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aya4141

aya4141のレビュー・評価・感想

艦隊これくしょん / 艦これ / Kantai Collection / KanColle
10

とても勉強になるオンラインゲームです。

このゲームは第二次世界大戦の艦艇を女性に擬人化し、深海棲艦と呼ばれる敵キャラクターを各海域に出撃して倒すゲームです。キャラクターは日本(当時は大日本帝国)の他に、同盟国だったドイツやイタリア、連合国だったアメリカやイギリスなどの艦艇なども通常行ける海域とは他に、イベントの期間限定の海域で日本の艦艇達と共に増えてきています。
燃料や弾薬などの補給の資材、艦娘や装備を強化するためのアイテムや資材を集めるのに時間は掛かりますが、通常海域でも期間限定の海域でも攻略できた達成感はとても気持ちの良いものです。
キャラクターによって異なりますが、一度目の改装で改、二度目の改装があるキャラクターには改二と改装があります。レベルを上げるには大変ですが、好きな艦娘がいればその分そのキャラが強くなるのが嬉しくなってきますし、他のキャラも強化する事も楽しくなってくると思います。オンラインでのゲーム上だけでなく、ゲームセンターで艦娘達の動いているゲームも稼働していたり、航空会社や遊園地などのコラボもしたのでとても展開がすごいゲームだと思います。
そしてなにより、このゲームは他のゲームにはない、細かい作りまでしているので、自分の生まれ育った国や他の国で戦った艦娘達によって歴史を学ぶことが出来る、良いきっかけにもなると思います。

物理的に孤立している俺の高校生活
9

主人公格にはぴったりの異能力が現代では…

異能力が存在する世界で生活する高校生たちのお話。でも、この世界には勇者も魔王も闇の組織だって存在せず、現代社会と全く変わりない。そんな中、周りからエネルギーを無差別に奪う”ドレイン”の能力を持った高校生・波久礼業平が主人公。もし、自分が特別な能力を持ったら?なんてことを誰もが考えたことがあると思うが、現代社会で”強くてユニークな能力”なんて扱えなければ邪魔になるだけなのだと思い知らされた。
自らの能力のせいで孤立し、他人とは一線を引いてしまった主人公たちが”友達”を作ろうと奔走する。その中の掛け合いが刺々しくも軽快で、テンポよく読むことができる。友達を作ろうと、少しずつではあるが自らの自信のなさ、不安を乗り越えていく様はとても清々しいものである。業平と高鷲の掛け合いは同盟者としての連帯感があって、安定感があり心地良かった。また、高鷲の趣味が意外性に富んでいて、なんじゃこりゃと思いながら楽しむことができた。
業平は愛河が気になるようだが、肝心の愛河の距離感がもともと近いためハラハラドキドキといったところか。高校×ぼっちという定番設定で人間関係を題材にしているが、シリアスな要素があってもコミカルに真っ直ぐに描かれていて、森田季節節が感じられる。

ヤバイTシャツ屋さん / ヤバT
10

バンドはもはやTシャツ屋さん!?

こちらのバンドをあなたは知っていますか?知らないという方は、これから二度驚くはずです。まず初めに、このバンド名を見て驚くことでしょう。ミュージシャンでありながら、自らをTシャツ屋さんと名乗っているのですから。しかも、普通ではなく、ヤバイのです。日常会話として英語を話す事もできないのに、字面のかっこよさからアルファベットを使用したバンド名が多く存在する音楽界において、カタカナとひらがなと漢字を併用したそのセンスに脱帽します。
次に、彼らの音楽を実際に聴いて驚くことでしょう。聴く人の耳を離さないキャッチーなメロディーに、世の中を風刺した歌詞、そして男女混声で確かな歌唱力のツインボーカルの力。バンド名とのギャップが大き過ぎてむしろ戸惑います。多様な企業とのタイアップが多いのも特徴です。CMソングとして起用されているものも多く、普段テレビを視聴している方ならば一度は耳にしていることでしょう。
音楽を嗜む方法として一番なのは、やはりライブに足を運んで生で歌を聴くことでしょう。彼ら自身の年齢が若いということもあり、ファンの年齢層も低めなため、とにかくライブ会場は踊れや叫べの大盛り上がりです。終演後には体にアザができていてもおかしくはありません。ボーカルの一人であるこやまたくや氏は常に、ファンがあっての我々であると繰り返し主張しています。その謙虚な姿勢と秘めたる向上心は、今後の音楽界を背負っていく覚悟の表れであると感じます。今後の更なる飛躍に期待大です。

Minecraft / マインクラフト / マイクラ
10

聞いたことあるはず!

一度はお聞きになったことがあるであろうゲームのMinecraftを紹介したいと思います。
MinecraftはPC、PS3、PS4、スマートフォン、NintendoSwitch等、様々なゲーム機で遊ぶことの出来るゲームで、広大な世界を冒険するオンラインマルチゲームです。
幾つかのワールドを作ることができ、それぞれが孤立していて、地形やアイテムの位置等がランダムで生成されるようになっているんです。その時のバージョン毎になりますが、生成する世界の数値を入力することによって、全く同じ世界を生成することも可能なのです。

世界には様々な物があり、周辺の大地を掘れば土ブロックというアイテムが手に入ったり、木を切って棒を手に入れればツルハシやオノ・剣に釣竿等、色々なアイテムを製作することが出来るので、それを駆使して、家を建てたり森を作ったり自由に世界を旅してください。
また、くわを作ることで土を耕すことも出来ます。冒険の最中に手に入るニンジンやジャガイモ、果てはスイカだって育てることも出来ます。世界には村が生成される場合があり、無い場合もあります。
村には、製作するのに少し癖のある本棚や、アイテムが収納されているチェスト(宝箱)があったり、ニンジンなどの食物が栽培されていることもあります。村にいる村人とは、アイテムでブツブツ交換もできるので、重宝しますが、夜に現れるモンスターに倒されるとゾンビになるので注意が必要です。
また、細かいことは説明できませんが、地下で取れる鉄や金などを用いて作る線路を敷いて、トロッコで移動したりも出来ますし、特殊なレッドストーンというアイテムを使えば電気回路を組んだりすることが出来るので、以外に職人の方が遊んでも面白いと思います。
魚以外も釣れる釣りや、木で出来た大きな洋館。海底遺跡に海底神殿。ピラミッドにオアシス。海を泳げば魚もいますし、大きなイカやカメもいます。特殊な条件を満たせば、溶岩だらけの暗黒世界へのゲートも作れちゃいます。
ストーリーは一切ありません。機器によっては別途ストーリーモードがありますが、無いに等しいので、自由にアイテムを出現させて家を作ることの出来るモードもあります。

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス / Star Wars: Episode I The Phantom Menace / SW1
7

SF好きは必見作品

当時映画館でこの映画を観にいきました。スターウォーズを映画館で観るのは初めてであり、何よりこの映画は史上初のデジタル上映ということでとても注目されていました。
映像は綺麗で繊細で迫力とリアリティがあり、圧倒されました。冒頭のシーンでジェダイであるオビワン・ケノービと師匠であるクワイガン・ジンの敵船でのアクションシーンは圧巻で、ライトセーバーと光線銃の応戦が迫力と面白さがあり、ライトセーバーで光線銃を防ぐ画は何回でも観てられました。そしてライトセーバーの強さにも驚き、鉄の分厚い扉をこじ開けようとしていたシーンも面白く、異様にライトセーバーが欲しくなりました。そして本作の主人公であるアナキン・スカイウォーカーに出会い、アナキンの並外れた運動神経を目の当たりにします。それは子供がやってはならない超危険なレースにドライバーとして出場するのです。しかし物凄い運動神経とフォースの持ち主でもあるアナキンはこの冷徹非道なレースに見事に勝ち抜き優勝してしまいます。周りは悪党ばかりでズルばかりする連中の中、正々堂々と勝ち上がったアナキンにとてもスカッとしました。そして終盤のラストバトル。オビワンのライトセーバー捌きはとてもカッコよく傘でついついやってしまいました。

はたらく魔王さま!
8

逆異世界ファンタジー!意識高い系魔王様。

タイトル通り魔王がバリバリと働きます。笑
そして魔王の働く姿勢、意欲の高さがこの漫画の醍醐味の1つとも言えるでしょう。

そして勇者も働きます。
魔王も勇者も日本でバリバリと働きます(ニートな配下も出現しますが…笑)

日本に来る前の世界ではかなりの悪行を行っていた魔王(実際の行動は主に配下がメイン、魔王は指示だしといった感じ)。しかし、ゲートを通って日本に来て魔力が使えない状態になり生活のために働いていく中で今まで感じなかった色々な事に触れ感じていきます。人間の優しさ、そして努力、人を想う気持ち
魔王のいた世界は殺し合いしかない世界だったので、その全てに思う事があり、徐々に自分のした事を反省していきます。

勇者と最初はいがみ合うものの、反省の中でいつのまにか打ち解けあっていく様子も見ていてほっこりします。
勇者と魔王という絶妙な関係でありながらいつのまにかお互いの事をわかっていく感じ、そしてその舞台が2人がいた世界とは違う異世界で行われるという所がまたまた良い!!

主人公めっちゃつえーという異世界モノではありませんがしっかり異世界・魔王・勇者といったファンタジーを取り込みつつも日本で頑張って働くという設定もわかるコミカルでテンポのいい漫画です。是非とも一度読んで見てください!!

Jack Johnson
8

ジャック・ジョンソンの自然な音楽

ジャック・ジョンソンはハワイのオアフ島で生まれ育ったシンガーソングライターです。
彼の住むノースショアは世界屈指のサーフポイントであり、サーファー達が集まってくる地域です。ジャック・ジョンソンも幼少の頃から波に乗り、サーフィンと彼の音楽は切り離せないものとなっています。
アコースティック・ギターが奏でる、優しくて懐かしい、そしてハッピーな音楽が魅力です。ゆったりとしたソフト・ロックやフォークの要素や、ポジティブな雰囲気のレゲエのエッセンスを持っています。海の景色を感じさせるようなアレンジがされていたりもします。
また、歌詞の世界もジャック・ジョンソンならではのオリジナリティーがあります。自然体で日常のことを歌っていて、多くの人が共感しています。そして洞察力が鋭く、説得力のあるフレーズはアドバイスとして胸に残ります。サーフィン中に大怪我をする前は、プロ契約をしていたほどの腕前を持つ彼には、波との関わりの中で得たであろう、ものごとを見抜く視点があります。しかし、その表現はシンプルで素朴なので難しさはまったくありません。とにかく聴いているとリラックスできて、心の中のモヤモヤやトゲトゲが消えていきます。穏やかでポジティブな気分になれる曲ばかりです。

名探偵コナン から紅の恋歌
9

紅葉舞うシーンがすごく綺麗な和の物語

アニメーション映画「劇場版名探偵コナン から紅の恋歌」は、秋の京都などを舞台に、百人一首が使われた事件を、主人公の男の子・コナンくんと、もう一人の名探偵の男の子・平次くんが解決する物語です。
「名探偵コナン」の劇場版シリーズで、秋の物語はこの作品が初めて。紅葉舞うシーンがたくさんあり、すごく綺麗な秋の和の風景を見られるのが、すごく良かったです。
そして、この映画の面白くておすすめなところは、平次くんのことが大好きな女の子・和葉ちゃんの前に、新たな恋のライバルが登場して、百人一首の大会で、ライバルの2人が戦うという展開になっているのがすごく良いです。
その時の、大会で決勝進出まで勝ち進んでいくシーンや、決勝戦のシーンで、たくさんの百人一首のカードが舞い、そのカードの中で大会が進んでいくシーンが描かれている場面があるのですが、今まで見たことがないシーンで、見ていると、これから、物語はどうなっていくのだろうというわくわくした気持ちになりました。
音楽も、京都などが舞台なので、流れている曲が和風になっていて、すごく良かったです。
切ない恋と、かっこいい恋、いろんな恋の物語が見られる素敵な映画でした。

ディーデイ・ワン
10

Dj Shadow、Dj krush等アブストラクトヒップホップ好きの方にオススメ。

LA在住のdopeなビートメイカー / DJ。
キャリア的にはDj shadowと同期くらいだが、彼のメインソースとしているサンプラーのハードディスクが破損、修復期間を要したためアルバムのリリースは割と最近。
DJ ShadowやDj Krush以降、アブストラクトのヒーローが中々出てこなかったが、ようやく聴きたい音が来た、という感じ。
サンプリングメインのヴィンテージ感のあるビート、オルタナティブ、自然やアジアンテイストを感じさせる上モノ使い。
ヒップホップやブレイクビーツのエッセンスはありつつ、基本的にダークな印象が多いアブストラクトシーンの中で、穏やかで叙情的なトラックが多い。
またサンプリング、プログラミングのみではなく、彼のビートLiveが凄い。
セットは至ってシンプル。
ローランドのMV、Kaos pad mini 、ミキサとターンテーブルが一台づつ。ラップトップが主流の現代のDjとは逆、非常に古典的でアナログなセット。
それを感じさせないプレイスキル、曲の繋ぎ、ひたすらサンプラーを叩くプレイスタイルは必見。
AKAI MPCプレイヤーに多くいる、いわゆる早打ち系ではないが、叩くフォーム豪快さ、低スペックを逆利用したテクニック、サンプラーという機材を100%引き出したアーティストは彼の他いないと思う。
また彼が立ち上げたContent Labelのアーティストも皆魅力的であり、彼に関わるもの全てにハズレがない。
毎回アウトされるアルバムも期待は裏切らず、いつも斜めを突いてくる。
今後も彼から目が話せない。

あと1センチの恋
8

もどかしさ満載の恋物語

幼い頃からなんでも話し合えて、どんな時でも一緒だった幼馴染の男女の恋物語です。お互いの気持ちに薄々気付いてはいるものの、怖くて気持ちを伝えられず遠距離になってしまいます。それぞれを想い合いながら違う人との関係を持ったり、たまに会いに行ってみたり、近況報告をしたり、いつでも頭の片隅にはお互いの存在がある2人の姿に、観ているこちらがもどかしさを感じてしまいます。思いがけず子どもができてしまってことも、結婚することになったことも、離れている間に起こるすべてのイベントに関してはしっかり報告をしていました。おめでとうと声を掛けるも、なぜその相手が自分ではないのかと辛い思いをする場面も何度も出てきます。それでも何とか前を向いて生きていく強さや、周囲の人々の温かさを知りながら高校生だった2人は大人になります。あの時ちゃんと伝えていればとか、違う道を選んでいればとか、誰にでも必ずある後悔を上手に盛り込んでいる作品なので、誰が観ても共感する部分があるのではないでしょうか。しばらく連絡を取っていないあの人は元気かなと、観終わった後思わず誰かに連絡したくなるような素敵な作品でした。恋の酸いも甘いも一気に感じられるので、特に女性の方にオススメです。

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい / 犬猫どっちも
8

読めば読むほど犬くん、猫さんの可愛さにはまります。

漫画家・松本ひで吉さんのお家で暮らしている犬くんと猫さんの毎日がツイッターでちょこちょこ発信されていたのが、あちこちでファンが出てきたようで、書籍化されたのがこの作品です。
軽い時間つぶし程度の気持ちで読んでみたのですが、気がついたら、私も犬くん、猫さんの大ファンになってしまいました。

誰が読んでもメロメロになる、ストレートな愛情があふれんばかりの犬くんの可愛さと、悪いことばかりしている怖い猫さんの、その二人のキャラクターの違いがとても明確で、どちらも愛さずにはいられません。

悪役で描かれているはずのかなり悪い目つきの猫さんが、普段はやりたい放題、悪役まっしぐらなのですが、時折、飼い主である松本ひで吉さんを心配したりするそのギャップで、どちらかというと犬派であったはずの私が、気が付けば猫も飼ってみたいな、漫画のタイトルどおり、犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい、だろうな、などという気持ちにさせられてしまうほどです。

ストーリーに描かれている犬くんと猫さんの写真が漫画の中にちょこちょこ載せられていて、その写真を見て顔を確認した後に漫画を読むと、二人の表情がとてもリアルに浮かんできてますます楽しめますよ。

花野井くんと恋の病
10

イケメンなのに恋には不器用…というか恋に依存している?

私がこの漫画を知ったきっかけは、ネットでたまたま表示されていた広告のイラストを見てでした。絵がきれいでイケメンの男子に惹かれて調べると、単行本が出ていると分かり、さっそく漫画を購入しました。
最近はあまり少女漫画を買わなくなっていたので、どうかなと思っていました。でも読んでみるとただの恋愛漫画ではないことが分かりました。
主人公の日生ほたるちゃんは恋愛に無縁の生活を送っていたある日、恋人に振られた隣のクラスの男子・花野井くんに傘を差しだしたことから彼との疑似恋愛が始まります。まずなによりほたるちゃんが素朴な女の子でかわいいです。恋愛よりも食べ物に興味がある女の子で、そんなほたるちゃんに花野井くんは惚れてしまいます。恋愛未経験なほたるちゃんは、花野井くんの告白を断ってしまいます。でも、誰かを好きになることができたらいいと思うようになったほたるちゃんは、花野井くんと期間限定で付き合うことになります。イケメンな花野井くんはちょっと、いやだいぶ恋愛には欠点があります。恋人には異常につくしてしまう感じが時おり見えてきます。そのちょっと異常な花野井くんの恋愛観を恋愛未経験のほたるちゃんが、少しずつ変えていきます。私が一番好きなシーンは、花野井くんがお昼にほたるちゃんのために買った豚まんを、ほたるちゃんが半分こして食べるシーンです。予想外の行動に花野井くんが驚くけれど、そのあとほたるちゃんと一緒に食べるとおいしいと言います。何気ないことだけど、小さいことで幸せになれることがいいなあと思いました。他にもほっこりするシーンやハラハラするシーンもあります。ぜひたくさんの人に見てもらいたい漫画です。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
8

先の見えない暗黒大陸

暗黒大陸編がヤバいくらい、面白く続きが気になる。そこに足を踏み入れることにより果たして、人類を滅亡させる程の危険と、莫大な恩恵のどちらをもたらすのか?前会長のネテロが渡航を禁じた暗黒大陸には、キメラアントを上回る危険生物や自然の猛威など、どんな世界が広がっているのか続きが気になるのですが、富樫先生の事情により休載が多くファンとしては、物凄くヤキモキしてしまいますが、その間に色々と妄想を膨らませてしまうのも、楽しいかもしれません。
またカキン王国の王位継承戦と幻影旅団とヒソカとのバトルからも目が離せず、王子達の思惑や念獣などが明らかになるにつれ想像を絶する展開になりそうで、ワクワクしす。特に印象的なのが王子達の有する念獣の姿のおぞましさが、たまりません。一番気になるのが第4王子のフリードニヒの高慢で残忍な性格でありながら、念能力の才能があり、部下でさえ彼に念能力を教えるべきではないと考えさせるほどの危険人物で王位継承戦の中心人物になっていくことを予想されそうで、物語を興味深さを増していると思います。
幻影旅団については幻影旅団体は全員死ぬという結末が予め予告されている中で、どのように死んでいくのか?ヒソカに殺されるのか?それともそれ以外の死にかたなのか?クロロとヒソカの戦いは壮絶だったので、第2ラウンドがあるのか楽しみです。とにかく続きが早く読みたくてたまらなくなりそうです。

和楽器バンド / WagakkiBand
10

メンバー8人全員が持つ個性から溢れるパワー

和楽器バンドはその名前の通り、和楽器が含まれたバンドです。ボーカル、ギター、ベース、ドラムという「バンド楽器」を担当するメンバー以外に、尺八、三味線、琴、和太鼓という「和楽器」を担当するメンバーがいます。
こんなにも楽器が集まって個性がぶつかったりしないのか。答えは当然、いいえです。彼らの音楽を聴くと、すぐに未知の音楽の世界に誘われ、心を鷲掴みされる衝撃を受けます。それはメンバーが師範であったり、海外でも活躍していたり、超絶技巧を得意としていたり。そんな8人が集まるのですから最高な、今までの音楽の概念を覆す音楽が生まれるのだと思います。特にその凄さ、迫力を感じるのがライブです。ライブに行くたびに色々なパフォーマンスをしてくれて、今回は何が起こるのか、どんな風に楽しませてくれるのか、毎回ワクワクさせられます。その感情はファンだからだけではありません。メンバー達、一人一人がどのようにして場を盛り上げようと考えてくれているからでしょう。会場もどんどんと広くなっていっています。そんな会場も毎回人でいっぱいです。どうしてそんなにいっぱいなのか、彼ら、和楽器バンドの音楽を聴けば納得出来ると思います。これから彼らがどこまでいくのか。とても楽しみです。

ペルソナ5 / Persona 5 / P5 / ペルソナ5 ザ・ロイヤル
9

ペルソナ過去シリーズと比べても優秀作品!!

ペルソナシリーズが好きで、過去作品のプレイとアニメ、映画を見てきましたが、今作品は過去作の中でも非常に優秀な作品であると思います。
まず、設定が前科持ちの主人公というショッキングなエピソード持ちで、見た目はあまり目立たない地味な少年ですが、それだけでかなりのインパクトを感じます。周りの人々も個性的でコープ(絆の値みたいなもの)を上げるとどんどん好きになる、興味がなかったキャラクターにも愛着がわいてくることもありました。

システムにおいては、ペルソナと交渉して仲間にしたり金品をもらうなど、過去作品で採用されていたシステムも戻ってきて「4」に比べるとできることが増えています。面倒くさいと思う人もいるかと思いますが、強面のビジュアルのペルソナがかわいい質問をしてきたり、お金をくれたりとギャップを楽しむこともできるので、「2」のシステムに慣れている人にはお勧めできます。

そしてペルソナシリーズといえば、プレーヤーが驚くストーリーやハイクオリティな楽曲が有名だと思いますが、今作でも意外なストーリー、おしゃれでかっこいい音楽は健在です。
一つだけ気になったのは真エンドと呼べるようなエンディングがなく、グッドエンドは1つしかない(=分岐が少ない)ので、「4」に比べるとストーリーは少しだけ物足りないかもしれません。しかし、街の中に過去作に登場した人物の姿が見えたりと過去作を楽しんだ人でも十分楽しめるポイントはあるので、おススメできる作品だと思います。

レディ・プレイヤー1 / レディプレ / Ready Player One / ゲームウォーズ
5

仮想現実の世界を舞台に繰り広げられる大冒険

巨匠スティーブン・スピルバーグ監督のSF大作です。
本作は現在普及しつつあるVR(バーチャルリアリティ)を題材にした作品。
退廃した未来の世界で、現実逃避行動に使われていた仮想現実の世界を舞台に繰り広げられる大冒険が描かれます。

仮想現実世界「OASIS」では、使用者がなりたいと思ったアバターに自在になれるという設定となっていて、バットマンやロボコップ、ジェイソン、そしてキティちゃんといった日米有名キャラクターを大挙登場させた事が大きな話題になりました。クライマックスではガンダム対メカゴジラといった文字通りなんでもアリな対決も実現していますが、これ等はあくまで仮想現実世界のアバターで、所謂キャラクター共演ものとは若干異なる印象となっています(あくまで姿だけ借りている)。よく目を凝らさないと見つからないキャラクターもいたりしますので、元ネタの熱狂的なファンは多少過剰な期待をしすぎると肩透かしをくらう印象はあります。
とはいえ、後に到来するかもしれないVR世界への危惧や現在のネット社会への警鐘など、スピルバーグ監督作らしいメッセージ性が強く込められた作品である事は間違いありません。

スパイダーマン:ホームカミング / Spider-Man: Homecoming
7

アベンジャーズに期待…

マーベルのアベンジャースシリーズに登場するスパイダーマン。シビルウォーからの出演でファンも驚いたと思います。
アベンジャーズのメンバーをおちょくるシーンなどポテンシャルの高さをみせた。
今作品では、タイトルとしてはアベンジャーズにつながるのか予想ができなかったが、アイアンマンの登場や会話などで、インフィニティウォーでのアベンジャーズへの正式加入の示唆もあり、自作やアベンアーズシリーズが楽しみになる作品であった。
しかし、内容はまったくアベンジャーズとは関係なく、映画自体は面白いが繋がりのなさから満足いくものではなかった。内容としてスパイダーマンにありがちな、登場するヒロインの父親がキーマンである。アメイジング系では、ヒロインの父親がスパイダーマンを悪とする警官でありなんともいえない立ち位置にいた。今回では、ヒロインの父親は完全な悪役。予想がつかなく面白い展開であったが、初めてヒロインの父親とわかった時に数分でお互い正体に気づいてしまい、ハラハラどきどきする展開が短くて残念。結果として、事件は解決スパイダーの勝利。ヒロインは引越しでバイバイという流れでした。解決までにいろんな葛藤があって、次回の登場に向けてスパイダーは身も心も強くなはったのではないでしょうか。インフィニティでの活躍に期待しましょう。

FLOWER FLOWER
9

久しぶりに歌声を聞いたけどYUIの歌声がやっぱり最高だった

FLOWER FLOWERとは、シンガーソングライターのYUIが参加しているバンドである。
お花見をして歩いていたら偶然歌声が聞こえてきて、行こうとしていた方向を変えてまで引き寄せられてしまった。野外ライブだった。YUIがバンドとして活動再開しているのは知らなかったから驚きだった。顔や歌っている様子までは見えなかったが、透き通った声と春の空気感、野外という開放感がある木々に囲まれた自然の中にマッチしていた。野外ライブの周辺にあるベンチには自然に人が集まり談笑、誰が歌っているのだろう、と会場を多くの人が覗き込んでいた。
私はまだYUIが個人で活動していた福岡から東京へ進出したばかりの頃に、カラオケでよく歌ったりライブに行っていた。その当時の歌詞は、暗いものや苦悩などを表現したものが多かった印象がある。東京に進出してからは、恋愛系の歌詞の曲がヒットしてファンになった頃とギャップがあった。でも、偶然遭遇した野外ライブで聞いた歌詞は、苦悩を表現した歌詞や恋愛を表現した歌詞とは違って、無理をしていない自然な表現に聞こえて、元ファンとしては個人的に嬉しくなった。東京に進出してメジャーになった歌手だと思うが、FLOWERFLOWERというバンドとして再出発したYUIをまた応援したい。

文豪とアルケミスト / 文アル
8

やり込み要素も十分な文豪ゲーム

実在した文豪をモデルとしたキャラクターを使い、敵を倒していく女性向けゲームです。
実際の性格、作品のイメージでの性格をした個性的なキャラクターが多いです。難しい操作は無いのでゲーム未経験の女性でも楽しめると思います。キャラが持つ武器は刃・弓・銃・鞭があり、それぞれ特性があります。ステージでは特定の武器の文豪がいなければボスルートへ行けないステージがあるので、編成を考えるのも醍醐味です。
また、本作では信頼度や成長をさせることにより、特別なボイスや衣装入手できるのも魅力の一つです。
キャラ同士の回想もありますが、回想一定のレベルまてまあげなければ見れない回想も中にはあるので、やり込み要素も十分にあります。
最近では、書き下ろしイラスト・限定衣装を入手できる「召装」が実装され、一定期間で更新されるのでファンには嬉しい要素があります。
世界観を表現する音楽は、実在した文豪達の生きた時代を表すかのような、浪漫的な、そしてどこか儚げな音楽で表現されているので、音楽を楽しむのも一つの楽しみ方です。
自分の部屋が用意されており、机や天井、床など模様替えも自在に出来ることもやり込み要素の一つです。
このゲームはガイドブックや出版社とコラボした本も出しており、それらにはゲームで役立つアイテムなどもらえるシリアルコード付きなので、買って損はありません。

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO
10

近い将来出てくる技術を使って描いた、感動できるアニメーション

ソードアート・オンラインは、声優の松岡禎丞が演じる主人公のキリトこと桐ヶ谷和人が、ソードアート・オンラインというゲームに閉じ込められ、他のプレイヤーと共にゲームのクリアを目指し、現実世界に戻ろうとする内容を描いた作品です。このゲームは、HPが0になると現実世界の自分も死んでしまい、戻れなくなってしまいます。
主人公のキリトと、ヒロインのアスナこと結城明日奈との関係や、他の主要キャラクターどの関係が描かれており、そこが魅力のひとつです。最終的には、キリトがラスボスを倒し、現実世界に戻ることができたのですが、このゲームの犠牲者は多く、無事帰還できた者もずっとゲームの中に閉じ込められていたため、現実世界の身体は寝たきりの状態でした。そしてリハビリを経て、徐々に現実世界に復帰していきます。ゲームの中で生まれた友情や恋心は現実世界にでも継続されております。このゲームはここまでで一旦終了しますが、物語は現実世界に戻ってきても続いており、別のゲームでも問題が発生し、その問題を解決するためにキリトたちが頑張ります。最終的には、どの話しも最初のソードアート・オンラインのゲームに繋がっており、そのゲーム内で起こったことがきっかけで物語が進みます。
キャラクター同士の友情や恋心の変化が楽しめる作品ですが、最新の科学技術に関わる内容もたくさん出てくるので、すごく興味深い作品であると思います。

はたらく細胞 / Cells at Work!
10

斬新なアニメ

おすすめのアニメがあります。「はたらく細胞」です。私自身、日頃アニメやマンガ等は一切見ませんでした。深夜にテレビをたまたまつけたら、はたらく細胞が流れていました。日頃はすぐにアニメだとすぐにチャンネルを変えるのですが、見てしまいました。
人間の体の中の細胞が擬人化されています。
主人公は赤血球の女の子です。酸素を持って体の中を走り回り、細胞に届けることが日々の仕事となっています。その日常で、白血球や他の免疫細胞と出会い、いろいろな事件に巻き込まれます。事件とはインフルエンザや、出血や、熱中症などの体の異変です。
大人が見ても、こんな細胞があるのだと知識も深まります。
個人的に私が一番好きなキャラクーターはマクロファージーさんです。大人の女性で知的、かわいい、強い、そしてどこかエロいです。涼しげな顔で微笑み、手にはのこぎりみたいな刃物を持っています。細菌があらわれると、その刃物で細菌を殺します。擬人化された細菌からは血しぶきが…。今までにアニメになかった内容で、大人でも楽しめます。
後から知ったのですが、漫画が原作でアニメになったみたいです。GEOで立ち読みしたのですが、私はアニメからスタートしたので、そのイメージとは違ったので漫画は抵抗がありました。
まだ見てない方は、漫画からスタートしてもいいかもしれません。とにかく、おすすめです。

7番房の奇跡 / Miracle in Cell No.7
9

涙が止まらない

映画を見ている間、ほとんどずっと泣いていました。
知的障害を持っているお父さんと、その娘の話です。
ストーリーとしては、冤罪で逮捕され死刑になったお父さんの無念を晴らすために、娘が弁護士になっているという場面から展開されます。お父さんは、警察署長の娘を殺したという罪で刑務所に入ってしまいます。刑務所に娘も来て一緒に生活をしながら、このお父さんは人を殺せるはずがないということが周りにもどんどん伝わります。
お父さんが死刑になるその手前まで、父と娘は一緒に過ごせたのですが、2人が引き離されるシーンで特に涙が止まりません。何よりこの父を演じている俳優さんと、娘を演じている子役さんの演技が上手すぎます。まるで本当の親子みたいです。お互いに家族がお互いしかいないからこそ、とても思い合っているのです。それなのに、冤罪というどうしようもないことで引き離されてしまう2人の姿は悲しすぎました。
私個人としては、今まで韓国映画を1本も見たことなく、この映画が初めてだったのですが、とても良かったので、これからは邦画や洋画だけではなく、韓国映画も積極的に見ようと思います。そう強く思わせるだけの魅力がこの映画にはありました。翌日は目が腫れることを覚悟で見るべきです。

さよならの朝に約束の花をかざろう / さよ朝
9

思ったより泣ける!アニメ映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」

劇場で鑑賞しました。
YouTubeの公式PV動画を観た時は、よくある母と子の出会いと別れをテーマにしたファンタジー映画かなと思いました。
なんとなくで観に行ったのですが、お話が思ったより完成度が高く、ハンカチ片手にずっとエンドロールまでずっと魅入ってしまいました。
PVでも示唆していた母と子の「出会い」と「別れ」は大きなストーリーの流れでしたが、それ以外にも「長命の種族」という存在を巡って展開する人間の争い、長命であるがゆえの宿命など、ファンタジーに中々疎い自分でも入り込めるテーマ・構成だったように思いました。
またアニメ映画ではかかせない声優さんも素晴らしく、ラストの母と子のやりとりは思わずぼろ泣きしてしまいました。
監督は「あの花」の脚本を手がけた岡田麿里さんの初監督作品とあとで知ったので、改めて完成度に驚きました。
今後も岡田さんの作品に是非期待したいと思います!
【作品概要】
人里離れた土地で、日々の出来事を織りながら静かに生きる長寿の種族「ヒビオル」。
十代半ばの外見で数百年の寿命を持つ彼らは、「別れの一族」と呼ばれ、人々の間で生きる伝説とされてきた。
親のいないひとりぼっちの少女「マキア」は、仲間達と穏やかな日々を過ごしながらもどこか寂しさを感じていた。
そんなマキア達の元に、イオルフの長寿を狙う「メザーテ」の軍勢が襲いかかる。
仲間とはぐれ、本当の「ひとりぼっち」になったマキアは、逃げ延びた暗い森で、同じく親を亡くした「ひとりぼっち」の赤ん坊と出会う。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い、時代を超えて紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。

レイトン教授と不思議な町
10

レイトン教授の世界

レイトン教授シリーズ第一作目です。子供が楽しむゲームかと思いきや、大人でも楽しめるゲームになっています。
実は、私がこのゲームでおすすめなところは謎ではありません。このゲームの世界観です。不思議な町というくらいですから、真実にたどり着く前から「不思議」がなきゃ物足りないものです。しかし、このゲームは画面の中に「不思議」を醸し出す世界が存在しています。
そこで注目したい要素が二つあります。一つ目は楽曲です。レイトン教授では多くのBGMが流れますが、どの曲も質が高いのです。アコーディオンやバイオリンの音色が物語に色を持たせています。これらの曲はすべて、ゲームクリア後に再生することが可能になります。何度も聞いてしまったなんて人も多いのではないでしょうか。
もう一つの要素は、キャラクターです。ゲーム中で、レイトン教授はその優しく穏やかな声で、弟子のルークと軽快な会話をします。そのやり取りから、レイトン教授のキャラクターがより魅力的なものに感じられてくるでしょう。キャラクターのデザインはやさしいタッチで描かれており、キャラクターと声が重るとまるでドラマを見ているようです。レイトン教授の世界観に引き込まれたなんて人もいるのではないのでしょうか。もちろん、私もその一人です。