fashionomega@fashionomega

fashionomega
fashionomega
@fashionomega
24 Articles
7 Reviews
0 Contributions
0 Likes
fashionomega

fashionomegaのレビュー・評価・感想

チ。ー地球の運動についてー
9

チ。-地球の運動についてー

まず題名を見て、「地球の運動?つまらなそう」とおもったそこのあなた!今すぐこの漫画を読むべきです。
この漫画は天文学、特に地動説を題材としたものではあるものの、専門的な知識は必要なく、
魅力的なストーリーと登場人物によってすぐにこの世界観に引き込まれます。
なんといってもこの壮大な物語にはほかの漫画では味わえない驚きと感動があります。
この物語は、地動説など信じられていない時代の話。
地球のあらゆる物事は神によって定められており、それを否定することはすなわち神を否定することになります。
地動説などといった異端の考え方をする者たちは次々と火あぶりにされ、二度と復活することができぬように灰にされます。
しかしながら、それに屈せず、自分の信じるものを信じ続ける人々の勇気や意地や信念に感動せずにはいられませんでした。
何十年にもわたる人々の苦闘がたったの7巻に収められているということで、物語は目まぐるしい勢いで進んでいき、読む手が止められません。
地動説という一つのテーマをめぐりたくさんの人々の人生が交わったり、惑わされたりする様子に、
これまでの人類の発展を想像させられ、今生きている地球の神秘を感じずにはいられませんでした。

ハンナ・アーレント
8

悪魔だと思われていた戦争犯罪人が実は凡庸で愚かな人物であったことを明かす名画『ハンナ・アーレント』

『ハンナ・アーレント』は2012年に公開されたドイツ・ルクセンブルグ・フランス合作の伝記映画で、監督はマルガレーテ・フォン・トロッタ、主演はバーバラ・スコワです。
この作品ではユダヤ系ドイツ人哲学者であり政治理論家のハンナ・アーレントが描かれています。
米国での配給はツァイトガイストフィルム社がとり行い、2013年5月29日に公開されました。
ドイツ人監督のフォン・トロッタの手によるこの映画は、1961年のアドルフ・アイヒマン裁判に対するアレンとの反応をメインストーリーに置いています。
アイヒマン裁判の傍聴記をアーレントは雑誌『ニューヨーカー』で取り上げました。
同裁判に関する彼女の手記はアイヒマンとユダヤ人評議会の描写や今や有名になった「悪の凡庸」という概念の紹介がなされたために幅広い議論を巻き起こしました
映画のオープニングは戦犯アイヒマンのアルゼンチンでの捕縛シーン。
アイヒマンはいわゆる「ラットライン」経由で偽造書類を駆使して逃亡したことが明らかになります。
ニューヨークで大学教授を務めるアーレントは雑誌『ニューヨーカー』にアイヒマン裁判の傍聴記を寄稿することを申し出ます。
裁判では、アーレントはアイヒマンの凡庸さと愚かしさに心を打たれます。
彼女は悪魔のようなアイヒマンを想像していたからです。実物のアイヒマンはとてもそうには見えません。
カフェでの雑談では『ファウスト』が話題にのぼりましたが、アイヒマンはいかなる意味でもメフィスト(悪魔)ではないことが論じられました。

マシニスト / The Machinist
8

ガリガリ

最初、クリスチャン・ベイルのガリガリの姿を見て、びっくりしました。バットマンのブルース・ウェインがこれなんて、すごいです。めっちゃガリガリやんと思いました。クリスチャン・ベイルの役者魂に脱帽です。幾ら何でも痩せすぎです。病気の人にしか見えません。クリスチャンはバットマンのときはバットマンのときで肉体改造してガッチリしているし、あんなに体を変えて大丈夫なのかなと思います。不眠症からこんなに痩せてしまうなんて怖いです。人は痩せたい痩せたいと言ってるけど、痩せ続けると怖いですよね。どうしてそうなってしまったのか、幻覚と現実がごちゃ混ぜの映画ですが、わかりやすかったです。最初の機械事故のところも怖いし、見るのが辛い映画でした。私も少し、不眠症ぎみのところがありますが、治療しないとなと思わせてくれる映画です。ただ、クリスチャン・ベイルのすごさに圧倒されてしまって、他のキャストとかは目に入らない感じかなと思います。あと、話は一応どんでん返しものかもしれませんが、読めます。まあ、読めても面白さは半減はしないと思います。謎解き的な面もありますが、どちらかというか、精神を病んだ人には世界はこのように見えるよということを伝えている映画だと思いました。

ドラえもん / Doraemon
10

大人も子どもも楽しめる

『ドラえもん』は、大人も子どもも楽しむことの出来る作品です。長く続いており、国民的アニメとなっているのも当然と言えるでしょう。今回は、「なぜ大人も子どもも楽しむことが出来るのか」について、私が思ったことを書いていきたいと思います。
まずは子どもについてです。こちらは、話の内容がシンプルであることが大きいです。難しい言葉や心理描写は使っておらず、幼くても理解しやすいようになっています。また、作品中には様々なひみつ道具が登場するのですが、これが夢を持つきっかけになることもあると思います。現実の世界には無いけれど、「自分が開発してみたい」と思う子も出てくると思います。
次に、大人についてです。大人になってからこの作品に触れると、また違った視点から楽しむことが出来ます。ひみつ道具を色々見てみると、そのネーミングやアイディアが面白いと感じることが多いのです。そこから学ぶことができる点もあり、他のことに生かすことも出来るのです。また、見ていて面白いだけではなく、大人になって忘れかけていた大切なことについて思い出させてくれるのです。「友達を大切に思う気持ちや純粋な心などを大事にしなければならないな」と見る度に思います。
このように、『ドラえもん』は子どもだけではなく、大人も楽しむことが出来るのです。この先もずっと触れていきたいと思える作品です。

モンスターハンターライズ / モンハンライズ / MONSTER HUNTER RISE / モンスターハンターライズ:サンブレイク / MONSTER HUNTER RISE:SUNBREAK
8

史上最も楽しみやすいモンハン

モンスターハンターシリーズは今まで数々のプレーヤーを楽しませてきましたが、『ライズ』は個人的には最も楽しめた作品だと言えます。過去の作品では、持っていけるアイテムの制限が厳しかったり理不尽な当たり判定など、プレーヤーとしては「きついな」と思う要素があったのですが、今作はそのようなものが改善されている上に、アクションゲームに欲しかった立体的な空中移動やそれに合わせた新しい戦闘システムなどの様々な要素が組み合わさり、とても魅力的なゲームになっています。
さらに、今作から登場する新しいモンスターは全て妖怪がモチーフになっているらしく、名前も和風のものが多くなっています。特に看板モンスターであるマガイマガドの紫色の鬼火を纏う姿はかっこいいです。
更に、百竜夜行というたくさんのモンスターを一度に相手する特殊な戦闘や特殊なギミックが満載のラスボス戦、そして復活が望まれていた過去作のモンスターを登場させるなど、かなりお祭り要素が多くなっています。
前作のモンスターハンターワールドと比べても、無料タイトルアップデートによるやり込み要素の増え方が非常に改善されているのも嬉しい点です。あなたも一緒に、一狩り行きませんか?

アナと雪の女王2 / アナ雪2
7

冒険にでる

1が大変良かったので期待大で見に行きました。
2ではアレンデールで平和に暮らしていましたが、エルサはどこからか聞こえる声に自分は呼ばれているのではないかと自問を続けます。今の平和な暮らしが壊れてしまうのではないかと不安に駆られながら。
声に応えるように魔法の力を解放すると、アレンデールに異変が起こります。
エルサは、自分はほかの人と違い魔法が使える事と、この聞こえる声は自分が呼ばれているのではないかという思いをアナに伝え、旅立とうとします。
アナは、エルサ一人では行かせないと、クリストフとオラフと共に冒険に出ます。
一行は、エルサとアナが子供のころ両親に教えられた話を頼りに魔法の森に入り、なぜこうなったのか原因を追究し、またエルサもなぜ自分が魔法が使えるのかを突き止めに行きます。
今回のエルサはとても果敢に戦っています。またアナも、エルサに突き放されますが一人で戦います。もともとミュージカル調でしたが、今回はクリストフもトナカイさんも歌っちゃいます。でも歌はとても皆さんうまくて聞き入ってしまいます。またオラフもいい感じの存在感を出してます。今回は前回ほど「ありの~」っと口ずさむ感じの歌じゃないのがちょっと残念だったかなって感じです。
エルサもアナもただのお姫様ではなく勇敢なお姫様に変わっていきました。エルサも自分の生きる道が再確認できて良かったと思います。

伊東ゆかり
8

伊東ゆかりは私のアイドル

1947年生まれの伊東ゆかり。デビューは1958年、11歳のときです。すでにそれまでにも進駐軍相手にステージに立ち、キャリアを積んでいました。しばらくはポップスのシンガーとして活躍していましたが、1967年の「小指の想い出」の大ヒット以降、歌謡曲歌手の仲間入りをしました。
しかし、その後も歌謡曲を歌いながらも、ポップスやジャズの分野の活動を積極的に続け、多方面での実績をあげています。
彼女の素晴らしいところは、毎年のようにアルバムをリリースしているところです。テレビ出演が減ったりするとアルバムを出さなくなるものですが、彼女は、ステージでのコンサート活動とともにアルバムに関しても積極的に出しています。これは多方面のジャンルで活躍していることが大きく影響していると思います。歌謡曲、ジャズ、ポップス、それぞれが一級品の実力者です。
歌手としての魅力は、しっとりとした歌声にあると思います。ちょっと粘っこいような湿った感じの歌い方がとっても魅力的です。バラードにはピッタリですね。私のオススメは「ボーイ・ハント」です。
伊東ゆかりのもう一つの魅力は清楚なルックスです。歳を重ねてますます磨きがかかる清楚な美しさ。私にとってはいつまでもアイドルのままです。