bctmr9671@bctmr9671

bctmr9671
bctmr9671
@bctmr9671
23 Articles
10 Reviews
0 Contributions
0 Likes
bctmr9671

bctmr9671のレビュー・評価・感想

climbgrow / クライムグロー
10

滋賀発最強ロックンロールバンド

滋賀発のロックンロールバンドclimbgrow(クライムグロー)。バンド名の由来ははclimb(登る)とgrow(成長する)を組み合わせた「成り上がり者」という意味の造語。独自に思い付いたのではなく、実はボーカルの杉野泰誠の父親が経営する美容院の名前である。

バンドの構成は、現在は杉野泰誠(ボーカル・ギター)、近藤和嗣(ギター)、谷口宗夢(ドラムス)と3名であり、サポートのベーシストに現在は支えられている。

チバユウスケを彷彿させるような杉野のブルージーで嗄れた声、人間味溢れるストレートな感情を綴った歌詞が際立った魅力だが、ミュージシャンとしても皆テクニカルかつ圧倒的な演奏力があるバンドなのだ。

強面なルックスではあるが、おばあちゃんを大事にしたり、愛犬プードルの歌を作ったり、しゃべりかけたくても先輩バンドに声をかけにくいというとても繊細でナイーブな一面もある。

滋賀県を盛り上げようとし、月一で自主企画イベント「DROP DROP DROP」をホームグラウンドであるライブハウス、滋賀浜大津B-FLATで開催している。ファンの人に一度は滋賀県に訪れてもらい、魅力を発見してほしいという願いとともに、ホームグラウンドならではのリラックスした雰囲気でワンマンを堪能してほしいという想いから、イベントには毎回テーマがあるのも注目点だ。

けいおん! / K-ON! / けいおん!! / K-ON!!
10

女の子のかわいいがギュッ

「軽音部」に所属する女の子たちの学校生活のお話です。何とも言えない女の子たちのグダグダ具合や、その場のノリみたいなところが見ていてとても心地よいです。女子校というとちょっと色々大変なのかな…という印象を持っていたのですが、実際もこの作中のように、とにかく女の子同士が仲良くキャッキャしている世界なのかなぁと思うと自分も一度は女子校を体験してみたかったなぁと思います。そういえば、全編を通して同世代の男性が出てこない!…男の子がいると、女同士ってもめるのかな…。メンバー同士の仲良し具合はもちろん、同校の卒業生で昔同じく軽音部に所属していた顧問の先生とのやりとりもほっこりします。とにかくみんな練習とか、一生懸命頑張る!というより、ゆるく、楽しく過ごそう感が強いです。ただ!文化祭など、ステージに上がる時はきっちり仕上げてきていて、かっこいい!そのギャップにもやられてしまいます。同作はシリーズ化されており、途中後輩ができたり、合宿に行ったり…最終的には彼女たちが高校を卒業するところまで描かれています。彼女たちの卒業式の話は、この卒業前の独特な、何とも言葉にし得ない特別な感情が上手く表現されており、また成長を見守ってきた身としては、涙なしでは見られません!

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
7

ラストのもやもやはネットで解消!?

本作はそれまでの「スーパーヒーロー大戦」とは若干主旨が異なる点があり、ストーリーの進行に説明不足な部分を感じたり、それまでの歴代ライダーの立ち位置や敵対する組織「ショッカー」の作戦が結局何をしたいのかよく分からぬまま、これまた唐突に現れるスーパー戦隊のロボにより壊滅・終息し、その戦いの最中で「仮面ライダードライブ」でレギュラーキャラクターの一人が命を落としたまま、映画が終了してしまう非常にパラレルワールド感あふれる(悪く言えばすっきりしないままの)終わり方をする内容で、個人的に色んな感情を抱いた作品として非常に印象深いです。
それまでの「大戦」が春映画に相応しいお祭り騒ぎの様な、ヒーローと顔出しする役者の数の多さを前面に押し出したオールスター戦のような特別感で作られた作品が多く、それほど込み入ったストーリーは描いてこなかったように思うのですが、こと「仮面ライダー3号」に関しては出自からして複雑であり(何せ3号ライダーならV3が既に存在している為)、そこにタイムパラドックスの要素を組み込んだために初見のみでストーリーを理解しようとしてもなかなか難しいのです。タイトルの「仮面ライダー3号」がドライブや客演のRXの敵なのか味方なのか、最後の最後まではっきりせずラストのオチとつながりが分かりにくいのです。
ではなぜ、私がこの作品をわざわざ紹介しようと思ったのかと言うと「ドライブ」、「RX」と共に「3号も車に乗るライダー」だからです。仮面ライダーと言えばバイクで移動し戦うのが当たり前。基本設定であり「ライダー」のアイデンティティと言える重要な部分であることは言うまでもありませんが、その設定を覆したのが自動車にしか乗らない「仮面ライダードライブ」でありバイクにも車にも乗る「RX」でした。そこに割り込んできた「3号」は元々凄腕の自動車レーサーであり、操るマシンも四輪のトライサイクロン。劇中でも何度かライダー同士によるカーチェイスやレースのシーンが観られるという、貴重な作品なのです。
他の大集合系作品では尺の都合もありライダーがマシンに乗って戦うシーンは非常に少なく、あってもCG処理だったりしますが、自動車でのレースはライダーあるなしに関わらず見映えが良く迫力もバイクとは違ったものがあります。惜しむらくはレースをメインに据えられなかったこと。どうしても怪人とライダーの肉弾戦が無いと何の映画か分からなくなってしまう。そしてこれはとても大胆な展開なのですが、パラレルで終わってしまったストーリーには実は続きがあって、「仮面ライダー4号」という作品がウェブ上で有料公開され、そこで全ての謎が解ける内容になっているのです。商売とはいえこれには閉口せざるを得ませんでした。そういう経緯もあり、「仮面ライダー3号」には良い印象はありません。

ゼノブレイド2
10

王道のRPGをガッツリやりたい方向け

スイッチのゲームの作品の中でも一位、二位を争うほどの名作だと私は思います。その理由は大きく分けて3つあります。一つは戦闘のシステム面です。最初はわかりにくく理解するの時間がかかりますが、慣れていくうちにこのゲームでしか味わえない独特の戦闘が楽しく感じるようになっていきます。キャラによっての技もいろいろな種類があり、とても見ごたえがあります。二つ目は物語を彩るキャラクター達です。個性の強く特徴の多いキャラクター達が物語に多く登場し、ストーリーに深みを持たせてくれます。主人公の仲間になるブレイドにも様々なブレイドが存在し、自分の好きなブレイドと旅することができます。三つ目は綺麗なグラフィックです。ゼノブレイド2には様々な地方や地形が登場してます。どの地方にもきれいな場所が存在し、その場所を探す遊びもゲーム内では存在します。どの点をとってもゼノブレイド2は高くまとまっており、RPGをやりたい方にとってはとってもオススメできる作品となっています。ストーリーの方も想像もつかない様な展開を繰り広げていき、楽しめること間違いなしです。もしスイッチで買うゲームに困っているのであれば、ぜひ「ゼノブレイド2」をオススメします。

母の秘密 / Despite Everything
8

Despite Everything:母の秘密

母親の葬儀で久々に顔を合わせることになった姉妹。
スペインの実家に集まることになったニューヨークのファッション業界で働く長女サラ、唯一の既婚者である次女クラウディア、同性愛者の三女ソフィア、自由奔放な四女ルシアは、母カルメンの悲報を聞き同じ車で実家に向かいます。
葬儀の準備の間、悲しみに暮れる父ペドロを他所に、カルメンの相続弁護人である弁護士が4人にカルメンが残したビデオテープを見せます。最愛なる娘たちへ残した母親の驚くべき遺言は、姉妹の実父がペドロではないこと、それぞれに違った父親がいること、そして最期に父親たちに挨拶をできなかったことを咎め、個々の実父を探し出したら、遺産を分配するとの告白でした。

まず初めに心当たりのある芸術家パブロ、次に掃除屋で企業の経営者と偽っていたビクター、修道院の牧師ディアス、そしてかつては男性で今はバーを営むインネを尋ねると姉妹は関係をもった年月と照らし合わせていきます。そして、それぞれの父親を探し当てていく内に、サラは恋人アレハンドロとよりが戻り、クラウディアは夫と別居、ソフィはペドロと関係をもち、最後にルシアの父親が名乗り出ます。そして、葬儀の後、晴れて母親の遺言を果たした姉妹はサラの結婚式で全員が顔を合わせるのでした。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

コンプレックに悩まされている人はスラムダンクに学べ!

"宮城リョータに学びコンプレックスを克服せよ!

主人公の在籍する湘北高校のバスケ部のポイントガード宮城リョータは運動神経抜群なのですが、いかんせん身長が低く、170センチ未満です。バスケットにおいては身長が高い方が有利なのは周知の事実、そんな中小学生のころからずっと背が低かった宮城は運動神経とドリブルスキルで弱点をカバーします。作中において終盤までは宮城の抱えるコンプレックというものはそれほど明らかにはなりませんが、作中最後の対戦相手である山王工業との試合前に自分がずっと抱えてきたコンプレックスをマネージャーに吐露します。そして、試合中宮城は幾度となく窮地に立たされます。もう限界だという感じる時に宮城を支えたのが名将安西監督が述べた「スピードとクイックネスでは君の方が上」という言葉でした。自分にとってコンプレックスとなる身長について考え続けるのではなく、自分が相手よりも勝っているところがある。その点に気づいた宮城は山王の厳しいプレスディフェンスを自力で突破し、チームを窮地から救います。
人は誰しもコンプレックスを抱えて生きています。でも大切なのは自分の持っている武器を最大限に生かして戦うこと。そんな人生における大切な教訓をスラムダンクは教えてくれます。

秒速5センチメートル / 5 Centimeters per Second
8

『君の名は。』より前の新海誠作品を観た

『秒速5センチメートル』は2007年3月に公開された作品だ。3つの短いストーリーにより構成されている。
1つ目のストーリーでは貴樹という少年が、かつて同級生で仲の良かったが転向してしまった明里に電車を乗り継いで会いに行くストーリーだ。しかし、雪のため電車は思うように進まない。停滞し続ける電車の中で、貴樹は焦燥に苛まれていく。果たして、明里はまだ、待ち合わせ場所にいるのだろうか……。2007年の中学生ということで二人ともスマホはおろか携帯電はさえまだ持っていない。連絡手段は手紙だけだ。今では考えられない関係のあり方が新鮮で、また連絡手段における制約がストーリーづくりにも巧みに生かされている。
2つ目は親の仕事で種子島へ引っ越した貴樹と、貴樹に恋をしている女の子の物語だ。物語はその女の子――花苗――の視点から語られる。貴樹に想いを伝えようとする花苗だが、貴樹がどことなくそういった告白を寄せ付けないような雰囲気を出しているように思えて逡巡する。それでも、貴樹はあくまで花苗に優しく、それが一層花苗の心を切なく揺さぶる。いまだに転校前に住んでいたときの女の子から気持ちが離れていない貴樹の姿を花苗が語るストーリー。優しいけれど、伝えたい思いを塞がれてしまう切なさを描いており心打たれる。
3つ目では就職してから東京で暮らしている貴樹に語り手が戻っている。貴樹の現状が説明された後に、明里の現在に話が切り替わる。未だに過去の想いに囚われている貴樹と、過去を大切な思い出として胸にしまい込み前へ進んでいる明里が対照的に描かれている。しかし、最後のシーンで、貴樹も、前を向いて歩き始めることになる。
物語として最後に主人公が求めたものとすれ違ってしまうが、それを諦めて前に進む本作のラストシーンと『君の名は。』のラストシーンをぜひ見比べてほしい。『君の名は。』が大ヒットした一方で、往年の新海誠ファンの一部が失望を顕にしているのはこの一点に集約されるようにも思われる。

秦基博 / Motohiro Hata
10

秦基博さんの魅力

秦基博さんのことをご存知でしょうか。映画ドラえもん「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌、「ひまわりの約束」で一躍有名になったこともあるので、その曲なら知っているという方も多いんじゃないでしょうか。この曲、友情を表現した歌詞と、歌いやすい曲調でとてもいい曲ですよね。今回はそんな秦基博さんのことをもっと知り、魅力に気付いてほしく、レビューしていきたいと思います。
秦基博さんの魅力はずばり!透き通るガラスのような歌声です。秦基博さんの歌声を聞いていると、清々しい気持ちになることができます。また歌詞もとても良いです。とくに「グッバイ・アイザック」という曲の歌詞はとても元気づけられるものになっています。「アイ」という曲では、恋の切なさや愛情の深さを上手く表現しています。同じような曲ばかりではなく、様々なテーマの曲を歌っているところも秦基博さんの魅力ですね。このように歌詞や歌声ももちろん魅力的な歌手である秦基博さんですが、見た目や雰囲気も魅力的です。優しい表情、すべてを包み込んでくれるような体格のよさ、服装なども歌の雰囲気にとてもあっています。どうですか?秦基博さんの魅力に気付いていただけたでしょうか。さあ、あなたも耳で聞いて癒され、元気づけられて、目でみて秦基博さんの素敵な姿にときめいてみてください。

THE YELLOW MONKEY / イエモン / ザ・イエロー・モンキー
10

イエモン、最高です。

小さい頃から聴いていたTHE YELLOW MONKEY。母が好きでよく家で流れていましたが、小さい私はあまり意味がよくわからないまま歌を歌っていました。2016年に復活を遂げ、2019年に結成30年。いつのまにか私もTHE YELLOW MONKEYの虜になっていました。メンバーのルックスや演奏技術はもちろん素敵ですが、何より曲がかっこいい。楽園や球根などメジャーな曲も良いですが、おすすめは、「カナリヤ」「TVのシンガー」「Romantist Taste」「バラ色の日々」。洋楽チックなロックが好きな方にはとてもおすすめしたいバンドです。ボーカル吉井和哉の書くダサかっこいい、ちょっと不思議な世界観にあなたもハマってしまうでしょう。
メンバーは個性的な面々ですがとても仲が良く、30年記念の時には特に色々な映像が期間限定で見ることができました。「DAN DAN」はまるでメンバーのことを歌っているような、THE YELLOW MONKEYにはちょっとめずらしいほっこりする曲になっています。
ライブでは、ギターのエマ(菊地英昭)とボーカルのロビン(吉井和哉)のちょっとオトナ、、、❤な絡みも魅力的で、ライブはいつも盛り上がるそうです。
私の推しはなんと言ってもボーカルの吉井和哉。高身長イケメンとあのあどけない笑顔にはズキュンとやられてしまいます。YOSHIILOVINSONや吉井和哉としてソロの活動もしており、ここにも目が離せません!

チャイルド・プレイ(1988年の映画) / Child's Play (1988 film)
7

トラウマになるけど面白いです。

今まで色んな映画を観てきました。アクション系、サスペンス系、ヒューマン系、ホラー系…どれも記憶に残ってますが、ダントツ的にトラウマなのが、「チャイルドプレイ」です。
チャイルドプレイは1~3まで観たことがあります。トラウマ過ぎてあまり覚えてないですが、当時、小学生の頃、チャッキーがめちゃめちゃ怖くて顔と容姿を見ただけで鳥肌が立つし、まさに恐怖の一言でした。パッケージ見ただけでビビりました。
でも、現在チャッキーを見ると、あれだけ怖かったのが今はそんなに怖くなくなりました。まぁ…怖いっちゃ怖いですが、そんなにビビらなくなりましたね。チャッキーの動きが今は可愛い。
アンディも可愛かったです!冒頭でお母さんの為に朝食を作るシーンや、チャッキーに追われてこけたり、知恵を活かしてドアを封鎖する所も可愛かった。
しかし、チャッキーの正体を知り、周囲の人達に知らせようとするんですが、なかなか信じてくれません。挙げ句の果てにアンディが、犯人扱いされて精神病院に入れられちゃう所が可哀想だったな。でも、簡単には信じられないでしょう。
昨今はCG映像を駆使した映画ばかりですが、当時はCGが無かった時代、そんな時代に人形を生きているように映し出す技術が凄いと思いました。当時小学生だったのですが、本気で怖かったです。
カメラワークも上手く、チャッキー目線で映し出し、人々を襲うシーンが地味に怖いし、今の小学生が見たら、僕みたいにトラウマになりますよ。あと、吹き替え版も良かった。チャッキーの声がイケボなのがちょっと引っかかるけど、アンディの声がめちゃめちゃ可愛かったです。総じて、とても面白かったです。
恐怖と可愛さを兼ね備えた殺人人形をリアルに映し出す、ドールホラー映画の傑作でした!