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haou007のレビュー・評価・感想

スプラトゥーン2 / Splatoon 2
8

インクを塗り合うバトルゲーム

任天堂Switchのゲームソフト。

インクを地面に塗り合うバトルモードのゲーム。相手に当てることで、倒したりできる。ブキにはボムとスペシャルウエポンの組み合わせがあり、自分に合ったブキを探すのが勝利のポイント。

ステージを塗ってナワバリを競い合う『ナワバリバトル』が基本の遊び。

『ガチマッチ』には「ガチアサリ」「ガチホコバトル」「ガチエリア」「ガチヤグラ」がある。

「ガチアサリ」はステージ上にあるアサリを10個集め、相手ゴールに投げ入れ、ポイントを競い合う。

「ガチホコバトル」はステージ中央の「ガチホコ」を相手陣地のゴールに運ぶ。ガチホコを持っていられる時間は制限があるため、時間内に敵に倒されずに運ばなければならない。

「ガチエリア」は指定されたエリアを自分のインクで確保し、持ちカウントを先に0にしたチームの勝利。

「ガチヤグラ」はステージ中央の「ガチヤグラ」に乗り、相手陣地のゴールに運ぶ。ヤグラはレールに沿って進むが、無人になると中央に戻ってしまうため、狙ってくる敵を倒しながらヤグラを運ばなければならない。

勝敗によってランクが上がり、『リーグマッチ』はランクがB以上のプレイヤーだけが遊べるステージになっている。

『リーグマッチ』は指定されたルールとステージでガチマッチを行って、順位を競い合う。ペア部門とチーム部門の2種類がある。

他に「クマサン商会」のバイトとして4人で働く『サーモンラン』がある。凶暴なシャケ達から金イクラを集め、イクラコンテナに運ぶ。ノルマを達成し、多くの金インクらを集めることで報酬をえることができる。

ストーリー性のある『ヒーローモード』もある。
ホタルの依頼によって、アオリを探しに各ステージをクリアしていく。ステージが進む内に使えるブキが増えたり、性能がアップしたりする。

名探偵コナン 天国へのカウントダウン
10

こんなすごいパニックアクション映画観たことない

『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』を初めて見た時の興奮はわすれない。名探偵コナンといえば事件と推理がメインなのだが、どういうわけか名探偵コナンは劇場版になると推理そっちのけで爆発、崩壊、破壊がメインになる。この傾向は劇場版第一作『時計仕掛けの摩天楼』から始まり(本作でラジコン飛行機が大爆発し、コナンくんを含め少年探偵団の3人が爆風で吹き飛ばされるシーンを見た時から、このシリーズは外れがないと確信した。そして、その確信は今でも変わらない)、この第5作目で頂点を極めたと思っている。中盤まではいつもの殺人事件が話の軸となるが、そのあとの展開がとにかくすごい。犯人が分かった後の高層ビルでの突然の爆発。そして火災。最初は大したことではなように思えたものが一瞬にして状況が一変する演出。炎と煙に包まれたビルの崩壊。これだけでもう満腹なのだが、この映画の本番はここから!コナンと蘭の決死の脱出。一度脱出したコナンが危険を冒して再びビルに戻り、少年探偵団とともに再び奇跡の大脱出!月並みな表現になってしまうが、ハリウッド映画でも、ここまでスピード感あふれるパニックアクション映画はないと思っている。未見の方は、ぜひ本作をご覧いただきたい。

ゴールデンカムイ / Golden Kamuy / 金カム
9

弱い奴は食われる。北海道を舞台に繰り広げられる金塊争奪サバイバル

作品の舞台は日露戦争終結後、明治時代末期の北海道です。アイヌが残したといわれる金塊の在り処を巡って壮絶なサバイバルが繰り広げられます。サバイバルというと殺伐とした印象がありますが、本作は殺し合いのシーンばかりではなく、仲間との食事シーンや独特なギャグパートなどが組み込まれ、緩急のある作品に仕上がっています。作者の丁寧な取材に基づいて制作されており、アイヌの生活や料理・考え方なども作品を通して学ぶことができます。また、登場キャラクターたちが非常に魅力的です。それぞれの生い立ちや、内に秘めた思いが細かく描かれており、一度読み始めるとどのキャラクターも好きになってしまうこと間違いなしです。「弱い奴は食われる」は作品序盤でのセリフなのですが、本作の根底にはずっとこのセリフがあるような気がします。「弱い奴は食われ、強いものが生き残る」という考え方があるからこそ、殺し合いのシーンも悲壮感なく淡々とした気持ちで見られるのだと思います。自分の目的のために生き、戦う。非常に単純明快で、読むとスッキリした気持ちになれます。歴史・軍隊・アイヌ文化・グルメなどさまざまな要素が詰め込まれているので、読者の層が幅広く、男女関係なく楽しめる作品です。

魔女の宅急便 / 魔女宅 / Kiki's Delivery Service
10

何か挑戦している全ての人にお勧め出来る、不朽の名作

見習いの魔女キキが、13歳になると一人立ちするという魔女のしきたりに沿って、愛ネコのジジと一緒に旅に出る、彼女の成長を描いたハートフルなストーリー。キキが住むことにしたのは海がみえる大きな町。そこに住む人々が冷たく落ち込むキキでしたが、パン屋のおそのさんや空飛ぶことを夢見る少年トンボ、絵を描く少女ウルスラなど様々な人に会い、自身も奮闘しながら成長していくストーリーです。小さいときに見た魔女の宅急便は、空を飛ぶことやおいしそうなパンに純粋に惹かれましたが、学生時代を終え、社会人になってからこの映画を見ると感じ方が全く違うことに驚きました。
新しい街で新しい人々と慣れない仕事をはじめ環境に慣れることへの大変さ、時々そんな自分をみすぼらしく思ってしまい他人に嫉妬してしまう気持ち、自分の選んだ道が合っていたのか、自分の人生に悩んでいるとき…そんな私にこの魔女の宅急便の映画はいつも寄り添ってくれます。
久石譲による素敵な音楽や、コリコの綺麗な景色など、癒されるポイントがたくさんあります。ジジの表情も意外と豊かなので、注目してみることをおすすめします。海外生活が続く私には欠かせない、大好きな作品です。

NORISTRY / のりすとりー
7

次に来る、ネット発の実力派シンガー

歌い手、NORISTRY。
2010年に初投稿した「え?あぁ、そう。 / 蝶々P」」は2万再生を超える。mixなしの素音源であり歌唱力の高さを証明しているのだ。
2017年投稿の「命ばっかり / ぬゆり」は186万再生。
2018年投稿の「少女レイ / みきとp」は120万再生。
どちらも人気のボカロ曲で、歌ってみた動画を投稿する歌い手は多い。
しかし彼の動画の再生回数は常に上位にランクインしている。
つまり何回も繰り返し再生されているのだ。
イヤホンから流れる、艶っぽく鼻に抜けるような歌声は、耳に心地よく癖になる。
筆者世代ではTUBEの前田亘輝を思い起こさせるような伸びやかでストレートな高音だ。
彼の魅力は動画だけではない。
ワンマンライブで800人のライブハウスをファンで埋める実力だ。
生バンドで歌う時、彼の歌唱力の高さに圧倒される。
初投稿から続けてきた生配信で培ったトーク力でもホールを熱く盛り上げてくれる。
LINELIVEで行われた楽曲提供イベントでは見事一位を獲得し川畑要(CHEMISTRY)の楽曲提供とレコーディング収録権を獲得した。
CHEMISTRYが好きでNORISTRYと言う名前を付けたと配信で語っていた。憧れのアーティストとのコラボレーションで成長する彼を追いかけて行きたい。
ハチこと米津玄師やヨルシカから始まったネット発のJPOPシーンにAdoやVaundyなど肩を並べ活躍する日は近い。