hinata@hinata

hinata
hinata
@hinata
25 Articles
32 Reviews
0 Contributions
0 Likes
hinata

hinataのレビュー・評価・感想

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース / Spider-Man: Across the Spider-Verse
8

2023年上半期ベストアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」について

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」はソニーピクチャーズアニメーションが制作したアニメーション映画です。
本作品はスパイダーバースシリーズの2作品目にあたるもので、1作品目である「スパイダーバース」の続編になっています。
ストーリーとしましては前作、スパイダーバースにて偶然スパイダーマンとなった主人公であるマイルスは、他の次元つまりマルチバースから来た5人の様々なスパイダーマンと共に無事世界の危機を救い、しばらくスパイダーマンとして活躍しているところからスタートします。
スパイダーマンとして活動していたある日、ヴィランである「スポット」が原因で、かつて一緒に戦った他の次元のスパイダーウーマンであるグエンと再会します。
そしてグエンからスポットが他の次元にも悪影響を及ぼすことと、マイルスの復讐としてマイルスの世界を滅ぼそうとしていることを聞かされます。
マイルスは自分の愛するものを守るためにもスポットの追跡を開始します。
マイルスのマルチバースを股にかけた戦いが始まりを告げた…というものになっています。

本作品の魅力はなんといってもアニメーションでしかできない映像表現にあると思います。他の次元を違うアニメーション技法で表現するというのは前作からやっていたことですが、今回は様々なマルチバースを渡り歩くということもあり、背景美術にいたるまでアニメーションのレベルが段違いにスケールアップしています。
そんな見ごたえのある作品「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」ですが、あくまでもこの作品は前編の作品であり、後編の作品は「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」ですので、その点には注意が必要です。
ただ圧巻アニメーション技法、濃密なストーリーが楽しめる作品になっていますので、とてもおすすめできる作品です。

スプラトゥーン3 / Splatoon 3
10

ナワバリバトルから連携を楽しんで!

大人気ゲームの3作目。
広告戦略も大規模に行っていたので、今回から参戦したユーザーも多い。
私自身も今回からのプレイですが、同じく今回からの友達とフレンド登録して、一緒に楽しんでます。

初心者は、単純にたくさんの面積を塗った方が勝つ「ナワバリバトル」からチャレンジしてみるのがおすすめ。
慣れている人に前線バトルを任せて、スタート地点周辺を塗る作業でチームに貢献しつつ、感じを掴むと良い。
それに慣れたら前線に出てキルを取る!ここからが醍醐味!!
いかにデスせずにキルをとる立ち回りを身に着けられるか…CPU相手ではないので、人によって癖が違い、相手の癖を読む力が必要です!これが楽しい!!
また、4対4のチーム戦なので、友達と連携を取りながらやる方がやりやすいのは確かだが、
1人でチャレンジして、見ず知らずの人達とチームを組むいわゆる野良プレイで勝てた時が最高!!
何も打ち合わせていない、プレイスタイルもわからない人と連携プレイで良い動きが出来た時には最高の気分です!!
ブキによって得手・不得手の行動が違うので、使ってるブキからプレイスタイルを読んで連携を図るのが上級者。

初心者には塗れる範囲が広く、メインのインク消費が少ないブキから始めてみるのがいいのでは?
そこから、自分のプレイスタイルに合うブキを探してみてください!
奥の深いゲームですよ!!

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
10

スマホを落としただけなのに第二弾

今回は、「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」を観に行きました。

あのスマホの映画第2弾がついに、来たという感じです。
相変わらず、犯人役継続の成田凌の演技がきちがいすぎていて気持ち悪かったですね。
一度警察につかまっていて、成田凌も今回この映画でかなり暴れてました。
千葉雄大、白石麻衣二人のストーリーで、前半からハラハラドキドキしました。
前作もよかったのですが、今回も迫力ありました。

「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」気になる方はいるでしょう?

最後は千葉雄大とかつて一緒に会社を創業した男が犯人でした。
殺人を指示していたというのが明らかになり、まさかこいつが犯人かというのに驚きました。
千葉雄大はこの男にもう一度会社を一緒にやらないかと誘われていて、断ってよかったとおもいました。
白石麻衣はツンデレ感があり、いつもと違うまいやんでした。
千葉雄大を好きながらも、素直になれない部分はあったなとも思いました。
今回は白石麻衣がメインで犯人に狙われ、どうなるかハラハラしてました。
成田陵も警察の監視を殺してしまい脱走しました。
結局最後は海外に逃亡成功し、のうのうと海外にいました。
終わるシーンでは、誰かにスマホで撮影されてました。
井浦新が常にセキュリティ体制で、パソコンを開いて犯人を追いかける部分はかっこよかった。
サイバーだなと思える部分がありましたね。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
8

ホラーかと思ったら

見た目で人を判断してはいけないなという話です。
こちらの作品の主人公2人は見かけは格好が汚らしいし不気味で怖い感じです。でも、ほんとうは善人で、お金を貯めてやっと手に入れたボロ小屋でバカンスをしに来ただけの人物です。溺れている人がいたら助けるし、部屋で介抱する、いい人たちです。
なのに、その近くにキャンプに来た若者らは、彼らをサイコキラーなのではないかと疑い、勝手に自滅していくという、なんとも馬鹿げた話でおもしろかったです。人を勝手にサイコキラーと思うなんて、これだからパリピはって感じだけど、たしかにチェーンソーを振り回したサイコキラーって森とかにいそうだし、ホラー映画の弊害といいますか、勘違いするのもわからなくはないかなと思います。
若者のおバカな勘違いに振り回されて、バカンスを台無しにされたタッカーとデイルが気の毒で、若者たちは自業自得という感じです。人がサクサクと死んでいくし、死に様はかなりグロいです。なので、グロいのは苦手な人にはきついと思いますが、グロいのが大丈夫な人には是非見てほしい作品です。
笑っちゃいけないけど、笑ってしまいました。ホラーかと思えば、コメディでした。おすすめです。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア / Interview with the Vampire (film)
9

ヴァンパイアの葛藤を描いています。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアは1994年公開のアン・ライス原作の映画です。
ブラッド・ピッド、トム・クルーズ、クリスチャン・スレーター、アントニオ・バンデラス、キルスティン・ダンストと豪華俳優陣が揃っています。
最初はトム・クルーズがレスタト役を演じるのを「相応しくない」と言っていたアン・ライスですがトム・クルーズが役の為に10キロの減量をし見事にレスタトを演じてみせてからは絶賛しています。
物語はルイがインタビュアーに告白するところから始まります。
妻と娘を亡くし絶望するルイにレスタトが興味を持ってしまい血を吸われて死ぬか生きるかを選択させられヴァンパイアとして生きる事を選んでしまいます。
ヴァンパイアらしく人を襲う事に躊躇いのないレスタトと違いルイは人を襲うことができず、小動物の血を吸って生きてきましたが、ある日幼いクローディアと出会い我慢しきれずに血を啜ってしまいます。
そのことを喜んだレスタトによってクローディアはヴァンパイアとなってしまいますが、後に成長しない自分を作ったレスタトを恨んでクローディアは死体の血をレスタトに吸わせて殺そうとしてしまいます。
そこからルイとクローディアだけの旅が始まり、クローディアの願いで一人の女性をヴァンパイアにして一緒に旅をする中で出会った同族のアルマンに二人を太陽光に晒して殺されてしまい、怒ったルイはアルマン一族を滅してしまいます。
そして話は最初のインタビューに戻り、ヴァンパイアにしてほしいと願ったインタビュアーはルイの怒りを買い逃げ出しますがその先でレスタトに襲われ、かつてのルイのようにヴァンパイアになるかどうかの二択を迫られます。
最後にレスタトが「ルイがまたぼやいてる」とつぶやくのが印象的でした。

セレーナ・ゴメス / Selena Gomez
9

等身大の世界観と、独自のスタイル。

テレビドラマやディズニーチャンネルの子役時代から時は経ち、今や人気アーティストの一人となったセレーナ・ゴメス。
主にアーティスト活動を積極的にこなしているが、映画出演や声優、ドラマ制作にも携わるなど、幅広く才能を開花させている。
私生活では慈善活動にも熱心で、ドネーション活動をおこなったりもしている。

アーティストとして、彼女は当初、「セレーナ・ゴメス&ザ・シーン」として活動をスタートした。
「ナチュラリー」や「フー・セズ」、「ラヴ・ユー・ライク・ア・ラヴ・ソング」などの歌って踊れるポップ・チューンがヒットした。
単独の名義になってからはさまざまなアーティストと音楽制作をし、自らの体験や思いのより詰まった作品をリリースしていく。アルバム「Revival」以降はそれが顕著となった。
2020年のアルバム「Rare」では、自らの恋愛や闘病生活などからインスピレーションを得、等身大なリリックでありながらも新たなジャンルにも果敢にチャレンジしている。女性ならだれしも共感のできる想いやメッセージの込められたアルバムとなっている。つねにファンに対して等身大でいること、心を解放することの大切さを音楽やSNSを通じて伝えつづけるセレーナに、これからも目が離せない。

吉田山田
10

泣ける歌を歌う吉田山田

吉田山田は、吉田結威と山田義孝からなる男性二人組のアーティストです。プロデビューしていて、所属事務所はポニーキャニオンです。
彼らの代表作品はNHKの番組「みんなのうた」で披露された「日々」で、泣ける歌として大ヒットしました。この歌は、おじいさんとおばあさんについて語られた歌です。おじいさんはおばあさんより先に亡くなってしまうのですが、おばあさんがおじいさんに対して「ありがとう」というメッセージを残す歌なのです。このストーリー性のある歌は一世を風靡しました。
こんな吉田山田ってどんな人たちなのでしょうか。二人の出会いは、東京都立明正高校でのことです。山田は金髪姿で登場し、一方吉田は女子生徒にちやほやされ、山田はこの状態に嫌悪感を抱いていたそうです。文化祭に山田は弾き語りを披露する吉田の演奏を見て感動したそうです。その時に山田は吉田と一緒に音楽をしたいと決心したそうです。しかしその思いはなかなか吉田に届きませんでした。そんな中2001年に吉田が高校時代最後の思い出作りとして、文化祭でアカペラを披露するため一緒に歌うメンバーを校内で探したところ、山田が歌が上手いという情報を得て、山田をスカウトし4人組グループのワンツーポバイを結成しました。しかし、このグループは文化祭終了後に自然消滅しました。
高校卒業後吉田は和光大学に入学し心理学を学んでいましたが、一方山田は吉田と一緒に音楽をしたいと考えるようになりました。こんな二人が本格的にペアにて音楽活動を開始したのは2005年のことです。

引っ越し大名!
7

映画から学ぶ片付けの術!

実際に史実にあった話を元に描かれた作品。時代劇ではあるが、言葉は難しくなく、堅苦しくない。所々に笑える場面、ほろっとくる場面が散りばめられていて、キャラクター一人一人に個性があり、二時間飽きの無いエンターテイメントムービーになっている。
星野源さんが演じる主人公が本当に情けなくてたよりなく、ハラハラしてしまうが、外見も身なりも成長していく姿が応援したくなる。彼の母親になった気持ちになってしまう。(実際に主人公の母親も出てくる。)
高橋一生さんが演じる、彼の友人である鷹村は主人公とは正反対で、過剰に明るく羽目を外しすぎるが、男の中の男として勇ましく力強い助っ人。御手杵の槍の殺陣シーンは惚れ惚れすること間違いなし。
高畑充希さんが演じるヒロイン於蘭は、バツイチ子持ちで今回の引っ越しの手助けのキーパーソンの1人。ヒロインだが女々しくなく、引っ張っていく存在。馬に乗って現れるシーンはとてもかっこいい。
タイトルである引っ越し大名とは、及川光博さん演じる松平直矩のことで、殿独特のオーラはもちろんあるが、色々と巻き込まれててんやわんや。コミカルな演技も見られるが、みんなの前に立つときはビシッと殿の風格を表す。
肝心のお引越しだが、いろんな策でいかにお金をかけずできるか?がミソ。実際にやっていた策は現代でも使えるものばかり。映画を観た後につい自分もお引越しならぬお片づけしたくなっちゃう映画だ。

カミラ・カベロ / Camila Cabello
10

多くの女性から共感を集めるシンガーソングライター

カミラ・カベロは、アメリカの人気リアリティ音楽番組から誕生した人気ガールズグループ・Fifth Harmonyの元メンバーです。生まれ故郷のハバナを歌った曲「Havana」が話題になり、日本でも人気のシンガーソングライターとなりました。そして「Havana」の次に注目を浴びた話題曲「Never Be the Same」は、自身の経験をもとにつくられた恋愛ソングです。この曲は、付き合っている相手に翻弄され、虜になってしまった自身の変わりゆく姿を映した歌詞になっており、多くの女性から共感を集めました。またサビ部分前に「まるでニコチンやヘロイン、モルヒネのように」というフレーズがありますが、これは恋愛の中毒性を表した比喩表現であり、とてもインパクトに残る歌詞になっています。カミラのラテン感漂う歌い方と、エキゾチックな歌声があいまった素晴らしいこの恋愛ソングは、私の最も好きな曲です。また本作品のミュージックビデオでは、恋愛中のカミラのいろんな表情が見れます。歌詞に合わせて幸せをかみしめる顔や、苦しく切ない表情で歌い上げる彼女から目が離せません。アジアンな雰囲気を醸し出す艶やかな黒髪と、褐色の肌が魅力的なカミラの素晴らしさがギュッと詰まった映像になっておりますので、こちらも是非一度見ていただけると嬉しく思います。

キュウソネコカミ
8

キュウソネコカミアルバム

兵庫県西宮市出身のロックバンドキュウソネコカミ。
名前の由来は窮鼠猫を噛むから由来されているバンドです。

インディーズアルバム10代で出し、インディーズデビュー。

その後、大事なお知らせをリリース。
※個人的には1番パンク色が強くて好きなのですが、ライブ、フェスなどではあまり演奏されない曲が多い。

ウィーアーインディーズバンドは今でもライブなどで多く演奏される、ファントムバイブレーションこの曲がYouTubeでヒットして、一気に有名に、良いDJなど、今でも、ライブで演奏させる数多い名曲が入っているアルバムです。

ライブで演奏する曲自体は少ないが
コアなファンの中では演奏して欲しい曲が数多い名アルバムです。

その後のアルバム、チェンジザワールドで一気に有名バンドに、ライブで定番のびびったをはじめ、かわいいだけ、KMDT25などのアルバムが発売される。

その後はメジャーデビューして、メガシャキとのタイアップ曲、mega shake itをリリースしていよいよ有名バンドの仲間入りに。
その後は、大阪、東京などのフェスなどで大トリをはる。

メジャー初のアルバム人生はまだまだ続くでちょっと雰囲気が変わりましたが、インディーズ当時の余韻も残っており、これからも期待されるバンドです。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
10

FPS初心者でも気軽に始めて勝つことが出来る無料ゲーム!

ApexLegendsはPlayStation4、XboxOne、Origin(PC)で無料でダウンロードできるFPS(First-PersonShooterの略称)ゲームです。内容はタレントのTOKIOさんがCMをしているフォートナイトと似ており、3人1組で縮小していくプレイゾーンの中で最後の1組になるまで他のプレイヤーを倒しあうオンラインゲーム、いわゆるバトルロワイヤルです。
このようなオンラインの対人ゲームは「敷居が高い」「難しそう」などと敬遠されがちですが、始めるにあたってオンライン料も必要ないので一度遊んでみてはいかがでしょうか。3人1組なのでチームを組むのですが、友人もしくはマッチングした知らないプレイヤーと協力しながら勝ち抜いたときの喜びはこういったゲームならではのものだと思います。
ゲームの腕に自信がないという方も強い方とマッチングすれば初心者の方でも十分上位になれる可能性はあります。今までRPGやアクション、パズルなど一人で黙々と遊ぶゲームはよくしてたけど対人のゲームをしたことがない、興味はあったけど難しそうで買って始める勇気がないという方にはぜひおすすめしたいゲームです!

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
9

今までのFFシリーズとは一味違う意欲作品

今までのFFシリーズとは一味違う意欲作「実験作」だと感じました。
私は今までファミコン版の1から3、スーパーファミコン版の4から6クリアしており、7は初挑戦となりました。8−13は未プレイです。1−6までとは違い、ファンタジー的な要素は薄まり、近未来的なストーリーで、どちらかというと大人向けの作品なのかなぁと感じました。
ストーリーは中々奥が深く、今プレイしてみると魔晄炉とは原子力発電所をイメージしてるのかなぁ、と感じました。魔晄炉のお陰で便利な世の中になったという人もいれば、物凄く環境に悪く、星を滅ぼす可能性があると考える人も居る等、現在の日本と同じように住民の考え方が2つに分かれています。途中エアリスがセフィロスに殺されたり悲しいイベントがありますが、それを乗り越えて主人公のクラウド達は前進していきます。8人の仲間は皆暗い過去を背負っていますが、大きな使命感や自分自身のために奮闘していきます。クラウドの過去から分裂症気味の性格の原因が分かったり、ナナキの父親が実は真の勇士であったり、ケットシーが実は神羅の幹部であったり、色々な謎を解いていくなどしてストーリーが進んで行き、ゲームというより映画を見ているような感覚で楽しめます。
この作品は、ファミコン、スーパーファミコンと当時任天堂の天下であったTVゲーム市場を、ソニーのプレイステーションがNO1になるという、正に大どんでん返しを演出したキラーソフトであり、400万本「歴代FF1位」というビッグセールスを記録したFF史上でも非常に重要な作品です。グラフィックもSFC時代を遥かに凌駕する緻密さであり、当時は革命的なソフトだったと認識しています。当時はまだ若くメジャー作品を避けて未プレイだったが、素直にリアルタイムでプレイしておけば良かったと後悔しております。もし、まだ未プレイでしたら、是非この作品をプレイしていただきたいと思います。

ドラゴンクエストIV 導かれし者たち / DQ4 / ドラクエ4 / Dragon Quest IV: Chapters of the Chosen / Dragon Warrior IV
10

シナリオが素晴らしい

大人気シリーズのドラゴンクエストの四作目に当たる本作最大の魅力は、これまでの「勧善懲悪型のストーリー」とは少し違ったテイストのシナリオだと思います。
本作は5つの章に分かれて構成されているのですが、序盤から終盤にかけて徐々に世界に何か不吉なことが起ころうとしているというという印象をプレイヤーに与えてきます。ここで私がこの作品に対して上手いと思ったのが直接誰かがそう言うのではなく「誰かがさらわれた」、「城から人が全員消えた」など徐々に日常を非日常が侵食していくことによってプレイヤーに印象付けている点だと思います。これによってプレイヤーは直接説明されるより更に「世界に何か異変が起きている」ということを感じることになります。
もう一つこの作品の特徴的な点があるのですが、黒幕の置かれている境遇まで描かれている点です。今までのドラクエシリーズといえば勇者は善、魔王は悪と割り切っていて黒幕についてスポットを当てることはなかったように思います。それが今作ではそこまでスポットを当てて描かれているので単純にラスボスを悪だとプレイヤーが割り切ることができないところも面白い点だと思います。最終的にはかなり感動して心を動かされることは間違いないので是非オススメします。リメイクも出ているので手を出しやすいと思います。

テニスの王子様 / テニプリ / The Prince of Tennis / 新テニスの王子様
8

王道ギャグ・スポーツマンガ⁉

テニスの王子様は、とてもわかりやすく、王道マンガだと思っています。主人公・越前リョーマが絶対に勝つ。もしくは、越前が通う学校が絶対に勝つ。結末が読めるけど、その間で起こる数々のストーリーがおもしろい。あと、それぞれのキャラが個性豊かです。圧倒的なカリスマの跡部が不動の人気なのは、彼のおもしろさ、人間離れしたユニークさやハデさなど。2次元だからこそ、夢を見させてくれるお金持ちアピールとか。跡部以外にも、モブキャラも含めツッコミどころが満載でした。なんで、その眼鏡?とか審判冷静すぎだろとか普通のテニスじゃないテニスをやっているところがまたおもしろい。
格闘技?え、なにこれスーパーサイヤ人?みたいなところがある。それが私たちファンにはささるんだと思います。
私は、立海大のファンです。常勝立海、2連覇を全国大会を果たしていた強豪校。だが、一番強いハズの部長が病気で入院。1人欠場した形で大会に出場する羽目になったり、主人公率いる青学に無念の敗北。どこか熱く、どこか冷めている立海。そして、仲良いんだか普通なのかわからない彼らが好きです。表情筋がおもしろい真田は、ネタにしやすくて良いです。これからも、とんでもない戦いを繰り返し、キャラを愛し、楽しませてほしいです。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE / 隻狼 / セキロ:シャドウズ ダイ トゥワイス
8

初心者が手を出しやすい入門鬼畜ゲー

フロム・ソフトウェア(以降フロム)といえば「ダークソウルシリーズ」や「アーマードコアシリーズ」を手掛けた会社で有名ですね。SEKIROを初めて知ったという方もこの二つのシリーズは聞いたことはあるはず!
さてさて、フロムといえば鬼畜ゲーを作ることで名高いわけですが、今回のSEKIROはどのようなゲームになっているのか気になりますよね。率直に言えば「初心者が手を出しやすい入門鬼畜ゲー」だとプレイ後に感じました。フロムの過去作「天誅シリーズ」、また「忍道シリーズ」や「メタルギアシリーズ」にも採用されている「ステルスキル(SEKIROでは忍殺と言う)」がこのSEKIROでも実装され、これがとにかく決まりやすい!普通に戦えば苦戦するようなザコ敵でも、後ろからゆっくり近づけば一撃なのでアクションゲームが苦手な人でもまず序盤で苦戦するということは無いです。もちろんボスでも忍殺は決まります!ただそこはフロム、一筋縄ではいきません(笑)。しかしながらダークソウルシリーズにはなかった空を駆けるワイヤーアクションや、主人公の忍者らしい軽快な動き・操作感はプレイヤーにストレスの溜まらない、素直な動きをしてくれます!
シナリオにも引き込まれていき進めていくたびにどんどん世界観にはまり込んでしまうので要注意!舞台が和風ファンタジーだからというのもフロムゲーをやってみようかなという気にさせてくれますね。なにせ架空の日本なわけですから、背景グラフィックも四季折々で桜や雪、紅葉まで堪能できます!侍や忍者がお好きな方にはたまらないでしょう。そんな世界観に人ならざる者やまさに架空といった生き物が出てくるのでもうドキドキワクワクしっぱなしです!新たな元号と共にまだ見ぬ和風ファンタジーの世界に飛び込んでみてはいかがでしょう。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
8

ご都合主義な下克上がなんとも心地よい作品

ごくごく普通のサラリーマンが事故死して転生したらスライムになっていた、というなんとも奇想天外なスタートをする転生ものですが、魔物でも一番下っ端であるはずのスライムとなってしまった彼が、超ご都合主義な流れでありえないほど強くなっていく成り上がりストーリーは、イマドキのおとぎ話としては良質なのかもしれない。
原作の方も途中までしかみていなくて今はアニメ放映中なのでこちらもまだ途中迄しかみていないけれど、人間の時代の記憶をうまく駆使しながらどんどんいろんなモンスターを束ねていったり、日本人ならではの平和主義を上手に活かしていたり、時には食えないサラリーマン男子の片鱗をちらつかせたりと、見ていて思わずのめりこんでしまいます。
今アニメではちょうど主人公のスライムことリムル・テンペストが自分の名前がついた街と国の長になって、魔族までが参入してしまったところですが、魔族との今後のやりとりがどうなっていくのかというのも気になるし、彼の運命の女性となった転生者のシズさんに関わっていた魔王との出会いはどうなるのか、とか、気になる要素はまだまだ続きますから楽しみは尽きませんね。
なにより、最初に飲み込んだ暴風龍は一体いつ、外に出てくることになるのかというのも気になります。
ちょうど今放映中なのでこれから見ても十分楽しめるのではないかなと思います。

NieR:Automata / ニーア オートマタ
10

素晴らしいストーリーとロケーション

人類のために戦うアンドロイドたちと地球を闊歩する機械生命体たちの戦い。中には戦う意思はなく好意的で協力的な機械生命体も存在し、本当に機械生命体は悪なのかとさえ感じることもあるかもしれない。
何度もクリアを繰り返しストーリーが進むにつれて明らかになっていく人類が地球を離れた後、地球では何があったかということや、主人公のヨルハ2号B型やヨルハ9号S型の所属するヨルハ部隊の真実や隠されていた秘密がこのゲームを奥深くしている。
蔦に覆われ崩壊寸前の建造物や砂に沈んだ団地に廃墟に成り果てた遊園地など数多くの美しい風景も素晴らしく、そこを探検するだけでも楽しい。
2010年に発売されたNieR:GestaltとNieR:Replicantの続編にあたるものの、それらをプレイしていなくても楽しめるストーリーとなっている。
エンディングも多数用意され、やり込めるゲームだ。
2019年2月21日には本編にDLCや特典も追加されたNieR:AutomataGameoftheYoRHaEdition/ニーアオートマタゲームオブザヨルハエディションも発売される。風景を楽しみたい人も重厚なストーリーを楽しみたい人もアクションを楽しみたい人も、このゲームなら満足するかもしれない。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

子供・大人、勝者・敗者、どんな目線からでも楽しめます!

スポーツ漫画で、ここまでしっかりと楽しめる内容の漫画に出会ったのは初めてでした。主人公の成長に関しては、言わずもがなしっかりと描かれていますが、先輩たちの葛藤や想い、同級生たち個々の、行動した先の結果など、同じ学校のメンバーだけでも一人ひとりの物語がしっかりと存在しています。他校の生徒たちも、ただ試合をするだけではなく、なんで因縁があるのか、なぜ良きライバルになっていったのか、イラスト、言葉で伝わってくる物語に自分が学生だったころ若しくは、学生の人たちには、当事者としてのリンクする気持ちなどで楽しめるとおもいます。
また、生徒たちだけではなく、監督やコーチにOBまで関わりあった人たちの言葉や想いが大人になった読者たちの記憶を刺激してくれるともおもいます。試合で敗者になってしまったチームにスポットを当て“ただ負けたチーム”ではなく、負けたチームも努力をしていたんだと、負けてしまったけど好きなんだバレーボールが。そう伝わってきたシーンでは、自分のことを思い出して涙ぐんでしまいました。コーチだって人間で、コーチをしている理由に個人的な気持ちだって入るし、応援団にだってプライドがある。兄弟が心配になる理由も、家族だから知っていることがある。そんな、小さくても一人の人間が成長していく時に訪れるであろう事が物語の様々な箇所に描かれています。着々と力をつけていく主人公たちを見守りながら、自分とリンクする人の物語も楽しめる漫画です!

井上陽水
9

タイトルなし

私は現在30代なのですが、親が好きなこともあり10年以上前から井上陽水の楽曲を聴きはじめました。
一見少し暗い音楽を奏でるイメージのある井上陽水でしたが、音楽が大好きな私は『本当の奥の深い、味のある音楽』というものを知りました。
因みに井上陽水の楽曲は、奥田民生、宇多田ヒカルなどなど、実力派大物ミュージシャンにカバーされていまして、このことからも井上陽水という人間が奏でる音楽の凄さが分かります。
そして、そんな井上陽水の数ある作品から私がかなりお勧めしたいものは、ライブDVD「40th Special Thanks Live in 武道館」という作品です。
このライブDVDには人の心を魅了する要素がとても詰まっていると私は感じています。
40周年を記念したライブDVDということもあり、アルバムなどの少しマニアックな楽曲を知らない人が視聴しても、必ず一度は耳にしたことのある素敵な楽曲が数多くあると思います。
正直、私がこのDVDを初めて観た際「まぁ楽曲は普段からちょこちょこ聴いているし大体想像はつくな。」なんて思って観はじめました。
しかしながら一曲目から言葉を失う様にその世界観に入ってしまいました。
なかなか言葉では伝えづらいのですが、臨場感はもちろん、CDなどの音源以上に楽曲の素晴らしさが胸に響き渡った感じでした。
もし音楽が好きで、幅広い楽曲を聴きたい方には是非お勧めしたい一枚になっていると私は自信を持って言えます。

極主夫道 / The Way of the Househusband
8

専業主夫の元ヤクザが家庭的すぎ!

抗争相手の事務所を単身丸裸で一晩でつぶした伝説の男・不死身の龍は、すでにヤクザから足を洗い、その手にもったドスを使い見事なキャラ弁を作る専業主夫になっていた!
この漫画やばいです。不死身の龍の専業主夫レベルがあまりに高すぎです。専業主婦の私が肩を落とすぐらいにはすごいです(笑)。
ただ見た目が厳ついサングラスにスーツ、その上にエプロンをつけて基本出かける龍なので、だいたい元仲間や、抗争相手の下っ端や、警察官に職質されるんですよね。龍が懐に手を突っ込むと、その場の空気が凍りつくんですけど、出てきたのは、チャカではなくて、スーパーのクーポン…。そうなんです…ほんとに主夫のカガミなんですね彼。
こんなノリで短い話がたんたんと続くんですが、龍がヤクザを辞めた理由を語ってるシーンがあります。
俺は俺のやり方で家庭(しま)を守る。ヤクザからは足をあらった、と。また、暴力ではたいせつなもんは守られん、とも。すごい!かっこいいです!でもワンコのエプロンつけてハンバーグ作りながら言うもんだから、凄みが斜め方向いくんですよ。出来上がったハンバーグも最高にうまい。
そんな彼の奥さんはとても普通の可愛い人なんですが、まだ出会い編などはないようです。
サクッと読めて、じわじわくる漫画なので、ぜひ読んでみてください。

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
10

10周年を迎え、新たなプロジェクト始動‼︎

少年ルルーシュが他国に占領されている日本を舞台にギアスという特殊な能力を得たことにより、仮面の男「ゼロ」としてテロリスト集団を率いて世界に反逆していくダークファンタジーのテレビアニメ。
テレビシリーズ全50話で、普通の少年だったルルーシュがギアスという特殊能力を得るところから始まり、テロリスト集団を率いて超大国ブリタニアに対し次々と反逆していき、最後はブリタニア皇帝まで上り詰め、ルルーシュが死ぬところまでが描かれている。
超大国ブリタニアというオリジナルの国に対して、主人公がテロリストとして反逆を行なっていくストーリーのため、ダークファンタジーやダークヒーローの話と括られることが多いが、ブリタニア軍隊やテロリスト集団はナイトメアと言われるロボットで戦っておりSF的な要素や主人公が学生で友人との出来事や学園の行事がメインの回もあり、学園物の要素も含まれている。
テレビシリーズの放送開始は2006年だが、テレビシリーズの続編にあたるR2が2008年に放送され、その後も番外編の「亡国のアキト」シリーズが映画で第5章まで公開されたり、漫画で複数の連載されていた。2016年には10周年記念イベントでネクストプロジェクトの発表がされ、2019年2月に「復活のルルーシュ」がR2の続編として公開予定。

セトウツミ
8

くだらない(笑)

ただ、ひたすらセト(菅田将暉)とウツミ(池松壮亮)が喋っているだけという、今まで見たことのない設定ですが、一つ一つの言動が面白くて思わず何度も巻き戻して観たくなってしまう作品です。
また、ストーリーが1話1話区切られているので、飽きることがなくテンポよく観れます。家事の合間とかに観ても良いかも知れません。方言が関西弁っていうのも面白さを引き出している要素だと思います。内容は日常の1シーンをつまんで話している感じなので、面白さをわざわざ狙いにいった感が無く、観ていて思わずクスッと笑ってしまうシュールさも人気の一つかもしれないです。
また、キャスト陣も菅田将暉や中条あやみといった今話題の方達が出ているので、キャストから入って映画を観た人でも必ず観て良かったと思ってもらえる作品だと思います。ドラマ版は映画とはまたキャストも違って結末も違うのでおススメです。最後にどんでん返しが待っています。私は感動の結末で驚いたので、何かオチが欲しいという方はドラマ版を観た方が良いかもしれません。Amazonプライムで観れます。私は、映画の様な内容を期待して観ていたら、意外と深い話が最後に待っていて思わず「おおっ!」と感動しました。ちなみに、ドラマではセトを葉山奨之がウツミを高杉真宙が演じています。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 / 俺ガイル / My Teen Romantic Comedy SNAFU
10

異色の主人公から見える人のリアルを視る作品

〜異色の主人公から見える人のリアルを視る作品〜
ライトノベル原作の作品。原作は残り1巻で完結する。学校が舞台の作品。タイトルだけで見ると偏見を持つ人もいるかもしれないが「青春」や「ラブコメ」よりもキャラクター1人1人の人間らしさが際立つ。1期2期の構成で3期や映画化の噂も上がったが未だ実現はされていない。

〈簡単なあらすじ〉
高校でボッチの主人公 比企谷八幡 が、生活指導の平塚静に言われ奉仕部に入部する。そこで学校一の才女である雪ノ下雪乃、同じクラスで八幡に対して特別な感情を抱く由比ヶ浜結衣と校内の問題を解決していく物語。

ざっくり言うとこんな感じ。しかし、このアニメは奉仕部の活動ではなくキャラクターの心情に焦点を当ててるように思える。魅力の1つに挙げられるのは何といっても主人公が理性の塊であること。八幡は過去のトラウマのせいなのか性格が捻くれている。人付き合いが苦手で、どうしても相手の考えの裏を読んでしまう。自分を客観的に観察できており、その捻くれた考えにより形上プラス思考になっている?

問題解決のため度々自己犠牲をはたらく。結果周りも問題は解決できているが、自分を心配してくれる人からは反感を買う。八幡自身はそれを自己犠牲ではなく己の信念を貫くと言う形で実行しているが奉仕部の2人や静、クラスメートの葉山らからは理解されない。それどころか勝手に己を哀れむ周りの人間すら鬱陶しく思う。

これは2期の序盤までの話だがこれ以降のキャラクターの心の動きは言葉にするのが難しく、実際に見てもらいたい。キャラクターの好き嫌いがハッキリ分かれない作品だと思う。可愛いだけで終わらない女性キャラクターや男娘の戸塚など他にも八幡を取り巻く人物は一癖も二癖もある。

スマホ片手に…ではなく是非集中して消化してほしい。

ワイルド・スピード ICE BREAK
8

タイトルなし

2017年公開の車を使ったド派手なハイスピードアクション大作のシリーズ8作目となります。
本作ではアウトローながらもこれまで世界を揺るがす犯罪者と戦い、これらを打倒してきた天才レーサー、ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)が生まれたばかりの息子を人質に取られ、ファミリー(仲間)と敵対する事になるという衝撃的な展開となりました。
衝撃的と言えば、本作から前作で最強の敵として立ち塞がったデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が一転して新たな仲間として加わり、前作の沈黙さはどこへやら、やたら陽気で母親には頭が上がらず、クライマックスではドミニクの子供を救出するため大太刀回りという変貌(キャラ崩壊?)を見せます、一応仲間の仇のはずだったのになぁデッカードって…?
また戦車が高速道路を爆走や、飛行機から車ごとの落下など、作品を追う毎に凄まじい絵面になっていく事で有名な本シリーズですが、本作でもそれはインフレ気味にヒートアップし、ハッキングされた大量の車が「ゾンビ・カー」(なんじゃそら?笑)となって大量に押し寄せたり、氷上を派手なカー・アクションを繰り広げ、クライマックスでは敵が操る潜水艦VS車という(潜水艦の扱いがゴジラかよ?と言いたくなるような勢い笑)更に凄まじいインフレ具合を見せます(笑)。
このように理屈でツッコミだしたらキリがありませんが(笑)、ド派手なアクション好きな娯楽大作としてはおススメな出来です(俳優陣の豪華ぶりもインフレ気味ですので俳優の好きな方にもおススメです笑)