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daisukekunのレビュー・評価・感想

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

アニメ鬼滅の刃の感想レビュー

私が好きなアニメは、ジャンプの人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ版です。
漫画ももちろんおすすめですが、アニメ版は原作のストーリーに加えて見ごたえのある箇所を含むためアニメ版をご紹介していきます。
おすすめする理由の1つは、漫画版の良いところを忠実に再現しているところです。
漫画版に関して、読者からは子供でもわかりやすい内容でありながら、日本の歴史を忠実に描いているとの声があります。
物語の舞台は大正時代で、悪事を働く鬼を刀で倒すという大筋の物語以外、遊郭や列車、西洋の館など当時実際に存在していたものを細かく描写してます。
これらをアニメは映像とBGMなどを使って事細かに再現していて、アニメオリジナル描写なども原作に配慮したものになってます。
さらに映像の美麗さと、漫画で書かれたちょっとした小ネタやさりげない描写も多く、ファンでさえも「制作陣を休ませてあげてください」と労うほど完成度が高いものになってます。

もう1つは声優さんが豪華且つキャライメージに合っているところです。
竈門炭治朗役の花江夏樹さん、富岡義勇役は櫻井孝宏さん、胡蝶しのぶ役は早見沙織さんなど主要人物に名の知れた声優さんをあてています。
ですが、ただ主要人物に有名声優さんのみ起用するだけでなく、そのキャライメージにマッチした声の人を鬼滅の刃ではしっかり選んでいます。

この2つの理由から原作ファン、新規で見る人どちらにも安心して見れるアニメだと見てるだけで感じます。
まだ視聴してない方はぜひおすすめしたいアニメです。

あなた、そこにいてくれますか
7

今の幸せを守るのか、昔の幸せを取り戻すのか

あらすじ
医療ボランティアをやっている主人公スヒョンは、治療のお礼として願いを叶えてくれる薬をもらう。
冗談半分で飲んでみると、とつぜん過去にタイムスリップしてしまう。
スヒョンの願いは過去に戻ることであった。
道中では、若い頃の自分と出会い、自分の未来の話をした。
若い頃の自分は戸惑いながら、ある質問をした。
「未来のユナの話を聞かせて」
スヒョンは悲しげな顔で
「ヨナはもうすぐ死ぬ…」

このあとどうなるか
慌てふためいた若い頃の自分は、どうしたら助かるかを聞いた。
しかし、それを簡単に答えることはできなかった。それは現在のスヒョンには大事な娘スアがいたからであった。

過去を変えると未来が変わってしまうと告げられた若い頃のスヒョンは、これから死ぬ運命を辿っていくヨナをどうするのか。
また、未来を知っているからこそできる、過去の恋人にしてあげられることとは。

過去に出会った恋人、友達、そして未来で出会う家族。
小さな運命の歯車が変われば、今までの体験全てが変わってしまう。
あなたなら過去の大切なものを取り戻しに行きますか、それとも未来の大切なものを守りますか。

「あなた、そこにいてくれますか」は、恋愛映画から次第に友情映画になり、そして親子映画に変わる不思議な映画です。おすすめの映画です。

窮鼠はチーズの夢を見る
8

成田くんがかわいい。

成田くんの演技がよかったです。よくある話というか、BLの基本みたいな話だったけど、やはり切なかったです。彼と付き合いたいとかいいながら、結局振られることを恐れてなのか、女と付き合ってればいいとか言ったり、他の男に抱かれてみたり、なんかすごく面倒な人なんだけど、愛おしい感じでした。原作は知らないのですが、こういう話が好きな人にはたまらないのではないでしょうか。描写は生々しいところもあるし、好き嫌いは分かれると思いますが、私的にはよかったです。甘える成田くんがかわいいです。私も彼に甘えられたいです。でも、主演二人に振り回される女性はかわいそうでした。別に最初から騙そうとかじゃなかったし、彼女のことも好きだったのでしょうが、当て馬でしたね。最後はどうなるのか、わからない感じで終わりましたが、大伴のもとに彼が戻ってきて幸せに暮らすのかなと思えた終わりで、キュンキュンしました。あと、いろんなものがおしゃれでしたね。あんなにおしゃれなオフィスや飲み屋とかあるもんなんでしょうか。都会はすごいです。全体的におしゃれでアンニュイでハマる人にはたまらない類の映画です。成田くんファン、大倉さんファンにもおすすめです。

魔女と野獣
10

最高のダークファンタジー

まず絵がきれいで見やすく、雰囲気のある漫画である。
主人公・ギドはきれいな見た目の割に口が悪く食欲旺盛で野性的、中身とのギャップが激しい。読み進めていくうちにその理由がわかる。体と中身が違っていて、それが物語の根幹にかかわってくる。
ギドのそばにいてそっとサポートしてくれるのはもう一人の主人公(と思われる)アシャフ、かなり有能な魔術師で食えない不思議な男性だ。ギドに愛を教えたいというその真意はわからないが、二人の間にあるかすかな信頼がどう変化していくのか見ていきたい。
魔女という世界を揺るがす力を持つものが出てくるが、人を襲う魔女もいれば、仲間で助けてくれる魔女もいて、一筋縄ではいかない存在である。
ギドと一人の魔女・アンジェラのただならぬ因縁が見え隠れして、過去に何があったのかはまだ明かされていない。アンジェラは時折出てきてギドにちょっかいをかけては、世界を揺るがすようなことを起こしたり、目的が定かでないく、これから二人の間で何が起きていくのが目が離せない。
メインでないキャラクターも魅力的で、死霊魔術の使い手の魔女・ファノーラは寒気がするような美人で、表情もあまり動かさない鉄面皮のような女性だが、見えないところでやさしさをみせるようなところに心打たれる。
登場人物が個性的で、謎も含みつつ少しずつ明らかになっていくその展開を今後も追っていきたい。

パラサイト 半地下の家族 / Parasite (2019 film)
9

手に汗握る展開

始まりは、半地下に住む家族の日常風景からです。韓国では、貧富の差が激しく、半地下というのは低所得者をイメージさせるものだそうです。最初は、家族のコミカルな会話や展開に、ずっと笑っていました。お金はなくても全員仲が良く、楽しそうな暮らしをしている、と思ったのです。しかし、長男が経歴を詐称して、とある富豪の家で家庭教師として働くところから、どんどんおかしな方へと進んでいきます。私は、ここからもう目が離せませんでした。あれよあれよという間に、巧みな話術と作戦で、富豪の家庭を侵略していくのです。妹、父親、母親。半地下の家族全員が、いつの間にか富豪の家で働くこととなり、全員が収入を得ることができるようになりました。富豪の家族たちがキャンプへ出掛け、今夜は返ってこないことを知ると、半地下の家族たちは富豪の家で宴を開くのです。しかし、こんなうまい話が長く続くわけがありませんでした。外では大雨。遅い時間にインターホンが鳴ります。画面の向こうに映るのは、元家政婦。忘れ物をしてしまった、取りに行きたい、と懇願します。忘れ物を取りに行くくらいなら、と半地下の家族は、元家政婦を家に入れました。なぜ元家政婦がこんな夜に?なぜ大雨の中ずぶぬれで?ここから、物語は急展開を迎えます。人間の良く、家族愛。美しくも悲しい、半地下の家族の物語でした。

PEACE MAKER / ピース メーカー
9

本格ガンアクションファンタジー

「ARMS」や「スプリガン」などでお馴染みの皆川亮二先生の作品。タイトルの「PEACE MAKER」とは、実在するリボルバー拳銃の通称で、その拳銃の使い手である主人公の青年と、謎の組織に付け狙われる少女との冒険譚です。作品の舞台は中世時代、高い画力から描き出されるリアルな中世ヨーロッパ調の世界観が読者を魅了します。通例のファンタジー作品とは一線を画した、まるで、本当に存在するかのようなリアルな街並みは圧巻の一言です。銃士という早撃ちを生業とする者達のストイックな生き様と、少女に隠された秘密とが織り成す重厚なストーリーは、ミリタリー好きの方が読んでも、ファンタジー好きの方が読んでも、どちらも楽しめるものとなっています。また、主人公の繰り出す実際のガンプレイに基づいたリアルなトリックショットの表現が秀逸で、そのスピード感と緊張感が如実に伝わり読者をどんどん引き込んでいきます。並み居る早撃ちの強豪達を己の技術のみでなぎ倒していく主人公。いつもはパッとしない主人公がいざという時にみせる頼もしさ。ライバルや仲間達との絆、そして別れ。少年漫画のエッセンスをこれでもかというくらいに詰め込んだ漫画が、この「PEACE MAKER」です。

Dead by Daylight / デッド バイ デイライト
9

恐怖のかくれんぼ

サバイバー(生存者)4名とキラー(殺人鬼)1名で行うサバイバルホラーゲームです。サバイバーはキラーから逃れることが目的ですが、フィールド上に察知された発電機を5つ修理し、電源を回復させたのちに2つあるゲートの片方を開くことで脱出ができます。キラーによりサバイバーが負傷、リタイアすることで発電機の修理が難しくなりますが、残り1人となるとゲートを開かなくても地面にハッチ(脱出口)が出現し逃れることもできます。基本操作としてはキラーから2回攻撃を受けるとダウンしてしまい、フィールド上に設置してあるフックに吊られることになります。合計3回吊られるとリタイアしてしまうので、キラーに見つからないようかくれんぼをしながら発電機を修理していくことになります。しかし、1度でも攻撃を受けてしまうと回復するまでうめき声の発生と血痕が残るのでキラーに見つかりやすくなってしまいます。キラーに見つからないようにアイテムやスキルを使用しながらのかくれんぼは、ドキドキハラハラの連続です。その分、サバイバー全員での脱出ができると爽快感が大きいゲームだと思います。
キラー側としては、使用キャラ毎に攻め方が異なり、自分に合ったキャラを見つけ、サバイバー全員を脱出させないことで大きな達成感が得られると思います。
どちらのサイドも使用し、それぞれ違うドキドキハラハラ感を楽しんでください。

EGOIST / エゴイスト
7

透明感ある歌声と、切ない歌詞が魅力。

EGOISTはアニメ「ギルティクラウン」のヒロイン・いのりがボーカルのアーティストグループ。アニメのヒロインがボーカルという事もあり、ジャケットのカバーなどもイラスト。
アニメの中のヒロインがボーカルのグループがここまで有名になるというのも、なかなか無い事なのではないでしょうか。それを可能にしたのは、何よりもまずヒロインいのりの優しくも芯の通った魅力溢れるキャラクター性と、その透明感ある歌声。元となった「ギルティクラウン」のアニメの中だけでなく、他のアニメの楽曲も提供しているEGOIST。架空のアーティストグループというのも、惹き付けられる要因の一つなのかもしれません。
楽曲は躍動感溢れるものから、切ないバラードまで様々。特に歌詞とメロディーが秀逸です。落ち込んだ時、悩んでいる時、静かに考えたい時、是非EGOISTの曲を聴いてみてください。おすすめの曲に「エウテルペ」という曲があります。その中の歌詞にはこうあります。「枯れていく友に おまえは何を思う 言葉を持たぬ その葉でなんと愛を伝える」と。言葉を植物達が、死に逝く友を目にして、彼らは一体どのような感情を持つのでしょう。植物に感情が無いと思う人もいるでしょう。それでも、この曲を聴けば、思わずにはいられないかもしれません。「言葉があるのに、どうして上手く伝えられないのだろう」と。
架空のアーティストだからこそ、惹き付けられる。そして、その透明感溢れる歌声と、どこか考えさせられる歌詞。人により、好き嫌いは別れるかもしれませんが、静かに癒されたい時に、EGOISTの曲をおすすめしたいと思います。

the GazettE
10

ヴィジュアル系バンドを率いているバンド

『世界観が好き』とファンから称されるヴィジュアル系バンドthe GazettEの曲。
ヴィジュアル系が軒並み解散している中、海外のファンも多く日本公演にも海外のファンが参加するほど人気は衰えていない。
主に女性ファンが多いが男性ファンも増え、カップルでライブにくるファンもいる。

初期のころに作られた曲をアンコールで披露するなど、新旧問わずファンたちは髪を振り乱し翌日のことを忘れてヘッドバンキングする。
激しいため打撲や傷は当たり前であるが、ボーカルのルキがライブのマナーやアンコールの仕方などをライブ中に注意した経緯もあり、ファンド推しの助け合いはほかのグループよりも多い。ちなみにどの公演もアンコールがあるとは限らないので当然ファンは必死でアンコールする珍しいバンドだ(場合によってはダブルアンコールもあるため)。

the GazettEの中で「(鬼畜教師(32歳独身)」に収録されている「関東土下座組合」では、ボーカルのルキが「関東~」と言うと悲鳴が上がり、いたるところで土下座の集団が出現する。この光景はなかなか他のバンドでは見ることのない光景だ。多くの女性たちが長い髪を振り乱し日ごろのことなど忘れられる瞬間であろう。

ラストに多い「大日本異端芸者的脳味噌逆回転絶叫音源集」に収録されている「LINDA〜candydive pinky heaven〜」は左右前後関係なく跳ねまわり皆が一体化するのでthe GazettE自身も気に入っている曲ではないだろうか。

昔ながらのヴィジュアル系の曲からバラードまで凝られたシングル、アルバムになっているので是非聞いていただき、生の声や音を聞きにぜひともライブに参加していただきたい。

バイバイマン
5

考えてはいけない

考えたり名前を言ったりするだけで人間の前に現れるのがこちらのバイバイマンになります。その風貌やパッケージデザイン、予告などから何かとんでもなく恐ろしいことをしてくるのではないかと観る前から期待していたのですが、悪い意味で裏切られました。ネタバレを言ってしまうと、バイバイマンは何もしません。ただ幻覚を見せてくるだけで、人は死にますが、バイバイマンが直接手を下すわけではありません。
この物語は現実と幻が交錯する作りになっており、その幻のせいで人間不信に陥り、人を殺したり殺されたりしている映画です。ただのモブキャラだろうと高を括っていたキャラクターが平然とした顔で人を殺害していたり、ゾッとする描写もあるにはありますが、バイバイマンという怪物メインで視聴しようと思うと、がっかりする出来になっていると思います。
ただ、全体的に見ればありがちではあるもののホラー映画らしくしっかりとびっくりシーンやドッキリ展開が散りばめられていますので、それなりに楽しめる映画だと思います。おそらくこの物語の核であろう、恋人同士の愛の深さや信頼関係が試されるシーンがたくさんありますので、夫婦や恋人と見るのにオススメです。

マリーベル
10

昔のマンガとは思えない

フランス革命の時代のマンガといえばベルサイユのばらが有名ですが、こちらはもっと自由に時代に切り込んだ作品です。
絵はおめめがキラキラの、よくある昔の少女マンガですが、なによりストーリーがすごい。史実とフィクション、様々な伏線がうまく絡んで、良い意味でたくさん裏切られます。フランス革命という歴史を縦軸に、女優をめざす主人公の青春や様々な男性との恋愛を横軸に、物語は怒濤の勢いで進んでいきます。特に好きなのは、主人公の「笑われることなんか、ひとつも怖くないわ!」というセリフ。女優を目指してひたむきに躍進していく主人公のまっすぐな姿に勇気づけられます。
他にも、おすすめなのは魅力的な男性陣。たくさんの男性と恋をし、また、恋されるのですが、その男性陣がすべて魅力的です。昔の少女マンガによくある、ロン毛だったり、異常にうっとおしそうな髪型だったり、服装はフリフリレースのついた貴族の服だったり、さらにはやっぱり全員キラキラのおめめなのですが、それでもめちゃくちゃカッコいい。その人の抱える闇や、人間性が巧みに描かれているので、そんな風貌でもめちゃくちゃかっこよく見えるのです。
昔の少女マンガと侮らないでください。主人公のまっすぐさにうたれ、男性陣に恋をし、止められない歴史の流れに涙し……あなたの心に残るマンガのひとつになるでしょう。

悪魔のいけにえ / The Texas Chain Saw Massacre (1974 film)
10

奇跡の作品B級ホラーの金字塔

若者が夏休みに旅行に行った先でひどい目にあう、というとてもありきたりなストーリーなのですが、この作品には他では味わえない言いようの無い魅力が宿っています。

まず特筆すべきが小道具、セットの素晴らしさ。
冒頭に出る死体の人形?や本物の動物の死骸、骨を使った意味不明な小物達。この作品の小道具達は今のCG技術では感じることの出来ない「不快感」や「不快感」を強烈に感じさせてくれます。
そして過酷な撮影環境がもたらした最高の演技、空気感。この作品、超低予算で作られている為、殺人鬼の衣装が1着しか用意出来なかったと言います。しかも、汚れなども計算されて作られている為、洗う事が出来ず真夏の撮影中ずっとそれを着続けなければならなかったようです。
他にもヒロインの口をふさいだ雑巾はその辺に捨ててある適当な物を使用したとか、猛暑の中27時間以上撮影が続けられたとか、極めつけはとある人物が自分の手を嬉しそうに切るシーンが有るのですが小道具の不調でナイフから血が出なくなってしまい。実際に自分の手を切る事になってしまったのです。
そんな過酷な撮影がホラー映画というジャンルにもたらした影響はとてつもなく大きかったようで画面越しでも腐敗した臭いが伝わって来るかのような感覚にさえ陥ります。B級ホラーの入り口にも、最近のホラーしか観たことが無く昔の映画も観てみたいという人にもお勧めのホラー最高傑作です。

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー
10

東映が本気を出した!奇跡の共演

2017年10月3日に日本中に激震が走った。それはユーチューブに公開された1つの動画。毎年恒例の仮面ライダーの年末映画はレジェンドライダーが1人か2人が出演するのが恒例だったが、この作品に関しては鎧武、オーズ、フォーゼ、ゴーストのレジェンドライダーのオリキャスが出演するという特報映像が公開され、東映の公式twitterが過去最高のリツイート数&イイネ数を記録した。

フォーゼの福士蒼汰、鎧武の佐野岳に至っては多忙にもかかわらず、少しの出演ではあったが変身ポーズも披露しており完全復活を果たした。また、フォーゼからは大杉先生役のアンガールズ田中にJK役の土屋シオンがオリキャスとして出演したことも話題となった。実はこの共演が実現したのにはこんな舞台裏があった。それは今作の上堀内監督が各番組のレジェンドプロデューサーにお願いしてそれぞれのオリキャスに出演交渉して快諾してもらったという経緯が試写会の時に語られていた。
興行収入も前作を上回る約12億円の興行収入を記録。エンディングでは各番組の主題歌のサビだけを繋いで流すという異例の演出もありファンを喜ばせた。平成という時代がもうすぐ終わってしまうがこの作品は新しい元号になってもきっと伝説になるだろう。

FAIRY TAIL / フェアリーテイル
10

真の王道ファンタジー!読む漫画に迷ったらまずは「FAIRY TAIL」

真島ヒロ先生の作品、「FAIRY TAIL」は少年漫画の王道をいくアクションファンタジー!
フィオーレ王国という国を中心に、魔法が溢れる世界で物語は進行します。
なにが素晴らしいといえば、とにかく多種多様な特徴・特技をもつキャラクター、そして魔法がでてくること。メインキャラクター以外にも深い過去があったり、意外なところで繋がりがあったり、そして様々な出来事を通じて成長していくキャラクターたちを眺めているだけでわくわくします。
また、作中では魔道士たちは「ギルド」に所属していて、このギルド同士の争いや共闘、それぞれの個性などにも心震えます。特にギルド同士での戦いである「大魔闘演武編」は1番のおすすめ!ギルド同士の威信とプライドをかけた闘いにと、物語が一気に動き出すストーリーにどんどん引き込まれます。
主人公ナツ、ヒロイン・ルーシィらが所属する「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の仲間たちも良い意味で曲者ぞろい、お気に入りのキャラクターが間違いなく見つかる上、どこかで必ず活躍するので、その瞬間に立ち会えた時は打ち震えます。
また、作者の前作「RAVE」のキャラクターや用語などが散りばめられていて、そちらのファンの方であればところどころニヤリとすること間違いなしです。
とにかく「王道ファンタジーを読みたい!」という方には自信を持っておすすめします。完結しているので、一気に読むこともできるし、少しずつ次の展開を予想しながら楽しむこともできるので、楽しみ方が選べるのも魅力だと思います。

ユグドラ・ユニオン
10

PSPの独特なシステムを持ったシミュレーションRPG

物語は戦争です。ファンタジニアとよばれる王国がブロンキアの帝国に侵略され、帝国の魔の手からなんとか逃れたファンタジニアの王女ユグドラが、盗賊団の首領ミラノと出会います。そして、ミラノの協力を得てユグドラは祖国解放の戦いが始まります。シミュレーションRPGを経験した人なら典型的な物語と感じますが、このゲームの最大の面白さは、独特な戦闘システムであると私は考えます。

このゲームの大きな特徴はこの3つです。
まず、このゲームのシステムはターン制になっており、タクティクスカードとよばれるものをターンのはじめに1枚選びます。この1枚で、キャラクターの移動や戦闘時の必殺技及びそれを使えるキャラクターが決まるほど、慎重に考えなければならない仕組みになっています。
次に戦闘を行うとき、陣形を組むことにより、その陣形内に入っているキャラクターしか戦闘を行えないことです。1つの陣形にキャラクターがたくさんはいるほど、有利に戦うことができます。
そして、ファイアーエムブレム以上に武器同士に相性があり、これだけで勝負がつく可能性があるほど重要なもので、誰をどの敵にぶつけるのかが勝利のかぎとなっています。シミュレーションRPGが好きで、いまだかつてない経験をしたいという人には是非勧めたい内容です。

未来のミライ / Mirai
9

タイトルなし

細田守さんの作品ということで見るしかないと思い劇場に見に行きました、最初はくんちゃん(主人公)が妹のミライちゃんばっかり構ってしまうのでミライちゃんのことを良く思ってなく小さい頃の兄弟とはこんな感じなのかなと姉がいる自分も考えていました。そして家の中の庭から不思議な体験を経験していく映画でした。個人的にはくんちゃんが自転車に乗る練習をしていて結局乗れずに途中で投げ出してしまうのですが中庭での不思議なことが起こりひいじいちゃんの時代まで遡ってそこでひいじいちゃんに馬やバイクに乗せてもらい、最初は怖くて前が見えなかったくんちゃんも馬とバイクに乗っても前が見えるように成長します。そして現代に帰りまたお父さんと自転車の練習をしに行きひいじいちゃんとの経験を頭で考えながら自転車に乗れるようになったところがとても感動しました。そして最後のクライマックスはくんちゃんが不思議な東京駅に1人で迷い込んでしまいそこでは迷い込んだ子供を黒い新幹線で何も無い場所へと連れて行ってしまう駅でした。そしてそこから出るにはくんちゃんがなんなのかを証明するためにお母さんの名前、お父さんの名前が必要ですが頭から出てこなくなり1度黒い新幹線で連れてかれそうになってしまいますがくんちゃんはミライちゃんのお兄ちゃんと叫び難を逃れ無事家に帰ってくることができまたお父さんとお母さん、ミライちゃん、ユッコ(犬)、くんちゃんとの楽しい生活が始まりました

キングダム ハーツ / Kingdom Hearts / KH / キングダム ハーツ ファイナル ミックス / Kingdom Hearts Final Mix / KH FM
9

ストーリーが素晴らしい!

ディズニーのキャラクターがでてきて、主人公がいろいろなディズニーの世界に行き冒険するゲームである。ディズニーの映画では見られないキャラクターの意外な一面などが見れて、とてもディズニー好きにはたまらないゲームになっていると思う。私が一番好きなステージがありピーターパンのステージなんですが、ピーターパンなので主人公も空を飛べるようになりピーターパンの世界観を楽しめながら遊べたのでとても楽しかったです。しかもピーターパンも一緒に戦ってくれるので心強いです。そのゲームから見たことなかったディズニーの作品とかにも興味がわくのでディズニーの事にも詳しくなれると思います。主人公の性格もとてもいい性格をしていて自分の人生にも役に立つと思います。友達を大切にする気持ちや仲間の優しさなどがとても多い作品なのでとても心が温かくなります!キングダムハーツは作品が結構あるので初めからやりたい人にはいろいろなシリーズが一つのゲームカセットになってるやつがあるのでそれを買えばいいのではないかと思います。いろんなシリーズがありますが全てストーリーもしっかりしててとても楽しい作品となっているので是非まだやったことない人にはやってほしいです。

帰ってきたヒトラー / Er ist wieder da / Look Who's Back
8

コメディー要素もありつつの考えさせられる作品

ジャンルとしてはこの作品はコメディーに分類されていて、実際コメディー要素は多々あり、笑える作品だと思います。ヒトラーと一般人の会話であったり、ちょっとした発言、またヒトラーの心の声がなんだか素っ頓狂な感じがして面白いです。心の声に関しては、総統だっただけあって冷静に物事をヒトラーが分析している感じがとれてよかったです。
ただその一方で、ヒトラーが国民の声を聴き歩いてるシーンではドイツのリアルな情勢、問題などが投影されており、出演していた国民が演技なのか本気なのかわからなくなるぐらい真剣な表情と口調が見てとれました。映画の中でも突然現れた“ヒトラー”に賛否両論ありましたが、この映画自体も賛否がわかれ、特にドイツの方々は考えさせられるのではと感じました。
また考えさせられるという面では、認知症のおばあちゃんに会うシーンと、ヒトラーが屋上で語るシーンはとても印象的でした。ユダヤ人を迫害し、全員を殺す命令を下したヒトラーは極悪人、モンスターと呼ばれる一方、その本人は、価値観や思想自体はどの人間とも自分は変わらず、ただ民衆が優秀な人間を代表として選び出しただけだと語ります。つまり、国を統制し、命令を下したヒトラーだけでなく、彼を代表として選び出した国民も同罪であるということでしょう。
このまま歴史を繰り返してしまうのか、そこまでは描かれていませんが、それがまた視聴者に上手く問題提起をした形で終わらせたようで、個人的にはいいなと思いました。

弱虫ペダル / 弱ペダ / Yowamushi Pedal
8

タイトルなし

弱虫ペダルとは主人公の小野田坂道(おのださかみち)が所属する千葉県立総北高等学校自転車競技部がメインに描かれているスポーツ漫画、アニメである。漫画の作者は渡辺航で、週刊少年チャンピオンにて連載中である。高校に入学して自転車競技部に入部し、合宿で二年生とインターハイ出場をかけて勝負、インターハイで優勝、そして慕っていた三年生との別れ、新年度の新入生との出会いを経て、現在は小野田坂道にとって二回目のインターハイの真っ只中である。総北高校のメンバーも魅力的であるが、ライバルである王者箱根学園や京都伏見高校のメンバーも大変魅力的であり、各校一人一人の過去や熱い想い、勝利への執念などが丁寧に描かれている。(ただ回想シーンが多くてなかなかゴールにたどり着かないこともあり、もやもやさせられることがある。)また、オープニング曲、エンディング曲も素晴らしく、エンディング曲は総北高校や箱根学園のメンバーの声優さんが歌っている時もある。数あるスポーツ漫画の中でも、自転車競技を題材にした漫画、アニメは少ない。馴染みもあまりないスポーツかもしれないが、わかりやすい解説があるため、初心者でも楽しんで見ることができる作品である。

スキマスイッチ / Sukima Switch
10

言葉遊びの天才!?スキマスイッチの名曲

『全力少年』や『奏』などの数々のヒット曲をつくり出すスキマスイッチ。
彼らの魅力についてご紹介させていただきたいです。

ファンの中では定番。『キレイだ』
彼女を数字の9、自分を6に例えたフレーズが最初の部分で登場します。
これがなんと言ってもうまい!
「ろくでもない(6でもない)僕が残った」という歌詞は、彼女と離れてしまった自分を”6”と”ろく”でかけており、ユーモア溢れる歌詞で表現されています。
状況と気持ちをユーモアにのせることに関してスキマスイッチは天才的です。

また『飲みにこないか』ではとても魅力的な彼女のことが好きな素敵な彼氏の歌となっています。女性からすると”こんな彼氏がいたらな”と思わず思ってしまうでしょう。彼女の魅力をまっすぐに認め、そしてやっぱり一緒にいたい、魅力的な彼女だからこそまた一緒に過ごしたい、そんな彼女をたてる歌詞がとても爽やかで聴き心地が良いです。

そして何と言っても『願い事』。これはどストレートのプロポーズ曲でしょう。
「高級車(ロールスロイス)も高価な時計もいらない」という世間一般の、でも心がとても素敵な男性からのプロポーズの名曲と言えるでしょう。
この曲を歌い、落ちない女性はいないのではないかと思います。

パシフィック・リム: アップライジング
8

タイトルなし

2018年4月13日公開のSF映画で、2013年公開のパシフィック・リムの正当な続編に当たります。
舞台は前作から10年後、怪獣が出現していた裂け目が閉じられ、地球に平穏が戻ったかと思われたが、人類を守るはずの巨大ロボット・「イエーガー」で敵対する存在が現れ、更には裂け目が再びこじ開けられ、怪獣の再出現によって新たな戦いの幕が上がるというもの。
本作では前作でできなかった要素をこれでもかと言うほど詰め込んでいる印象があり、例えば前作では夜や雨天といった暗い場所で終始戦っていて、イエーガーや怪獣の再部が判りにくかった反動から本作ではほとんど昼間で戦っていたり、最終決戦の部隊が東京となっていて(洋画なのに!)怪獣映画たるもの東京を襲ってなんぼという製作者のこだわりをひたすら感じます(笑)。
また、劇中でも10年の技術的進化という事もあり、イエーガーのアクションも前作よりスピーディーで激しいものとなり、アクション要素は前作を超えるものとなっています。
ただ、一方で前作の主要人物の扱いが一人を除いて、前作を熱心に愛するファンには複雑な心境にさせる印象があり、このあたりは好き嫌いが分かれそうな印象になりました。
とはいえ、全体的に見れば難しい理屈抜きで楽しめるバトルものとして仕上がっている印象で、ツッコミどころも多く(意図的かと)そういう楽しみ方であればアリだと思います。

真珠の耳飾りの少女
9

まるでフェルメールの絵画のような場面と静かで激しい情熱

15世紀オランダの画家フェルメールと、その家に使用人としてやってきた少女グリートが中心となったお話です。
グリートは色彩に敏感で、フェルメールの妻にアトリエの掃除を命じられた時も、「光が変わる」と気づいて指摘するほどです。グリートのその感覚に気づいたフェルメールは、絵具の助手をさせたり、最後には彼女をモデルに絵を描こうとします。
この作品では、グリートもフェルメールもお互いにほとんど言葉を交わしません。フェルメールが美しく着飾った妻に、「イヤリングをつけてちょうだい」と言われている時に、グリートは手を真っ赤に荒れさせながら、使用人として黙々と家事をしています。けれども、フェルメールの目線は、絵画を理解できない妻ではなく、すぐれた色彩感覚をもつグリートに向けられています。全編を通して、言葉のない一瞬の視線やしぐさで、二人だけで理解しあっているようなひそやかな空気が流れています。また、横柄なパトロンを招いての食事風景や、グリートの洗濯をする姿や、ゴミを運河に投げ捨てたり市場でさばいたばかりの食材を買ったりと、当時を思わせるどこか冷えびえとした画面も、まるで絵画のようです。
そしてクライマックスが、フェルメールの有名な作品である青いターバンを巻いた少女を描いた絵です。この映画ではグリートがモデルとなっていますが、髪を見せることを拒む彼女や、妻のものである真珠のイヤリングをつけさせるフェルメール、その時にグリートが流す透明な涙などがとてもきれいです。結局この時のモデルをしたことが原因となって、グリートはフェルメールの家から追い出されてしまいますが、映画の最後に映し出される本物のフェルメールの作品の少女が、ついさっき見た描かれている時の姿のグリートに見えてきてしまうのです。

ザ・パシフィック
10

戦争ドラマでのリアルティはケタ違い

太平洋戦争を描いた作品。
未熟な兵士が戦争を通じて成長していく場面や、太平洋戦争の残虐さと歴史をリアルに味わえる作品だ。10話あるのだが、それぞれの激戦を繰り広げる場所や、兵士たちが心休めるシーンなど、当時のアメリカ兵について細かな生活感などが見てとれる。
私が特に印象的なシーンは沖縄戦のシーン。沖縄一般市民の女性が、日本兵の指示で爆弾を背負ってアメリカ兵へ向かうシーンが忘れられない。現在を生きている私としては少し胸が痛かったがそれが本当にあったと思うと辛い。
トム・ハンクスとスティーブン・スピルバーグの共同で作られた映画なので、もちろんアメリカ側を肯定するシーンがあってもおかしくはないことだが、日本の良い所を映し出してくれる場面もある。例えば、日本軍の勝利のために、大和魂としての日本独特の男気を賞賛することや、緻密で知能が高いとも言っていた。日本だけ悪く作られている作品ではなく、戦争そのものが間違っているとも読み取れ、その戦争をリアルに再現されたのがこのザ・パシフィックだと感じた。様々な戦争映画を観てきたが、1番のクオリティの作品だとお勧めします。