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hththtのレビュー・評価・感想

ショーシャンクの空に / The Shawshank Redemption
10

コロナで打ちひしがれた心を、心穏やかにさせてくれる映画です!

"お勧め映画ベスト〇〇”という系統のサイトにはほぼ間違いなくランクインしているので、大勢の方がご存じの作品だと思います。
自分は映画好きでかなりの本数を見ている方だと思いますが、この作品については、“名作”と言われて久しいことまで知っていながら一度も見ていませんでした。60代になって初めて、何気なく思い立って見てみることにしたのです。無意識のうちに老い先短い自分に、「早く見ておけ!」と心の叫びが届いたのかもしれません。
実は今、断捨離を兼ねて溜まりに溜まった録画済の映画をチェックしており、そこでこの作品が出てきたのです。VHSビデオテープ(ご存じない方もいるかもしれません)のもので、あまりにたくさんで何本あるのか分からない中にありました。ほとんどのテープはまともに確認することもせず廃棄するのですが、何故か心に引っかかったので見てみることにしたのです。

ネタバレはしません。是非、多くの方に見て頂きたいと思います。Netflixでも吹き替え版と字幕版のどちらでも見ることが出来ます。コロナで心が荒んでいる世の中で、この作品を見て心が晴れ晴れしない人はいないと思います。お勧め映画に必ずと言って良いほどランクインしている理由が分かりました。この映画のラストシーンは「終わり良ければ全て良し」という言葉に相応しい、清々しさを感じさせてくれるはずです。必見です。

GOD EATER 2 / ゴッドイーター2 / GOD EATER 2 RAGE BURST / ゴッドイーター2 レイジバースト
7

このゲーム機(psvita)にしてはいい?

GOD EATER自体は、いろんな方から人気があるゲームだと思います。しかし、私はpsvitaしか持っていないのです。なんだろう、なんだか動きが鈍い、というか。そう感じてしまいます。他の人のレビューなど見ても、なぜか評価がすごく低いんですよね。まあ、私もそう思っていますけど。しかし、それでもこの『GOD EATER 2 RAGE BURST』は、今までの作品よりも動きが楽しいし、システム面もやりがいのあるゲームになっています。ストーリーをプレイし終えたとしても、やりこみ要素がふんだんにあり、長く楽しめるゲームです。実は、私も買ってから3、4年経ちますが、未だにプレイしています。もしやっていないようであれば、中古で結構売っていますので、やってみてください。ストーリーは、メインのものと、各キャラクターにフォーカスしたもの、あとはダウンロードコンテンツなどもあります。個人的にはダウンロードコンテンツのストーリーが楽しかったです。あとは、武器を強化していくのが楽しいです。少し残念なのは、キャラクター自身にレベルという概念がないというくらいですね。

観用少女
10

生きる少女人形の物語

観用少女(プランツ・ドール)、それは、『名人』と呼ばれる職人達が丹精込めて作り上げた人形だ。人形達はただの人形ではなく、『生きている』のだ。
人形達の容姿は、西洋風の姿をした物(者?)もいれば、アジアン風の姿をした物までと様々だ。
人形達は、美青年が経営する専門店で、眠りながら来店者を待っている。
そして、自分と波長の合う者が来店者として訪れると目を覚まし、素晴らしい笑顔を見せる。
その笑顔を見せたら、他の来店者には見向きもしなくなってしまう為、購入を余儀なくされるが、その値はかなりの高額だ。
具体的な価格は出てはこないが、来店者達のリアクションを見るに(漫画的な表現で、『目玉が飛び出す』等)、安易に購入出来る金額ではないようなのだが来店者は皆、人形を購入して行く。
何故なら、人形の…少女の笑顔がとても愛らしく心打たれるものだからだ。
『生きている』 というのだから、当然食事も摂る。
人形達の食事は、持ち主の『愛情』と、高価な人形専用のミルクを一日に三回と、週に一度の砂糖菓子だ。
それ以外の物を与えると、人形は少女から『成長してしまう』のだ。
成長の仕方は与えた物により変わるらしく、ある者の人形は、ふくよかな体型の女性、またある者の人形は、品の良さそうな美女へと姿を変えた。
人形達は基本的には声を発する事はないが、特定の条件で声を発したり、中には歌を歌う物もいる。
物語は、基本的に一話から二話で完結するタイプとなっている為に非常に読みやすい。
ストーリーも、ほのぼのとしたテイストのものを中心に、時にややホラーなテイストなものや、しんみりしとしたテイストまでと様々だ。絵柄も繊細かつ丁寧で、とても美しい。
少女達が身に付けているドレスのデザインも豊富で個性豊かな為、服飾デザインを見る事が好きな人にもお薦めしたい作品だ。

Hysteric Blue / ヒステリック・ブルー / ヒスブル
9

くどくないが味わい深い歌詞が楽しめる

このバンドはボーカルのTamaの独特の声質やドラムのたくやの独特の歌詞が主な特徴となっています。
特に代表的なのは『春〜spring〜』という曲で、女性視点の歌詞であるため一見したファンからはバンドの紅一点であるTamaが作詞したのではないかと勘違いされがちですが、実を言うとたくやが高校時代に作詞したものなのです。
『グロウアップ』も2000年代のゴールデンタイムのアニメ『学校の怪談』で放送されたため、当時視聴者であった人々の中では有名であり、まさしくアニメの歴史に残る名曲とも言われています。
このバンドの楽曲は全体的にJUDY AND MARYと比べると歌詞がそれほどくどくなく、狙っていると言うべき程に万人受けするような内容となっています。歌詞はくどくはないからといって決して浅薄ではなく、リアルさに溢れた内容となっています。
Tamaの声質がJUDY AND MARYのボーカルのYUKIと比べて一般人寄りなので、そういうところからカラオケではJUDY AND MARYよりもある意味で人気です。
主観を交えない場合は7点から8点程度ですが、私の気持ちを込めて点数を付けるならば9点を付けたいと思います。