いちごちゃん(・∞・)@ichigo_chan

いちごちゃん(・∞・)
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いちごちゃん(・∞・)

いちごちゃん(・∞・)のレビュー・評価・感想

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

自分の青春時代の最高の一冊

言わずと知れた週刊『少年ジャンプ』の大人気漫画で、その後のスポーツ漫画の礎を作った作品といっても過言ではない作品です。
バスケットボールに興味がない人やジャンプを読んだことがない人でも知っているのではないかと思います。
主人公の桜木花道は、根は優しいが喧嘩っ早くて、惚れっぽい不良青年です。そんな桜木花道が、高校入学とともに一目惚れした赤木春子に気に入られるために、バスケ部に入部するというストーリーです。
きっかけは好きな春子に近づくために始めたバスケットボールでしたが、桜木花道は次第にバスケットボールという競技の魅力に魅了されていくのです。
同級生でライバルの流川楓やバスケ部主将で春子の兄赤木など、さまざまな個性豊かなキャラクターたちと日々切磋琢磨しながら、成長していく桜木が描かれています。
巻が進むにつれて絵もどんどんと美しくなっていき、作品の後半ではまるで映画を観ているかのような錯覚を覚える程です。
コミカルに描かれる日々の練習や学校生活など日常と試合の場面での緊迫のメリハリのバランスも本作品の面白さです。
また、スラムダンクといえば、「諦めたらそこで試合終了ですよ」や「バスケがしたいです」などの名言も有名な作品で、読んだことがない人はもちろん、読んだことがある人でも何度でも読み返したくなる時代を超えて愛される最高の作品です。

ウマ娘 プリティーダービー
9

ウマ娘 プリティーダービー

競走馬が可愛い女の子?!
可愛い競走馬(女の子)を育成し、No.1 ウマ娘を作ろう!

携帯アプリゲーム《ウマ娘 プリティーダービー》が2021年2月にリリースされました。競馬の競走馬が女の子(ウマ娘)になって登場です。元々はアニメでやっていたようです(私は知りませんでした…)。

ゲーム内容としては、ウマ娘を育成し、育成したウマ娘をチームに編成、レースに出してチームランクをあげます。
ウマ娘達は一度は名前を聞いたことのある有名馬ばかりです(トウカイテイオーなど)。
私はあまり競馬は知らないので用語なども分かりませんでしたが、丁寧に説明をしてもらえるので安心です。

また、ウマ娘達も非常に可愛く、それぞれのストーリーもしっかりしているので非常に入り込めます。
現在はテレビコマーシャルもやっています。

競馬を知らなかった私でもすんなり入り込めたので、「全く競馬は分かりません!!」という方も必見です。
レース名や競走馬も自然に覚えて、「一度競馬場に足を運んでみてもいいかな」と思えてきております。

競馬を知らない方、知っている方、どちらも関係なく楽しめるアプリゲームなので、ご興味ある方は一度プレイしてみてはいかがでしょうか。あなたの推し馬が見つかるかもしれません!

あんさんぶるスターズ! / あんスタ / Ensemble Stars
10

推しを眺めるのに一番おすすめの作品!!

女性向けアイドル育成シュミレーションゲームである『あんさんぶるスターズ』。幾多の媒体で展開されているこの作品で、今回私がオススメしたいのは、『あんさんぶるスターズ!!Music』というリズムゲームバージョンです。普通のリズムゲームと違うところは、自分の好みのキャラを自由に配置でき、そのキャラクターたちが踊ったり、可愛いアクションをしているところをじっくりと鑑賞できるところです。さらに自分の推しをセンターポジションに入れることで、そのポジション限定のアクションを起こしてくれるのです。リズムに合わせてマーカーを押すゲームモードと、キャラクターたちを眺めるためのMVモードがあり、気分に合わせてゲームをプレイできます。さらにはストーリーモードでアイドルたちの学校やプライベートでの生活、アイドル活動の裏側を覗くことができます。アイドルひとりひとりに細かな設定があり、心温まるハートフルなストーリーもあれば、心に闇を抱えるシリアスなシナリオまで、多くのストーリーが用意されています。キャラの数はなんと41人!あなたの推しが、発見できるかもしれません。

ローマの休日 / Roman Holiday
10

「ローマの休日」ブーたれ王女と不良社員の一瞬だが永遠の恋

とにかくオードリー・ヘップバーンの魅力がすごい映画。そしてとにかくローマでのデートがものすごく楽しそう。ストーリーはとてもシンプル。オードリー演じるやる気のないアン王女と、グレゴリー・ペック演じるろくでなし新聞記者のジョーが、一日ローマで遊んで、別れるだけの話。だが、そのデートシーンがものすごく魅力的で本当に楽しそう。それは、終わりが見えているから、この二人が永遠に一緒に居られることはないから、逆に光り輝く永遠の一日となっているように見える。
新聞記者のジョーは、グレゴリー・ペックが演じているから男前だが、ギャンブルはするわ、遅刻はするわ、適当な嘘でごまかすわでかなりのダメ社員。一方、オードリー演じるアン王女も、可愛げはあるものの、まだいまいち自分の仕事に身が入らないブーたれた王女様。そしてアン王女はこっそりと館を抜け出し、ローマの街へ冒険の旅に出て、二人は出会う。
この二人、最初から最後まで、本当の事は口に出しては言わない。ジョーはアン王女のスクープ記事を書く事が目的だが、適当な嘘で正体をごまかす。一方アン王女も、自分が王女だとは言わない。二人とも、最初は一日遊んで別れるだけと思っていたが、一緒にいる内に、互いに惹かれ合い、別れがたくなってしまう。
しかし二人は最後、別れてまた別々の日常に戻っていく。最後の王女の会見の場面は、映画史上に残る屈指の名場面だと思う。この場面、二人の口から出る言葉は、二人の社会的立場から出ている建前上のものに見える。だが、その内面、心の中で思っている事が、言葉で言えないからこそ、ビシビシと観客に伝わってくる。
ローマの休日は、二人だけの大切な思い出として、永遠に心の中で輝き続けるのだ。

アイ・アム・マジカミDX / I AM MAGICAMI / MGCM
10

製作費約12億円の大作ブラウザゲーム

ヒロインは13人(2019年11月6日時点)。
彼女たちは普通の高校生でしたが、世界に悪魔が存在していることを知り、それぞれの理由で主人公と契約して魔法少女として戦うことになります。

内容は製作費約12億円の売り文句に恥じぬクオリティで、キャラクターデザイン、ボイス、ラブシーンはいずれもレベルが高いです。
ラブシーンの開放条件は、各ヒロインの信頼度上昇の他に「ドレスのレベル」があります。
各ヒロインのドレスは、武器であり防具でありスキルでもあります。ドレスには攻撃力、防御力、体力、技が設定されていて、メインドレスとサブドレスによってステータスが決まります。

その中でレアリティの高いドレスのレベルを上げることでラブシーンが開放されますが、ドレスの入手方法は基本的にガチャですので、入手難度は自分の運や予算に左右されます。

ヒロインたちの共通点は「主人公と恋愛関係になる可能性がある」ということで、別の世界では実際に主人公と付き合っています。
主人公とヒロインのラブシーンは主人公が別世界の夢を見るという形で展開されるため、複数のヒロインとのシーンが多数あります。ブラウザゲームであるためにセーブデータを分けるということもありませんが、「主人公は浮気していない」というのは上手い設定だと思います。

ゲームとしてもなかなか手応えのある難易度となっていて、やり込む人はやり込みを、ラブシーンだけを見たい人はひたすらドレス入手と強化を、といった千差万別の楽しみ方があります。

涼宮ハルヒの憂鬱 / The Melancholy of Haruhi Suzumiya
10

涼宮ハルヒの憂鬱の素晴らしさ♪

何が良いって? まずそこですよね。キャラが立ってます!一人一人のキャラクターの個性が確立している。そしてそれらが自身の特性を発揮して物語が進んでいきます。
「宇宙人、未来人、異世界人」が居たら、毎日が面白くなるじゃない!そんなハルヒの独断からストーリーは展開されて行きます。SF、ファンタジー、バトル、宇宙戦争!舞台は様々に展開します、そしてそれらが最後の最後に見事に結実して終わる、読後の爽快感がたまりません。
ジャンルとしては、学園青春SFラブコメと言った所でしょうか?とにかく、何でも有りの世界観の中でそれぞれのキャラクター達がその魅力を存分に発揮しながら物語は進んでいきます。
主人公であるキョンは平々凡々と日常を送りたい一高校生。しかしハルヒはそれを許しません。なぜなら本人は気づいていませんが世界を再構築する力を持っているからです。皆その再構築が行われないように最善を尽くします。その紆余曲折が半端なく面白いんですね。人気の萌えキャラもちゃんと登場します。しかもただ登場するだけでなく、それぞれに役目がちゃんとあります。
とにかく1度観てください!ライトノベルも続編が出ていますが、その理由が手に取るようにわかると思う傑作です。
ぜひお見逃しなく!♪

スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 / Danganronpa 2: Goodbye Despair
10

無印もよかったけど、断然こっちをおすすめしたい!

ダンガンロンパはモノクマによって強制的に希望峰学園の「超高校級の才能」をもった生徒たちにコロシアイ(殺し合い)をさせ、学級裁判により犯人を見つけていくサイコ謎解きゲームです。
続編のダンガンロンパ2ですが、無印とはかわり、無人島での舞台となり殺人の範囲が広くなっています。それ故に無印より推理は難解となっています。
特に狛枝の完全に自分の才能を過信した犯行が本当に難しくて、犯人が誰かわからなかったです。

さて私が無印より面白いと思ったのは、ストーリーと本編以外のゲームです。正直なところキャラクターの才能による個性は無印の方が強くて好きなのですが、江ノ島循子をどう絡めてくるかなと思ったら、まさかのみんな絶望だったという超展開。本当に循子ちゃんが説明してくれるまでわからなかったです。みかんちゃんの伏線はありましたけど、絶望病に感染したのかな?くらいに思っていました。何より衝撃的だったのは主人公・日向の扱いですね。これは進めていくうちにうすうすわかってきますが、無才能からの全部才能を詰め込まれ個性を亡くされた実験体というのは衝撃ですよね。またストーリーで何がいいかというと仲間同士がぎすぎすしていないのもポイントが高いです。なぜ殺人が起こってしまったのか、までのエピソードが感動したりします。そしてアイランドゲームはやりこめるくらい面白いですよ。牧場物語みたいで。

東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.
9

ゲームとは違う顔が見られる、人里から見た幻想郷のお話

この漫画は、人気同人ゲーム「東方Project」のZUNさんが原作、春河もえ先生が作画をしています。
ゲームに登場する主要キャラの他、この作品オリジナルの妖怪・人物も登場。易者という、霊夢に真っ二つに割られる事でコアな人気を獲得したキャラも誕生しました。
主人公の小鈴の、臆病だけど好奇心旺盛で、割と図太い所も魅力的。親友の阿求とのやり取りや、鴉天狗の射命丸文(あや)の取材の時の服など、この作品でしか見る事が出来ないものも多いです。また、妖怪と人間との関係や、霊夢が何を守ろうとしているのか?など、原作ゲームではあまり分からない所も描かれています。
あとは神霊廟に登場した、二ツ岩マミゾウさんがとにかくカッコいい!神霊廟では妖夢に「じゃあいいです」と言われるなど、少し抜けた姿しか見る事が出来ませんが、この作品では化け狸の頭領としての威厳に満ちた姿を見る事が出来ます。特にカッコいいのが、ウワバミに対して「知ってる」と弱点である煙管の煙を吹き掛けるシーン。慌てるウワバミに対して静かに、淡々と描く事で妖怪としての格の違いを見事に表現しています。
残念ながら全7巻で完結していますが、一気に読むには丁度良い長さかも?最後は易者は割られたのに小鈴はいいの?と少し疑問に思うかもしれませんが、綺麗にまとめられています。ゲームを知っていれば、ニヤリと出来る場面も多いですが、知らなくても十分楽しめるので自身を持ってオススメできます!

衛宮さんちの今日のごはん
10

Fateシリーズを知らなくても見れる!

この作品は漫画とアニメがあります。漫画のほうをTwitterで読んで、すぐファンになりました!
Fateシリーズはほとんど知らなかったのですが、楽しく見れました!やわらかい絵が特徴でほのぼのしていてとても癒されました。とにかく平和!毎回、何かしらの料理のレシピが公開されるので、ごはんのメニューに困ったときに参考にしました。料理のちょっとした豆知識がたびたび出てくるので参考にしてます。
ちょっと前から料理系のアニメ・漫画・ライトノベルが流行っていますが、個人的にこの作品が一番好きです。キャラクターがとにかくかわいい!主人公の料理の知識には圧倒されますwwwセイバーが士郎の料理を待っている姿が本当にかわいいです!ごはん食べている姿や、食べ終わったあとの満足した顔がとにかくかわいいです!アニメではセイバーのアホ毛がぴょこぴょこ動くところは本当にかわいいです!
個人的に一番気に入っている話は、アニメのほうの第3話「春のちらし寿司」でイリヤの振袖姿がかわいかったです!漫画でイリヤの振袖姿を見たことがあるのですが、まさかアニメですぐ見れるとは思いませんでした!アニメはだいたい10分ちょっとで1話分が見終われるので、空いている時間に見れるのがいいです!あっという間に終わってしまうので、もう少し長くなってくれないかなと思ったりします。

ゲゲゲの鬼太郎 妖怪横丁
9

妖怪がかわいいまったりゲーム

このゲームは砂賭けばばあや子泣きじじい 猫娘や鬼太郎と一緒に色々なお店を経営して繁盛させながらボス妖怪を倒していくゲームです。RPGはめんどくさい シンプルな仕組みでまったりできるゲームがやりたいという人におすすめです。
このゲームの魅力はガチャで出てくるお店の商品がかわいいことと、お店の会計が終わった時に集められる妖怪がとてもかわいくてたくさんの種類があることと、ボス妖怪を倒す方法がとても簡単なことです。
どうやってボス妖怪を倒すかというと、お店の会計を終えた時に入手できる妖怪を集めてその妖怪の数を設定し、ボス妖怪にぶつけるだけ。ボス妖怪に集めた妖怪をぶつけるのも簡単で、ただ攻撃ボタンのようなものを一つ押すだけです。
そして、さらに魅力があるのですが、それはボス妖怪を倒して人魂を集めると、イタリアンレストランやクレープ屋さんなど自分が欲しいお店を買ってインテリアで設置できることです。ボス妖怪を倒していくと、どんどんボス妖怪が強くなっていって一人では倒せなくなってきます。そうしたら笛というアテムを使って仲間を呼んで攻撃を手伝ってもらうか、ボス妖怪とのたたかいはしないでお店を繁盛させて味方の妖怪を集めることだけに専念するというのもありです。

レディ・ジャスティス
8

手軽なエロ成分を楽しめる

週刊少年ジャンプで連載されていた荻野ケン先生の作品で全2巻です。
この漫画は打ち切り作品です。倒すべき敵が登場した後の数話でちょっと強い敵を倒して終了なので、本編としてはもう終わりか…となりますが、そこを補うほどの目玉となるのが主人公である剣崎天利(けんざきあめり)のエッチなサービスシーンです。
主人公は、スーパーマンのオマージュでほぼ似たようなスーパーパワーを持ちますが、スーパーマンと違って服ごと体表を守るフォースフィールドがないので自分のパワーや敵の攻撃で簡単に着ている服が破れ下着姿や全裸になってしまいます。
毎回、扉絵としてサービスイラストが描かれている点も魅力的で水着、体操着、バニーガール、ラバースーツ、パンチラ、全裸などがあり欲情を誘われます。
それと、単行本での追加要素ですが本誌掲載時よりも服がボロボロになったときの露出が増えていたり、乳首浮きや乳首そのもの描かれているので本誌を持っている方は見比べてみるのも面白いと思います。
読み終わる頃にはこの漫画をオカズにしたり、題材にしたエロい2次創作を探したくなるようなフェティッシュを感じたのでムラムラきたときにエロ成分を補充するにはお勧めの漫画です。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
9

わがままになる勇気

実話を元にした映画です。
筋ジストロフィーという難病に侵された男が家族に頼らずに自立した生活を送る物語です。
障がい者を扱った映画は感動系が多いと思いますが、この映画は感動だけじゃない、笑いと感動、そして最後には障がい者の自立について考えさせられます。
主人公鹿野はたくさんのボランティアを集めシフトを組み入浴や食事介助、排泄のケアを依頼しています。そこでは全くの遠慮はなく怒ったり、新しいボランティアには「研修生」と名付け指導しています。
しかしひどい扱いを受けてもボランティア達は鹿野の天性の明るさ、全力で夢に向かっている姿に刺激を受け辞めずに続けています。
鹿野はできない事を頼める勇気の必要性を訴えています。
進行していく病気とは裏腹に、どんどんわがままになっていく姿には爽快さすら感じました。
大泉洋のコミカルながらリアリティーのある演技にどんどん引き込まれていきました。
障害や福祉に関しては正解はないかもしれませんがこれを見た後は自分なりにこうあるべきなのかも、と考える事ができました。
出演者もむやみやたら多くなく、わき役もいい味を出しておりとても見やすかったと思います。
もう一度見たいと思える作品でした。

ザ・ランブルフィッシュ
8

タイトルなし

ザ・ランブルフィッシュは独特の格闘ゲームです。
パーツクラッシュという他の格闘ゲームには見られないシステムがあります。キャラクターの各部位に耐久値が設定されていて耐久値が0になった部分の服が破れます。男キャラの服破れはバトル漫画のような趣が、女キャラの服破れはお色気が楽しめます。なかなか凝った演出といえるのではないでしょうか。その他の部分だとキャラの少なさが気になる人は気になるかもしれません。ただ少ないと言っても一通りの各タイプのキャラはそろっているので問題はないと思えます。主人公キャラ、イケメンキャラ、少年キャラ、おっさんキャラ、老人キャラ、正ヒロインキャラ、お色気ヒロインキャラとそろっております。能力的にも、スタンダードキャラ、投げキャラ、トリッキーキャラ、とそろっております。ストーリーは一応各キャラにありますが、わりとあっさりしていますのでストーリーを重視する方にはおすすめできません。それでもエンディングは一応あります。難易度は、何回かプレーしたら慣れてきれクリアできるようになるぐらいの難易度です。ただ、99人抜きを達成しないとクリアできないサバイバルモードはかなり歯ごたえのある難易度になっておりますので、簡単すぎて退屈ということはありません。

FAIRY TAIL / フェアリーテイル
1

全てが安っぽい

見所は絵だけです。
全てが安っぽく、一つも面白くありません。
「フェアリー・テイル」という魔法ギルドに所属する人物たちが冒険を繰り広げます。
敵に出逢い、追い詰められるが、なんやかんやで勝利というのがパターン。その勝利に至る経緯も説明がつかないパワーアップだったり、安易な自己犠牲で済まされる。その際に「仲間だろうが!」「家族じゃないか!」のようなお涙頂戴の薄っぺらいストーリーがはさまれる。

この作者、この作品だけではなく、前作からずっと同じことをしています。
登場人物の中にはそれなりに辛い問題を抱える者もいるが、行き着くのは「人を殺しちゃダメ」「仲間は大事にしよう」のような安易な正解です。そんなもん、言われなくても分かってるっつーの。それ故に、全くキャラクターに魅力がない。
主人公もずっとテンプレートで、自己中、世間知らずで能天気なバカ。あと、キャラクター使い回ししすぎでは?

おもんない。嫌いな漫画家です。

はたらく細胞 / Cells at Work!
8

みんなのために、一生懸命働いてる!

人体に存在する37兆2000億の細胞を擬人化し、人体にとっての「外敵」細菌やウィルスと戦って人体を守るお話しです。主人公は道を覚えられないドジっ子赤血球ちゃんです。ドジですが、好奇心が強くて誰とでも友達になれる赤血球ちゃんは、早速白血球さんと友達になります。白血球さんは真っ白な服を着ていますが、ウィルスと戦っていつも返り血を浴びています。傷口を修復する血小板ちゃんは子供たちで、赤血球ちゃんのお気に入りです。「食中毒」の回で活躍した好中球は、白血球の仲間で赤血球ちゃんは「かわいいのに、スッゴク強いの!」と、後輩赤血球に熱弁をふるいます。
マッチョなキラーT細胞は「インフルエンザ」の回で登場した殺し屋です。強いと言えばNK細胞、キラーT細胞とは犬猿の仲ですが、ガン細胞を最初に見抜いたのはNK細胞です。「ガン」の回は2週に渡って放送されました。珍しいことです。マクロファージさんは美人で優雅ですが、ウフフフと微笑みながら戦闘に加わりナタを振るったりします。白血球の一種です。
オープニングテーマは、赤血球、白血球、キラーT細胞、マクロファージによる「ミッション!健・康・第・イチ」が使われています。365日休まず働くという内容の歌詞です。

エレファントカシマシ / エレカシ / Elephant Kashimashi
10

デビュー30周年でさらに勢いに乗るエレカシに注目!

エレファントカシマシは学生の時から好きだったのですが、友達からは「おじさんくさい」とか「熱血系」と言われてしまいました。確かにエレカシは渋くて男らしいイメージが先行しますが、ボーカルの宮本浩次の声質は繊細で、女性的でやわらかい曲もあります。その中でも、「彼女は買い物の帰り道」という曲がおすすめです。カップリング曲で決して目立つ歌ではありませんが、PVには女優の麻生久美子が出演しており、妙齢のおちついた女性が強く生きていく姿をイメージした良い歌です。
私自身30歳も近くなり、この先どう生きていけばいいのだろうかと迷っていた時に、この曲に出会い、一つの道筋をつけてもらいました。
椎名林檎と宮本浩次のコラボ曲、「獣ゆく細道」も必聴です。全然違う曲を書く二人がコラボできるのか謎でしたが、いかにも椎名林檎調のジャズテイストの曲に宮本の声がうまくマッチしています。驚かされるのは、二人の正確な音程とリズム。宮本の破天荒なキャラクターからは想像もつかない正確さで、二人の声のシンクロが心地よいです。紅白初出場で悲願を果たしたエレカシ。これからも多くの人を勇気付ける力強い歌を届けて欲しいなと思います。

劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
9

映画のみでも楽しめる作品

テレビドラマ版を観て居らず、家族の付き添いという形で映画版を観に行きました。話がわからないのではと不安でしたが、最初にドラマ版の簡単なあらすじもあったし、映画は映画で一つの話で出来ているので違和感なく観る事が出来ました。
スケールの大きさはスクリーンで観ると迫力があります。
ただ、コードブルーのこれまでの人間関係位は把握してから鑑賞した方が良いと思います。メインはドクターヘリとヘリに乗る救命救急センターの医師や看護師達の奮闘ですが、登場人物達の関係性が理解できているほうがわかりやすい部分もありました。ホームページなどで登場人物の相関図は予習した方が良いです。
内容的には泣けるシーンが多かったです。命というものを取り扱っているので人の生と死が身近に感じられます。泣けるポイントは何カ所か有り、悲しく切ないシーンもあれば嬉し泣きで貰い泣きしそうになる場面もありました。映画版のみを観た私でさえ泣けました。ドラマ版からずっと観ている母は後半殆ど号泣していたのでドラマから観ている人は本当に泣けると思います。
そしてコードブルーのドラマ版が観たくなりました。映画に至るまでの主人公5人とフェローの成長を最初から観たくなり、ドラマ版も少しずつ観ようと決心させてくれました。
医療の作品としても魅力的だし、劇場版から新たな作品ファンを作らせる作品だと思いました。

イップ・マンシリーズ
8

ブルース・リーの師匠イップ・マンの戦いを描くアクション大作

ブルース・リーは亡くなって45年経った今でも知る人は多い。だがブルース・リーに師匠がいたことを知る人はきっと少ないでしょう。それがこの映画の主人公イップ・マンという方です。
この方は中国拳法・詠春拳の使い手で、それまでの陰陽、五行、八卦などの東洋哲学的論理からなる体系を一新し、現代的、科学的理論体系を作り上げた人なのだそうです。
そして人を惹きつける人柄で、映画内でのセリフにもなっている「カンフーは喧嘩のためのものではない。他人を虐げるためにそれを使えば、勝っても負けてもそれはただの負けでしかない」という言葉を残す人格者でもあったそうです。現実にもこういう人がいるんだなぁと感心してしまいます。
現在第三部まで作られているのですが、映画の内容としては勧善懲悪、侠客物で当時実質統治していた日本軍人やイギリスの警察組織などを露骨に悪者に仕上げているので見る人を選ぶ部分もあるでしょうが、そんなものが気にならなく程どの作品もアクションシーンの完成度が高いです。
詠春拳は手数とそれを急所に叩き込む技術が重視されるらしく、日本映画の殺陣とは違ったスピーディで正確、そして派手なアクションシーンは必見。木人椿を使ったトレーニングシーンを見るだけでも役者の方々がどれほどの研鑽を重ねたか、そんなことに思いを馳せるほど圧巻です。
惜しいところといえば、今のところブルース・リーの出番は後に弟子になることを匂わせる程度で本格的な参戦は果たしていない点でしょうか。そこは現在撮影中らしい4部に期待したいところです。
それと注意していただきたい点は、同じ主題の同名作品が他にもあることです。そこは主演がドニー・イェンであることをチェックしておけばたぶん回避できると思います。
全部観るとなると少し長くなってしまいますが、おすすめの作品です。是非ご覧になってください。

ワンダーウーマン / Wonder Woman
7

美しき闘う人

美人で知的、優しく意志が強い。アクションも男顔負けの迫力だと感じました。
外界と遮断された島では、女ばかりが暮らしています。その中でもひときわ強いヒロイン、ダイアナは戦いの神アレスを倒して、人の世界に平和をもたらそうと奮闘します。ダイアナが戦争の真っただ中に現れる姿はフランスのジャンヌ・ダルクのようにも思え、残酷な殺戮と暗い闇の中で希望のように見えました。ダイアナに秘められた超人的な力はなんでもありのように思えましたが、彼女の力で人々に平和をもたらすことはできません。平和を願いながらもどこかで戦争を行い、また殺戮が繰り返される。人間の選ぶことであり、人間に寄り添いながら平和を願ってダイアナは戦い続けます。
2時間20分とちょっと長いかなと思いましたが、見ている間に、特に後半部分ではぐいぐい引き込まれてしまい、すっかり時間を忘れてしまいました。戦いの神アレスは伝説上の話であり、ダイアナ達の幻想ではないかと思いながら見ていたのですが、思わぬ人物がアレスだとわかり驚きました。平和を願う人々に寄り添う神もいれば、戦いと滅亡を欲する人間に寄り添う神もいる。揺れ動きながらも必ず突破口を開く。ダイアナとスティーブとの純愛にラストは切なくなりました。

おそ松さん / Mr. Osomatsu
7

落ち着いたと思った?それ間違いです。

世間に社会現象という混乱と驚きを与えた、ニートでクズでおバカな六つ子たちのドタバタナンセンス自己責任アニメ第2期について。
前作の衝撃もあり、期待値が青天井だったためか、視聴後の興奮度は低め。ただ、面白くないわけではない。前作に比べれば話の筋は通っているし、ギャグもハチャメチャに見えて整頓されている風にも見える。また、今作は前作に比べ、各キャラクターたちの心情や生活を深く掘り下げているため、前作とは違う視点で見ることができるのも魅力の一つである。
ただ、前作に比べると物足りないような気がする。これについてなぜかを考えてみたところ、前作は誰も乗ったことのない、試乗すらしていない極悪ジェットコースターで、今作は恐ろしいものの乗り慣れた絶叫マシーンになっているのではないかと思った。だいたいの脚本家の傾向を知り尽くした視聴者には、今作は心に余裕をもって視聴できる作品になったため、物足りなく感じるのでは。そう考えると、私は今後これを超えるギャグアニメでなくては満足できないのかと思うと、少しの恐ろしさを感じた。
前作同様、地獄の窯を覗く覚悟で見なくては身が持たず、また前作同様これを超える作品に出会える自信を失いたい方にはどうぞと視聴をおすすめしたい作品です。

デジモンアドベンチャー / DIGIMON ADVENTURE / デジアド / デジモン無印
9

世界を越えた少年少女の物語

アニメのデジモンアドベンチャーは、1999年~2000年に放送され、今でも子供から大人まで幅広い人気の作品です。
一話毎にわくわく、ドキドキできる展開があり、飽きずに何話でも観続ける事ができ、時間を忘れてしまうほどです。
今作品の主人公は八神太一という少年と、相棒のアグモンというデジモンですが、他にも個性的な登場人物がたくさんおり、それぞれのストーリーもあるので視聴者も感情移入しやすいです。
また、この作品の登場人物たちを演じる声優陣は、現在では大御所となったメンバーが揃っていて、若かりし頃のベテラン声優の演技を楽しめるというのも魅力の一つとなっています。
色々な試練があり、子供達が乗り越え成長するにつれてデジモンも成長(進化)します。
進化とはデジモンがパワーアップし、いまとは違う形態に変化することです。
デジモンごとに変化する形態が違い、それぞれの特徴を活かした魅力的な姿になります。
今でもスマホアプリで配信されており、色々なハード機でゲームが発売されているので、ゲームをプレイした後に観る事でより一層デジモンアドベンチャーの世界観に入り込めて、楽しめると思います。

スプラトゥーン2 / Splatoon 2
10

シューティングゲーム初心者でも楽しめる

初めてオンラインゲーム・シューティングゲームをこのスプラトゥーン2でしました。
4対4に別れてエリアの中を多くインクで塗ったほうが勝ちというシンプルなゲーム。
始めたばかりの時は敵にやられてばかりだし、塗りゲーの何が楽しいんだろうと思っていましたが、一度敵を倒すと段々と楽しくなってきます。
シューティングゲームの部類ですが、いい意味でリアリティがないので、子供から大人まで楽しめます。
味方や自分が塗ったインクにイカになってインクに潜る事が出来る。一度やったらやみつきになります。最初からプレイ出来るナワバリバトル、レベル10になるとガチマッチというのが出来るようになり、更に楽しめる事間違いありません。
2時間毎にルールが変わり、ガチホコ・ガチヤグラ・ガチエリア・ガチアサリという4つのルールでガチでやり合う事が出来ます。
敵を倒したりインクを塗るだけでは勝てないので、戦略を練って勝ちにいきます。色々な武器があるので、自分に合う武器を探しながらプレイし、勝てた時の喜びはこのゲームでしか味わえないと思います。
最近、追加コンテンツを購入するとオクトエキスパンションという1人でやるミニゲーム?が出来るようになりました。こちらをクリアするとタコになる事が出来るのでこちらも是非やってほしいです。

ドラゴンボール / Dragon Ball / ドラゴンボールZ / Dragon Ball Z / ドラゴンボールGT / Dragon Ball GT / ドラゴンボール改 / Dragon Ball Z Kai / ドラゴンボール超 / Dragon Ball Super / ドラゴンボールDAIMA / Dragon Ball DAIMA
7

初代ドラゴンボールから見ています。

dTVを使って視聴している35歳男性です。
ちょうどドラゴンボールで育った世代ですので、かなり当作品にはこだわりも強く、原作の漫画連載終了後はGT等の派生作品も多々ありましたが、なんとなく自分の思っているものとは違い、違和感を覚えて見てきませんでした。ここ数年流行っていたことと、自分の子どもたちが楽しげに視聴していることもあり、なんとなく一緒に見ているとはまってしまいました。

オリジナルのドラゴンボールとの違いはあるのですが、なんともそれが爽やかに伝わってきて楽しめます。とくにベジータのキャラ、ブルマやトランクスとの家族のやり取りが序盤で描かれていたと思います。あれは最高でした。これまでのベジータのイメージを100%崩すわけではなく、愛する家族を持った男としてこのように成長するのか、と好感が持てる変化でした。
オリジナルのドラゴンボールとのギャップを良い意味で楽しめる作品であり、そこが最大の魅力なのだと思います。とくに私のように、原作とともに育った頭の固い世代にとっては。まだ全話を見たわけではないですが、原作をうまく活用して作られた作品だと思いますので今後も楽しみに視聴していきたいです。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
10

読書大好きだけれど、普段漫画を読まないしゲームもしない私がはまってしまった…

私は子供のころから読書が大好きです。絵本から始まり、児童書、児童文学、外国文学、ライトノベル、現代小説、とにかく文字がびっしり書いてある本ばかり読んでます。その派生で大人になってから映画もよく観るようになりました。
そんな中、漫画を読むようになったのは旦那さんとレンタルショップの充実が影響しています。基本的には小説(文庫本)の所蔵はありますが、漫画は小学生のころまでしか読んでいませんでしたので旦那さんの本しか家にありません。なので、この本を手に取ったのもそんな旦那さんセレクトによるものでした。

第一印象:絵がきれい!そしてスライムって…なにかのゲームだったよね?

こんな感じ。それ以外わからなかった。ゲームもしないんですもん。某ゲームの敵キャラくらいの認識しかほんとにありません。そんな私が1巻読んだだけではまってしまいました。
作品は「もし○○だったら…」という発想で、自分がスライムに転生して、実際に目の前にこんなことが起こったらこんな行動したよ~という話なんですけど、それが本当に面白い。面白いのはもちろんだけど慈悲深い、日本人らしいスライムの振舞いがとても好き!!
ゲームしたことない私でも、スライム=雑魚キャラな認識はあります。それを逆手にとってこんなに面白いのに考えさせてくれる作品を作ってくれた原作者さんと漫画絵師さんに感謝。そしてもっと続きが読みたい、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。