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akko8717のレビュー・評価・感想 (2/2)

じゃりン子チエ
9

このアニメのキャラが本当にいるんじゃないかと思える

じゃりン子チエはとにかく冒頭から笑えるのですが、なぜかせつない気持ちになる不思議な作品です。
主人公のチエちゃんの父親のテツは働かないし、喧嘩するしギャンブルもするし、家族を困らせる。もうどうしようもない奴なのですが、どこか憎めない愛嬌があります。父親のテツのせいで母親が家を出てしまったり、時々チエちゃんが不遇すぎて可愛そうでもやもやするところもありますが、チエちゃんの明るい性格でそんな気持ちを跳ね返してくれるので、見ていて安心します。
声優さんもみんなはまり役で、演技がとても素晴らしいです。特に主人公のチエちゃんのしゃべり方や、父親のテツのしゃべり方がすごいです。方言もきついのですが違和感なく、このアニメのキャラが本当にいるんじゃないかと思えるほどです。ただ、チエちゃんが小学生なのに勉強もできず、生活のために働かされていたり、お酒を進められてお酒を飲んだり、放送禁止用語もたびたびでてくるので、その辺が気になるかたにはおすすめできません。しかし、かわいいアニメキャラやとにかくきれいな映像のアニメがたくさんある昨今、こちらのアニメを見ないのはとてももったいないと思うので、アニメ好きの方に強くおすすめしたい作品の一つです。

LOUDNESS
8

80年代ヘビーメタル代表

高校生の頃、ハードロック&ヘビーメタルの一大ブームが来た。
皆下手なりにバンド組んだりしてコピーして楽しんだものだ。
当時は欧米中心だったが和製バンド代表がラウドネスだった。
演奏レベルが高くてコピーもままならなくて、コピーしてるアマバンドはレベルが高くて、憧れの的で人気でたものだ。
特にギターの高崎はライトハンド奏法を世界に知らしめた第一人者だ。
皆、バンヘイレンって言うが実は高崎なのだ。

何故今さら?って感じだが、ふとギターを再開したい気持ちになり珍しく某レンタルビデオ屋に行くと、ハードロック&ヘビーメタルコーナーが結構あるのに驚いた。
ブームの再来か?人に聞いたらベビーメタルってアイドルバンドが売れてるからだとか。興味なし。コーナーを見ると、欧米が殆どで和製は少ないのが残念だった。でもラウドネスはあった。
嬉しかった。昔の同級生に会った気分で見ていた。新しいアルバムも出しているので借りた。

彼らは現役だ。かなりの年だが、演奏に陰りはなかった。
残念なのは初期ドラムが亡くなった事だが、初期ボーカルが復帰している。
彼らの奏でる音楽はヘビーメタルの枠内だけではもったいないし、高崎はラウドネスをロックバンドと言っているらしい(笑)
そしてスピード感ある演奏は一聴の価値はある。死ぬまで頑張って欲しい。応援してます。

ファイナルファンタジーX / FINAL FANTASY X / FFX / FF10
10

一見恋愛がテーマのように思われるが…

約20年前に発売されたゲームではありますが、今でも十分楽しめるゲームだと思います。
発売当時のCMでは、キスシーンがとても有名で、恋愛がテーマのRPGのように思われますが、実はそうではないのです。
主人公ティーダは、有名なブリッツボール選手である父親ジェクトに対して、はじめは軽蔑や恨みといった感情を見せています。しかし、スピラという世界にやって来て、様々な背景を背負った仲間たちと、シンを倒すという旅をする中で、ジェクトのスピラでの足跡も辿って行きます。辿っているうちに、ジェクトに対する感情の変化が現れ、ラストでは、ティーダとジェクトは再開を果たします。ティーダとジェクトがお互いの関係性を見つめるといったことが、このファイナルファンタジー10での大きなテーマの一つであると思います。もちろんユウナとティーダの恋愛的な関わりも注目ですが、それ以上に、親子での関わり、親子愛といったテーマがファイナルファンタジー10が訴えたいことのテーマの一つではないかと私は思いました。
他にも、ファイナルファンタジー10では様々な魅力があります。主人公ティーダが異世界からスピラにやってきたという設定のため、ティーダ=プレイヤーとなるため、プレイヤーがゲームにとても引き込まれやすいと思います。また、キャラクターにもひとりひとり物語があることで、より一層キャラクターに魅力を感じますし、愛着が湧きます。
私はもう何度もプレイしていますが、毎回楽しくプレイしています。
プレイしたことがない方にはぜひオススメしたいゲームのひとつです。

それいけ!アンパンマン
10

正義とは何か

アニメ放送開始から約30年。
アンパンマンは子供から愛されるヒーローですよね。
今ではゲストキャラクター同士の話が多く、内容も薄くなりがちなのですが、放送から3年以内のエピソードや映画ではなかなか重たいテーマを扱った回もあり、大人も見入ってしまうことでしょう。

新しいパンを生み出したいジャムおじさん、アンパンを焼いているときに空から流れ星が降ってきました。
降ってきたのは「命の星」、アンパンマンはそこで誕生しました。
アンパンマンの最大のライバルであるばいきんまん。生まれる前からアンパンマンを倒すために、流れ星である命の星を、生まれる前の卵に入った状態でばいきん星から追いかけてきます。「生まれる前からのライバル」ですね。
アニメ開始から30年間、ばいきんまんはずっとアンパンマンを倒すために日々がんばっています。

私が一番おすすめしたいエピソードが「アンパンマンととぶ木馬」です。
ばいきんまんとドキンちゃんが「メリーゴーランドに乗りたい!」と変装して街の遊園地に遊びに行きました。
変装が相変わらず甘かったため、ばいきんまんだと周りにバレてしまい逃げられてしまいます。
「俺さま達メリーゴーランドに乗りたかっただけなのに…」
結局メリーゴーランドには乗れず、気分が落ち込む二人。
ばいきんまんは得意の発明で「とぶ木馬」を作り、大好きなドキンちゃんにプレゼントをしました。
木馬はドキンちゃんが乗ると暴走してしまい、ばいきんまんも止められないほどになってしまいました。
自分ではドキンちゃんを助けられない…
そんなときにアンパンマンが助けにきました。とぶ木馬に蹴られて顔が歪んでしまい、新しい顔が必要になりました。
「アンパンマン!助けてくれ!ドキンちゃんが大変なんだ!!」
パン工場に行き、ジャムおじさんたちに新しい顔を作ってくれと頼むばいきんまん。
嘘をついているんじゃないか、罠なんじゃないのかと疑うパン工場の人たち。
しかしばいきんまんは必至に説明し、何とか新しい顔をもらうことができました。
新しい顔になり、木馬からドキンちゃんを助け出すことができました。

1000話を超えるエピソードの中でアンパンマンとばいきんまんが協力する話はほとんどありません。
このエピソードは最初最終回になるはずだったそうです。
普段悪いことばかりしているばいきんまん、だから悪いことをしていないときにも周りに怖がられてしまう。
アンパンマンは正義の味方であり、「悪の敵」ではないのです。
なのでばいきんまんが悪いことをしていない、と思い協力したのです。

アンパンマンには「正義とは何か」というメッセージ性があり、映画でもそのテーマを取り扱ったものもあります。
子供向けアニメだろ、と馬鹿にせずに一度見てみることをお勧めします。

カウンターストライク:グローバルオフェンシブ
7

戦略が重要なゲーム

このCS:GOというゲームは、世界中でプレイされており、色々な国で世界大会が開催されるFPSゲームです。
5対5で試合が進行して行きます、ルールは爆弾を守るチームと、その爆弾解除をするチームに分かれて試合をします。課金武器などは無く、平等になっています、
特徴的なのはマネーを管理しながら武器を購入するという所があります。このマネーは武器や防具を購入する時に必要なので、しっかりと管理しなければ後々チームが苦しくなります。なのでマネー管理が苦手という方は少し難しいかもしれません。
攻撃側がA地点に爆破させると見せかけて実はBに爆弾を設置したりフェイクする展開があったりと面白い展開があります、他にもハンドガンだけ購入して出来る限りマネーを使わないラウンドなど戦略が求められるのでとても楽しいゲームだと思います。先ほど言っていた世界大会を視聴して色々と研究したり出来ますのでとても良いと思います、最近では日本チームも発展して来て今後eスポーツの発展がとても楽しみです。

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡
10

久々に見た面白いサバイバル映画

主演はハリーポッターでも有名なダニエル・ラドクリフ。
ボリビア現地で出会った2人の仲間及び先導役とともに、ジャングル奥深くの秘境の地を求めて進んでいく物語。その中で人間の脆さ、弱さ、そして仲間の大切さを改めて認識することのできるストーリーである。
壮大な自然を土台とするこの手の映画は、ありきたりな構成内容のものが多い気がするが、本作品に関しては非常に没入感があり、随所にハラハラさせられる展開が盛り込まれている。土台となっているジャングルの雄大さや恐さにも目を見張るものがあり、見どころの一つになっている。
一方で、ジャングルの中を進むという一筋縄ではいかない過酷な状況下において、裏切りや仲間割れなど、次第に人間の本性が表れる様子や、理性が崩壊していく様がリアルに描写されている。こうした人間の脆さや弱さを、ストーリの中で絶妙に描写して組み込んでいる様子が、ストーリーをいい意味で複雑にさせ、興味や面白さを引き立てている。
この物語の中で特に印象に残っている場面として、イカダで川を下っている最中に、多少の気の緩みからか、激流に飲み込まれて岩に打ち付けられ、仲間とはぐれてしまうという部分を挙げたい。私自身、ラフティングでの激流下りの経験があり、その最中でボートから落ちてしまったことがあるのだが、そのときの恐怖が頭をよぎった。これほどの激流の中で落ちてしまい、どうすることもできずに岩に張り付いていることが、どれほど恐怖か想像に耐えがたかった。それだけに、特に印象に残っているのかもしれない。
いずれにしても一見の価値はある映画なので、こうしたジャンルの映画に興味がない方でも騙されたと思って一度は見てみることをお勧めしたい。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー / Solo: A Star Wars Story
5

期待はずれのサイドストーリー

スターウォーズのなかでも人気のキャラであるハン・ソロのサイドストーリーということで、見に行きました。
チューバッカとの出会いや、ファルコン号を手に入れるところなど、ファンなら観ておきたいシーンがあって良かったものの、役者が違う分、やはり感情移入ができませんでした。こういったサイドストーリーは別のものとして観なければならないのは分かっているものの、本編のハン・ソロが表情や声色などで非常に魅力があるので、偽物感が拭えません。
前回のサイドストーリーである「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が優れていたので、正直に言うと、「ハン・ソロ」は期待はずれだったという印象です。
ストーリー自体もとてもシンプルで、予想通りの展開です。
しかし、ここはやはりスターウォーズ。アクションシーンなどの映像が格好よく、それだけでも観る価値はあったかもしれません。全体的にはまとまっていて、安定したレベルの作品ではありましたが、特別良かったというものではなく、「ファンとして観たけれど、このサイドストーリーは不要だったのではないか」と思っているスターウォーズファンは多いんじゃないかと思いました。可もなく不可もなくというのが評価です。

ミラクルニキ
10

乙女心が満たされます

簡単に言えば、主人公の少女「ニキ」の洋服をコーディネイトして、コーデバトルで勝ち進んで、ストーリーを進めていくゲームです。
無課金でも十分に楽しめます。「おしゃれには自信ないけどコーディネイトや洋服が好き!」という方にもおススメです。
主人公の少女ニキも可愛いし、洋服も素敵なものばかり。全体の色合いも明るいトーンで、見ているだけで乙女心がトキメキます。音楽も静かな感じで、一人静かに過ごしたい時にも出来るゲームです。

単純にコーディネイトをするだけでなく、ストーリーも波乱を含んだ展開をしていくので、やり甲斐が感じられます。こまめににゲーム内のイベントが開催されるので、長期に渡りプレイしていても飽きを感じさせません。現時点で未公開のストーリーもあるので今後に期待です。
出てくるNPCも個性豊かで愛着が持てます。ゲーム内の「光のギャラリー」では自分の好きなコーデを『コーデ日記』として保存できます(保存枚数上限あり)。そして、他のユーザーのコーデを閲覧したり、そのコーデにコメントやボタンで返信したりできます。
また、2ショット撮影機能では、気に入った他のユーザーのコーデと2ショット撮影も出来ます。かと言って必要以上に他のユーザーと絡む要素はありません。他にも毎日出来る無料ガチャもあり、無課金で行き詰ってもすぐに解消されます。
おしゃれから遠のいてしまい、しぼんでしまった乙女心が満たされて女子力を思い出しました(笑)

凪のお暇
10

頑張るアラサ―女子に読んでほしい!

本当はそう思ってなくても分かる~と同調したり、SNSチェックしてイイね押しまくったり、仕事を押し付けられても嫌な顔一つせず、、とにかく人に合わせて合わせて生きてきたアラサ―女子の話です。たいしてやりたいこともないけど、今の彼氏と結婚できれば逆転できると思ってはいたものの、そんな自分を変えたい!と仕事も彼氏も手放す主人公の凪。少しお暇をもらって、心の底から変えたいと思った人生を変えることが出来るのか?
誰もが感じている仕事や、人間関係での憂鬱を凪が代弁してくれるので、アラサ―女子ならきっと共感できると思います。今までになかった体験や、人との出会いを通して、感じたことにない気持ちになったり、行ったことにない場所へ行ったり、人に意見をいうことが出来るようになったりする凪を応援したくなります。また、一筋縄では変われない自分にやきもきしたり、新しい恋愛がうまくいかなかったりと、結構リアルなシーンも描かれているので、その葛藤すら共感できます。
お前は変われないよ、と登場する元彼氏、他にもそれぞれ悩みを抱える様々な人間模様が描かれ、周りの登場人物との関係も必見です。
そんな凪の唯一の趣味は節約。
漫画の中で、節約術や節約レシピも出てくるので、参考にするのも楽しいです。

UNICORN / ユニコーン
10

唯一無二のニッポンのロックバンド。

80年代後半から沸き起こった空前のバンドブーム。その中でも突出した人気を誇り、バンドキッズやバンギャルを熱狂させたバンドがUNICORNです。人気絶頂の中、1993年に解散しますが、16年後の2009年に奇跡の復活を遂げます。解散の経緯や、その後のメンバーの動向から絶対に再結成はあり得ないと思っていたファンが多く、その思いを良い形で裏切った再結成はファンを驚かせました。

バンドのスタイルとして、メンバー全員が作詞・作曲し、メンバー全員がボーカルをとるというスタイルです。楽曲も個性的なモノが多く、アレンジも多彩。ジャンルに囚われない、まさに音を楽しむ事を実践する曲作りに多くのミュージシャンが影響を受けたと公言しています。それは既に「UNICORN」という一つのジャンルになっていると言っても過言ではありません。

2000年初頭にバンドブーム時代のバンドの再結成が目立ちました。UNICORNもそのムーブメントの一種かとも思われましたが、そうではありませんでした。
多くの再結成バンドが昔の曲を演奏するだけの回顧的再結成で、新譜のリリースや全国ツアーを行う事もなく、一部のコアなファンに向けての再結成だったのですが、UNICORNは再結成時に全曲新曲の新譜をリリースし、アリーナ級のホールを含んだ全国ツアーを行い、チケットも完売させました。

その後も定期的に新譜をリリース、ツアーを行うという活動を精力的に行って、今となってはデビューから解散までの年数より再結成後の年数が長くなりました。

2017年にはデビュー30周年を迎え、メンバー全員が50歳を超えましたが、その勢いは衰えません。

文豪ストレイドッグス / 文スト / Bungo Stray Dogs
8

文豪の名を持つ者たちの異能力バトルアクション

「文豪ストレイドッグス」は、2013年からヤングエースで連載されている漫画だ。ジャンルは異能バトル漫画だと言えるだろう。ただこの作品の特異な点は、登場人物が実在する文豪たちの名前を持ち、作品にちなんだ異能力を駆使して戦うところにある。
例えば主人公の中島敦の異能力は「月下獣」。虎の姿と力を得る能力である。「山月記」から来ていることは一目瞭然であろう。また敦を導く存在である太宰治は「人間失格」など、そのままのネーミングから少し捻ったものまでバリエーション豊かである。

物語は横浜(後にヨコハマと表記が変えられている)、「武装探偵社」が巻き込まれる抗争を中心に描かれる。森鷗外が率い、太宰治のかつての相棒である中原中也が在籍するポートマフィア、フィッツジェラルドが率い、モンゴメリやスタインベックが在籍する組合(ギルド)、そして新たな敵対勢力など、武装探偵社は大きな戦いに巻き込まれていく。
2016年には分割2クールでアニメ化された。特に人気のあるエピソードは小説版を原作とした「黒の時代」で、若き日の太宰治を主人公に、史実での無頼派作家、「三羽烏」の人間模様を描いたノワール的作品だ。本編とはまた違うシリアスな雰囲気も、魅力のひとつであろう。また、2016年には舞台化もされている。
2017年には映画化されている。映画では澁澤龍彦が敦たちの前に立ちはだかる。
これからも楽しみな作品である。

ラ・ラ・ランド / La La Land
4

好みが分かれる

絶賛の声が多く聞かれる話題作とのことでしたが、個人的には期待ほどではなかったなという感じです。
映画のかなりの部分を占めるミュージカル。その部分が好きな人はかなりおすすめの作品です。一方で、ミュージカルあまりなじみのない人や、興味のない人にとっては退屈になってしまうと思います。
映画館に行ってもちらほら寝てしまっている人も見受けられました。
内容に関してはぐっとくる部分もありました。主演のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが務める二人の恋の動きにも目が離せないし、その中で、お互いに自分の夢に苦難にぶち当たりながら追いかけるリアルな日々を描いています。ライアン・ゴズリング演じるセブはピアニストで、歴史ある店が売れないジャズを諦める現状を嘆いて古き良きジャズを愛でる自分の店を持つことを考えていました。しかし、周りからは反対され、安定した職業に就くようにいわれることもありました。
エマ・ストーン演じるミアは女優の卵で、いくつものオーディションを受け続けるけるものの、落ちてばかりの繰り返し。自分には女優の才能がないとまで嘆くようになりました。
この二人の恋の模様とどこまでも諦めない姿勢に心打たれました。そして、本当に自分が幸せだと思う道に迷いなく進む力強さをもらいました。

セブン・イヤーズ・イン・チベット / Seven Years in Tibet
8

私の好きなブラット・ピット主演映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」

この映画は、オーストリア人登山家ハインリッヒ・ハラー(ブラット・ピット)とダライラマ14世の実話を描いた映画です。
この映画は、第二次世界大戦間際から始まります。
この当時、オーストリアがナチスの配下にありました。
ハラーは、ヒマラヤに登頂に向かいましたが、悪天候などでヒマラヤ登頂を断念します。
その下山途中で、ナチスと敵対するイギリス軍に捕まり、捕虜収容所に収監されます。
しかし、捕虜収容所を脱走し、仲間のペーターと共にチベットに渡ります。
そして、その後ダライラマ14世と出会うことになるのです。
ハラーはダライラマ14世と出会い、彼は徐々に変化していきます。
ハラーは自己中心的なところがあり、協調性に欠けるため嫌われる存在でした。
しかし、ダライラマと出会い関わっていくことで彼自身の考え方が変わっていきます。
映画の冒頭と終盤を比べると、彼の変化がよくわかります。
チベットという神秘的な土地柄と、人々の優しさがそうさせたのかもしれません。
派手なシーンなどはありませんが、何とも言えないところがあり、見入ってしまう映画です。
休日にゆっくり見るにはいい映画なのでオススメしたいです。