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asamugiのレビュー・評価・感想

LAMB/ラム / Lamb (2021 film)
4

容易に解明できないオチをぶち込んでくる考察系映画

子供を早くに亡くした羊飼いのマリアとインクヴァルの夫婦が飼育している羊の家畜から生まれた、半分羊で半分人間の「アダ」。
終始不穏な空気一色の広大なアイスランドの山の中で暮らす家族の生活を眺める一作だ。映画終盤でアダと同じ羊頭で、首から下が全裸の人間の男が現れてインクヴァルが殺されて、本当の父親らしき羊男にアダは連れていかれた。冒頭の吹雪の夜の中、羊小屋に侵入して雌羊を妊娠させたのはこいつだろうと確信が持てる。その後、マリアが助けに行く描写もなく、エンドクレジットに入った。「え、終わり!?」と、当時、劇場で本当に声を出してしまった。この映画はどういったものであるかを見た人たちが考察して楽しむ系統の作品なのだろうけれども、説明のない唐突な展開と終わらせ方がショッキングで、胸の中でモヤモヤができた。
しかし、時間がたって今思うと、この映画のオチに対して違う考えが浮かんできた。町などの集団の人間社会から隔離された山中で生活しているとはいえ、アダはマリアたち人間と同じ生活をさせていてよかったのだろうか?
インクヴァルの弟ペートゥルは、あれはなんだとアダに訝しげな眼差しを向けてきた。弟はじきにアダと仲良くなったけれども、もし、山にやってきたのが弟じゃなくて登山や観光をしに来た赤の他人の集団だったら、アダの気持ちを考えない言動を平気でとられて踏みにじられていたかもしれない。そうなったら羊男の犠牲者がインクヴァルだけでないうえに地獄絵図になっていたとも考えられる。言い方が悪いのは承知の上だけど、普通から大きくかけ離れた存在を奇異の眼で見る人間のそばにいるよりも、アダは、同族の父親といっしょにいたほうが良いのかもしれない。

モンキーターン
8

所詮はギャンブルという僕の先入観を打ち砕かれました。

今回、レビューさせていただくモンキーターンは公営ギャンブルである競艇を題材としており、週間少年サンデーで1996年から連載がはじまり2005年まで連載が続きました(単行本は30巻まで発売されております)。

競艇好きの友達に、感動するから一度読んでほしいと紹介されたのがこの作品と出会うきっかけです。
正直読み始める前は、この作品舐めていました。
野球とかサッカーに比べたらマイナーなスポーツだし、日本人しかやってない。
少ない競技人口を題材にしたマンガが面白い訳がないと.......
読み始めて数時間後、モンキーターンの世界の魅力に没頭してる自分の姿がそこにはありました。

簡単にあらすじを説明すると、甲子園を目指していた少し小柄な高校球児が三年生の甲子園予選で、自分の身長が小さい事が原因になり予選突破を逃してしまう。
悔やんでる最中に恩師から競艇を勧められて、養成学校に入ることを決意し、選手となり並み居る強豪選手に揉まれて人間としても選手としても成長していく姿が描かれています。
この、養成学校が厳しいこと厳しいこと。軍隊並の生活を送っているんです。
時間厳守は当たり前、起床して布団をたたむ際にシワ1つでもあると、教官からの鉄拳制裁が待っております。

ボートの技能従業は多岐に渡り、複雑なスタート方式、モーターの整備技術、ターンの正確性、どれか1つでも駄目だったら容赦なく養成学校を落第となります。
こんな厳しい生活を乗り越えて選手になったのかと、自分よりはるかに年下の選手を心から尊敬する様になり、それがきっかけで現実の競艇にもハマる様になりました。

この漫画には、他にも競艇にハマるきっかけになる要素が目白押しです!
例えば、この漫画のタイトルのモンキーターンとは、競艇でターンする際に船の上で立ち上がり、遠心力を使って鋭角に曲がるとても高度な技術なのですが、そのターンが完成する際の秘話が語られており、それも必見な場面です。

なんせ今では、現実の競艇でも若手が当たり前の様に使っていて、一般化しているのですが、完成秘話を知ったおかげで感慨深くレースを見ることにでき、一層競艇にはまる様に出来ております。

ギャンブルが苦手な方や、毛嫌いしてる方ほど、見てほしい作品です。

お金をかける必要はありません!
この漫画を読んで、競艇場へ選手を応援に行きましょう!

プロミス・シンデレラ
9

お金から始まる恋愛

「プロミス・シンデレラ」というタイトルに惹かれて読みました。正直「プロミス」なんてつくので、某金融機関が思い浮かんだのはここだけの話ですが。
お金持ちのお坊ちゃんと前向きで強い大人の女性のラブストーリーになっています。
ただ、このお金持ちのお坊ちゃんである壱成(いっせい)は最初とてつもない悪ガキでした。人間の心はお金さえあれば動くと思っているようなそんな子です。
主人公の早梅(はやめ)は夫の浮気によって離婚を言い渡され、路頭に迷っていたところを壱成に助けてもらいます。そして彼は、暇をつぶすためにゲームに付き合えと言ってきました。しかし、これには裏がありました。
ゲームの内容は壱成が決め、鉛筆を転がして出た目の番号のミッションをクリアするとお金がもらえるといったもの。
早梅は最初拒否しますが、ひょんなことから弱味ができてしまい従う羽目になります。
世の中金だという性格が捻くれている壱成ですが、お金で屈することのない誠実さで自分に真正面から向き合ってくれる早梅にだんだんと恋心を抱いていきます。
しかし、壱成は捻くれていても所詮高校生。早梅に相手にされず、しかも素直に思いを伝えることもできずで、見てるこちらもやきもきしてしまいます。
でも、その高校生らしい背伸びをして大人の女性に思いを伝えたい、ついていきたい、という気持ちがすごく可愛くていつの間にか壱成を応援しながら見てしまうこと間違いなしです!
続きが待ち遠しいです。

THE BAWDIES
10

ロックンロールを愛し、ロックンロールに愛されたバンド

曲名もバンド名も尚且歌詞も全て英語。本人達のビジュアルを見るまでは、洋楽だと思う人も多いでしょう。
70年代くらいのアメリカとかイギリスとか、外国のアーティストだと思う人が多いと思います。実際は、国籍は全員日本の同級生で構成されたバンド。CDのジャケットや雑誌のインタビュー記事や写真では伝わらない魅力が彼らのライブにはあります。
ステージ衣装はデビュー当時からびしっとスーツ。メンバー全員が割と今流行りの塩顔イケメン系。一見すると”お洒落なバンド”のように見えますが、そのスーツ姿で、汗だくになりながら魂のシャウトをかますライブスタイルにギャップを感じます。そしてそれが魅力です。
またそのライブではVo.ROYのおちゃらけつつ熱いMCや各々個性の強い他のメンバーとの掛け合いも彼らならではの魅力的なギャップだと思います。とにかく楽しい。音楽楽しい!ライブ楽しい!また見たい!ライブに行く度そう思わせてくれるライブをします。ライブでは恒例の『HOTDOG劇場』やライブ後のGt.TAXMANを筆頭にしての観客全員で締める『わっしょい!!』はライブに行った人しか知らない、THEBAWDIESの意外な一面だと思います。

おやすみプンプン / Goodnight Punpun
10

鬱気味の人は危険!いにおワールドに思わず引き込まれてしまう、傑作!

作品全体はとても暗く、いわゆる「鬱マンガ」のたぐいに分類される漫画ではないでしょうか。
主人公は人間ではなく、マスコットのようなキャラクターで描かれているのも独特。作中には宗教やグロ描写もあり、そういったものに免疫が必要。
最初に伝えると、物語は決してハッピーエンドとはいえない。とても悲しく切なく、虚しい作品だと感じます。いたって心身ともに普通の私が読み終わったころには若干鬱になるというか、もう人生なんてどうでもいいやと投げやりな気持ちになるくらいなので、心が病んでいる人や、鬱気味の人が読むのは、本当に危険だと思う。そういった方が読むのは冗談抜きで、本気で、やめた方がよいです。
とはいえ、私はプンプンワールドに魅せられ、何度も何度も繰り返し読んでいます。何度読んでも飽きが来ない、素晴らしい作品。今、色々な有名な漫画が実写化されているけど、プンプンはあまり実写化されてほしくないなあと個人的に思います。やっぱりこの世界観は並大抵では作り出せないと思うし、漫画だからこそ出せるものだと思う。下手に手を出して、中途半端な世界観で実写化、というのは絶対にいやだ。アニメ化も同じく。浅野いにお先生の作品はすべて読んでいるけど、間違いなく最高傑作!

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
8

飽きさせない

伝説のハンター・ジン。そのジンを父に持つ主人公ゴンは、父を目指しプロハンターを目指し冒険の旅に出る。その冒険の最中、ゴンは最高の仲間たちに出会う。一族の復讐に生きるクルタ族の生き残り、クラピカ。暗殺一家として名を轟かせるゾルディック家きっての天才、キルア。医者という大きな目標のため日々邁進する男、レオリオ。それぞれ道は違えど、集った思いは皆同じ。4人がプロのハンターを目指すところから、この物語は始まる。

物語が進むにつれて「念」という概念が登場する。この念能力は6つの系統に分かれており、各個人が得意な念の方向性を持っている。この「念」こそが物語の大きなキーとなっており、超常現象や不可解な出来事、必殺技や日常生活に至るまで、この念能力で説明がつくという優れた世界観になっている。
また、ハンターの魅力の1つとして、登場人物たちの激しい心理戦がある。
頭の回転が速く、裏の裏を読めるものが生き残る、関心するようなシーンが多いのも作品の魅力の1つである。

もちろん主人公はゴンだが、先に述べた3人にスポットが当たることも多く、それぞれが主人こうであるとも言える。
そういった飽きさせない面白さが、この作品にはあると思う。

ペルソナ5 / Persona 5 / P5 / ペルソナ5 ザ・ロイヤル
10

高校生たちが繰り広げる痛快怪盗RPG

ペルソナ5といえば2018年にアニメ化もされ、世界出荷本数220万本を記録している大人気ゲームです。まだプレイをしたことない人にとてもおすすめしたい作品です。

舞台は実際の東京をモチーフにした舞台です。
主人公は都内の高校に通う高校生で、実際の通学も体験できます。そこでは、満員電車での周囲の会話や、街のざわつきなどもリアルに再現されています。日常パートではその他に、レンタルビデオショップでDVDを借りる、ハンバーガーを食べる、アルバイトをしてお金を稼ぐ等、まさに都会の高校生が送る日常を満喫できます。
ペルソナ5では“パレス“と呼ばれる人間が作り出した欲の城が出てくるのですが、主人公たちは、その“パレス“で城主たちが守る“オタカラ“を奪う目的で怪盗になりパレスを攻略していくことになります。パレス攻略もゲームをプレイしている人を飽きさせないギミック満載です。パレスは城主たちの心の中を表しているので、今までとおれなかった場所が現実の認識を変えることで開くようになるなど、ただダンジョンを攻略するゲームとは一線を画す出来です。
RPGの醍醐味である戦闘も、それぞれ個性を持つ仲間や自分の分身であり複数の“ペルソナ“を使いこなす主人公で戦略を立てて進めることができます。このペルソナシリーズを作っている会社は高難易度のRPGを作ることでも有名な会社なので難易度を上げればやりごたえもたっぷりです。

ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン / ポケモンUSUM / Pokémon Ultra Sun and Ultra Moon
10

大物の色違いだけでなく、時にはアローラロコンの色違いも挑戦してみた。

自分は、このゲームのアローラ図鑑をコンプリートさせて、色違いのポケモンを目指しています。
「ひかるおまもり」をゲットしてから、大物の色違いのウルトラビーストやミュウツーなどを粘ろうと思いましたが、最近少し目先を変えて、ゲットする色違いの難易度を下げてみようと思いました。そこで思いついたのが、アローラロコンでした。ですが、まだ粘っている途中で、色違いはゲットしていません。でも、最近観てるアニメ「ポケットモンスターサン&ムーン」のリーリエの手持ちのアローラロコンを見て、色違いでゲットしたくなりました。アニメでは、ニックネームが「シロン」と名乗られています。リーリエがポケモンに触れるのを恐れていた頃、シロンが励まそうとしてるところがあったおかげで、後にリーリエはポケモンに触れるようになったところにグッと来て、自分もアローラロコンに元気をもらうために、「ウルトラサン」でゲットしようと思いました。色違いでゲットしようとしましたが、なかなか遭遇できませんでした。最初はある程度粘ってみましたが、出現しませんでした。今度は、特別な時に3時間以上かけてみようと思いました。アローラロコンは、アニメで活躍してたので、これだけは粘ってでも色違いを目指します。もちろんゲットしたら、ニックネームで「シロン」と付けようと思います。

SPYAIR / スパイエアー
10

SPYAIRは最高のロックバンド

SPYAIRは愛知県出身の4人が集まったロックバンドです。
初めて曲を聞いたのはあるアニメのエンディングでした。ボーカルの力強い声と曲に惹かれて、気づいたら調べていました。
それからもアニメのオープニングやエンディングに起用されて、新曲が出たら必ず聞いています。
ライブに初めて行った時、ボーカルのIKEさんが声をガラガラにしてまで力強く歌う姿に惚れました。歌うだけでなく、トークでは仲良しならではのツッコミをしたり、プレゼントの相談をファンにしたり、とても楽しめます。妹は「フラッグがないと手持ち無沙汰!」と言って1回しかライブに付き合ってはくれませんでしたが。
それからは友人を誘ってライブに行っています。友人もSPYAIRにハマってくれて、今は私以上に詳しいです。
SPYAIRはテレビの音楽番組は出演しません。なので知る機会は一般のロックバンドより少ないですが、TwitterやLINEをやってるので、アーティストとは別の面が知られて楽しいです。
多くの人に知ってもらいたい。でも軽い気持ちでライブに来るのはなんか嫌。というファンとしてはモヤモヤした感情がありますが、SPYAIRの力強い曲、演奏、声をぜひ聞いてほしいです。

激突!
8

スピルバーグの出世作

アメリカのとある田舎町の道路を舞台に、大型トラックに付け回されるドライバーの恐怖を描いた作品。面白いと思う演出のひとつが、最後まで大型トラックの運転手の顔がわからないこと。最近、日本でも報道される「あおり運転」なるものを40年以上前に予見(?)していたスピルバーグ(原作はリチャード・マシスンだが)の先見の明は、特筆に値するものだと思います。
ストーリーはシンプルなものですが、これだけのシチュエーションで映画を一本撮るスピルバーグの手腕には脱帽モノです。この映画は小学生のときに観ましたが、子どもの視点でも難しくなく、十分楽しめます。この映画が、カーアクションの名画が幾つか創られたキッカケだったのでは、というのは穿った意見なのでしょうか。
また、ある映画評論家がこの大型トラックは我々の人生にある不安というものを象徴しているのでは…と論じたことに大いに共感したのを憶えています。大人になると子供特有の屈託のなさがなくなってしまい、人生に対して脳天気でいられなくといったこともまた、事実なのでは。
最後に…この作品とは対照的な、大型トラックの視点から描いたペキンパーの「コンボイ」と見比べると、また面白いのでは?とオススメさせていただきます。

the pillows
10

マンガアニメ好きには絶対おすすめバンドそれがthe pillows

the pillowsってバンドをまずご存知ですか?知らない、または名前だけは知っているっていう人のほうがこのレビューを読んでいる方には多いと思います。なんせthe pillowsというバンドを語る上でファンの間で必ずでるワードが売れそうで売れないバンドというなんとも言えない、名曲だっていっぱいあるのに知名度がぜんぜんない、ファン泣かせなバンドなんです。
そんなバンドがなぜマンガアニメ好きには絶対おすすめバンドかというと、マンガやアニメを作る側の人たちにファンがたくさんいてthe pillowsにちなんだ作品がたくさんあるからです。中にはタイトルがまんまthe pillowsの関連だったりするものもあります。そんなthe pillows関連でまずは有名どころからの紹介をしたいと思います。
最初に挙げる作品は『けいおん!』。女子高生たちが放課後部活でバンドをするというゆるふわマンガなんですが、その登場人物で顧問の先生で山中さわこというキャラクターがいます。この先生がthe pillowsのボーカル山中さわおがモデルになった人物なのです。けいおんを見ていた当時は全く気が付きませんでした。
次に挙げる作品は『リトルバスターズ』です。リトルバスターズといえば名作ゲームですが、リトルバスターズという作品名ってどういう意味なんだろう?って思ったことないですか?リトルバスターズとはthe pillowsの曲名であり、ファンのこともリトルバスターズと呼ばれています。リトルバスターズが好きでもthe pillowsは知らないあなたぜひ一度聞いてみてはどうでしょうか。
最後に紹介するのは作品は『フリクリ』です。なんとこの作品の劇中歌すべての曲にthe pillowsの曲が採用されています。ファンならぜひ見てほしいアニメですね。
他にもたくさんthe pillows関連の作品はまだあります。スケットダンス、ベック、惑星の五月雨などなど、このようにthe pillowsはマンガやアニメの中にひっそりと登場しています。ぜひこの中で好きなマンガやアニメがあれば探して見るのもthe pillowsを好きになるきっかけになるいい機会だと思います。あんまり知名度をないけどマンガやアニメの製作者側が愛してやまないバンドthe pillowsでした。

鬼灯の冷徹 / 鬼徹 / Hozuki's Coolheadedness
10

為にしかならない(笑)

アニメでハマって漫画を読んだのですが、アニメで極端に変更された点は少なく感じました。しかし、漫画のほうがこぼれ話というか、ミニ情報などがあるので、オススメです。
まず、地獄というテーマ設定が面白いです。あと、本当にこんなこと怒ってそうだなと思える鬼対ももたろう…一寸じゃない元一寸法師…(笑)地獄という想像しかできない世界なので、どんな突拍子のないことも、「確かにありそう~」と思えるので、変にファンタジー色が強くないので読みやすいです。
仏教に基づいて日本神話などから話を構成されているので、日本文化の知識を無理なく学べるという点で非常に優れていると思います。学生時代に読んでいれば、もっと古典や社会の時間が楽しかっただろうに…。今では図書館に通うほど面白いなと思えます。
特に同じような名前が多い日本神話は誰が誰だかわからなくなりますが、鬼灯のキャラを思い出しながら読むと整理されて分かるようになるんですよね。また、地獄は仏教・神道など日本古来からの思想に基づいた考え方なので、ふらっと立ち寄った神社の解説なんかも知っている名前が多いので楽しく読むことができます。読むと為にしかならない素敵な漫画です。しかも面白い!

劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!
10

これを観て、果物が食べたくなった。

2014年に劇場版「列車戦隊トッキュウジャー」と同時上映の、「仮面ライダー鎧武」の映画です。
あらすじは、仮面ライダー鎧武が宿敵「オーバーロード」との戦いの最中に、あるスタジアムに入ります。すると突然、サッカーの試合がキックオフされました。相手のチームはなんと、元ライバルチームだった「チームバロン」でした(後にオーバーロードとの戦いに協力しています)。仮面ライダー鎧武の紘汰は、混乱しつつもとりあえず試合に参加。チームバロンの戒斗は、バナナロックシードで仮面ライダーバロンに変身し、ゴールを決めました。変身した戒斗に紘汰は疑問を抱きましたが、どうやら変身していいルールになっていたよう…。このシーンで、Jリーグの選手が数人ゲスト出演しています!隠れ見どころ?!ではないでしょうか。その後紘汰も変身し、ゴールを決めて見事勝利を飾ります。今回の舞台は、紘汰の日常とは別の世界のお話でした。TV放送で後に現れる、アーマードライダーこと仮面ライダーマルスとの戦いも目が離せないので、興味を持たれた方は、ぜひDVDなどで確認してみてください!僕は仮面ライダー鎧武の変身アイテム、フルーツ型の「ロックシード」を観て、果物が食べたくなりました。オレンジやイチゴのみずみずしさが、魅力的ですね。果物モチーフでこんなにもカッコよく魅せる仮面ライダーって…やっぱりすごい!!

ドラゴンズドグマ オンライン / Dragon's Dogma Online / DDON
7

PS4で始める無料オンラインゲーム入門編

PS4、PS3でもプレイステーションストアで無料ダウンロードできる最大4〜8人で遊ぶ事のできるカプコンのゲーム。
ジョブと呼ばれる多数の職業の中から自分に合ったジョブを選び、冒険を進めていけるTHEオンラインゲーム

このゲームの特徴として豪華な声優陣からなるストーリーがとても素晴らしい!!
竜と覚者(竜に選ばれた人間)そしてオークにエルフが様々な土地を巻き込み、まるで海外ドラマのように入り組んだ人間関係をゲームという無限の可能性の世界観の中で表現し続けてくれるのでゲームとしても面白いのに、ストーリーの中毒性も高い!

定期的なアップデートでバージョンアップされるジョブ、追加されるイベント、味わい深く更に加速していく物語。
オンラインゲームだからといって知らない人と無理に一緒にゲームをすることはないです。あなたに従順なポーン(戦徒)というシステムがアナタの戦いを手助けしてくれます。このポーンはアナタ同様にキャラクターメイキングから始まり経験値を貯めると成長もします。更にジョブを持つことが出来るのでスキルもアビリティも上げることが出来るのでアナタの冒険をサポートしてくれるでしょう。

課金要素もありますが、課金しないと絶対にいけないということもなく、無課金でも十分に遊ぶことが出来ます。
オンラインゲームをやったことのない人でも安心して楽しめるDragon's Dogma Online是非プレイしてみてはいかがでしょうか?

昭和元禄落語心中 / Descending Stories: Showa Genroku Rakugo Shinju
10

めちゃくちゃ落語を見てみたくなります!!

落語の世界で生きる人々を描いた作品です。
恋愛や笑いなど複数の楽しめる要素がありますが、それ以上に落語という世界の奥深さや面白みを知る良いきっかけとなったように思います。

序盤は、主人公となっている与太郎を中心に腕を磨く為のストーリーが展開していきますが、中盤から複数いる登場人物の視点が織り交ざって展開されていきます。
その中で、各登場人物が持っている「落語」への関わりが描かれていきます。

個人的に、落語は決まりきった物語を人が話すだけの芸だと思っていたので、この作品の中で「決まりきった物語を話すだけの芸」がどうして今まで続いているのか、どのように進化を遂げてきたのかを垣間見ることが出来ました。
ストーリーの展開も良いですが、自分の頭で想像する余地もあります。
頭を使うことが好きな方なら寝不足になるくらいはまると思います。あっという間に見つくしてしまいました。

ただし、重たい話しもところどころ混ざっているので、精神的に負担を感じやすい方はちょっと見ていてしんどくなるかもしれません。
あと、過去の回想など時系列が行ったり来たりするので、そういう類の苦手な方にもしんどいアニメかもしれません。

上記のような注意点が気にならないのであれば、お勧めです。

OVER DRIVE(映画)
10

本格的なラリー映画!熱い想いが、最高の感動を感じます!

今まで車の映画というと限られていましたが、ラリーを舞台にした、とてもかっこいい映画に仕上がっています。メインは、ラリーですが、ドライバーとエンジニアでそれぞれの想いが交錯し、とても興味深い内容に仕上がっています。自動車に興味がないからと、とっつき難い内容に感じますが、実際見てみると、自動車への興味関心を無視しても大変興味が持てる内容です。
過去の恋愛を引きずり、亡くなった女性との約束を果たすことを意識して1分1秒を縮めることを考え、無茶な走りばかりをしてしまうドライバー。一方で、チームの勝ちを意識しつつも、安全に走りきることを考え、兄弟であるドライバーに対してセーブすることを求めるエンジニア。それぞれの想いをしったあと、最後の最後で起こる、本来はリタイアするような事故。それでもなお、弟の想いを受けて、兄がドライバーである弟に言った「すぐになおしてやるから」という一言はグッとくるものがありました。
単なるレース映画というよりも、エンジニアの仕事の想いに迫る内容ともいえるものがあります。車好きの人にとっては、ラリーのシーンの走行シーンはかっこいいと感じると思いますし、車に興味のない人も、内容に引き込まれる内容だと思います。ラリーという点では高校時代の部活を思い出し、熱くなるものもありオススメです。

小田和正
7

声がいつまでもきれい

私は小さい頃から両親がよく小田さんの曲を聴いていたので、私は知らず知らずに好きになっていました。また、小さいながらも小田和正さんの声は良くとおるし、声がきれいなので何度聴いても飽きなかったのです。基本的には少し切ない曲が多いようなイメージがありますが、実は割りと明るい曲も沢山あるのです。何度かライブにも行ったことがありますが、生で聴くとまた更にファンになりました。小田和正さんもやはり人間ですので段々歳をとり声の心配もあるのですが、未だに昔と変わらず素晴らしい歌声ですので、今でも全然普通に聴けます。
私は1番好きな曲はやはり「言葉にできない」です。この曲に関してはCMでも使われていましたが、とにかく切なくて悲しそうな小田和正さんらしい曲でして、今でも聴いていて泣けてしまいます。次にはこれもまた有名な「ラブストーリーは突然に」です。この曲はテレビドラマでも使われていたので皆さんもご存知だと思うのですが、歌詞がなくても曲だけでも充分にいい曲なのがわかります。まだまだ他にも沢山有りすぎて書ききれませんが、どの曲も心に染みます。

レインボー
10

虹をつかめ! 最高のハードロック

70年代のイギリスのハードロックバンドです。ハードロック界の伝説的バンド、ディープ・パープルのカリスマギタリスト、リッチー・ブラックモアがディープ・パープル脱退後に自身で結成したバンドです。
ディープ・パープルでの存在や立場的にはリーダーではあったのですが、後期になるとメンバーとの作曲方針の違いや今まで自分が軸となっていたところ当時の3代目ヴォーカリストになるデイヴィッド・カヴァーデイルや新たに加入したベーシスト、グレン・ヒューズに2人が軸となって曲作りをするようになったことに不満を抱きバンドを去りました。
Rainbowではリッチーのワンマン体制をしき、1枚ごとに誰かメンバーが変わっているということが当たり前になります。しかし楽曲はどれも素晴らしくかっこいい。
特に4枚目までの作品が様式美と呼ばれる曲調のハードロックとして特にかっこよく、初代ヴォーカリスト、ロニー・ジェイムズ・ディオの圧巻のヴォーカルによる楽曲は最高です。
世界的にはディープ・パープルよりも評価は落ちますが、代表曲の「Man On The Silver Mountain」、「Kill The King」、「Long Live Rock And Roll」などのロニー・ジェイムズ・ディオ時代の楽曲はめちゃくちゃかっこいいです。
後半になるとポップな路線になっていきますが、そこにもハードロック魂は受け継がれています。
ロックが本当に好きな人からしたら物足りなく感じるかと思いますが、3代目ヴォーカリスト、ジョー・リン・ターナー時代の「I Surrender」、「Spotlight Kid」、「Death Alley Driver」、「Street Of Dreams」などもかっこいいです。
古いからダサいというのは当てはまらない、そんな伝説的バンドの1つに間違いなく入るバンドです。

なんでここに先生が!?
7

様々なタイプの先生と男子学生の面白恋愛

様々なタイプの女教師と男子学生のドタバタ恋愛劇。
タイトルにもあるように、何故こんな場所でという場面で先生とのラッキースケベのオンパレード。
ラッキースケベを繰り返す内に徐々に先生との恋愛度は高まっていく、ギャグ多めの恋愛漫画です。
1巻では、鬼教師と恐れられる先生との物語。恐ろしい先生の可愛い所が少しずつ見え始める所がおススメです。
2巻では、ふわふわ系の先生と強面の男子の物語。強面だけど実はまじめで優しい男子学生とふわふわ系の柔らか先生が、エッチな展開を交えつつ距離を縮めるところが見どころです。
3巻では、いたずら好きで天真爛漫な先生と年の離れた幼馴染である小柄男子との物語。弟のようにからかう先生といたずらに苦労する男子が、少しずつ幼馴染という関係から恋愛へと変わっていく様子に注目。
4巻では、無表情なクール先生とまじめ男子との物語。最初はエッチな展開でも表情を崩さない先生。しかし、段々と先生の表情も崩れ始める。クールな表情から隠れ照れ表情にかわるところが見どころ。
5巻では、帰国子女の同い年飛び級先生と過去に幼馴染の坊主男子との物語。先生は小さい頃から坊主男子が好きで日本に帰ってきた。しかし坊主男子は別の幼馴染の先輩女子が好き。そんな様子にやきもちを焼きながらツンデレな先生の恋は実るのかが面白いところです。

BEASTARS / ビースターズ
10

新しいジャンルの青春物

平たく言うと「獣系ストーリー」なので、アクが強目の漫画ではあります。実際私も半分動物半分人間なキャラクター描写に最初は食わず嫌いしていました。
ただ実際読んでみると、ストーリー展開がめちゃくちゃ早く、一気にぐいぐい世界観に引き込まれて行きます。

BEASTARSは主人公のオオカミ(レゴシ)の友達であるアルパカのテムが、何者かによって食殺されてしまうことから始まります。
肉食獣と草食獣が共存する世界の中で、食殺は一番のタブーとされています。
食殺の犯人探しは勿論のこと、同時進行でレゴシの初恋も発展していきます。
恋のお相手は可愛らしいドワーフウサギのハルちゃん。しかし可愛い見かけとは裏腹に友達の彼氏にも手を出すなかなかの尻軽ちゃんです。
ハルはレゴシの尊敬するアカシカのルイ先輩とも関係を持っていて、読んでいて「あーそうくるのね」って思わず言ってしまいそうになる展開がいくつもあります。
BEASTARSは週刊少年チャンピオン連載ながら作者は女性です。そのお陰か女性は良くも悪くも心理描写がリアルで、男性はカッコよくかつ個性的で魅力的なヒーローに描かれています。
主人公のレゴシの成長っぷりもおススメですが、彼を支えている周りの大人がまた渋くカッコよくそれぞれ描かれているので、自分の「推し獣」が出来ること間違いなしの作品です。

Rainbow Six Siege / レインボーシックス シージ / R6S / Tom Clancy's Rainbow Six Siege
9

タイトルなし

このゲームは、やりこみ要素が多く、他のFPSゲームにはない要素がたくさんある。
防衛と攻撃でわかれていて、人質、爆弾、エリア確保の3種類ゲームモードがある。5対5でわかれる。キャラごとに武器やグレネードなどのサブウェポンも固定されている。キャラごとに特殊なウェポンやスキルがあり、マップやそのマップの守る部屋によってオペレータのピックを行う。これがこのゲームの大きな特徴である。他にも壁を補強することや、破壊などといったこともでき、チームによってマップが変化する。オペレーターの種類や部屋によってその適切な守り方をしなければいけない。他のFPSに比べ、立体的な対戦(地下から2階)といった上下の撃ち合いも多い。e-sportsとしても成立するゲームで1年間に4シーズンあるのだが、そのシーズン開始、終了時には世界大会が開かれる。ある一定の人気もあり、プレイヤー人口も安定している。ゲーム内容は面白く満点をつけたいが、1つだけ欠点がある。弾が抜ける、遅延といったことが多く他のFPSに比べてバグが多い。またランクマッチというモードではチータが多い。運営もこの対応するのが遅く、これを理由にやめる人もいる。

ザ・プレデター
4

マンネリ化したプレデター

今回、長く続いてきたプレデターシリーズの最新作ということで期待はしていたが、下馬評通りだなという感想がほとんどだった。作中での時間も経過しているはずだが、プレデターに対する認識や脅威などの描写が薄く、登場人物がばからしく見えてしまう部分が多々あった。ほかにも、間がプレデターの鎧を纏ってしまうなど、何でもアリな過剰な展開には辟易とした。「ドラゴンボール」でストーリーを発展させるために、超サイヤ人が「2」「3」と青天井にパワーアップした時に唖然とした感じ。
完全にコミック。そうなると、プレデターが安っぽくなってしまう。スーパー戦隊の怪人と大差ない感覚だ。それは避けなばならない。
それを解消するための、プレデター自身の戦闘姿のカッコ良さも物足りなかったのがイタイ。『エイリアンVSプレデター』の時には、まさかの狩り対象の人間とタッグを組んでエイリアンを駆逐した。
あの映画ではとにかく自分並みの怪物と対峙することでの苦闘ぶりによって、いつも以上に華麗な戦闘姿が観れて、めちゃくちゃカッコ良かった。
今回はプレデターのビジュアル的なカッコ良さには重きを置かず、人間との闘いがメイン。なので、人間側のヒロイズムの方が際立っていたように思える。今後の『プレデター』シリーズを発展させるための序章に徹した気がする。ちょっと残念。

アイドルデスゲームTV
8

ちょっと変わったデスゲーム系

初めはよくあるダンガンロンパ等のようなデスゲーム系のゲームかと思ったのですが、デスゲーム系にしては一風変わった感じになっていました。なにが変わっているかと言うと、ゲームに脱落した参加者が本当に死んでいるとは、他の子はほとんど気づかないまま進みます。そのため登場人物に緊張感はそれほどなく、CGだよね?みたいなノリで進みます(テレビ番組という設定なので)。
そこの緊張感のなさと残酷な死刑シーンがあいまってちょっと狂気な感じがして悪くないです。
また、私がこのゲームで好きなのは一人一人結構裏で考えていることや設定が細かくあり進めていくうちにどんどん愛着がわいていくことです。絵の感じだけだとそこまで可愛い!とはならないのですがそれぞれのシナリオを進めていくと死んでほしくないなぁこの子、とまで思うようになります。
一人一人のシナリオを進めエンディングまでやってから、最後の編であるDOD編をやるのがいいと思います。途中で辞めずに、最後の編までやるとすごく良さがわかると思います。
あとシナリオ以外で言えばそれぞれのアイドルの歌が良いです。じっくり一個ずつ聞いて見たいなぁと思うような可愛いものになっており、特に一番最後のゲームの時の歌は頭に残ります。

でんぱ組.inc
9

勇気を与えてくれるアイドル

でんぱ組.incは現在7人で活動していて、一人一人がそれぞれの分野のオタクという変わったアイドルです。

メンバーそれぞれの生い立ちも様々で、子供の頃からコスプレをしていた人や、アニメオタクの人、元ニートで人生に絶望していた人など様々です。

どの人もとても将来アイドルになるとは思えないような生い立ちですが、だからこそ私たちでんぱ組ファンにやればなんでも出来ることを身を持って教えてくれているとても身近なアイドルです。
それでいてメンバーみんなが可愛くて、去年脱退してしまいましたが最上もがはメンバーの中でも有名だと思います。
さらに彼女たちが歌う歌はどの曲も元気づけてくれる楽しい曲で、それでいてポップなメロディとリズムで盛り上がる曲ばかりです!

代表曲として、でんでんぱっしょんやちゅるりちゅるりらなどがあります!
最初はディアステージという秋葉原の小さなメイドカフェでバイトしながら歌っていたしがない女の子達だったのですが、今では冠番組を持っていたり舞台や映画、ドラマに出演したり、武道館でコンサートをしたりするほど大活躍していて、その一生懸命にアイドル業に取り組んでいたりしている姿勢を見て自分も頑張らなきゃと元気づけられます!

私の推しはピンキーです!