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halconnrntのレビュー・評価・感想

Ado / アド
8

Adoが映画の中でも歌姫になる!

2022年8月6日に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』に出てくる歌姫・ウタ役の歌唱パートに抜擢されました。
Adoが有名になった「うっせぇわ」の歌唱力や注目度から選ばれたのも納得します。
映画の中では、ウタのライヴを観ているような感覚で楽しむことができ、著名なアーティストが作詞作曲した曲が聴くことができます。
あと、YouTubeなどにインターネット配信されているので、気になる方はぜひ観ることをおすすめします。
彼女のAdoというなの由来は、小学生のときの国語の授業でした。
狂言のシテとアドの響きのカッコよさに惹かれて名乗っていましたが、主役のシテを支えるのがわき役のアドと知り、誰かの人生の脇役となって自分の曲を聴いてくれる人の代わりに戦う存在という意味も込められているようです。
そんなAdoが音楽に出会ったのは小学1年生の時。父親のパソコンでVOCALOIDの曲を聴き始めたボカロネイティブ世代です。
高学年になるとニンテンドー3DSで配信されていたニコニコ動画から、顔を出さずに活動する歌い手に興味を持ちました。
それから、2017年にニコニコ動画に「君の体温」の歌ってみた動画を投稿し、歌い手として活動を始めまた。

ゴールデンカムイ / Golden Kamuy / 金カム
8

舞台は明治時代の北海道。金塊を巡ってそれぞれの思惑が交錯する。

時代は明治、日露戦争終結後、主人公「杉本佐一」は故郷にいる幼馴染み「梅ちゃん」の目の病の治療費を稼ぐため北海道で砂金を採っていた。そんな中、北海道アイヌが何処かに隠した大量の金塊の情報を得る。隠した金塊の鍵を握るアイヌの少女アシリパと協力して金塊を探す物語。
アイヌ民族についてやその当時実際にあった歴史的な出来事など時代考察がしっかりされていて、普通に勉強になる。狩猟の得意なアシリパが動物を狩ったり、捌いたりするシーンがありそのような表現が苦手な人は注意。ジビエ料理についても細かく描かれていて本当に美味しそう。
金塊探しについては網走監獄の囚人や帝国陸軍として実在した第七師団など非常に多くの人間が絡んでおり、一度味方になったかと思えば裏切ったり、また仲間になったりと関係性が目まぐるしい。アシリパについては最初は金塊を探すパートナーだった杉本に対しだんだんと仲間以上の感情を持つようになり、それと同時に時代とともに淘汰されつつあるアイヌ民族の行く末を背負う立場にもなっていく。ただの少女からどんどんと成長していく過程が見える。
作中に登場する監獄の囚人や第七師団メンバーの中にはある意味変態的、偏愛的な尖ったキャラクターが多い。物語じたいも謎が謎を呼び、続きが気になってしまう。

1日外出録ハンチョウ
7

カイジスピンオフ作品だけど街ブラするだけ!

ギャンブル漫画として有名なカイジの中に出てきた地下労働所で働くE班班長である大槻の1日外出での街ブラをメインとした漫画です。
ギャンブルと聞くと引いてしまう方もいるかもしれませんが、この漫画は東京をメインとして様々な飲食店や過ごし方、遊び方を教えてくれる良い漫画だと思います。
1日という限られた時間の中で、最も自分が満足する1日の過ごし方を事前に考え行動する、時間に追われつつも1つの事に集中して楽しむ姿勢は
現代社会で色々な情報に埋もれている我々にとって、休日・余暇の過ごし方、遊び方を提案してくれる、ある意味良い漫画になっていると思います。
また、漫画内に出てくる飲食店での食事シーンも孤独のグルメを彷彿とさせる美味しい料理を表現しており、非常に食欲をそそります。
もし食事とかに興味がない人でも、きっと外食がしたくなるような作品だと思います。
アウトドア系の話もあり、海で1日遊んだ時の焼きそばだったり、山にキャンプに行った時のカレーだったりと安くて楽しめる食事についても
ピックアップされており、大槻の人柄が良く出ている作品だと思います。
話の構成も1話完結型の読みやすい構成となっており、時間が取れなくて忙しいサラリーマンの人にもおすすめの作品となっています。

DIR EN GREY
8

DIR EN GREYのアルバムWithering to deathのレビュー

音楽好き、中でも激しい音楽が好きな方はDIR EN GREYはご存じだと思われます。
そのバンドの、名曲ぞろいといっても過言ではないアルバム「Withering to death」はもう聞きましたか。
このアルバムは、気持ちをえぐるような激しい曲から、つぶやきのような暗い曲まで様々なバリエーションに飛んだ一枚です。
DIR EN GREYをはじめて知ったという方でも、このアルバムはいろんなDIR EN GREYがうかがえるので、聞きやすいはずです。
メタルコアが好き、とにかくラウド系が好き!という人にもおすすめできるアルバムですし、DIR EN GREYのいいところがたくさん詰まっています。
中でもCや朔-saku-は頭を振りたくなるような激しさがありますし、THE FINALや鼓動はエモーショナルなシャウトが印象的です。
DIR EN GREYは、女性のファンが多くて敬遠していたという人には、ぜひ音楽を聴いてから判断してもらいたいな、と思います……!
ポップでもキャッチーでもなく、重厚で魂を揺さぶる曲ばかりです。
普段は激しい曲は聞かないという方も、ヘヴィな世界観にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア / Call of Duty 4: Modern Warfare / CoD4 / コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア リマスタード / Call of Duty: Modern Warfare Remastered / CoD:MWR
8

FPSへ入門する方にお勧めします。

FPSシューティングゲームと言うと、他のアクションゲーム系に比べ何となく取っつきにくいかなと思います。
難しそうとか設定が面倒そうとか色々考える所はあると思いますが、このゲームに関しては他のFPSゲームに比べて非常に良いバランスで簡略化されていてちょっとやってみようかなと思っている方にはお勧めです。

設定自体はほぼ初期設定で始められますし、動作や弾の跳び方がゲーム本来の楽しめる方向に上手く調整がされていて気軽にプレイ出来ます。
また、ゲームモードについても多数用意されており、ゾンビと人間の生存争いの様なものやバトルロワイヤル形式等もありますので通常のマルチモードで飽きたら少し目線を変えて楽しむことも出来ます。

もう一つぜひお勧めしたいのはキャンペーンモードです。他のFPSゲーム同様やはりメインとなるのはオンラインマルチによる対戦ではありますが、本作品のキャンペーンモードはストーリーが秀逸な出来となっており、その世界観に引き込まれることは間違いないでしょう。又キャンペーンモード中の登場人物はオンラインマルチ対戦のプレイヤーキャラとして使用されているので、購入された際にはキャンペーンモードをやってからオンライン戦に移行することをお勧めします。

マイ・インターン / The Intern
10

働く女性のサプリ映画!

アンハサウェイ×おしゃれ…ときたらプラダを着た悪魔を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、個人的にはプラダ~よりも好みでした。あらすじは、子持ちママが企業し、インターンのおじいちゃんと信頼関係を築いていく…といった内容です。
効率主義の主人公なので初めは、定年後のインターンなんて不要であり、扱いに困ると思っていましたが主人公についたインターンが物腰柔らかなのに気が利いて仕事ができるといったスーパーおじいちゃんなので、主人公も徐々にインターンに頼るようになります。そのあたりの、信頼関係を築いていく過程がとても微笑ましいです。
子育てをしながらの仕事は大変ですが、この映画では主人公の夫が主夫をしており夫婦関係でもひと悶着あり、仕事か家庭か…といった子育てしているママが一度はぶつかる壁もしっかり描かれています。そしてなにより、アンハサウェイのファッションの素敵さと可愛さにやられてしまいます。オフィスカジュアルなので日本で真似ても浮かないファッションばかりなので、個人的にはこの映画のファッションブックがあったら絶対買うのにな…というレベルでおしゃれです。
主要人物で、誰も嫌な人が出てこないハートフルムービーなので気軽に観られて元気をもらえるお気に入りの1本です!

パラッパラッパー / PaRappa the Rapper
9

成長するためラップバトル

紙のようにペラペラなキャラクターたちが生きる世界で、主人公のパラッパがかっこいい男になるべくラップバトルを通して成長するストーリーです。

ジャンルとしてはリズムゲームで、画面指示と音楽に合わせてボタンを押すことでラップを歌い、評価を稼ぎます。
これが意外に難しく、評価が落ち切ってしまうと途中終了。最後まで歌い切っても一定レベルに達していなければゲームオーバーです。
そのため、5ステージしか無いのですがそのどれもが記憶に残り、ボリュームたっぷりに感じられました。

逆に、ステージ中の評価が一定を超えるとフリー状態に突入し、譜面が表示されずリズムに合わせて自由にラップするモードに入ります。
自由であるがゆえにどう楽しむかはプレイヤー次第ですが、このモード中も評価はされているため、コツがわからないと一気に評価が落ちて通常モードに戻ることに。ハイスコアを狙いたい場合はこのモードに早く入り、最後までこのモードのまま如何にクールに歌いきるかが大切になってきます。

モードに入るためには譜面を守りつつもアドリブで入力を増やすわけですが、アドリブであるがゆえに評価を下げるリスクを伴い、どのタイミングで何を入れるのがクールであるかを模索するのも楽しみの一つです。