軍司、いわゆるモブキャラまで魅力あり、ぜひ自分の好きなキャラクターを見つけてください。
迫力のある戦闘描写絵のタッチはバリバリの劇画です。それが戦闘シーンには非常にマッチしており、キャラクターの気持ちが伝わってきます。大将戦の時はいつも手に汗握りながら読み込んでしまいます。また、戦闘自体も単に力と力をぶつけるのではなく、お互いが知力の限りを絞った展開に最後までどちらが勝つかわかない展開です(春秋戦国自体に詳しい方は展開が読めてしまうかもしれませんが、それでも十分に楽しめると思います)。
主人公『信』の成長キングダムは『信』という少年が天下の大将軍を目指していくというお話です。不器用ながら愚直で、それでいて夢をめがけてまっしぐらに走っていく信。最初は奴隷だった少年が、少しずつ戦果をあげて将軍として精神的にも成長していきます。信の成長からも目が離せません。

フォルトゥナの瞳
8

綺麗で心が浄化される映画

大好きな有村架純さんと神木隆之介さん主演の映画ということで公開日に映画館で見に行きました。

死ぬ直前の人が透けて見えるという特殊能力を持った青年(慎一郎)を神木さん、慎一郎と恋に落ちる女性(葵)を有村さんが演じてました。

小さい頃飛行機事故に遭って奇跡的に助かった少年少女2人が慎一郎と葵であるということ、電車の事故を守るために慎一郎自らが犠牲になること、それで慎一郎の命がなくなってしまうこと、これらは話の展開的にそうなるんじゃないかなと話が進んでいくうちに見えていました。
それだけで終わるんだったらいまいちひねりがなかった映画だなと思っていたのですが、そのあとのラストで涙腺を一気にやられました。

途中慎一郎が葵との婚約指輪を買っていたのですがそれを川に投げ捨てるようなシーンがあったのですが、実は慎一郎はその時に川に投げ捨てることができず、死ぬ前に葵に書いた手紙と一緒に婚約指輪が残されていました。葵が慎一郎の死後、慎一郎の部屋を片付けている際にそれらを見つけるシーンからは涙が止まりませんでした。
さらに葵も同じ力を持っていることは予測できませんでしたね。

あとは、2人のラブラブなシーンがとても純粋で綺麗でとても心が浄化される気分になりました。
人をまっすぐに愛することの素晴らしさというものを改めて実感したような気がします。

もう一度見たいなあと思ったのでDVDが出ればぜひレンタルしたいですね。

翔んで埼玉(映画) / Fly Me to the Saitama
7

くだらなくて力が抜ける(笑)

翔んで埼玉みてきました!原作は見たこと無かったのですが、CMの一瞬で笑ってしまったのと、あのだんだんだんの歌が耳から離れず張り切って見に行きました。映画館であんなに笑い声が聞こえる作品は他にあるのかな?っていうぐらい笑いました。
まず、田舎物へ対するディスりがすごい(笑)そんなにバリエーションあるんだー!ってだんだん悪口が爽快にさえ感じられました!大人になって大声で堂々と悪口言う事ってないですからね。
GACKTさん、二階堂ふみさん演じる個性の塊としか言いようがない濃いキャラクターも最高です。あの二人だからこその面白さがあったかもしれません(笑)。その他の豪華キャストたちも全力でギャグってるのでどのシーン取っても笑どころに溢れています。有名人勝負に関しては埼玉と言うよりか個人をディスってないかな???!ってなりますがそこもおかしかったですね。
そして笑いだけでなく麻美麗と関わるうちに百美の心境の変化も心暖まってくるものがあります。田舎者を見下していたエリート都会人が内面をみて受け入れれるようになっていくのはハートフルでした。関東の地名や文化など地元感がわからないと少し伝わりにくかったり笑いにくい所もありますがとりあえず一言面白いです!(笑)

ロックマンX7
3

7はひどい

7はひどい。第一にグラフィック。初めての3Dと言うことで、すごく頑張っているのは分かるんだけど、「うーん」としか言えないくらい下手。口動いてないし、無表情だから緊迫感が伝わってこない。そして「自由に画面を動き回れる」ステージが多いのですが、あの人たち脚が遅いので移動にイライラします。第二に新キャラのアクセルとエックス。もう一人は例外だけど、この二人の武器が一緒。最初あたりはエックスが居なくて、アクセルが活躍する。でも、エックスが復帰したら、攻撃力が多少違うだけなので。コピーショットも、自分的には救助の時以外必要ないと思いました。第三にロックオン機能とかアーマーとかいちいちロックオンする事もないし、しても思うように行かない。標的は変えられるけど、あれって過ぎたらもう一周しなきゃいけなくなかったっけか?忘れたけど特に必要なものではない。アーマー方は、一言で言って「ちょーダサい」。しかも飛んでる時、「スーパーヒーローでも気取ってんのか?腕前にやったらパー○ンだぞ」という感じでした。本当にしょうじきに。まだ買ってない人には、8をやる事をお勧めします。このシリーズは一つでちゃんと完結するので、アクセルついて気にならない限り、6から飛んでも楽しめるはずです。

モンスターハンター:ワールド / Monster Hunter: World / モンハンワールド / MHW
9

モンハンシリーズ全部やってます。

最初のオープニングからドキドキさせるもので、今までのモンハンシリーズにはないオープンワールドの世界で狩りにいけ、みんなでワイワイ楽しみながら出来る狩りゲーです。昔の方が面白かったという方もいますが、自分もそう思ってました。ただやっているうちにモンスターが生活している世界を体験できる、地図が見えづらくて迷子になるのですら楽しい。ただ狩るだけのゲームではなく、実際のモンスターハンターの世界に入れてる感満載のゲーム。少し残念だったところはダメージを与えた時に数字が出るところ。設定で変更できるがせっかくの世界感を味わうならいらないところ。
ゲームバランスも良く、1人での狩りと4人でのマルチ時の敵の強さが違うのはすごくいいと思います。昔からでしたが。
アップデートで更によくなっていき、大型アップデートもあるみたいなので、これからさらに面白くなっていくと思います。時間を忘れて友達とボイスチャットを使い狩りにいき、倒せないときの作戦会議、素材がでなく周回プレイをし、やっと素材が出た時の喜びと初めてでたモンスターを倒したときの達成感は他のゲームではなかなか味わえない体験なのでワールドは今までのモンハンシリーズの中では1番のソフトです。

POETASTER
10

八王子発!本格ギターロックバンド「POETASTER」がすごく良い!!

八王子と言えば、ファンキーモンキーベイビーズやマキシマムザホルモンをはじめ、若者に人気のグッドモーニングアメリカやハルカミライ等、様々な音楽グループやバンドを生み出しています。その中で、最近台頭してきているのが、「POETASTER」です。
本格ギターロックに、聴いている人の心に寄り添うような日本語詞が特徴です。Vo.髙橋大樹が描く、独特な感性でありながらも、共感できる部分が多くある歌詞です。また、口ずさんでしまうような中毒性のあるギターのリフと思わず体が動いてしまうドラムとべースのサウンドも特徴の一つです。
そんなPOETASTERの楽曲の中で一番おすすめしたい楽曲は「声をあげて」です。イントロから疾走感があり、一気に心を持っていかれます(笑)聴いている人に寄り添いながらもどんなに最低な自分でも信じていいんだと背中を押してくれます。ライブでも定番の曲です。
POETASTERは年間100本以上のライブを全国で精力的に行っています。年間100本以上のライブで身に着けたライブパフォーマンスは圧巻でライブを見て好きになる人は数多くいると思います。特に全員の目を見て全員を笑顔にしたいというバンドのスタンスは必ずライブを見た人の心に残るでしょう。YouTubeで何曲かMVも出ています。また、ネットやCDショップでもPOETASTERの楽曲は手に入るので、ぜひYouTubeで楽曲を聞いて少しでも良いと思ったら、CDを買ってライブハウスへと足を運んで頂きたいです。MVで見るよりもCDの音源を聞くよりも300倍は良いライブをします。全国的にライブを行っているので近くでライブがある際はぜひ、遊びに行ってみてください!!

さくら荘のペットな彼女
10

もっと早く出会いたかった作品

高校生の主人公・神田空太が、ひょんなことから学校の問題児が集まるという「さくら荘」という学生寮へ移るところから物語は始まります。
さらにそこへ天才画家の椎名ましろが入居してきて、最初はよくあるラブコメ的な展開のアニメかと思っていました。2クールのアニメ期間の中で、中盤から終盤にかけて私の予想は大きく外れていきました。
ましろの他に、天才プログラマーの上井草美咲や、秀才の三鷹仁、夢を必死に追いかける青山七海など、数多くの魅力的キャラクターが登場します。それぞれが高校生としての葛藤や、天才と比較される側と天才と呼ばれる側の葛藤などを抱え、さらにそれぞれの葛藤や悩みが交錯していくようにアニメは進行していきます。

非常に考えさせられる内容のアニメです。私は高校生の頃、何かに本気で臨んでいただろうか、ただただ毎日を繰り返してしまっていたという後悔が生まれてくるほど、このアニメには考えさせられ、自分のこれからを改めるきっかけをもらいました。
途中少し暗い内容の話が続きます。それでも最後まで見る価値がこの作品にはあります。最後まで見ることで、きっと自分の中の何かが変わります。私はこの作品を高校生の時に見られる年代ではなかったので、高校生や中学生でこの作品に触れることのできる方を羨ましく思います。特にその年代の方々には、ぜひ見てほしい作品です。

ダイ・ハード / Die Hard
9

タイトルなし

1988年に公開されたアメリカの代表的なアクション映画シリーズのひとつ「ダイ・ハード」シリーズの第1作めで、79年に発売された同名小説を映像化したものです。
別居中の妻・ホリーが務めるナカトミ商事ビルのあるロサンゼルスを訪ねた刑事のジョン・マクレーンはそこでビルがテロリストに占拠されてしまう事態になってしまう。
あまりにも運悪く居合わせたマクレーンは人質とホリーを救うため単身テロリストと戦う羽目になってしまうあらすじで、以降のシリーズでもブルース・ウィルス演じるマクレーンはひたすら運が悪い事がアイデンティティのようになっていく主人公になります(笑)。
以降のシリーズでも顕著ですが、本作は兎に角クリスマスだというに巨大犯罪と戦う羽目になってしまったマクレーンの不運ぶりと、テロリストとの攻防で血みどろの満身創痍状態でも全く死ぬ気配がない(主人公だから当然とはいえ笑)不死身っぷりが印象に残りますが、そもそもタイトルの「ダイ・ハード」は「なかなか死なない、しぶといヤツ」という意味合いもあり、まさにその通りな作品となっています(笑)。
3からはそうではありませんが本作と続編の2は連続でマクレーンがクリスマスに事件に巻き込まれているため(不運)クリスマス映画か否かと長年論争がありますが(笑)、それを踏まえたうえでもクリスマス時期だとつい見たくなってしまう(笑)痛快娯楽作品です。

クリープハイプ / CreepHyp
8

日常で幸せを感じていない人に聞いてほしい

クリープハイプは、どちらかと言えば幸せを感じていない人に聞いてほしいミュージシャンです。
わたしがクリープハイプと出会ったときは失恋をした後でした。
特にオススメしたい曲とそのポイントを紹介します。

まず、『イノチミジカシコイセヨオトメ』という曲はまさに失恋後に聞くにはぴったりの曲です。
歌詞にある、「明日には笑えるやろか」や「明日には忘れるやろか」などのメッセージは心にグッときます。
この曲を聴くと前向きな気持ちになります。

次に、『色んな意味で優しく包んでくれますか』という曲は切ない恋愛ソングだと感じました。
「こんな日が続けばいいのに」という歌詞は切なく心に響きます。

クリープハイプは切ない歌詞だけでなくボーカルの尾崎世界観さんの声も不思議な世界に連れて行ってくれるようです。
きっと日常に満足している人には気づかないような考えや感情が曲として表れていると思います。

ボーカルの声が少し高いので、聞いていて合う人合わない人はいると思います。
普通に歌えばいいのにって思うかもしれません。
でもそんなところも、人それぞれみんな違ってみんないいって私は思います。

あと、女性目線の曲が多い気がするため男性よりも女性のほうが共感できて好きだと思います。

ろはに
8

流されない孤高のラッパー「ろはに」

かつて『Low HIgh Who?』という東京のレーベルに所属していたラッパー「ろはに」。地元佐賀県に在住。現在は自身のレーベル「hinemous」から全国で活動している。
彼のラップは一般のストリートシーンのラッパーから見るととても異質だ。ポエトリーに近く、見る人によってはグランジに感じるだろう。ブルーハーブやアブストラクト好きには堪らないと思います。リリックの内容もマッチョイズムやストリートを題材したラッパー達とは違い、内向的でアートなものが非常に多いです。またトラックによって、声、フローを変えつつも、彼の中心がブレているようには感じない柔軟性が魅力的です。また彼は自分自身でトラックメイクも行う。しかもビートメイカー顔負けの、変態的なクオリティを稼いでくる。
アンビエント、時にはノイジー、日常から拾ったような効果音を重ねた上モノ。そして意図的にズラした様な、不規則なドラムパターンの打ち込みが上手くグルーヴしている。
このあたりはKILLER BONGなどが好きな方にはオススメです。
そして驚きなのは、これら全てのレーベルワークを彼が構築した佐賀にある「わっか」トイウアート空間で行われてることだ。知らない人は是非、ろはにの音源と、わっかにをチェックして欲しい。

リメンバー・ミー / Coco
9

良い意味で期待を裏切られました

音楽の街で靴職人をしている主人公ミゲル。
ミゲルは音楽がやりたいのに家族に反対され音楽に触れることも禁止していた。
ある日、死者が帰ってくると言われる祭りの夜のこと。祭壇に顔を飾ると死者の先祖が帰ってくるという時に演奏会が開かれることを知るミゲル。楽器を貸してくれないかと色々な人に話しかけるが見つからず、死んだ先祖が有名なミュージシャンと知りこっそり飾られているギターを盗み、警察が来るも体がすり抜けてしまった。

その後、死者の国に行き冒険していたミゲルですが、先祖の人も音楽に反対していたので死者の国でも追いかけられていました。急いで逃げていた時にヘクターという骸骨の男に会い、一緒に出ようと約束して行動を共にする。道中、死者の国でも音楽のコンサートがありそのコンサートに参加するという勇気ある行動っぷりがなんとも言えなく、「恐怖」より「好き」という気持ちが勝った瞬間を目の当たりにしました。

コンサート後、死者の第2の死を目の当たりにして悲しくなりました。死者の世界は生きてる人の世界の記憶から無くなってしまうと、死者の国では生存できず消滅して消えるという。
そこから勘違いしてミゲルは有名なあの人に合いに行くのですが、まさかの展開に驚かされました。

良い意味で期待を裏切ってくれる1作品です。

the pillows
9

タイトルなし

結成30周年を迎えてのニューアルバム「REBROADCAST」は、pillowsが過去の音源を正当に進化させたような非常に充実した内容だった。「再放送」を意味する「REBROADCAST」をテーマとしたように、メロディーや歌詞の随所に過去の作品のオマージュが散りばめられていて、ファンにとっては聞くたびに発見があり、繰り返し飽きがなく聞くことができる。
過去楽曲が使用されていた映画「フリクリ」新作2本への新曲提供や、最近のテーマである過去のアルバムにフォーカスしたライブの構成など、集大成に近い活動をしていたpillows。その中で、徹底的に自分たちの楽曲を再研究し良い部分を煮詰めたような新曲の数々は、結成30周年目にしてとても器用でスマートなバンドに仕上がったなという印象を感じさせる。そんな器用さの中でも、いやらしさを感じず情熱的な進化を遂げたように感じさせる楽曲に仕上がるのは、メンバー全員がそれぞれが過去の自分たちを非常に大切に思いながら、さらに先へと進もうするこだわりやバンド自体への強い思いから来るのだろう。過去の苦悩や成功の全てを含めて新しい価値を作り出す真のアーティスト性を垣間見ることができるので、ぜひ過去のアルバムと比べながら聞いて欲しい。

World of Tanks / WoT / ワールド・オブ・タンクス / World of Tanks Blitz
8

仮想戦車戦

World of Tanks は、ロシアのWargameEntertainment社が制作運営しているストラテジーゲームです。主な内容は重戦車、中戦車、軽戦車、駆逐戦車、自走砲が一定の割合でランダムに14台が選ばれ、拠点を占領するか、敵戦車を全滅させることで勝利となるランダム戦が中心で、あとはクラン同士が拠点を奪い合う拠点戦などの遊び方があります。使用できる戦車はレベル1(Tier1)からレベル10(Tier10)まであり、レベルが上がるほどに、重戦車コース、中戦車コースその他などと選択肢が増えていき、用途や、自分の使い易さなどに応じて戦車を選択することができます。また、国籍も7か国あり、国籍によって長所や短所が異なり、最終的(Tier10)には100台近くの車両を選択することができます。戦闘は近いレベル(約前後3)選ばれ、敵戦車の弱点を知れば低LVの戦車で高レベルの戦車を破壊することが出来たり、逆に同レベルの戦車同士でも砲撃の仕方によってはまったくダメージを与えられなかったりもします。最後に自走砲についてですが、ほかの戦車が点で攻撃するのに対し、面で攻撃することができます。たとえば、HPのわずかな敵戦車数台が密集しているところに迫撃砲を打ち込めれば、一瞬で数台の戦車を破壊することができます。ただ、攻撃範囲内の味方も巻き込むので、砲撃には注意が必要です。

UNISON SQUARE GARDEN / ユニゾン・スクエア・ガーデン
10

「音楽」とは何たるか。それを全身で、ライブで証明する3ピースバンド。

2004年7月、東京で結成されたロックバンド、UNISON SQUARE GARDEN。ボーカル&ギターの斎藤宏介、ベースの田淵智也、ドラムの鈴木貴雄によるスリーピースバンドだ。
結成から10年以上経った現在に至るまで、なおもファンを増やし続けている。
そんな彼らの魅力、ひいてはファンを増やし続ける理由は何たるか。発表する楽曲がどれも素晴らしいことは言うまでもないが、筆者は「音楽に全力で向き合っている」ことが一番の魅力であり、かつファンを増やし続けている理由そのものだと考える。

「音楽に全力で向き合う」というのはどういうことか。文字だけを見れば、どのミュージシャンだって言えることだ。そう思った方がもしいたら、ぜひ彼らのライブに足を運ぶことをお勧めしたい。
筆者が初めてUNISON SQUARE GARDENのライブに足を運んだのは、2016年の9月だ。バンド活動を始めてから12年、初めて筆者の地元で行われたライブだ。始めは、周りがみんな大好きなバンドが地元に来てくれるのでぜひ行ってみよう、という軽い気持ちで参戦した。そしてライブ終演後、筆者の体が興奮で熱くなっているのを実感したのだ。

あんなに熱狂的なライブがあったのか。あんなに音楽に全力で向き合っているバンドがあったのか。音楽とは、「音」を「楽しむ」と書く。彼らの約2時間のライブは、まさに「音」を「楽しんで」いた。
ステージに立つ。楽器をかき鳴らす。歌う。演奏する。彼ら3人がライブで行っていたのは、たったこれだけだ。その中に、溢れんばかりの熱が込められていた。魂が込められていた。
そしてライブの最中の3人は、全員晴れやかな笑顔だった。ゴリゴリの激しい曲を演奏していても、表情にはどこか笑みが見えた。特にベースの田淵は演奏中、ステージを縦横無尽に駆け回ることで有名だが、そんな中でも笑顔だった。
そして筆者は、すっかりUNISON SQUARE GAEDENの虜になってしまった。ライブから帰宅したその日に、ファンクラブに入会したことは今でも鮮明に覚えている。

筆者はUNISON SQUARE GARDEN以外にも、いくつかのバンドのライブに参戦したことがある。しかしどのバンドも、パフォーマンスを重視しているところが多く、純粋に音楽を聴いて、周りと暴れるのは少し難しかった。
しかし、UNISON SQUARE GARDENは違う。音楽をやるためにライブを行い、「音」を「楽しむ」ためにツアーで全国を回る。そして音楽を聴きに来た、「音」を「楽しみ」に来たファンと一緒に、全力で楽器をかき鳴らす。

音楽を聴いて損はしないし、ライブは絶対に行くべきである。ツアーで全国各地を訪れているので、近くに来てくれる際には足を運んでみてはいかがだろうか。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

子供から大人まで熱中できる作品

ストーリー、能力、キャラクターがとても良く出来ており、結局何度も読み直してしまうのがHUNTER×HUNTER。
否定的な意見も多いザクッとした荒い描写の時もありますが、個人的には細かすぎる描写よりもHUNTER×HUNTERぐらい荒い描写のほうが重要な部分が明確に分かって有難いです。
初めてHUNTER×HUNTERを読んだのは中学生の頃でした。当時は、キャラクターに魅力を感じていましたが、大人になった今では、ストーリーに惹かれており、変わらず大好きな作品です。
キャラクターとストーリーの両方が良く出来た作品は、年齢を重ねても楽しめるので、レンタルでその場楽しむのも良いと思いますが、購入して何年も楽しめる作品なので、一家に置いておけば家族で読めると思います。
HUNTER×HUNTERが老若男女楽しめるポイントは、単純な導入で、それを深く掘り下げているところではないかと思います。
キャラクターに合わせた能力も元のアイテムは、ジャンケンやガムなど単純で子供でも分かりやすいけれど、その単純なアイテムを、あっと驚く能力にするところが大人心をくすぐります。
また、キャラクターが確立しているので、女性も見易いですね。
無難な作品で誰でも受け入れられる訳ではなく、それぞれの項目が特化した作品なので子供から大人が違った観点で満足できます。
自信を持ってオススメします!

Mili / ミリー
9

変幻自在の曲風

Miliと言うグループについて、日本ではあまり馴染みがないかと思われるが、このグループはCDをリリースするとiTuneのランキングでは一桁台にランクインするほど人気の音楽グループであり、その評判はアメリカからヨーロッパ、中国語や東南アジアと広く知れ渡っている。
日本でも人気があるが、それに拍車をかけたのはRayark社によりリリースされた2つのスマートフォンゲーム、CytusとDeemoであると思われる。このゲームにMiliは一部楽曲を無料で提供しており、その楽曲の絶大な人気のため有料の追加コンテンツである楽曲パックにMiliオンリーのものが登場するほどである。
Miliの描く世界観はファンタスティックなものや現実に存在する美しいものから醜いものを映し出すようであり、エレクトロニカやバンドミュージック、クラシックを主としつつ、新しい要素を取り入れるために進化し続けており、まさに変幻自在とも言える曲風を生み出す。MVにもこだわりを持っており、曲から映像をイメージすることができるように多くのMVは静止画一枚と楽曲で構成されている。例外的に一部動画となっているものもあるが、これもまた最新の技術や流行を取り入れたものとなっている。
これまでに聞いたことがない曲を求めている人にはぜひおすすめしたい音楽グループである。YoutubeにいくつかMVがあるためそちらの視聴をぜひおすすめしたい。