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chat-blancのレビュー・評価・感想

EGOIST / エゴイスト
10

EGOISTのchelly

EGOISTのボーカルのchellyさんは素性が謎で、ライブなどでは主に「ギルティクラウン」の楪いのりといったアニメのキャラなど、CGを使用した演出で参加しております。CGで演出しているキャラもセクシーなスタイルで魅力的となっております。chellyさんは2011年からEGOISTのボーカルをしており、1994年4月12日生まれの女性です。デビューから10年以上経ちますが歌声は変わらずに素晴らしいアーティストです。アニメの好きな方であれば必ずEGOISTの曲は聞いているかと思われます。いろいろなアニメの主題歌などに使われております。代表的な曲は、ギルティクラウンの「The Everlasting Guilty Crown」、「Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜」や甲鉄城のカバネリの「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」、「咲かせや咲かせ」、などです。Vチューバー的なアーティストではありますが、キャラと歌声がマッチしておりますのでファンになる方が多いのではないでしょうか。

着信アリ2
5

着信アリってそんな話でしたっけ

1の設定は全部覆されましたってかんじでした。
美々子ちゃん被害者で、もともとは台湾のほうの呪いってもう別物の話ですね。
携帯のメモリに入っている人から選ばれるから、友達なくすとかの演出もないし、アクション的っていうか、普通のお化けからにげるみたいな話でした。
台湾の話にしたのにも必然性があるように思えないし、ただ、台湾に行きたかっただけじゃと勘ぐってしまいます。
前みたいに、リング的な、何が呪いのもとなのかみたいな謎解き的なところもないし、そんなに怖くないです。
新たな呪いの根元の話はなかなか怖いし、悲しいものでした。
口を縫われて、殺されるなんてかわいそうすぎます。
ビジュアル的にはそんな怖くありませんでした。
口が鮮明に書かれていないからでしょうか。
あと、何日かで死ぬ人も、そんなわけないでしょってかんじでもなく、だからってすごく怖がっているわけでもないし、どういう演出プランやねんってかんじです。
キャストの方は、瀬戸朝香とか滑舌がよくないし、ミムラも新人だしなあってかんじであまりうまくはないなあって気がします。
吉沢くんは、ああ、動物のお医者さんだなあと思います。
面白くないわけでもないけど、なんの話かはよくわからない話でした。

流星のロックマン
10

DSソフトの隠れた名作 流星のロックマンシリーズ

ロックマンシリーズは知っている方は多い印象ですが、流星のロックマンについては知らないという方が多い印象があります。それでは、ロックマンシリーズの影に隠れた名作流星のロックマンのオススメポイントを紹介していきます。
まずは、流星のロックマンシリーズは1~3まで続いているのですが、主人公こと星河スバルは、宇宙飛行士の父が衛星開発の途中、不慮の事故に巻き込まれ消息を絶ってしまいました。主人公は、このことがトラウマとなり、人を信じなければ、仲良くならなければこんな辛い思いをしなくて済むのではないと考え引きこもりとなってしまいます。そんなある日、展望台に行って星を眺めているとウォーロックという宇宙人と出会い、成り行きで共に戦う事となりロックマンに変身出来る力を得ます。
このゲームは人と人との繋がりをテーマとして構成されています。
スバルの日常は、この出会いから少しずつ変化して、少しずつ人との関わりの尊さを理解します。
1は引きこもり少年で2から引きこもりから脱却し普通に学園に行け、3では1の頃が嘘のように人の為に地球滅亡の危機を防ぐために戦います。
バトルアクションもしっかりと作られていて、やりこみ要素が沢山あります。
成長する主人公星河スバルの物語是非プレイしてください。

Tuxedo
8

チル&程よいメリハリ=Tuxedo

ネオソールアーティストの『メイヤー・ホーソーン』と、ヒップホッププロデューサーの『ジェイク・ワン』。この2人が結成した『Tuxedo(タキシード)』は、Stones Throw Recordsからデビューした、コラボレーションユニットです。ジャンルは『ファンク』や『ディスコ』に分類されるのが一般的ですが、全曲通じてビート、リズムがとっても心地よく、強すぎず、速過ぎないので、個人的には『チルポップ』にカテゴライズしても違和感は無いかと思います。ダフト・パンクの『Get Luckey』や、ブルーノ・マーズの『Treasure』が世に広めた感のあるこれらのジャンルですが、それより数年早い2007年には、2人はこの聴き心地の良いジャンルを生み出し、この音楽を提供していたということにも驚きです。声質はほどよく低く、ほどよくシャープ。歌い方も良い意味で主張が少なく脱力感があるので、ドライブや作業中のBGMとしても最適です。中でも『Do it』という曲が、かなりおすすめです。他の多くの曲でも言えるのですが、ピアノの音がアクセントになっていて、ディスコミュージックらしからぬ爽やかさが特徴です。ミュージックビデオはあえて80〜90年代の映像を意識したような作りのものが多く、音とのミスマッチ感が逆に心地よく仕上がっています。このなんとも言えない不思議な感覚、ハマります。

ゆれる人魚
9

マイナーミュージカル映画の傑作

この作品はミュージカル成分がかなり濃く、10曲くらい歌います。とにかくどんどん歌います。音楽はオペラとか劇団四季のような感じではなくバーで歌うような感じでテンポがよくかなり聞きやすいものとなっています。内容的にも刺激的な歌、都会的な歌、怖い歌、悲しい歌、とバラエティーも豊かです。歌もうまいですし、伴奏もいい味をだしています。
ストーリーはある人魚の姉妹が人間の世界に来る話です。
人魚といっても普通に人間に変身できて話すことも歌うことができます。そのためバーのような場所に拾われた姉妹は歌手としてデビューします。そして姉妹とバーの店長の年頃の息子、バーの店長、店長の妻であり歌手の5人で生活を始めます…。というストーリーです。
また、かなり独特な世界観を持っていて面白い作品でした。美しいけれども少し下品なところがあって、姉妹の人魚は恐ろしいんだけれども儚いところがあって、人間の世界はわかりやすいようで複雑で、つかみどころのない雰囲気を醸しています。映像表現もかなり独特で新進気鋭の監督さんなのかな?と思いました。
俳優さんもいい感じでした。姉妹の人魚は場面によっては少し怖いのですが同時にほかの場面では色気のある表情やかわいらしい表情を見せ、非常に役を演じきっていました。ほかにも婦警さんや謎の男など個性の強いキャラクターがいてとても味わい深い映画でした。

ほんとうのピノッキオ
9

引き込まれる映画

こちらのピノッキオは、ロベルト・ベニーニがゼペットを演じ、マッテオ・ガローネが監督の実写版です。
やっぱり、この人の映画は面白くて本当に引き込まれます。いつも感心するのは、演技力が高い俳優陣ばかり集めていること。特に、ピノッキオを演じた8歳の子役フェデリコ・イエラーピが素晴らしかったです。のびのびとしていて、ゼペット演じるベニーニと本当の親子のように見えました。ベニーニは、父親役をさせたら右に出る人がいないくらい、いい父親を演じますね。
ところどころに現れる、動物のキャラも面白いし、動物に扮する特殊メイクも最高で、本当に半分動物に見えてくるのがいいです。私のお気に入りは、カタツムリでした。いい味出しています。
ピノッキオのメイクも素晴らしかった。毎日メイクに3時間かかったそうですが、どこまでが素の顔なのかわからなくなるほど同化していました。物語は、今まで知っていたピノッキオのストーリーとは、少し変えていて、でも見ているうちに、ふむふむ、だから学校へ行って学ぶことが大切なんだと、子供にも分かるようになっています。是非、子供たちに見て欲しい作品。ベニーニ出演の映画は、必ず、鑑賞後に、きっとこういうことを伝えたかったんだろうなあ、と考えさせてくれる、そして子供も大人も一緒に学べる作品です。

パッセンジャー57
8

小粒だが掘り出し物の痛快アクション

「メジャーリーグ」で俊足男ウィリー・ヘイズを演じ、一躍スターとして人気を博したウェズリー・スナイプスが航空機を舞台に凶悪なテロリスト軍団に徒手空拳で死闘を挑む保安コンサルタントを演じた「空のダイハード」。本作の日本公開時とほぼ同時期に空港を舞台にし、なおかつスケールも大きかった「ダイハード2」があった事もあり似たような設定で描かれた本作はどうしてもその陰に隠れてしまった印象ではあるが、劇中でスナイプスが魅せるシャープなアクションは必見で特に「閉鎖空間」を効果的に活かした格闘シーンは本作の白眉といっていい。
しかし、こういった作品は主人公のみならず、悪役もそれなりに魅力的でなければ映画自体が盛り上がらない。主人公と対峙する凶悪テロリストを演じたブルース・ペインはまさに「悪のカリスマ」ともいうべき風格を備えた凶悪犯を見事に演じきっていて、「影の主役」と呼んでも差し支えのない存在感を発揮し本作を見事に盛り上げた。
本作は日本での公開は地味そのものではあったが、アメリカではかなりのヒットとなり、これでウェズリー・スナイプスはより人気スターとしてアクションだけではなく、ドラマにも積極的に参加していく事になる。