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disonneのレビュー・評価・感想

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム / ティアキン / The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom
8

自由度を求めるあなたにおすすめ

このゲームはレビュータイトル通り、かなりの自由度がある。「あの崖の上はどうなっているのか」、「滝の裏側とか行ってみたい」、「あんなとこ入れへんよな?」などゲームをしていると想像してしまうような願望などが割と叶う素敵なゲーム。崖を果てしなく登ってみたり、物を投げたり壊したりはもちろん、手に入れた材料を使って料理もできれば攻撃する武器に合体させて新たな武器を創造することもできる。いろんなやってみたいが叶う面白さや、こんなことまでできるのかという想像を上回る展開が盛り沢山。ゲームプレイ中に、何度も”これ考えた人すごいな”と呟いてしまうほど。ここまで自由度について書いたが、メインストーリーも勿論しっかり作り込まれており、ストーリーに感動したりハラハラしたりもできる。メイン以外にも様々なサイドチャレンジが用意されており、全てクリアしようと思うとかなりの時間楽しめる。さらに注目すべきは映像美である。広大な大地やお城のディティールなど各所にこだわりが見られる。時間の移り変わりや、雨風の動きなど現実と同じような感覚で過ぎていくので、ゲームを動かさずに眺めているだけでも面白い。物を集めたり、小さな人助けミッションなど戦闘ゲームが得意でない方も十二分に楽しめるゲームなので、かなりおすすめだ。

レスラー(映画) / The Wrestler
7

ほんとにダメ男。

主役のランディは本当にダメ男で、私も娘なら嫌だろうなと思います。好きは好きなんだけど、そのせいで裏切られたとき本当に悲しいです。娘とも仲直りしたかったのに約束をすっぽかしてしまったり、女に振られたことでボロボロになったり、酷い男ですが、どこか憎めない感じでした。
また、自分にはプロレスしかないと気がつくところが良いです。体のことを思うと、良くないことだけど、その世界でしか生きられない人っていると思うし、それで死んでも本望なのでしょう。
私はプロレスはあまり見たことがないのですが、プロレス好きな人も多いし、たしかに試合は見ていて面白いものでした。本作のプロレスシーンも流血とかあって派手で良かったです。選手同士がどうするか事前に決めていたりして、それは移していいところか?とか思ったけど、敵は敵だけど一緒に試合を作るエンターテイメント仲間なのでしょう。そういうところも良かったです。
主演のミッキー・ローグはまさに落ちぶれたおじさんで、役にピッタリでした。落ちぶれているけど、おじさんだけど試合となれば若手に負けない、誰よりも観客を沸かせられるというところが感動的です。こんな年寄りになりたいとさえ思いました。

アベンジャーズ/エンドゲーム / Avengers: Endgame
10

マーベル映画の集大成!

アベンジャーズは、マーベル映画のスーパーヒーローたちを集めた世界を救うためのチームです。創設時のメンバーはキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイの6人でしたが、そこからだんだん仲間が増え、今では10人以上の最強の仲間達と世界を救っています。「アベンジャーズ/エンドゲーム」では、最強の敵であるサノスを倒すために立ち向かっていくアベンジャーズですが、時空を超えてストーンを取り戻したり、過去の自分と戦ったり、とにかくありえない展開がすごく面白いです。次から次へと問題が起こっても、なんとかして解決して目的を果たすキャラクターたちが魅力的です。そして何と言ってもアクションシーンが最高です!今まで登場してきた全てのキャラクターが大集結して、それぞれ自分の力を最大限に生かした戦い方をして敵を倒していくシーンは、瞬きなしで見れるほど釘付けになってしまいます。特に、絶対倒せないと思っていたサノスを全員の力で倒してしまうあたりは、アベンジャーズの強さとかっこよさを感じて何度でも見れます。今までのマーベル作品を見ていない方でも間違いなく楽しめる映画です。こんな豪華なアクションシーンは他にはないと思います。

平沢進 / Susumu Hirasawa
10

癖になる不思議な歌の数々。

1973年からプログレッシヴ・ハードロックバンドのマンドレイクで活動し、1979年にP-MODELのヴォーカル・ギターとしてメジャーでデビューした。
1989年以降はソロ活動も行っている。
また、『DETONATORオーガン』、『剣風伝奇ベルセルク』の挿入歌、『妄想代理人』、映画『千年女優』、『パプリカ』等のアニメ作品の音楽も作詞作曲している。
彼の作る曲はどれも独特であり、奇想天外な物が多く、一度聴くと耳に残るようなメロディーと歌詞が特徴的だ。
歌の歌詞に出てくる単語、言葉は理解出来るが、それらが連なり、歌詞となると、途端に理解が追い付かなくなる。
代表的な作品は、前途の『妄想代理人』の主題歌でもある『夢の島思念公園』、映画『パプリカ』の主題歌『白虎野の娘』、同作品挿入歌の『パレード』等がある。
どれもメロディーは壮大であり力強く、歌詞は難解だ。
もし、彼の曲を初めて聴いてみようとするのであれば、『金星』辺りから聴いてみては如何だろうか。
ゆったりとした、どこか民族曲を彷彿とさせるメロディーは聴いていて心地好い。 『Lotus』も聴いてみて欲しい。
壮大に広がる、勢いのあるメロディーは素晴らしく、歌詞も比較的理解がしやすい。
これらが気に入ったのなら、『パレード』、『夢の島思念公園』等も聴いてみて欲しい。
是非、クセの強いメロディーと難解な歌詞の虜となって貰いたい。

スピッツ / Spitz
10

爽やかな気持ちになれる!

何と言っても、ボーカルの「草野マサムネ」さんの声が素晴らしいです。ふんわりと優しい歌声で、高音もとても綺麗です。気分を落ち着かせたいときに聴くと、本当にゆったりとした気持ちになれます。
スピッツの楽曲はどれも最高です。私は特に「青い車」という曲がお気に入りです。私はこの曲を、晴れた青空の日のドライブの最中によく聴きます。メロディーがとても爽快で、ドライブ中には最適です。サビの「君の青い車で海へ行こう おいてきた何かを見に行こう」の部分は、これから冒険に行くようなウキウキした気持ちになります。気分も上がり、どこかへお出かけしたくなるとても爽やかな曲です。
「スパイダー」という曲もおすすめです。曲のメロディーも軽快な感じで好きなのですが、歌詞が可愛くてお気に入りです。曲の2番の歌詞に「さびしい僕に火をつけてしらんぷり ハート型のライター」という部分があるのですが、なんて可愛い表現なんだろうとキュンとしました。他にもこの曲には可愛らしい歌詞がたくさんあるので、歌詞の意味を考えながら曲を聴くのもおすすめです。
スピッツはボーカルの「草野マサムネ」さんの歌声、作詞作曲の「草野正宗」さんの素晴らしいメロディー、メンバーの皆さんの奏でる音楽、すべてにおいて完璧です。

かいりきベア
8

生きることに苦しみを覚える人なら、きっと共感できます

歌詞は総じて、人生や人間関係に苦しむ弱い存在の視点です。
それでいてアップテンポかつキャッチーなサビは耳に残り、何度も聴いてしまいます。

苦しんでいるからこそ不満もあるわけで、攻撃的で皮肉な部分もあり、そう言った面も含めて共感を覚えました。動画として公開されている曲につけられた一枚イラストは曲の雰囲気に合致したもので、キャラクターは無表情なのも好感を抱けます。ほとんどのイラストであえてVOCALOID的なキャラクターを描いていないのも、キャラクターへの先入観がなく世界に惹き混まれる感覚を覚えました。

アルカリレットウセイやヒトサマアレルギーなど、ネガティブでありながら特徴的なタイトルはそれを見ただけで作者がかいりきベア氏だとわかるほどです。
2018年末期から2019年に発表された曲はベノム、ロジカ、アンヘルなど今までとは異なり短くまとまっていて、また新たな展開を見せています。

フレーズの1〜2文字を早いテンポで繰り返したりする展開は、その特徴的なメロディによって記憶に残りつい口ずさんでしまうことがあり、カラオケでも歌いたくなる曲です。
辛い時、疲れ切ってしまった時にはかいりきベア氏の曲を聴くと癒されます。こういった曲は、あまりJ-POPには見られないように思え、貴重な癒し曲と感じています。

Fate/Zero / フェイト ゼロ
10

Fateシリーズ最高傑作

Fate/stay nightやスマホゲームのFGOを知っているけどFate/Zeroは知らないという方、実は多いのではないのでしょうか?私がFateシリーズの中で自信を持ってオススメするのはこのFate/Zeroです。FateシリーズがいっぱいありすぎてわからないというFate初心者の方、Fate/Zeroから見ることを強くオススメします。Fate/Zeroから見ることで時系列がハッキリとわかり、より物語やゲームを面白く感じるはずです。
Fate/Zeroでの見どころ1つ目は、それぞれの英霊達の召喚シーン。真似したくなること間違いなしです。
2つ目は、イスカンダルとギルガメッシュの戦闘シーン。これは感動します。Fate/Zeroで唯一の感動ポイントです。
3つ目は後半の衛宮切嗣と言峰綺礼の戦闘シーン。Fate/Zeroで1番のオススメのシーンといえばココです。カッコイイとしか言い様がありません。
4つ目は第2期のエンディング。切嗣とアイリの物語です。沢山のアニメを見てきましたがエンディングで泣いたのは初めてでした。
Fate/Zeroは今でも定期的に見たくなる作品です。そして見る度に泣かされます。是非皆さんもハンカチを片手に見てみて下さい。

ハイキュー!! / Haikyu!!
9

熱血すぎてハマる!バレーボール漫画

主人公の日向翔陽は小さい頃に春高バレーで烏野高校の小さな巨人に感動。中学校でバレー部に入部したが部員がおらず、最後の大会も他の部活からの寄せ集めのメンバーでなんとか出場した。その大会で抜群のセンスと技術をもつ影山と出会い、ボロ負けをする。
その後、日向は憧れの烏野高校に入学し、バレー部に入部届を出しに行くと、そこには影山が。倒したかった相手がまさかのチームメイトになってしまう。
中学時代はコート上の王様と呼ばれ、技術はあるけれども、精神的に未熟な影山。そして身体能力は高いが技術が未熟な日向。
最初はお互いにぶつかり合い、チームプレイとは程遠かったが、お互いの未熟な部分を補うように徐々にコンビプレーのスキルが上がっていく。
また2人だけではなく、まわりのメンバーもなかなか個性的。日向、影山に感化され、自分の武器を身につけ、成長していく。1人1人の力が合わさって、チームプレイが向上し、強豪校にも勝ち進んで行く姿は圧巻だ。
最初はバレーボールのルールを勉強しようと読み出したハイキュー。ところが高校生が直向きにバレーボールに打ち込む姿にどんどんと惹き込まれていく。
夢の春高バレー優勝へ。烏野高校部員の成長が見所の漫画である。