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アングラ、耽美映画が好き。

anna_dollのレビュー・評価・感想

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
10

大人気無料バトロワFPSゲーム、Apex Legendsの魅力

『Apex Legends』は無料で遊べるゲームの最高峰に位置するであろう大人気バトロワFPSです。対応プラットフォームはPS4とPCで、そのどちらも無料で遊ぶことができます。集団戦を行う通常のFPSとは異なり、徐々に狭まっていく戦場で生き残るというFPSであり、いわゆる芋り(安全な場所に隠れる)戦術が通用しません。だからこそ、劇的な闘いが待っているとも言い換えることができますね。また、『Apex Legends』は『タイタンフォール』シリーズの系譜を継いでおり、武器やキャラクターの設定、操作方法などにその片鱗を感じることができます。『タイタンフォール』に馴染んだプレイヤーの方なら、まるで続編のように……とはいかないものの、両作品のつながりを感じて異なる楽しみ方が出来るのではないかと思います。タイタンは出ませんが。
ゲームとしての特徴は「グレネードの性能が高い」「キャラクターの動きが軽快」「キャラクターが固有のスキルを持つ」などがあげられます。これらの特徴も『タイタンフォール』からの輸入ととらえることも出来ますが、同様のバトロワFPSである『フォートナイト』『PlayerUnknown's Battlegrounds』と比較するとバトルスピードが速いといえます。
「グレネードの性能が高い」:このゲームには3種類のグレネードがあり、使いどころが違うのですが、そのどれもが強力です。
「キャラクターの動きが軽快」:坂道でのスライディングの存在によりキャラクターが軽快に動きます。スライディングをしながら銃を撃つことも可能なため、スピード感を感じることが出来ます。
「キャラクターが固有のスキルを持つ」:このゲームでは十数人の「レジェンド」と呼ばれるキャラクターたちを選び、戦います。(味方と被ることは出来ません)彼らは「パッシブ(常時発動)」「戦術アビリティ(割とすぐ再使用できる)」「アルティメット(再使用まで時間がかかる)」の3種類のスキルを持ち、それらを駆使して戦うことになります。
このような特徴から「Apex Legends」はバトロワFPSの中でも個性の強い作品となっております。
興味を持った方、ぜひプレイをご検討ください。バトロワFPSに抵抗がなければ楽しめる作品だと思います。

けいおん! / K-ON! / けいおん!! / K-ON!!
7

アニメソングの歴史を変えたかもしれない、名曲を産んだ軽音部アニメーション

作中でも登場キャラクターから「あんまり上手くないですね!」と言われるのも当然、部活中にあまり練習をしない彼女たち。
しかし、やる気はなくても情熱はある彼女たちは家で一人練習に励んでみたり、合宿をしたり、部活中はティータイムを楽しんだり買い物へ行ったりと、バランスよく(?)楽しんでいる様子です。

アニメでは軽音部らしく、彼女たちが歌うオリジナルソングが主題歌などで登場します。
このクオリティが非常に高いのです。

Utauyo!!MIRACLE、Cagayake!GIRLSでは平沢唯役の豊崎愛さんが、この難易度の高い高音+ハイテンポな曲を見事に歌い上げています(メインキャラクター5人バージョンもあります)。

また、Don't say "lazy"では雰囲気を一転させ、クールでアンニュイなイメージの楽曲。いかにも可愛いキャラが登場するアニメソングといった他の曲とは違い、かっこいい仕上がりです。

ふわふわタイム、ごはんはおかず、など、萌えアニメらしい楽曲も多数登場しています。

これらの楽曲は音楽としての売り上げでも快挙を成し遂げ、各音楽番組やオリコンチャートにおいて声優名義アニメソングで当時の最高順位を更新するという快挙も成し遂げています。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
9

かっこ優しいバンド!

もう20年ぐらい活躍しているバンドです。このバンドでみなさんが知っている曲と言えば「天体観測」なんかが有名だと思います。「天体観測」を聴いても分かると思いますが、バンプの良さっていうのはまず、青春の綺麗なキラキラしたストーリーが曲を聴いていると、フワーッと浮かんでくることです。それはきっと分かりやすい歌詞や優しいリズム、そしてボーカル、「フジ君」の優しい歌声だからこそなんだと思います。これは「天体観測」だけでなく曲全体に言えることです。中でも「フジ君」の低いんだけど、高いような囁かれているような歌声は他のミュージシャンでは聴かれない魅力です。
バンドのメンバーみなさんが40代にも関わらず、おっさん臭さが無く草食系男子みたいな風貌で爽やかで、女子に大人気です。その証拠にライブ前のグッズ販売では凄い行列ができ、並んでいる子は10代~30代の女子が多いです。ニューアルバムの発売も近いので、まだまだ目が離せないミュージシャンです。

ボクたちはみんな大人になれなかった
9

どうしてこんなに懐かしい気持ちになるのだろう

結論から言うとすごくよかったです。
恐ろしいほどリアルで、もどかしいほど心を揺さぶられる。自分とは1ミリも重なっていないのに、不思議なほど懐かしい気持ちになる。まるで自分も同じ過去をたどったみたいに、ボクの気持ちが痛いほどわかり、思い出すのがひどくつらい。この作品の中の景色を頭に浮かべようとすると、すべてがセピア色に映し出されていく。私以外にもいるはずだ、自分の過去を思う時、その思い出がつらいものであろうとなかろうと、もうその時の自分にはどう頑張っても戻れない、そのこと自体がどうしようもなく悲しくて仕方がないという経験をした人が。
この作品を読んだ時の気持ちは、その時の気持ちととても良く似ていると思う。繰り広げられているのはなんてことないボクの人生。最愛の人、下積み時代、出会った人々、成功、変化、むなしさ、得たもの、失ったもの…そのすべてはもう過去であり、記憶である。それほど戻りたいわけではないのに、戻れないことを改めて突き付けられるとどうしようもなく苦しい。どうしようもないそんな感情にどっぷりと浸れる作品。
読めば私の言いたいことがわかる人がきっといるだろう。そしてもう1つ、私が思ったことは、この作品を読んで思い出すような恋がしたい。ふと思い出したときに、ひどく心をえぐる、最悪の恋だ。

キングダム / KINGDOM
9

下僕から中華最強の将軍を目指す物語

この作品は、主人公の信が下僕の身から成り上がって、中華一の大将軍を目指す物語です。時代としては中国の春秋・戦国時代後期です。少年時代から数々の修羅場に遭遇し、仲間との出会いや死別を繰り返して中華一の大将軍を目指すとともに、自らが仕える王の剣となって中華統一を目指します。

お勧めしたいのは、「キャラクター像がはっきりしている」「迫力満点の戦闘シーン」「武力と知略の掛け合い」の3つです。
まずキャラクター像ですが、戦争で優劣を争う時代において、身分の違うキャラクターごとに考え方がはっきりしているためそれぞれの思考や人物像をイメージしながら楽しむことが出来ます。
次に戦闘シーンですが、騎馬隊・歩兵隊・騎馬戦車などが一つ一つ丁寧かつ大胆に描かれています。当然戦争をしているので多少過激な描き方をしますが、読んでいてその迫力に惹き込まれていくほどに見ごたえがあります。
最後に武力と知略の掛け合いですが、この作品はただ主人公が逆境を跳ね返して勝ち続けるわけではありません。将軍同士の一騎討ちのシーンでは武力のぶつかり合いが前面に描かれますが、戦争が始まってから自軍を有利にするために互いに知略をぶつけあってじわじわと攻めていく展開も見られます。知略では戦争だけに限らず、政争という面でも大きな展開があり、一国として死力を尽くして内憂外憂に対処していきます。

戦争系や歴史系が好きな方や、出会いと死別を繰り返して大きく成長する主人公を見るのが好きな方には特に強くお勧めしたいです。

Superfly / スーパーフライ
9

ライブに行くことをオススメ

Superflyを知ったのはドラマ「BOSS」のオープニングテーマでした。凄いパワフルな声を出す子だなと思ってアルバムを聞いた所、すぐにファンになりました。志帆ちゃんのヒッピー/サイケデリックファッションと70年代、80年代のロック調が凄く好きです。アルバム、Superfly/BoxEmotions/MindTravel/Forceは70年代,80年代のロック調。WHITEからはがらりとイメージが変わります。ファンクラブに入りライブに参戦したエピソードですが、1つ目は代表曲"愛をこめて花束を"ですが、志帆ちゃんは少しの間封印していたらしいです。理由は、志帆ちゃん自身があまりハッピーでなかった時期があり、そんな気持ちの状態でファンへ"愛をこめて花束を"は歌えない(失礼にあたる)から。ここはプロだなと実感し感動しました。2つ目はアルバム"WHITE"のライブで志帆ちゃんが言っていたのですが、"WHITE"(白)に沢山の音楽要素(色)を付けたアルバムだそうです。後の紅白で歌った"Beautiful"に繋がったのかもしれません。おススメの曲はWildflower/FreePlanet/NittyGritty/NoBandage/1969そして、断トツでマニフェストです。ライブのマニフェストは全身に鳥肌が立ちました。是非ライブに行くことをおススメします。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE / 隻狼 / セキロ:シャドウズ ダイ トゥワイス
9

圧倒的な難易度を誇る忍者活劇3Dアクションゲーム

フロムソフトウェアから発売された天誅シリーズの特徴と、ダークソウルシリーズの特徴を混ぜ合わせた忍者活劇3Dアクションゲーム。
本作品は戦国の世を舞台に架空の時代背景を元に描かれている。時は戦国、葦名一心というただ一世代により天下統一が成し遂げられた「葦名」と言う国があった…。しかしその葦名の国も一心の衰弱により終わりを告げようとしていた。そんな中、孫である弦一郎は他勢から葦名の国を守り葦名の時代を未来永劫終わらせる事なく存続させるには不死の力が必要と決意。その力の源となる竜胤の力を持った御子を連れ去らう計画を実行する。その御子とは親も親戚も何もない天涯孤独の子であったが、たった一人だけ忠実な下部であり、竜胤の力により不死の身体を得た忍びがいた。
これは、己の主を何度命を落とそうとも守り抜こうとする一人の忍びの忠義を描いた物語である。戦国と言う舞台を描いている事もあり、基本操作はソウルシリーズ寄りではなく天誅寄りであり、ソウルシリーズでは不可能だった縦横無尽に飛び回る機動力が本作にはある。戦闘システムにおいてはスタミナという概念が無いため好きなだけ行動を取り続ける事が可能だが、代わりに体幹というゲージが存在しこのゲージがたまりきると防御が崩されてしまう。そしてここがこのシステムの一番よく考え抜かれているポイントなのだが、体力が少なくなるほどこの体幹ゲージは貯まりやすくゲージが減少しにくくなる仕様なのだ。これは敵にも同じ事が言え、この体幹ゲージがたまりきってしまえば防御が崩せるだけでなく、敵に至っては一撃で命を奪うことが出来るのだ。また敵に気が付かれない様に奇襲をかける事により、どれだけHPがあっても一撃で葬ることが可能なのだ。そしてこれもまた驚くべきポイントなのだが、なんとこれらはボスにも全て同じ事が通用する。ボスは通常の雑魚的と違い体力ゲージをストック制で何本も保持している。奇襲をかける事でこのストックを1本一気に奪い取る事も出来るのだ。今までの様なゴリ押しばかりの攻略ではなく、如何に敵に見つからない様に奇襲をかけるか等の戦略が重要となってくる。これだけ聞くと本作はソウルシリーズ等と比べても随分と簡単に思えるだろうが、実際は逆である。本作にはレベルアップと言う概念も無ければ協力プレイも存在しない完全一人用のゲームだ。故にボスの攻撃を2、3度喰らえばそれだけで死んでしまう。だが本作は一度死んでも回生というシステムにより1度だけその場ですぐ復活が出来る機能がある。雑魚敵などはこのシステムにより死んだふりでやり過ごし一気に奇襲をかける事が出来る。これもまた新たな戦術として活かす事が出来るだろう。ただしボスには回生による奇襲は通用しないので注意が必要である。ボスはこの上なく強いが必ずパターンが存在するので、如何に攻撃のパターンを身体で覚え少しずつでも体力を削ってゆくことが大事である。これにより初めて先ほど説明した体幹ゲージがたまりやすくなるというシステムが活きてきて、どれだけ体力が残っていようが体幹ゲージを削りきってさえすればボスだって一撃で仕留める事が出来るのだ。見事なまでによく考え抜かれたバランスとシステムである。ボスの攻撃パターンについてもしっかり覚えてしまえば理不尽に殺されるような要素はほぼないはずだ。故に体幹ゲージを削り切り一撃で倒せる事が確定する瞬間、そして倒した後の達成感はこれまでに味わったことが無いほどに大きいものとなるだろう。やりこめばやりこむ程にそのシステムの完成度が分かってきて気が付けば虜になっている事は間違いなしだ。是非このフロムソフトウェアからの「挑戦」に挑んで欲しい。

平成狸合戦ぽんぽこ
9

メッセージ性が強い作品

多摩ニュータウン開発を巡る狸の戦い狸視点でこれほどファンタジックに人間社会、高度経済成長を比喩する作品はないように感じる。政治関連と重ねてるという説もあるようだけど、真意はわからない。自然との調和を謳った開発だけど狸からしてみれば何の調和でもなくてただの破壊何だろう。狸だけに狸寝入りを決め込む。終末はもものけ姫と同じようでもあるけどそれに込められた意味は真逆なんだなあと想いました。悲しい意味で。確かにビジュアル的にも音声でも現代には賛否ある表現だと思うところは、多々あるんだけども、どうしてもその表現をしたくて、非難される可能性があったも敢えてその表現をしたんだろうなあ。そう思うとジブリはお金を稼ぐための映画っていう媒体ではなくて表現したいっていうアーティスト気質を感じながら素敵だなあとなる。コミカルなタッチだけど、メッセージ性が強い作品。自分主体ではなく、別の視点からも、この世界を眺められるようになりたい。何とも言えない文学作品の読み聞かせのようなナレーションが好きです。妖怪大作戦のシーンはテンションが上がります。また妖怪大作戦のシーンにはうっかり見逃してしまう程一瞬だけど、トトロ、キキ、ポルコ、岡島タエ子、が空を飛んでいおります。

スガシカオ
9

スガシカオは本名なんだって。

『プロフェッショナルの流儀』を観ていて《Progress》を聴いて、あらためてスガシカオを聴き始めた。スガシカオの存在を知ったのはヒロ寺平のWEST20という深夜にあった音楽番組だった。深めの帽子姿のスガシカオがストリートミュージシャンの設定で渋谷の駅前に座って歌っていた。立ち止まって話しかけてくる人はほとんどいなかったが、一人だけ途中でスガシカオ本人であることに気付いた女性がいた。当時はまだその程度の知名度だった。ネットで調べてみると山崎まさよしと同じ音楽事務所で30歳を前にして脱サラしてデビューしたらしいことがわかった。
《FAMILY》と《CLOVER》の二枚のアルバムを借りてきて聴いてみた。凄い才能だと思った。まさにファンクそのもの!ブルース色の強い山崎まさよしとは違い、とてもメロディアスで綺麗な曲が多かった。歌詞だけを読んでみると、それとは対照的にストーカーチックで変質者っぽい感じが生々しかった。中でも《日曜日の午後》は過去にひきこもりの生活を送っていた自分にはシンクロしたような気がした。売れてからのスガシカオはあまり好きではなかったけれど、Progressが流れた瞬間の鳥肌に嘘はなかった。

メリー・ポピンズ リターンズ
9

前作に続き素晴らしいクオリティとストーリー

前作を見て楽しみにしてみにいきました。期待どうりのクオリティと驚きが有りつつ、前作のよさを引き継いだストーリーで、とてもよかったです。

前作を知らない人でも楽しめますが、前作を知ってる人は更に驚きや懐かしさなどで楽しめる作品となっていました。バンクス家が銀行とのトラブルをもち、メリー・ポピンズリターンズによって子どもたちがトラブルを解決へと導くところは前作と変わらりません。ですが、アニメーションシーンではドキドキハラハラとする展開など前回にはなかったようなシーンもありとても楽しかったです。
また、前回と歌も踊りも全て違うのにジャックに続きどんどんとガス灯の点火夫が次々と踊りながら出てくるシーンは、前作のバートと煙突掃除の人々のシーンを彷彿とさせ、そのシーンを大好きな私はとても嬉しかったです。ブーム提督やビナクルなど前回と変わらないままで、そのままで懐かしく変わらなさにとても嬉しさを感じました。
私は、バートが好きだったのでバートが出てこないのは寂しかったですが、ジャックもよい役でそれはそれでよかったです。ジャックとウィニフレッドの雰囲気がだんだんと良くなりつつくっつくまでは映画でやらないのも今後を想像できてとてもよかったです。

ファインディング・ドリー / Finding Dory
8

友情って凄いな

映画「ファインディング・ドリー」は映画館で観ました。家族の絆、そして友情が感じられる映画でした。
あらすじは、忘れん坊のドリーが小さい頃にはぐれてしまった両親を探しにニモやマーリンと一緒に旅に出るのですが、なんせ忘れん坊のドリーはマーリンから「じっとしていて」と言われたのにその言葉を忘れてしまい、一人で両親を探しに行くことになってしまうのです。旅の途中にドリーは色々な海の生き物に出会い、旅のお供としてドリーに協力してくれ、海の生き物の中でも主に協力してくれるハンクは、ドリーについている数字のタグを渡してくれたらそれと引き換えにドリーの両親を探すという条件を出し、二匹は再び旅に出るのでした。
私がこの映画を観た感想は、全体的にファンタジー&冒険という設定だったので、楽しくときには感動して観られる映画でした。前作の「ファインディング・ニモ」に続いての作品だったので、思い出しながら観るとドリーとどんな風に出会ったのかなどの記憶が蘇りました。ドリーが一生懸命に記憶を思い出し、探す姿を観ていると家族の絆、友情って凄いなと思える映画となっていると思うので、みなさんも是非観てください!!

ツナグ
10

お勧めです。

最初に言っておくが、私は邦画をあまり観ない。どうしてかというと、洋画にあるようなスリルやアクションが少ないように思えるから。でもその代わり、ヒューマンドラマというべきか、人の内面や人と人とのつながりを描くのに関しては、邦画がとび抜けていると思う。この映画は、まさにその中の一本。
最初は登場人物が何人か乱立するから意味を掴みかねたが、しばらくすると人物同士が点から線へとつながっていく。主人公が「ツナグ」でつないだ人達のドラマが美しくて泥臭くて、私はすごく好きだ。
終わってみれば、まあキレイゴトなのかもしれない。生きる人間のエゴだと言ってしまえばそうだと思う。生と死の仲介人、そういうフィクションの王道を行った作品で、最後まで裏切らない。
個人的には最後の「ツナグ」で合わせたあのカップルの事後談くらいで終わったほうが、むしろいい余韻だったとは思わないでもないが、それを考えたとしても最高評価で問題ないだろうと思う。
これは完全に余談なんだけど、洋画のサスペンスばっか観てるせいか、死んだ親友がリンゴの皮剥いてた包丁でいつグサッとやるのか、すげえハラハラしてた。
最近流行りの伏線回収という推理モノではなく、いくつかのストーリーを折り重ねることにより深みの出してある作品。
松坂桃李が凄いはまり役で、各ストーリーごとの主役の邪魔をしない。助演になる。
万引き家族の希林さんより、こちらの希林さんの方がいい。あっちはバランスが良すぎる。隣の家を覗きに来たんじゃないから。松坂桃李と希林さんのほうが絵になる。
涙がこぼれたわけではないが、いい映画を観れて大満足です。

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
10

一週間が本当に待ち遠しかったアニメ

これまでにアニメ作品を何百本と見てきましたが、このコードギアス反逆のルルーシュは私がこれまでに見てきたどのアニメより、次週の展開はどうなるのか、早く知りたくてたまらない作品でした。
とにかく主人公ルルーシュが男性から見ても格好良すぎます。学生という若さでありながらも、戦場を普段やってるチェスの盤面に置き換えチェックメイトにまで至るあの冷静沈着さ。正にダークヒーローにふさわしいルルーシュの台詞と声。そして非道な面を見せつつも、その原動力となるのは妹ナナリーが幸せに暮らせる世界を作ってあげるためというお兄ちゃんらしい可愛さ。コードギアスに女性ファンが多いというのも納得です。
またこの作品の鍵となる「ギアス」が絶妙でしたね。当初ギアスの力は完全無敵だと思っていましたが、実はギアスを持つ能力者はルルーシュ以外にもいて敵として立ちはだかったり、ユーフェミアに間違えてギアスをかけて日本とブリタニアがより一層敵対関係になってしまったり。
この作品は1期と2期があるのですが、1期を見終わって2期を見始めた方は皆口を揃えて「どういうこと?」となると思います。ルルーシュに弟なんていた?あれ妹のナナリーは?というか何でまた学生生活に戻ってるの?という具合に。
このアニメは単にロボット同士が戦うという作品ではございません。もちろんバトルも格好良いですが、ストーリー、キャラクター、全体のまとまり、どれをとってもパーフェクトです。
是非見てない方は一度ご視聴ください。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました / Chef
9

人生をかけた料理。旅そして絆。絶対キューバンサンドが食べたくなる!

一流レストランのヘッドシェフが、あるブロガーの酷評を発端に折り合いがつかなかったレストランオーナーと言い合いの末、店を辞めることになる。
市場での鮮やかな野菜やフルーツ、それを独創的なスタイルで料理する主人公の料理シーンでは自分があたかもそこにいて匂いがしてきそうな気分になる。
ツイッターの使い方をわからずに酷評するブロガーに悪態をついてしまった結果、職を失っただけでなく世の中の笑いものになってしまったどん底の主人公を救ってくれたのは元妻と息子、同じシェフ仲間の友人、自分を笑い者にしたツイッターだった。
マイアミで食べたキューバンサンドに衝撃を受け、キューバンサンドのフードトラックを始めることにする。相棒となるシェフ仲間の友人と息子と共にマイアミからロスまでのフードトラックでの旅が始まる。
息子はツイッターやフェイスブックなどを駆使しフードトラックの位置情報や写真などを投稿することで人集めに成功する今時のマーケティングも見ていて楽しい。圧巻の料理に美味しそうな食事たちに彼を支える家族と友人。美味しい料理は人を幸せにする。本当に好きなことには情熱があればドン底からでも這いあがれる。見た人は絶対にハッピーな気分になれる映画。そして料理好きは料理がしたくなる、料理が好きじゃなくてもキューバンサンドが食べたくなる映画です!

メイドインアビス / Made in Abyss
10

完成された美しい世界観!

可愛らしいキャラクターのデザインと表紙のイラストの美しさに心を惹かれてコミックスを購入しました。
幼い主人公たちがアビスという穴に潜りこみ冒険をしていくアドベンチャー作品で、キャラクター達が一コマ一コマとても可愛らしいのですが、危険な目に遭わされた時の表情、仕草などなどのギャップがまた素晴らしく、引き込まれていきます。
絵柄はとても可愛らしいのですが内容はかなりシビアです。

出てくるモンスターはゴツく、恐怖を煽るデザインで、その中で冒険していく主人公たちの気持ちになって読者も世界に入り込むことが出来るのでとても楽しいです。
時折出てくる冒険中の料理も、モンスターを利用した料理は美味しくなさそうなのに美味しそうに見えて、この画力には圧倒されます。
主要キャラクターたちの心の描写も素晴らしく、シビアな面が多い内容上何度も心が痛くなったり、泣いてしまいました。主人公レグの気持ちの描写が多く、感情移入してしまいます。

世界観の作り込みが素晴らしく、どこに伏線があるのか考えながら読み進めるのもまた楽しいです。
これからの展開が気になって気になってしょうがなくなり、どんどん先を読み進めてしまう、素晴らしい作品です!

デビルマン(映画) / DEVILMAN(film)
1

人生の時間を無駄にしたいならこれ

実写映画シリーズの中の汚点として輝く『デビルマン』。
その恐ろしさといったら、そこらへんの草むしりを二時間していた方が有意義と思うレベル。

告知用ポスターを観ているとそんなことはないんじゃないか?と勘違いする人は出てくるかもしれないが、そんなことはない。
真の正体は、この世のどんな映画よりもとてつもなく面白くない、駄作という言葉すら生易しいレベルなのである。

あの北野武が「酒を飲んで身内で笑って観る作品」と称した程。
事実、この映画を一人で観ようとした筆者は、あまりの面白くなさに他の映画をパソコンでつけながら、テレビでダラダラと流していたという珍事を起こした程。
この映画の何が面白くないかというと、まぁそれはほとんどなのだが、端的に言うと下記の項目となる。

・主人公、ライバルの演技が学芸会
・原作が大好きな人を地獄に叩き落とすレベルで改変した話
・ヒロインが何を言いたいのかさっぱりわからない
・ネタなのかなんなのか、とりあえず有名人を適当にばら撒いてシーンに入れる

など。これも序の口。
とにかく、この映画を興味本位でレンタルDVDで借りて観るという行為すらしないでいただきたい。
映画というのは人が楽しむためにあるので、その100円を決して無駄にしないで欲しい。

それだけが、私の望みです。

インデペンデンス・デイ / Independence Day
7

地球勝利!

ある日、突然と地球に巨大宇宙船が世界各国に現れ、そして、地球に宣戦布告するのです。そして、やがてその宇宙船が攻撃をしかけて来るのです。勿論、アメリカを筆頭に世界各国の国々も応戦するのですが、相手はバリアーを使っている為、こちらの攻撃が通じません。ですので、その宇宙船のバリアーをやぶろうとある二人が立ち上がるのです。
一人は主演のウィルスミスが、もう一人はジェフゴールドブラムです。二人は共にに協力しあって、何とか相手の宇宙船に潜入するのです。そこで、バレないように相手のコンピューターに侵入するのです。そして、そこでウィルスを流し 相手のコンピューターが制御不可能になるのです。二人は作戦が成功すると、即刻逃げたち去るのですが、相手もひつこく追いかけて来ます。ですが、それを何とか交わし 地球へと帰還するのです。また、その二人の作戦が成功した為、バリアーが破かれ一気に世界各国が反撃に転じるのです。そして、やがてその宇宙人の宇宙船は破壊されていき、地球の世界各国の勝利となるのです。地球は無事救われ、平和を取り戻すのでが、続編がこの度出ましたので、そちらの方はまた改めてお話したいと思います。

おまえ うまそうだな
10

子供向けの絵柄をかぶった大人向け作品

私はもともと、この作品の原作である絵本を知りませんでした。しかし、それでも十分に楽しめる内容となっていました。
話の流れとしては、草食恐竜に育てられたティラノサウルスの主人公「ハート」が、草食恐竜である「うまそう」を拾い育てていくというものです。ハートは最初はうまそうを食べるつもりで育てていましたが、次第に情が湧き本当の親子のようになっていきます。
この映画には様々な形の「親子」が出てきます。「ハートが肉食恐竜だと分かっていながら守り育てた草食恐竜の母親とハート、そしてその兄弟」「主人公ハートと実の父親であることを隠している最強のティラノサウルス」「草食恐竜の子供たちとそれらを守ろうとする親恐竜たち」そして「うまそうとハート」。うまそうの成長と、どんなピンチにもまっすぐ立ち向かう主人公がかっこよかったです。特に「お前の父親は肉食い(肉食恐竜のこと)だぞ!」と他のティラノサウルスから告げられたうまそうが「知ってるよ」と言うシーンには心を大きく揺さぶられました。

私は母と弟と一緒に3人で見に行きました。映画が終わりまわりを見てみると、やはり子供よりも子供と一緒に来ている親御さん方に泣いているかたが多かったように思います。子供が楽しめるのはもちろん、大人も楽しめるのでオススメです。

The Beatles / ザ・ビートルズ
10

否の打ち所がないThe Beatles

ビートルズは1960年代にポッと出てきたイギリスのバンドですが、とにかくサウンドがかっこいいのです。4人の奏でるアンサンブルは絶妙な形でそれぞれが絡み合います。
ジョン・レノンの歌声は最高で、唯一無二と言えるでしょう。ポール・マッカートニーの弾くベースラインは天才的で、どこかドラマチックです。ジョージ・ハリスンはビートルズの活動の半ば辺りから開花したかなと思いますが、シタールという楽器を使ってみたり、鳴くような素晴らしいギターソロなど才能あふれる方です。そして、ドラムを叩くリンゴ・スターは、パワフルで軽快なビートを叩きますが、実に歌うようなドラムを叩くのです。このようなドラマーはかなり稀な存在であり、もしビートルズのドラマーがリンゴ・スターでなかったとしたら、このバンドはここまで伝説になっていなかったでしょう。
この個々の才能が曲に集結して、バンドサウンドとなったとき、もはや芸術的なのです。コーラスのハーモニーも完成度が高く、聴いていて心地良いのです。

メジャーシーンでは約8年ほどのバンド活動でしたが、1年に1枚以上のペースでアルバムを出していたにも関わらず、それぞれの作品の完成度はかなり高く、20年経っても40年経っても、聴けば素晴らしい曲ばかりです。
活動には初期、中期、後期と大別することができ、初期は当時アイドル扱いされていましたが、ストレートな勢いのあるバンドサウンドかなと思います。中期には、色々と音楽的な実験、試行錯誤をしたようです。当時からすると、前例のない新しい音楽だったことでしょう。後期は、シンプルな楽曲構成に戻り、それでありながら深みのある楽曲が揃っています。
一度聴いてみれば、ご自身でThe Beatlesの良さをきっと感じられることと思います。
全体の印象から細部まで、否の打ち所がないバンドです。

17歳(映画)
9

性と四季

夏。バカンス先で羽目を外してしまったり、好みの異性に目を惹かれてしまうなんてことありませんか?
この映画の主人公イザベルは、初体験をバカンス先で済ませてしまいます。
好奇心旺盛な彼女なのでたくさんの恋を経験していくんだろうなと思っていたのですが…。

秋。地元に帰ってきてからは、売春に時間を費やすことになるんです。
イザベルの年齢は作品名にもなっている17歳。
ネット上では文学部2年生の20歳と偽っています。
名前は「レア」。
お相手はネットで知り合った割と年配の方男性。
情事のシーン、これがすごく美しくて思わず息を飲んでしまいました。
女性はもちろん、男性にも色気が溢れ出ていました。
しかし相手が年配なあまりに、心臓発作で消息してしまう事故が起きてしまいます。
応急処置はしたものの、息を吹き返すことはありません。
レアはその場を去りました。通報することで全てがバレてしまいますからね。
何事もなかったかのように帰宅をしますが、世の中はそんなに上手くいかないみたいです…。

冬。母親の職場に警察が現れ、全てを話しました。
「死にたいほど悲しい」と言いながら娘を殴るシーンが印象的でした、親だからこそ心の底から怒り、悲しんでいるのがよく分かります。
その後は精神科にも通い、ベビーシッターのバイトを60ユーロで始めました。
男性から貰っていたのは300ユーロなので、彼女にはすごく物足りないと思います。

春。また衝撃的なことが起こります。
禁止されていた携帯をチェックすると、亡くなった男性の妻からメールが届いていました。
待ち合わせ場所に現れた初老の女性は、「会いたかったの。夫の姿を最後に見た女に」と。
「私も17歳で夫と出会った 私に勇気があったら、男にお金を払わせセックスしたかった」「老いた今では私が払わないとね」とイザベルに語りかけます。
「ごめんなさい」と言ったイザベルは何を思っていたのか気になります。

この後二人はどうなるのかと思いますよね…?
まさかの展開、そして妻の粋な行動に注目してラストまで鑑賞してください。

UVERworld / ウーバーワールド / SOUND極ROAD
10

タイトルなし

滋賀県出身6人組ロックバンドです。メンバーはボーカルのTAKUYA∞、ギター兼リーダーの克哉、ベースの信人、サックスの誠果、ギターの彰、ドラムの真太郎です。
幼馴染のメンバーがほとんどで、とても仲が良い印象を受けます。バンド名の意味は自分たちの世界をも越えるとなっており常に進化していくバンド、そういう印象を受けます。
ファンは「Crew」と呼ばれていて、ライブ会場でも交流があったりととても楽しいです。
そしてLIVEがとにかくアツいです。会場全員が一体となって盛り上がる様は、ライブ映像を見ただけでは味わえないものがあると思います。またメンバーのTAKUYA∞や真太郎のトークもとても面白くただアツいだけじゃなく適度に笑いもある、でもほんとに伝えたいことは真剣に、という姿勢がとても良いと思います。また、特徴的だと思うのが男祭り、女祭りという珍しいスタイルでのライブもあるという点です。私は行ったことはありませんが同性がほとんどというライブもとても盛り上がりそうで行ってみたいと思っています。また、僕のヒーローアカデミアや機動戦士ガンダムOO等でOPや主題歌も歌っていてアニソンからも入れるバンドです。是非聴いてみてください。

賭ケグルイ / Kakegurui - Compulsive Gambler
7

学園の中で繰り広げられるギャンブルの世界

学園に転校してきた蛇喰夢子が主人公となります。転校してくると、そこはギャンブルで全てが成立するところでした。転校だった夢子はすぐにクラスのトップにギャンブルで対戦するように話を持ち掛けられ、それを受け入れてしまう。みんな夢子が負けると思っていたが、夢子はまさかの逆転勝ちをしてクラスから歓迎される。その時の賭けた金額は高く、対戦したマリアは借金が出来てしまう。夢子は着々とギャンブルをしながら学校中で有名になっていき、学校で最強と言われている生徒会長と賭けをしたいと思うようになる。しかし、生徒会の一人と対戦する時に勝つと思われていた場面で、生徒会長が穴熊をして夢子は負けてしまう。5億の借金をしてしまった夢子だが、ギャンブルをして借金が返せるようになる。生徒会長とのギャンブルを目指している夢子は他の生徒会の人たちからもギャンブルを申し込まれ、すべて勝ち続けている。その中でクラスの友達として、夢子と最初に戦ったマリアとマリアの奴隷であった鈴木が一緒にいるようになる。まだまだ、マンガも続いており今後もいろいろな登場人物が出てくるので楽しみです。またマリアが主人公のマンガもあるので、そちらもみながらだとおもしろいと思います。

幽☆遊☆白書 / 幽遊白書 / 幽白 / Yu Yu Hakusho
10

キャラクターの複雑な心理が魅力的

人間界と霊界と魔界が存在する世界で、不良の男子中学生「浦飯遊助」が主人公のバトル系漫画です。
霊力を駆使して不良仲間や協力的な妖怪と共に異なる立場の人間や妖怪と闘います。
グロテスクな描写や多様な価値観を持つ心理に惹きつけられます。
一般的な価値観とは大きく外れたような思考判断をするキャラクターがたくさん出てきます。

人気の敵キャラを1人紹介します。
「戸愚呂(弟)」は強い肉体を維持するために妖怪に転身した元人間の格闘家です。
妖怪に仲間と弟子を殺されたことで圧倒的な力に絶望し、慢心していた自身の甘さを捨てるために孤独の道を選びました。
強くなって妖怪へ復讐を果たしますが、彼は自身を許せませんでした。
圧倒的な力を手にした自身が100%の力で闘える相手を待ち望みます。
彼を倒したのは仲間のために120%の力を出せる浦飯でした。
圧倒的な力には誰にも勝てないという自身の価値観を否定することになったのが、
かつて求めていた仲間とのつながりから生まれる力であることに少し晴れた表情を見せます。
死んだ後に彼は一番辛い地獄に行くことをを自ら選択します。
慢心していた自分の甘さへの悔いは晴れていないからです。
彼の最後の言葉は自身の知る以上の強さをもつ浦飯への期待と仲間への感謝でした。

強敵と闘ったあとに浦飯が相手の価値観に影響を受けてるような発言の変化が感じられるのも面白いです。
時間を経てから読むと新たに理解できる複雑な人間心理が作品の大きな魅力と思います。

rumania montevideo
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rumania montevideoは良い曲がいっぱいある

1998年から2002年の間に活動していた日本の女性ボーカルバンドで、名探偵コナンの主題歌なども担当したことがあります。
メジャーとしてはシングルを7枚とアルバムを3枚発表しています。
一枚目のアルバム「rumania montevideo」は初期衝動を表現したストレートな作品です。
まず、シングルで名探偵コナンの主題歌になった「Still for your love」は静と動を持ち合わせた感動的な曲で、他にも爽やで強さを感じさせる「Anny」等良い曲が収録されています。
2枚目のアルバム「Girl,girl,boy,girl,boy」はよりポップな方向性の作品です。
前作を継承した「誰も知らない夜明け」や「デジタルミュージックパワー」等、より元気で明るい曲が収録されています。
3枚目のアルバム「MO' BETTER TRACKS」は完成度が高く、少し渋い感じの曲調の曲も収録されています。
まず一曲目に収録された「I'll be with you」と「tender rain」は前作までのサウンドを継承した少し切ない曲で、「HARD RAIN」はレイドバックした感じの渋めの曲調でとても情熱的でカッコ良いです。他にも前向きな「All by myself」等良い曲がたくさん収録されています。
3枚で解散してしまいましたが、力強いサウンドとドラムを兼任する女性ヴォーカルの凛とした歌声がとても気持ち良いバンドです。