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chocomintmagic717のレビュー・評価・感想

アデライン、100年目の恋 / The Age of Adaline
8

ブレイク・ライブリーの美しさと純愛に胸を打たれる感動作

ある出来事がきっかけで年を取らなくなった女性アデラインの半生を描いた純愛ドラマです。
「本当は100歳を超えているにも関わらず、容姿は29歳の美しさのまま」というファンタジー設定なので好みは分かれると思いますが、過度な演出もなく、ラブロマンスとしてストーリーもしっかりまとまっています。永遠の若さを手に入れたアデラインが、ただそれを喜ぶのではなく、いろいろな悩みを抱えて生きていくところがリアルで考えさせられるとなと思いました。
100年以上を生きた女性の半生を描いているだけあって、時代に合わせた舞台や衣装、歴史的な出来事なども出てきます。私自身は世界史に詳しくありませんが、歴史が好きな人はそういった演出に注目してみても面白そうです。
主演は、海外ドラマ「Gossip Girl」シリーズで主演を務め、人気を博した女優ブレイク・ライブリーが演じており、とにかく美人できれいです。ティーン向けドラマで流行った女優というイメージで見ると驚くと思います。100年の人生を歩んだ女性、という複雑な設定ですが、繊細な演技で見事に演じ切っています。ブレイク・ライブリーの美しさを堪能するためだけに見ても損はないと思います!

となりのトトロ / My Neighbor Totoro
9

ここに住みたい!

夏になると見たくなる映画です。なぜでしょう。よくテレビで放送されたいたからでしょうか。となりのトトロの良いところはたくさんありますが、まず舞台がいいです。田園、畑の横の道を通ってつく、古い家。その近くの川で水を汲んで、掃除、広い庭に木造の小学校と、すごく綺麗な風景だし、何だか楽しそうで、トトロの世界に住みたいなぁと思います。もちろん、トトロたちもよくて、小さいのから大きいのまでいるってのもいいし、ネコバスとトトロが知り合いってのも、映画では描かれていない、トトロたちの日常を妄想できていいです。さつきたちが田舎に住むことになった経緯とかは悲しい話だけど、お母さんも回復に向かってるし、映画がエンディングを迎えたあとも、さつきたちは楽しく生活しているんだなぁと思います。私が映画で好きなシーンは、トトロからもらった種をトトロたちと一緒に育てるところです。あの音楽の中、トトロ3人衆が踊るのも楽しいし、私もあの集団に混じって踊りたいといつも思います。トトロには都市伝説とかもできちゃって、不穏なイメージとかもあるかもですが、私にとってはただただ楽しくていい話で、子供に見せたいなと思える映画です。

ケンガンアシュラ
10

企業の闘技者という新しいバトル漫画

『ケンガンアシュラ』は2012年から『裏サンデー』(小学館)で連載。2014年からは「マンガワン」というアプリでも掲載され、完結しています。
この漫画は一番最初は平凡な平社員である「山下一夫」が「十鬼蛇王馬」に出会ったことから物語が始まります。
その次の日に「山下一夫」が務めている乃木出版の乃木グループ会長である「乃木英樹」から裏の闘技会「拳願仕合」の存在を聞かされます。
闘技者は前の日に出会った「十鬼蛇王馬」。「山下一夫」はその世話係となります。
そして「山下一夫」がよくわからないうちに「山下商事」の社長となり、無理やり拳願仕合に参加となってしまいます。
次期拳願会々長を決めるための「拳願絶命トーナメント」に出場し、各企業から選出された選手たちと死闘を繰り広げていきます。試合も迫力のあるものばかりで闘技者たちも曲者ぞろいです。
さらに、試合の中で拳願会に革命を起こそうと裏で動く者や、主人公たちの秘密を知るものが出てくるなど、物語が二転、三転としてくるため、様々な思惑や信念を見ることができます。
また、闘技者を選出している企業の社長たちもそれぞれの思いを貫いているため、裏で何か工作をするという心理合戦よりも真っ向勝負がとても多い漫画になります。平凡な平社員が拳願仕合を経てどのように成長していくのか。
主人公が56歳のおっさんということもあり、いくつになっても熱い思いは持てるということを教えてくれる漫画です。

タイタニック / Titanic
8

ただ長いだけの映画ではない

実話に基づいた映画で、とても有名な作品である事はよく知られていると思います。
自分は幼い頃も何回か見ていましたが、その時の感想としてはただ漠然と感動する映画だなぁと思っていました。
社会人である自分が最近ふともう一度鑑賞してみたくなったため見ようと考えましたが、3時間以上ある作品であるため、少し躊躇していました。とても時間が余っていたある休日に見る決心をして、鑑賞しました。
数年ぶりに鑑賞してまず思ったことが、主演のレオナルド・ディカプリオのカッコ良さです。上映した当初日本でも多くのファンを作ったというネット記事も読みましたが、容易に理解できました。男である自分から見てもあの自由で物怖じせず、たった一度の人生を楽しんでいる彼に夢中になりました。作中ではジャックという名前ですが、社会人となった自分がこれからの未来(人生)を考えていく上でジャックの生き方は考え方に影響を与えられました。
映画自体の感想としては、まず第一に長い映画とは思えないほどの展開の早さです。展開は早いのに無駄なシーンはほとんどなく、全てのシーンが重要でそれぞれがしっかりと、タイタニックの映画を構成していました。
この映画は時間を作ってみるべき映画ですし、ほとんどの方が見たことあるような作品だと思いますが、自分のように今置かれている状況、年齢などで大きく捉え方が変わる映画だと思います。
なのでぜひ皆さんももう一度見るという時間をつくって、鑑賞していただきたいなと思います。