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hasizumiのレビュー・評価・感想

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
9

ブラッククローバーのレビュー

ブラッククローバーは週間少年ジャンプで2015年12号から連載が始まった剣と魔法もバトルファンタジーな漫画です
軽く世界観を説明しますと、舞台はクローバー王国という国です。

生まれ持った魔法の才能で、自分の人生の立場や身分が決まるという厳しい格差社会の中で
唯一魔法を使うことのできない少年・アスタが持ち前の努力と根性と筋肉で頼れる仲間達と
最強の魔法騎士に与えらえる称号・魔法帝を目指します

アスタには魔法が使えない代わりに、
悪魔の力が宿った反(アンチ)魔法の剣を手にします

この剣は相手の魔法を切ることで無効化できるという、
魔法の強さが絶対の世界ではとても強力な武器です

しかし一見無敵に見える他作品でありがちな無効化能力にも
・めっちゃ重いから体力がツライ
・敵も当たらないように様々な反撃をしてくる
といった弱点があります

この最強の一撃を敵に当てるまでの戦闘シーンの駆け引きはとてもハラハラドキドキして
戦いに勝つシーンはとてもスカッとします

そしてアスタには魔法帝になることで差別の無い平和な世界を作り、
ついでに法律を変えることで
小さい時からお世話になった大好きなシスターと結婚する夢がある
といった1話から明確な目標と夢があるためストーリーがとても判りやすいです

魅力的なキャラもたくさん登場し、
中でもアスタの属する組織、魔法騎士団の団長や団員達の強さや人格は
とても個性的で自分もこの騎士団に入りたい
なんて想像も思わずしてしまいます

Mrs. GREEN APPLE / ミセスグリーンアップル
10

活動休止でもバリバリ活動中のアーティスト

Mrs. GREEN APPLEの曲を初めて耳にしたのが、YouTubeでランダムに再生された『インフェルノ』でした。
スポーツジムでトレーニング中に何気なく聴いていましたが、アップテンポで聴きやすく、すぐに他の曲も調べて聴くようになりました。
POPな曲からカッコいい曲、バラードまで色々な曲調の音楽が楽しめるグループだと思います。
ドラムが女性でキーボードが男性というところが意外性があり、面白いなと感じました。
何より印象的なのがボーカルの大森元貴さんの音域の広さと歌唱力ではないでしょうか。
『鯨の唄』という楽曲では、壮大なスケールと綺麗な高音で曲の世界観に引き込まれてしまいました。
MVは映画のような雰囲気で、全ての者を引き込む雰囲気があり、是非見ていただきたいです。
この曲を書いたのが10代の時と知ったときは、「この人は本当に天才だな」と思いました。
デビュー曲の『StaRt』を現在でも大切にされているようで、ライブではほぼ欠かさず歌われているのが印象的です。
デビュー当時から現在の歌唱力の進化が大森さんが努力したのが手に取るようにわかるので、そういったところも魅力的です。
現在は活動休止中ですが、YouTubeの公式チャンネルではMVやライブ映像が配信されており、ファンとしてはとても嬉しく思います。
是非一度お聴きください。

あいみょん / AIMYON
8

良い意味で「オジサン臭い歌詞」の歌手

あいみょんという歌手を語る上でとにかく重要なのは、やはり何と言っても歌詞です。それ以外に重要な点は全く無いでもありませんが、やはり一番と言えば歌詞です。その歌詞ですが、簡単に言うと良い意味で「オジサン臭い」歌詞をしています。誇張でも何でもなく、本当にそういう部分はあります。一時期、この歌手の歌詞はゴーストライターが書いているという噂がまことしやかに囁かれていましたが、実際はこの歌手自体シンガーソングライターなのでそのようなことはありません。にもかかわらず、そのような噂が囁かれていたのは、この歌手の勉強熱心さ、即ち1970年代・1980年代といったような古い時代の楽曲について研究する姿勢、古い物好きな性向があったからこそではないでしょうか。このようなことは一定数のファンによって何となく指摘されています。
聴いてみるとどこか懐かしく、それでも「新しい時代を生きたい」という強い意志を感じさせるものが認められ、2010年代後半に青春時代を生きた世代にはこの歌手の歌詞、歌声が直撃します。「まだ聴いたことがない」「別に興味がない」という人であっても、まずは騙されたと思って聴いてみるのが1つの選択肢です。

majiko
8

大物俳優を嫌になるほど引き込んでしまう唯一無二の世界観

彼女は某動画投稿サイトでの歌い手としての活動をきっかけに活躍の場を広げ、2017年2月にメジャーデビューを果たしました。
カバー曲だけではなくオリジナル楽曲での活動がメインになってきており、自身も作詞作曲を行うなど精力的に音楽活動を行っています。

彼女の歌声には人を引き込んで離さない魅力があります。
時には心地良く、時には攻撃的に変化する彼女のハスキーな歌声は一度聞いたら忘れられません。

主題歌になっていたドラマの主演の大物俳優さんは彼女の声を聞き、「嫌になるほど引き込まれる」と語っていました。
また、ストレイテナーのホリエアツシさんも彼女に楽曲提供を行っており、業界の著名人も彼女の魅力に注目しています。

彼女の最大の魅力は独自の世界観です。仄暗い闇の中に希望が見え隠れするような楽曲と、何かが憑依したような、うちに秘めているものが解放されたようなライブパフォーマンス。

歌声だけでなくその風貌も彼女の世界観を作っています。独特なデザインの衣装、両腕には大量のブレスレット、トレードマークの重めのボブヘアーに、脱色したインナー部分に照明が透けて神秘的な雰囲気を助長させます。

そんな風貌の彼女ですが、一度口を開くと飾らないキャラクターとフリートークのギャップに驚く事でしょう。
楽曲からは想像もつかないお茶目な発言がたくさん飛び出てきます。
ラジオ番組にも多数出演しているので、ぜひそのギャップを目の当たりにしていただきたいです。

奇才の若手アーティスト、majikoの活躍から今後も目が離せません。

RYTHEM
9

解散してしまったけれど…

YUIさん、YUKAさんのハモリがとても印象的で引き込まれる歌声でした。
こういう恋愛していたなぁ、大切な人ができるってこんな気持ちなんだなと思える曲多数。

中にはアニメの曲も多数あり、元気になれたり、情景が目を閉じれば広がって物語のように見えたり、大好きなアーティストさんでした。今も大好きで、柔らかい歌声に今も癒されています。
ある時に1万人と握手をするという活動をなさっていて、地元にも来て頂いた時に生演奏で曲が聴けたことやご本人にお会いできてお話出来たことが1番の思い出です。その後に解散と知った時は悲しくて眠れなかったほどでした。

もしかしたら今の若い子は分からないかもしれないのが少し寂しいなと感じます。個人的にはどの作品も好きですが、思い入れも強いことから「万華鏡キラキラ」がとても好きです。光とともにの主題歌になり、偶然にも姪っ子も自閉症なのだそうで、歌詞がすごく刺さって離れません。

自分と同じ年代の人達は知っている人も多く高校生の頃同級生が歌っていたのが懐かしいです。今はお二人、それぞれの向かう方向で活動なさっていて、それぞれの活動も応援して行きたいなあと思っています。

キン肉マン / Kinnikuman
6

キン肉星王位争奪編

週刊少年ジャンプ連載のゆでたまご原作の同名漫画のアニメ化作品第2弾で、1期から約5年ぶりの1991年10月から1992年9月にかけて放送されました。
原作の最終章にあたる「キン肉星王位争奪編」の本格的な映像化となり、タイトル通り、キン肉マンとキン肉星の王位をかけて「運命の5王子」が激闘を繰り広げる内容となって、キン肉マンことスグルの兄であるキン肉マンソルジャーことキン肉アタルや本作最大の敵となるキン肉マンスーパーフェニックスなど、人気の高いライバル達の登場もみどころとなっています。
1期から5年のブランクが挟まれているためか、キン肉マンとミート君以外のキャラクターの声優は一新されていて、1期のギャグ担当(時間稼ぎ?笑)だった五分刈刑事やキン骨おばばの存在がなかった事にされていたり、ストーリーが進むにつれてギャグ描写は減り、ハードな戦闘シーンが印象に残る作風になっていきます。とはいえ黄金のマスク編で普通に敵として倒されていたザ・ニンジャが特に説明もなく復活してレギュラーキャラみたいな立ち位置になっちたり、原作では顔みせ程度の扱いだった超人閻魔が黒幕だったりと、キン肉マンらしいツッコミを入れたくなる要素は満載だったりしますが(笑)。また、1期が86年と昭和の作品だったので、本作は平成最初のキン肉マンと呼べるかもしれません。

スピッツ / Spitz
10

優等生バンド?

「スピッツ」といえば、さわやかな恋愛ソングをイメージする方が多いと思う。「空も飛べるはず」や「チェリー」ばかりが有名でとても悔しい。
スピッツファンを公言している人は、優しくて無害な人という印象を与えてしまいがち。しかし、スピッツはロックバンドなのである。世間が思っているような優等生バンドではない。例えば、「8823」「ハチの針」「俺のすべて」「桃」を聴いてほしい。ロックサウンドが好きな方なら気に入っていただけるのではないだろうか。はたまた、「ラズベリー」や「惑星のかけら」からは、ちょっぴりエッチな雰囲気を感じる。とにかく、聞いてもらえればスピッツが優等生バンドではないということがわかっていただけると思う。
私の個人的なおっすめアルバムをご紹介します。どれもおすすめだけど「名前をつけてやる」「さざなみCD]「醒めない」の3つは特におすすめ。あくまでも個人的趣味だけど……。「名前をつけてやる」には、将棋の藤井聡太さんが好きな「魔女旅に出る」が収録されています。
朝ドラ「なつぞら」主題歌がスピッツなのですが……朝ドラに主題歌なんて、優等生イメージが強まりますね(笑)

帝一の國 / Teiichi: Battle of Supreme High
10

イケメン多くてそれだけで幸せ

人生設計をしっかりしている主人公の赤場帝一の姿に惹かれる!!!
舞台は学校。そこで繰り広げられるものは派閥争い。各々の譲れない想いをベースに生徒会長という学園で一つの椅子を争います。男は特に燃える映画ではないでしょうか!
コミック原作だと、髪型、髪色のせいで不自然になる事も多いですが、キャストの顔つきだったりで馴染んで見えました。
この手の作品は失敗も多いような気もしましたが、内容も面白く菅田将暉さんに適した作品だったと思います迷う方は見る価値あり!菅田さんファンでは無かったのですが、こういった役が凄くハマる役者さんなのでだんだんと魅力に惹き込まれています。
原作は数巻だけ既読済で本作を観ましたがかなり面白かったです!出てくる俳優の皆さんがカッコイイしコメディ要素もある皆におすすめ出来る映画。邦画の中でもトップレベル。最高によかった!
漫画も大好きで菅田将暉も大好きだからみてみようかな~と。実写って外れること多いけどこれはよく出来てる。弾かっこよすぎました。イケメン多くてそれだけで幸せな時間だった〜。
すっかりもう野村周平見ると口臭いっていうイメージついちゃいました(笑)ひたすら面白い映画だったなぁ。

こどものおもちゃ / こどちゃ / Kodocha
8

奥が深い

子供向けのアニメとは思えない感じで良いです。確か小学生の頃見てました。いま30半ばですが再放送見てます。笑笑
私はハヤマアキトが好きです。超超超大好きです。クールな人が好きなのだと思います。無口でおもしろいので最強ですね!!あと、あと、さなちゃん、主人公も超可愛いし。
さなちゃんのママは小説家で実の母親ではないです。そのままがまた面白い。頭にリス飼ってるんです!!まもちゃんっていいます。お手伝いさんの名前はしむらさんで、すごく優しそうな人です。マネージャーさんの名前はレイくん。
あ、さなちゃんはタレントやってます。小学生から中学生の話かな。劇団こまわりから成長していく過程を描いたアニメです。
小学生のアニメなのに何か色々考えさせられたりします。友達関係のこと。親のこと。大人の恋愛事情とか。見ててよく泣きます。この歳でってかんじですが…笑笑あはは
こどちゃみてると、日常あったやな事とか全部忘れられる気がします。泣ける感動シーンの時もあるけど、とにかく明るくて気分が楽しくなるアニメだと思います。
群馬チャンネルの再放送是非是非ご覧になってください。あれ?群馬チャンネルって群馬でしか見れないのかな…あたしそうゆうの疎いんでわかりません汗

高橋優
10

元気をもらえる力強い歌声とストレートな歌詞に注目

優さんが各歌詞は全てが心にストレートに響きます。経験談や世の中に対する不満などを飾らずに独自の表現の仕方で表しているため共感できる曲ばかりです。楽曲の中でも、元気付ける曲が多く、つらい時や悲しい時に声を聴くだけで自然と力が湧いてきます。
アコースティックギター一本で弾き語る優さんの姿はどこかたくましくも見え、ライブでは絶対に泣いてしまうこと間違いなしです。歌詞の中には、たまに過激な表現もでてきますが、それを本気の表情と声で伝えてくれるのでカッコつけ無い感じで響いてきます。最近は、バラエティ番組にも出演している姿をよく見かけます。めざましテレビにも司会として出演しており、普段の熱い優さんとは違ってお茶目な一面なども見えるので、より歌っている姿がカッコよく見えたりなんかもしますね。
優さんは、秋田県出身ということで田舎育ちだったみたいですね。地元でも愛される優さんですが苦労をしてきたみたいです。ストリートで歌い続けてきて何年も売れない時代がありました。苦労してここまで来たからこそ力あふれる曲であったり、元気付けるような歌詞が多くの人に響いているのだと思います。是非皆さんも、元気がない時は優さんの楽曲を聞いてみてください。

あん(映画)
10

生きるって辛い

不本意な不自由さを味わう人々の人生模様が「どら焼き」を通して描かれています。樹木希林さんが演じる徳江さんは、温かくてチャーミングな人でした。演技とは思えないほど自然で、人生を積み重ねてきた人間にしか出せない深みがありました。どら春を去る時のなんとも言えない表情が忘れられません。
徳江さんはいつも、食べ物や植物、風などに話しかけ、耳を澄ましています。様々な声が聞こえてくるそうです。気づかずに過ごしてしまっているけれど、気づかないほど当たり前になっている日々の生活の中に感動やメッセージがあるのかもしれないと感じました。「私たちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ。」これが、徳江さんがこれまでの壮絶な人生を経て、未来ある者たちに伝えようとした「生きる意味」なのです。
私も徳江さんを見習いたい。この世をよく見て、よく聞いて、生きる意味を全うしたいと思いました。カゴから放したカナリヤのように、ハンセン病患者が閉ざされた世界から解放され、差別なき世の中になることを心から祈ります。本当に見て良かったと思える作品に出会えて、幸せです。

ハンガー
6

タイトルなし

暗い井戸の下の空間に集められた男女5人。あるのは水のみです。過去に自分が生き残るために、母親の人肉を食べた。この実験の観察をする人が、仕込んだカメラでその実験をさせられている男女を観察している様子が悲惨だったでした。
人間同士の醜い争いや、駆け引きなども見られましたが、生き残るために仲間を殺して、その人の人肉を食べてしまいます。地下に時計があって、1日ごとに反時計回りに進んでいきます。1日1日進んでいくほどに空腹に襲われて人格が破壊されていきます。30日間生き延びれば助かると信じて過ごしていたのに、30日間過ぎてもまだ実験は終わりません。最後に生き残った女性の医師は、水の桶の蓋に死んだ人の血液で文字を書きます。それをカメラの死角に置いて、最後の賭けにでます。観察している人は、何の文字が書かれているか気になり始めます。どうしても見たいという感情に駆られて、ついに井戸の下の地下に足を踏み入れてしまいます。それを見計らって女性の医師はその男を殺します。そして、最後の力を振り絞って井戸の梯子を上り、30日以上ぶりに太陽の光を浴びて、人肉を食べずに生き残りました。
人間は極限状態においてもモラルや倫理と言った感情に流されずに人の尊厳を守って、最終的は助かると言ったストーリーが面白かったです。

ヘンゼル & グレーテル
8

ジェレミー・レナー好きには必見!武器がかっこいいしメイクがすごい!

日本では諸事情で公開されなかったが、ブルーレイディスクで販売されている。

童話同様に生還した二人は、トラウマを克服するべく世界中にいる魔女を倒すハンターとなった。
二人には魔女の攻撃を受けない不思議な力があった。その力のおかげで、数多くの魔女を倒すことができた。とある村で子供の誘拐が多発していた。ヘンゼルとグレーテルは村長に依頼され、子供を取り戻そうと捜査を始める。

グリム童話といえば残酷性のあることで有名だが、映画ではさらにグロテスクな表現がされている。
グロテスクさでホラー要素もあるが、アクションも魅力的である。
ヘンゼル演じるジェレミー・レナーはアベンジャーズのホークアイで有名だが、ここでもアクションの魅せ方が最高。
もちろん他の人物のバトルシーンもかっこいい。しかしジェレミー・レナーが好きな方はぜひ見ていただきたい。
体術だけでなく、武器がとにかくかっこいいのだ。
一見ボーガンに見える武器が、2方向に分かれて矢を放ったり、魔女たちを倒すのに聖水漬けにしたマシンガンの弾で一掃したり、観ているだけで爽快である。ただし、かなりの血の表現なので、苦手な方はご注意いただきたい。

登場する魔女たちは、本来の姿が何百年も生きたおばあさんのような顔つき。ほとんどが若いため、腰を曲げているような魔女はいない。
このおばあさんのような顔つきは、すべて特殊メイクで作られているのだ。1日の撮影に何時間もかけて作成し、多くの特殊メイクスタッフが動員されている。
後半の魔女たちが勢ぞろいするシーンは、特殊メイク祭りと言っても過言ではないだろう。
魔女たちにはそれぞれデザインがあるので、注意深く見ると多種多様な魔女であふれていて圧巻される。

海外の映画では男女の恋愛模様なども表現されることが多々あるが、この映画ではそれよりも「兄と妹の絆」が重視されている。
子供の頃から今までずっと生活を共にし、幾人もの魔女を倒してきた二人だから生まれるコンビネーション。
バディものとしても見ごたえありではないだろうか。

テニスの王子様 / テニプリ / The Prince of Tennis / 新テニスの王子様
8

ネタも豊富な王子様!

巷ではテニヌ(超次元テニスのようなもの)として有名なテニスの王子様ですが、枕投げをやりすぎて叱られるという中学生らしい部分が垣間見えたりするシーンや、乾汁と呼ばれるとんでもない味の飲み物を作り出して、それを罰ゲームとして使用し、それに恐怖する男子中学生たちは、正しく男の子という感じで、とても可愛いと感じました。
一方で、テニヌらしく人の骨まで透けて見通して隙をつけるようになったり、テニスコートのネットを炎上させたり、乗馬しながらテニスをしたりするなど、物語の展開が全く分からない作品となっており、とても面白い仕上がりで、飽きることなく楽しめる作品だと思います。

まず1つとして、序盤の方の新テニスの王子様でシングルスで負けた人たちが、黒ジャージを着て革命を起こす場面はとてもかっこいいシーンなので必見です!そして、その後に出てくる主人公、越前リョーマの兄、越前リョーガとの再会、そして平等院鳳凰との関係、どれも目が離せない展開となっています。アニメの放送は革命を少しした部分で終わっており、それ以上はOVAで補完されているので、気になった方は是非本誌や単行本、OVAを手に取って見てくださると嬉しいです。

ゾンビランドサガ / ゾンサガ / Zombie Land Saga / ゾンビランドサガ リベンジ / ゾンサガ リベンジ / Zombie Land Saga Revenge
8

怖くない!新しいゾンビアニメ

タイトルがメッチャ怖い!始まりも怖い!でも、なんだかおかしくない??あれ、タイトルも、おかしくない?と思い始めてからが面白い!
佐賀を元気にするためにアイドル活動することになった、ちぐはぐな時代から集められた個性の強い女の子?達の複雑な事情、主に死に方に、葛藤もあり、怖そうなゾンビ(犬)もあり、みんなをアイドルにしようとしている謎だらけの男が気になりつつ、歌もかわいいし、ダンスもいいけど、ヘビメタにラップ、ライブハウスや故郷会館などのいろんなステージで活動して、ヘビメタファンやおじいちゃん達などを困惑させながらもファンを増やしつつ、アイドルしてるのかわからない活動をしながら佐賀を元気にしてるのか、貶してるのかなんだかわからないアニメ。
ゾンビバレしないように頑張ってる筈なのに、自分達からバラそうとしてるような、それではバレるだろう!なぜバレない!?と、見てる側がドキドキしてしまうし、ゾンビな行動をするメンバーのことがだんだん可愛く見えてきて、なんだかゾンビが好きになってしまうかも。ついでにスルメが食べたくなるかも。
実際の佐賀のイベントや地名や場所を使いながらも佐賀弁で会話をする主人公達がとってもかわいいです。

ドラゴンボール超 ブロリー
9

まさに「日本が世界に誇る」作品

日本が世界に誇る国民的マンガのアニメ映画。
悟空とベジータの前に現れたのは、同じサイヤ人のパラガスとその息子ブロリー。かつて有り余る潜在能力を恐れベジータ王に強制追放させられたブロリー。その息子を追いかけ故郷を失ったパラガスはベジータ王に並々ならぬ恨みを持っていて、その矛先を息子であるベジータに向ける。

正直そこまで期待せずに軽い気持ちで観に行ったのに、終わってみれば手に汗握る最高のドラゴンボール映画だった。まず驚いたのは前半の物語パート。フリーザによって滅ぼされる運命の惑星ベジータ。そこに奇跡的に同時期に誕生した子供がカカロット(悟空)、ベジータ、そしてブロリー。今までカカロットォォォォ‼︎のイメージしかなかったブロリーという存在がとても丁寧に描かれていて、ただの戦闘マシーンではない人間味溢れるかなり魅力的なキャラクターになっていた。
そして始まる圧巻の戦闘シーン。ベジータvsブロリーも、悟空vsブロリーも、そして最終決戦も、もう全てがカッコ良くて…。
キャラクターの絵のタッチもややマンガの様な線で表現されていたり、現代ならではのCGを織り交ぜて迫力満点だし、なんかもう映像麻薬(笑)。今作を観てこの作品を心の底から「日本が世界に誇る」と思えた。間違いなく過去最高のドラゴンボールだった。

女王蜂 / QUEEN BEE (band) / Ziyoou-vachi
10

ボーカル''アヴちゃん''が放つ圧倒的なカリスマ性と圧巻のライブパフォーマンス

2009年に神戸で生まれた4人組ロックバンド「女王蜂」は、独特な世界観と洗練されたサウンドが売りで、注目されているバンドの一つです。80年~90年代のディスコサウンドから爆音のガレージロックなど、色々なジャンルが混ざった音楽はどこか懐かしく、そして若い人は新鮮に感じるかもしれません。私が初めてこのバンドの音源を聴いた時、雷に打たれたような衝撃を受けました。
まず最初に度肝を抜かれたのが、ボーカル''アヴちゃん''の圧倒的なカリスマ性でした。男声の低い音域から女声の高い音域まで歌いこなし、優しさも力強さもそなえた中性的な歌声は唯一無二の存在感があります。そして、ファッション誌でも取り上げられるほど抜群のファッションセンスを持ち、ジェンダーレスな衣装とモデルのようにスラっとしたスタイルは、ビジュアル面でも類まれなるオーラを放っています。
さらに、楽曲はすべてアヴちゃんが作詞作曲を担当していて、アヴちゃんは女王蜂の絶対的なカリスマであり、このバンドの核とも言える存在でしょう。

このバンドの魅力が最大限に発揮されるのがライブです。極彩色のライトに照らされながら、アヴちゃんが歌い、踊り狂い、ジュリ扇を振り回し、圧巻のライブパフォーマンスで、会場全てを女王蜂の世界で包み込んでしまいます。激しくも洗練されていて、CDとはまた違ったアレンジで楽曲の良さを引き出す演奏は、その時そのライブでしか味わうことが出来ません。一回ライブを見てしまえば、別のライブもまた見たくなる、中毒的な魅力を持っています。

女王蜂は、とても異彩を放つバンドでありながら、美しくてかっこいい、一度聴いたら忘れられないバンドです。もしこのレビューを見て、女王蜂に興味が湧いた、という方には、是非CDだけでなくライブDVDもオススメします。きっとあなたも、一瞬で働き蜂になってしまうでしょう。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン / Violet Evergarden
10

超オススメ!世界観が大好きな作品!

この作品は、ライトノベルが原作ですが、今までイメージしている作品とは一味も二味も違います。キャラクターがとても綺麗に描かれており、途中で作画の質が落ちることはありませんでした。また、背景やアイテムにも凝っていて、その世界を旅行してみたい気分になります。
ストーリーは、戦争が終結した後、戦争で失った腕の代わりに義手をつけた女の子が、自動手記人形(手紙を代筆する仕事)として郵便会社で働くお話です。今まで戦うことでしか、自分の存在意義を感じられなかった女の子が、戦場で出会った上司からもらった言葉「あいしてる」の意味を探しながら、自動手記人形として働いて様々な人と出会っていくうちに、心を育てていき、その言葉の意味にたどり着くのです。この作品では、何度も何度も泣いてしまいます!泣くお話が好きではない人は遠慮したほうがいいくらい、それくらい泣いてしまいます。一番お勧めしたいお話は、第10話ですね。病気のお母さんとその娘さんのお話なのですが、この後の展開が読めても、泣いてしまいました!声優さんの演技が素晴らしいなと思いました。音楽も一貫性があって、とても素敵です。普段はアニメの作品をあまり購入しませんが、この作品はブルーレイも音楽も買いました!ぜひ、ヴァイオレット・エヴァーガーデンをたくさんの人に観てもらいたいです。

韻シスト
10

売れる理由しかない。

ヒップホップ生バンド韻シストは、大阪を拠点に活動する5人組のバンド。2MC、ベース、ギター、ドラムの編成であり、2018年で結成20周年目を迎えるベテランのバンドでもあります。2MCをつとめるBASI、サッコンはそれぞれタイプの違うMCであり、BASIの素早いラップと、サッコンの余裕たっぷりで音程のしっかりついたラップは、絶妙なバランスでバンドの顔としてのハモリを魅せています。
ギターのTAKUは楽曲のいたるところで、ジャズがベースとなったリフや飾りを入れており、ヒップホップと一口に片付けられないような魅力は彼が作り出していると言っても過言ではありません。
ベースをつとめるShyoudogは、ベーシストながらもハスキーで甘い良い声をしており、2MCに加え彼が歌う場面が多くあります。ベースラインは遊びがかなり多く、場面ごとに唸るように変わることにより決して飽きが来ない、目が離せないベースプレイをしています。
ドラムのtarow-oneは縁の下の力持ちといった印象で、常に温度を変えずに一貫性のある安定したプレイを魅せています。

まだまだ関東ではネームが浸透しきっていない彼らですが、嵐の櫻井翔に楽曲提供を行った実力もありますし、シンガーのcharaやPUSHIM、バンドのUVERworldやヒップホップユニットのCrepy Nutsなど、アーティスト界で彼らを応援する声は後を絶たず、絶大な支持を誇っています。聞かなければ絶対に損をするアーティストといえます。

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 / DQ8 / ドラクエ8 / Dragon Quest VIII: Journey of the Cursed King
9

杖を巡る、呪いと希望の物語

とある王国の秘宝である魔法の杖が、ドルマゲスという道化師により盗まれることから物語は始まる。
その盗んだ魔法の杖には持ち主に絶大な魔力を与えるが邪悪な力があり、それを世に解き放ってはならないと言われてきた。
杖の力である呪いにより、王国は廃墟と化し国民は深い眠りについた。そんな中で無事だったのは三人、国王と姫君はドルマゲスを止めようとしていたが結界の中にいたからか魔物や馬に変えられた程度の呪いで済んだ。そして、主人公はなぜか呪いを受けずに無事であった。
生き残った主人公は、王国の呪いを解くため、国王と姫を連れ、ドルマゲスを追う旅に出る。

3DS版ではキャラに声があるので、ストーリーイベントが更に盛り上がるようになっています。中にはアニメなどで聞いたことのある声優さんがいます。
更に今までには仲間が四人だったのが、また新たに二人増えて様々な戦略が広がります。
オリジナル版にはなかったサブイベントストーリーやあのキャラの意外な過去や新敵キャラなどが登場します。

※ネタバレ注意!
エンディングが二つに分かれています(姫様とゼシカ)
ゼシカエンドはとあるイベント後にリーザス村によるとそのエンドにつながるイベントが発生します。
またクリア後に主人公の秘密を明らかにすれば、ゼシカと結婚するエンドに繋がります!(その辺りはご自身の目で確かめてください!)

イナズマイレブンGO
8

イナズマイレブンGOのメンバーで新しい話できないかなぁ。

イナズマイレブンの新シリーズ作品。主人公である円堂守の時代から10年の月日がたった雷門中学校に、新たな主人公である松風天馬が入学してきました。前作の主人公・円堂守ら率いる日本代表選手「イナズマジャパン」がFFI(フットボール・フロンティア・インターナショナル)の世界一になってからというもの、サッカーの価値が急激に上がり、サッカーの強さが学校の価値を決める大きな手段となりました。
前作の主人公である円堂守が雷門中学校に入学したころは部室はあるものの、人数は少なく部員のやる気もない廃部寸前だったにもかかわらず、世界一になるという快挙を出し、雷門中学校はサッカー名門校となりました。
松風天馬が意気揚々とサッカー部に入ろうとグラウンドへと向かうと、2軍チームの雷門サッカー部のメンバーと、剣城京介と呼ばれる男が立っていた。サッカーは学校に大きな影響をもつようになったせいで得点まで指示されるようになってしまいました。剣城京介は全国のサッカーを管理・支配する組織「フィフスセクター」から送り込まれたシード(精鋭選手)でした。フィフスセクターや敵チームと戦いながら腐ってしまった部員たちと松風天馬の友情の物語です。
クロノストーン(2期)では、とある理由からタイムスリップをすることになり、ギャラクシー(3期)では更に強大な敵と戦うことになったのだけれど、新生イナズマジャパンはメンバーが素人!?監督の考え方とは…。

名探偵コナン ゼロの執行人 / Detective Conan: Zero The Enforcer
8

ほぼ全員、男も安室の虜に!

人気、安室透の映画と言っても過言ではない作品になりました。
周りの友人が複数回行ったと言う話も聞いています。さすが100億の男プロジェクトだけあります。私も通常上映、応援上映に行きました。
安室の虜にはなってない派の人間だったのですがこの作品でやられます。とりあえずイケメンです。その言葉につきると思いますが個人的にドライブテクにやられました。手つきがかっこよすぎます。いやらしい手つきするシーンありますので見てください。あんな風に運転できたらと思ってしまいます。
注目すべきは『僕の恋人は…』のところです。応援上映では全員が「ふぅー!」「ひゅーひゅー!」などのあおりを入れます。そのあと一斉に「きゃー」「ぎゃー」の歓声がすごいです。
今回、歌が福山雅治さんなのですが最初はらしくない、どうなんだ?と思っていました。
ですが、曲が流れたらかなりマッチしていました。むしろ福山さんで良かった!とも思えるほど。
そしてラストにいつも通りの来年映画決定告知です。
来年はキッド様ですよ!私はキッド様推しなので嬉しいです。キッド様と一緒にマリーナベイサウンズがうつっていたので海外でのお話になるのかな?という感じもしますね。かなり期待できます。

君の名は。 / Your Name.
10

壮大な恋と家族の物語

高校生の男女が、ある日突然夢の中で入れ替わるというファンタジックな物語です。
最初は入れ替わることにお互い戸惑っていて、入れ替わりの最中にしてはいけないことや振舞い方などのルールを作ります。そして、お互いにアホなどと言い合っていたものの、段々と二人は惹かれあっていきます。東京の大都会に住む男子高生である瀧は、田舎に住む女子高生である三葉の生活を知って、三葉の家族や友人と仲良くなっていく。三葉は瀧の暮らす東京で行ったことのないカフェやお店、出会ったことのない生活を送る。お互いを知っていった時、初めて三葉の住む糸守町の衝撃の事実に驚くことと同時に、お互いのことが好きであることを知ってしまったときには思わず鳥肌が立ちました。また、家族の物語でもあって、三葉がどうやって糸守町で生まれ育ったのか、三葉とその家族の関係を入れ替わりで瀧が知るシーンには思わず涙が出ました。作中に登場する組紐が鍵を握っていて、案外遠くにいて関りが無い人でも、実は自分と縁がアッタリ繋がったりすることもあるんじゃないかと思いました。短い間だとしても色々な人との繋がりを大切にしていこうと思いました。作中に流れる音楽や映像に心が大きく揺さぶられました。

君の膵臓をたべたい / キミスイ / I Want to Eat Your Pancreas / Let Me Eat Your Pancreas
10

彼女は最期まで。

小説から映画化された作品です。
膵臓の病気である山内桜良と、彼女と同じクラスメートである高校生の僕との話。
彼女はまるで、病気という重荷など背負ってないかの様に楽しそうに話します。それに比べ、康体な僕は冷静沈着で、ただただ過ぎ去る毎日を過ごしている様な感じ。
真逆な二人が他愛ない会話をしながら過ごしていくのを見ていて、むずがゆさを感じたり、どこかクスッと笑えてしまったりしました。
もしも自分が僕であったなら、膵臓に病気を抱える彼女に何も声を掛けてあげられそうにないと思いました。きっと勇気が出ないと思います。だから2人は凄いと思いました。

私はこの作品を映画館で観たのですが、開始10分位で隣にいた男性が泣いていました。私自身も涙無しでは観られなかった話でした。病気を抱えている彼女が病気以外で命を亡くすはずがないと、僕も視聴者である私もどこかで決めつけていました。彼女の終わりがこんなにもあっけなく終わってしまって良いのかと号泣しました。僕の後悔する気持ちがひしひしと伝わってきました。誰にでも突然明日が奪われる事があるのだと痛感させられました。そして、毎日を大切な人や時間と後悔しないように生きていきたいと思いました。