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iamsatokaのレビュー・評価・感想

下妻物語
10

友情こそが人生の宝って教えてくれる

全てにおいて冷めているロリータ、深田恭子演じる竜ヶ崎桃子(以下、桃子)と、ど直球でおバカなヤンキー、土屋アンナ演じる白百合イチゴ(以下、イチゴ)。交わらなさそうな二人が出会い、お互いが人生において大切な友達になっていくお話です。
桃子は小学生の時、両親が離婚し父親の方に付いていきますが、付いていく理由がなんと「単純にそっちの方が面白いから」という理由で、なんとも冷めた少女でした。高校にあがり、実家の兵庫県から東京に遊びに行った時、ロリータファッション店に入ったのがきっかけで、完全にロリータ街道まっしぐら。それ以降ロリータの服を愛し、自分の決めた事だけを信じて学生生活を送りますね。なので学校でも1人行動。
一方イチゴは、厳しい家に生まれ、もともと内気な性格のせいでいじめに合い、こんな自分が嫌になって、盗んだバイクで走り出す…訳ではありませんが、自分の自転車で夜道を走り出します。そんな時女ヤンキー集団に遭遇し、リーダーがイチゴに近寄ってきます。どんなにつらくても笑顔を作っていたイチゴは、リーダーの前で笑顔を作ったら、「悲しいのに笑うんじゃねぇ。つらい時は泣きな。泣いた分だけ強くなりな。」と言われます。その言葉が刺さり、そのリーダーのようなマブイ女になろうと決心し、その族に入ります。

森山直太朗
10

日本人の感性は、全世代にオススメ

森山直太朗さんは、1976年4月23日生まれ、東京都渋谷区出身、成城大学卒業、身長172㎝。日本のシンガーソングライターで俳優。母は森山良子、父はジェームス滝、異父姉にマネージャーの森山奈歩、義兄に小木博明、従兄弟おじに、かまやつひろし。妻はピアニストの平井真美子。事務所はセツナインターナショナル所属。作詞は御徒町凪との共作、2005年からは、作曲も共作となっている。名前の由来は「素直で太く朗らかに」。
2001年デビュー、担当楽器はギター・ハーモニカ、音楽ジャンルはJ-POP、フォークソング、フォークロック。
学生時代はサッカーに熱中した。
彼の魅力は、独特の世界観です。芸術的で時にユーモラス、歌詞は(日本語)が持っている力と美しさを感じることができます。共作の詩人、御徒町凪さんは幼馴染で友人。同じアーティストで、交流が深いのは、Dragon Ashの降谷健志さん、氣志團の綾小路翔さん。直太朗さん自身は、幼少期から交流がある玉置浩二さんを、尊敬する歌い手と語っている。直太朗さんが支持される要素は、声質にもあるだろう。ハイトーンに突き抜けるメロディーラインと強い癖があるわけではない爽やかな声質、叙情性を日本ならではの季節感に重ねている歌詞は、年代を問わず女性からも支持されています。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
9

異世界転生系のTHE王道漫画

転生したらスライムだった件。略して、転スラは簡単に説明すると異世界チート系漫画の王道といえるだろう。というのも今や王道となっている異世界転生系といわれているこのジャンル。今や様々な有名作品がある中でこのジャンルの火付け役となったのはこの転スラである。しかし他の異世界転生系のように、主人公が最初からチート能力を持っているのではなく、成長の過程でチートの能力を手に入れていくという、二つの過程が楽しめる漫画となっている。また主人公が成長していく過程で徐々に仲間が増えていくのだが、その仲間たちとのやりとりや会話などの中にもギャグ性のある箇所や真剣なはなしをする場面での主人公がいう名言なども注目箇所のひとつといえる。他の異世界転生系の中にはメジャーな異世界転生系というジャンルに縛られてストーリー性や登場人物の作り込みなどがあまくなってしまって読むのがめんどくさくなったしまって途中で読むのをやめてしまう場合があると思うがこの作品はそのような心配は一切いらない。またあるひとつの系統に縛られない主人公の能力も見所の一つで、毎回毎回様々な技がでできて、そのような能力を持ちながらも慢心しない主人公の人柄も好感的に思える漫画である。

Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower
9

Fateファンなら見て損はありません!

この作品は原作ゲーム「Fate/stay night」の最終ルートを元にしていて、Fateルート、UBWルート(ufo版)の映像作品を見なければ序盤の場面は理解出来ないようになっています。二つの映像作品と比較すると、グロテスクな場面が多く陰鬱な雰囲気があります。しかし、他の映像作品ではあまり描かれていなかった間桐桜の日常と清楚な性格、そこに秘められた少女の闇が魅力的に描かれています。あの大人気アニメ「鬼滅の刃」を生み出したufotableさん特有である作画の細やかさ、美しさも存分に発揮されています。その中でも雪が降るシーンの美しさ、Twitterを賑わせているFate/Grand Orderにも登場するランサーVSアサシンの戦闘シーンの迫力は一見の価値ありです!また最初の方にある、主人公の士郎と桜、慎二の弓道場でのシーンは原作には一切ない新規のシーンです。なのでこちらも是非ご覧下さい。藤村大河の描写やイリヤ&バーサーカーVSセイバーのシーン、ライダーVSセイバーのシーンも見応え十分です。
この作品は三部作なので、衝撃の事実が判明する二章のII.lost butterfly(PG-12)、最終章のⅢ.spring songも是非観てください。

リンダキューブ
10

滅びゆく惑星を駆け巡る!!

最初は『リンダキューブ』というタイトルでPCエンジンで発売、後にプレイステーションへ、その後『リンダキューブ アゲイン』というタイトルでリメイクされた。物語の舞台は『ネオ・ケニア』と呼ばれる地球によく似た惑星。そこに突如『神様』と名乗る石板と方舟が飛来した。そこには、『8年後、回避することが不可能な巨大隕石の衝突に見舞われる』と記されてあった。調査の結果、隕石の接近は事実であり、回避不可能、星は壊滅的なダメージを受けることになると分かった。石板には、雄と雌のつがいの動物を、正体も行き先も不明な方舟に乗せ、男女各一名ずつの搭乗員がネオ・ケニアを脱出するよう記されていた。この方舟の搭乗員に志願したのは主人公ケンだ。女性搭乗員はケンの恋人であるリンダである。ネオ・ケニアが壊滅するまでの8年の間に、できるだけ沢山の動物のつがいを収集し、この星から脱出する事が目的となる。
このゲームは、例えとして、『グロいポケモン』と呼ばれている。その例えの通り、このゲームに登場する動物は見た目がとても変わっている。 『ブタ』はまだ可愛らしい見た目だが、『ライオン』や『ヒツジ』がその通りの見た目をしている訳ではない。中には『ゾウモツ』という、名前からして何とも言えない見た目の動物もいる。これらの動物を捕獲するのだが、こちらが強くなると動物は飛び散ってしまう。動物を捕獲するには、こちらが強く成り過ぎてはいけないのだ。道具や装備等で程よく弱くなる必要がある。ケンとリンダに変わって捕獲を代行するハンターに頼む事も可能だ。
このゲームはA、B、C、Dと4つのシナリオで構成されている。これらのシナリオは、パラレルワールドのように繋がっていて、シナリオによって登場人物の性格等が違っている。あるシナリオでは狂人だった人物が別のシナリオでは善人だったりするのだ。
古いながらも斬新なハンティングゲームを是非プレイしてみて欲しい。因みに、隕石は確実にやってくる。例えまだ動物捕獲の途中であってもだ。シナリオ毎に異なるエンディングソングも美しくてとても良いので聞き入って欲しい。

ペルソナ5 / Persona 5 / P5 / ペルソナ5 ザ・ロイヤル
7

ペルソナ5 おすすめゲームです。

ペルソナ5は高校生たちが怪盗団になって、心が汚れた大人を改心させていくというストーリーです。構成が大きく二つに分かれていて、戦闘をしながらストーリーを進めるパートと、友人など日常生活で出会った人たちと仲良くなってコープをあげていくパートです。戦闘も楽しめたのですが、ちょっと長すぎるかなと感じました。
自分が下手なのと、ゲームの中の声をすべて聞いていたのもあって、クリアするまで120時間くらいかかったと思います。コープもお気に入りの佐倉双葉と新島真しかマックスにできませんでした。他にも魅力的なキャラが多いのでもう一回やりたかったけど、あの長い時間を繰り返す気にはなれませんでした。最初の敵の鴨志田のストーリーが、小者っぽいからすぐ終わるだろうと思ったら、20時間くらいかかったのはきつかったです。
ネットでは全てのコープをマックスにしたという人もいたけど、そういう人はまれだと思います。ストーリーはかなりオリジナリティがあり、変わった構成でした。序盤は警察に捕まった主人公の回想、それが終わると主人公の現在のストーリーになっていきます。怪盗団として大人を改心させるのが目的だったのが、それが正しいかどうかプレイヤーが考えさせられる話だと思います。個人的には戦闘と日常生活を分けて、コープモードがあればもっと楽しめたな、と思いました。日常生活だけでもかなりやりごたえがあります。キャラクターに魅力を感じたら、やってみるのをおすすめします。