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NNN3のレビュー・評価・感想 (2/2)

検察側の罪人 / KILLING FOR THE PROSECUTION
10

これが「目」と「表情」で語る映画だ!

沖野(二宮和也)の怒涛の取り調べシーン。あれは言わずもがなこの作品の見所です。アドリブだと言われている「その辺で首吊って死んでくれるか?」を初めて聞いたときは思わず震えあがりました。でも、見所はそれだけではないんです。最上(木村拓哉)の目で語る焦り、悔しさ、正義が導く矛先が変わった瞬間は観ているこちら側がゾクっとしてしまいます。また、最上の変化に気づき、疑問を抱き始める沖野の苦しみ、辛さ、葛藤が見える表情もこちらが顔をしかめてしまうほどです。さらに、橘(吉高由里子)の今にも消えてしまいそうなのに、芯の通っている声が、最上と沖野をより一層引き立てていると思います。私は、はっきり言ってこの映画は1回みただけでは分からないと思います。2度も3度も見ることで、やっと物語がなにを表しているのかが目に見えて来ます。映画のラストシーンでは、最上と沖野それぞれの正義が真っ向からぶつかり合います。なぜ沖野はあのタイミングで叫んだのか。最上はなぜハーモニカを持って外に出たのか。それを踏まえて2回目の鑑賞をすることをお勧めします。そして、現代の日本の社会問題についても勉強しておくとより良いかもしれません。あなたもこの映画を見たら、エンドロールの時間があっという間に感じますよ。

はたらく細胞 / Cells at Work!
10

可愛くて尊いだけではなく、人間のからだの仕組みを本格的に学べる新感覚のアニメ。

私たちの体の中の細胞を擬人化した新感覚のアニメです。それぞれの細胞たちが自分の約割を仕事として、世界の平和(=からだの健康)を維持するために奮闘するのが、なんとも健気で微笑ましい気持ちにさせてくれます。
主人公は酸素の配送屋さんである赤血球の女の子なのですが、体のあまりの広さに、いつも迷子になってしまうドジっ子ちゃんです。その他のキャラクターたちもみんな魅力的で、細菌やウイルスの猛威から細胞たちを守るクールだけど優しい白血球のお兄さんや、ただただ可愛すぎる幼稚園児の血小板ちゃんたちなど、視聴者のハートを鷲掴みにしてくれます。
世間では、深夜アニメ=秋葉原系、オタクといったイメージがまだまだ拭いきれませんが、「はたらく細胞」は普段アニメを見ない人でも楽しめるし、細胞たちが愛らしいキャラクターに擬人化されていることで、非常にわかりやすく本格的に体の仕組みを知れる素晴らしいアニメです。
その完成度の高さから、視聴者からは「流血シーンさえなければ、朝の教育番組で流してほしいレベル」との声もあがっています。一話完結型なので、今から見始めても全然楽しめます。

いとうかなこ
8

作品の臨場感を歌い上げるアニソンシンガー

いとうかなこさんの歌声は、どこか神秘的で現実離れしています。
ファンタジーアニメの主題歌を歌ってることが多いでしょうか。
いとうかなこさんが歌うと、なぜが作品とマッチして聞こえるのが不思議ですね。

いとうかなこさんの歌の中で特に印象に残っているのは、アニメ『SchoolDays』のテーマソングです。
地上波で公開禁止とされた最終話のエンディングでは、いとうかなこさんの『悲しみの向こうへ』がそのシーンの残酷性を物語るように流れていました。

主人公の伊藤誠が、自分の赤ちゃんを宿してしまった第一の恋人・西園寺世界に滅多刺しにされている部分で、『悲しみの向こうへ』が流れ始めるのです。
そして、誠と同居している第二の恋人・桂言葉が、誠の遺体を発見し、首だけを切り取り、誠の携帯で世界を学校の屋上に呼び出します。
屋上に呼び出された世界は、そこで待っていたのは誠ではなく言葉でした。
言葉は誠の敵討ちと言わんばかりに、世界の腹を掻っ捌きます。
そして、腹の中をまさぐり、こうつぶやくのです
「ほら、やっぱりなにもいないじゃないですか…」と。
最終シーン海に漂う船の甲板で、誠の頭部を抱いて横たわっている言葉のシーンがあって、音楽もちょうど終わるのです。

『悲しみの向こうへ』は『SchoolDays』の最終話にとても合った曲だったと思います。
「悲しみの向こうへとたどり着けるなら ぼくはもういらないよ ぬくもりも明日も」という歌詞があるのですが、その部分は現実を失った三人への弔いのようにも聞こえました。
自分が聞いた中でも、一番印象に残り、いとうかなこさんの良さが一番現れている曲だと思いました。

よつばと! / Yotsuba&!
10

静かに有名になっていく作品

この漫画の1番の見どころポイントは、なんといっても丁寧な作画。
キャラクターは比較的、愛嬌のある丸みを帯びた描き方になっているのですが、注目すべきは背景。すべて手描きにもかかわらず、細部まで丁寧に線が引かれています。
奥の棚の中にあるお皿、外にある看板の文字、すべてが細かく描かており、写真をそのままモノクロにしたような錯覚に陥ります。
あまりにも丁寧に描かれているので、細部を見ようとすると、ページをめくるのに少し時間がかかる作品です。

そして、舞台は夏、物語の主人公は小岩井よつば。5歳の女の子です。
よつばちゃんのお父さん、¨とーちゃん¨とよつばちゃんが、とある家に引っ越してくるところから物語が始まります。
家のお隣さんは3姉妹の魅力的なキャラクター。
美人大学生の長女・あさぎ、しっかり者の高校生の次女・ふうか、真面目な小学生の三女・えな。
よつばちゃんの相手をしてくれて、どの子も性格が違い活き活きとしたキャラクターです。
この漫画、巻数が増すことに、よつばちゃんが少しずつ成長していきます。
子供である期間は短いです。きっとどの子も親が見ないうちに、人知れず大人になっていくのでしょう。
ぜひこの漫画で、子供の成長と少し寂しくなる感情を知ってほしいなぁと思います。

ぐらんぶる / Grand Blue
9

タイトルなし

「ぐらんぶる」と聞くと、グランブルーファンタジーを思いつくかもしれませんが、それは全く違っていて、この漫画は大学生生活のお話です。
主人公の伊織は、大学入学ということで知り合いのいとこの家に住むことになりました。そこはダイビングショップを経営していて、伊織の通う大学のサークルの拠点となっている場所でした。初っ端から裸でいた先輩に追いかけられるほど無理矢理にダイビングサークルに入らされてしまいました。最初は渋っていた伊織でしたが、徐々にダイビングをしていくうちにダイビングの楽しさがわかっていきます。
またこのサークルの特徴といえるのは、お酒を飲むことです。裸でお酒を飲んだり、お酒についてのネタでは底をつきません。伊織は大学生初日から先輩と飲み、学校の前でパンツ一枚で過ごすという状況になった。そこで服をもらうために新入生を一人連れてくるということで、今村耕平というオタクを無理矢理引き入れた。その一部だけでもギャグ満載であり、楽しめるものになっています。
伊織の学部はほとんど男しかおらず、特に伊織とつるんでいる仲間たちは皆モテタイと思っており、そこでの争いが毎度度が過ぎており飽きません。それ以外にも伊織のいとこだったりほかの大学からサークルに来た女の子だったり、はたまた教授だったりいろいろな人との掛け合い目が離せません。どこを読んでも面白いと思うので読んでみてはいかがでしょう。

Mrs. GREEN APPLE / ミセスグリーンアップル
9

タイトルなし

Mrs GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)とは、2013年に結成され2015年にメジャーデビューした5人組みのバンドです。アイドルやダンスグループ全盛の音楽シーンに現れた正統派バンド。楽曲も歌詞もキャッチーでポップで、これは今の紅白歌合戦常連のアーティストもうかうかしてはいられないでしょう。

ボーカルの大森元貴、ギターの若井滉斗は中学時代の同級生で、この2人を中心に結成されました。メンバー4人は20代前半とフレッシュなバンドです。ドラムの高野清宗は最年長の26歳ですが、何か違うという理由から一瞬でバンドのリーダーから外されたという中々面白い人です。キーボードの藤澤涼架はバンドに加入するまではクラシックピアノを習っていて、フルートの腕前もかなりのもの。ドラムスの山中綾香は紅一点ですが、性格はメンバーで一番男らしいそうです。
Mrs GREEN APPLEは2015年7月にミニアルバム「Variety」でメジャーデビューしましたが、その年の12月にリリースされた1stシングル「Speaking」がアニメ「遊☆戯☆王ARC-V」のエンディングテーマになるなどして、中高生を中心に人気に火が点きました。
バンド名のグリーンアップルには、リンゴが赤くなる前、つまり熟す前の新鮮な気持ち、初心を忘れないようにという意味も込められています。Mrs GREEN APPLEの旬はまだまだこれから、彼らがどのような色に変化していくか楽しみです。

カメラを止めるな!
10

カメラを止めるな!!!

ツイッターでめちゃくちゃ話題になってて、これは見ないと波に乗れないな〜ということで見に行きました。単純に、すっごい面白かった。声出して笑いました。前情報ほとんどナシで行ったのが良かったのかなと。
まず、前半のゾンビ映画の時点では「ほんとにこれが話題?最高って言われたから妹連れてきちゃったのに怒られる…」って思うほどの出来で、え、これで終わり?ほんとに?やばくない?と思いましたが、後半の伏線回収がえげつない。全てを笑いに持って行ってくれました。
前半で「あれ?なんか変」って思っていたところは、全部後半で爆笑できるポイントなんですよね。個人的に一番面白かったのは、途中でトイレを我慢できなかったあの人ですね。笑 「そういうことだったのか〜!」と全てに笑いが止まりませんでした。
映画館、ほとんど埋まってるほど大盛況でしたが。みんなで笑って楽しめる映画ってそうそうないんじゃないかと思います。そういう意味でも、絶対に映画館で見るべき。一体感がちがう。
まぁまぁ映画は見る方ですが、人生で見た映画のベスト3には入ったなと思っています。ぜひまた見たい。また何も知らない時に戻ってから見たいと思ってしまうほど面白いです。

きっと、うまくいく / 3 Idiots
10

一度は見てほしい!歌も踊りも感動もあるインド映画

インド映画はこれまでに見たことがなく、歌って踊るというイメージしかありませんでしたが、この映画を見て180度認識が変わりました。3時間ほどの長めの映画ですが、時間を忘れるくらい見入ってしまいました。
国や言葉や文化が違えど、親が子に求めるもの、期待するものは同じで、それに対して子供が感じることも同じなんだな、と妙に共感できる部分がありました。学生時代の苦しかったことや仲間のことを思い出して、何度も泣いてしまいました。これまで映画やドラマでは泣いたことがなかったのですが、ティッシュが手放せないほどでした。
シリアスな場面とコミカルな、それこそインド映画特有のミュージカル風な場面も絶妙に挟まれていて、感動あり、笑いありで本当にあっという間でした。インド映画の俳優さんの濃さも素敵で、パワフルで見ていて圧倒されました。よくぞ3時間に詰め込んだ!と思わせるほどです。
爽快な気持ちでラストも迎え、見た後にこんなに爽快な気分になれる映画は初めてでした。パッケージからは思いもよらない、良い意味で裏切られた本当に心に響く映画です。おすすめの映画と言われたら、絶対にこの作品を一番にあげます。ぜひ、インド映画だからと敬遠せずに一度は見てほしい映画です。

多田くんは恋をしない / 多田恋 / ただこい / Tada Never Falls in Love
10

2018年春アニメ、最高のラブストーリー

自分的にすごく面白かった、2014年のアニメ『月刊少女野崎くん』の製作スタッフが創る新作オリジナルアニメということで、かなり期待していたのですが、その期待以上の名作でした。
主人公の男子高校生・多田と、異国の女王様候補・テレサの恋愛模様が純粋で初々しく、どちらかといえば私は恋愛アニメが苦手ですがつい「頑張れ!」と応援してしまいました。また、ところどころに入るギャグ要素も恋愛と良い感じに混ざっていて、観ていて飽きない作品です。構成や脚本が上手なのかなと思いました。
私は写真部の部長・ピン先輩が、いつも近くにいる幼なじみ・日向子が自分の好きなグラビアアイドルだと全く気が付かないところが面白くて好きです。サブキャラクターたちの恋愛模様は、メインの多田・テレサと違って面白い方向に複雑になっているので、そこも観ていてハラハラドキドキしてしまいました。
ちなみに声優さんの演技も上手です。とくにテレサの声の石見舞菜香さんは新人さんですが、花澤香菜さんのようなふわふわボイスで、とても癒されました。出演男性声優さんはベテラン、女性声優さんは新人、という感じですが、新人さんもベテラン勢に負けていない感じがします。

美女と野獣 / Beauty and the Beast
3

実写版の美女と野獣

こちらは2017年に公開された、実写版の「美女と野獣」です。
私は元々ディズニーが好きで、アニメ作品も好きです。特に「美女と野獣」はVHSを擦り切るほど観て、たくさん借りて、曲も全て覚えるほど大好きです。
そのようなアニメファンにとっては、不満のある仕上がりになっています。キャスティングは素晴らしいですが、問題は音楽です。吹き替え版に難ありかなと思います。字幕では違和感ありませんが、元の音楽とは歌詞を変えているため、日本語に直したときの字数の違和感はすごく感じました。アニメファンにとって、歌詞は変えてほしくなかったと思います。
次に言えることは、吹き替え声優の方です。野獣役とベル役を担当した二人の声が、少し違和感を感じました。どれも有名な舞台俳優さんですが、役に合わない声をしていました。ディズニーは有名人の起用が素晴らしいですが、せめて主人公二人は、声のプロである声優さんの方にしてほしかったです。オリジナリティーの加え方も微妙な感じがしました。展開が少し早いので、感情がついていきませんでした。ですが、元々のストーリーや感性を崩していないので、そこは嬉しいです。観るなら字幕版を是非オススメします。

SKET DANCE / スケットダンス
8

スケット団の素晴らしさ

まず、人物紹介ですが、赤い帽子にゴーグルをつけた少年ボッスンこと藤崎祐介、青いアイスホッケー用のスティックを携えた豊胸な少女ヒメコこと鬼塚姫、そしてパソコンの音声で言葉を話すオタクのスイッチこと臼井和義、この3人がスケット団のメンバーです。そんな彼らの活動内容は、3人で協力して困っている人を助ける事です。
彼らは高校2年生であり、ライバルの生徒会とは、「ガチンコビバゲーバトル」というイベントに参加しあって、恋愛ものだったり、料理対決だったり、格闘ゲームなどで対決します。スケット団は負けてしまったけど、スケット団にも生徒会チームも素晴らしい戦いを見せてもらいました。その生徒会の会長には、「安形紗綾」という妹がいて、彼女は自分に素直になれない、いわゆるツンデレっ子で、スタイルも抜群で、運動が極端に苦手です。後に彼女は、ボッスンに告白して想いを伝えました。僕はそのシーンが今でも心に残っています。まとめると、この漫画はとてもキャラクターの個性と性格が顕著に表現されていて、読者からしても面白い漫画に仕上がっていると思います。

ベイマックス / Big Hero 6
9

アナ雪よりおススメできるディズニー映画

最初はそこまで期待していない映画でしたが、観た後の感動は未だに忘れられません。
この映画を観てて思ったのは、様々な感情が詰め込まれているなと感じました。クスッと笑える場面もあれば、涙を流すシーン、また、次がどうなってしまうのかハラハラすることも…!
この映画は科学の力を使って問題を解決する映画なので、まさにこれからこうなっていくのかなぁと、未来の世界を想像することもできました。わたしはこの映画を観て、科学の力を使って便利な世の中になっていくのはいい事だと思いましたが、便利になっていくことで古き良き文化を失ってしまうのかな…と考えさせられる部分もありました。
そしてこの映画の題名となっている白いふわふわのベイマックスは本当に癒されました!ベイマックスは人の健康を管理するロボットなので、最初はロボットそのものの仕事しかしません。ですが、お兄さんを事故で亡くしてしまったヒロの心のケアをしていくうちに、ヒロとベイマックスの絆がどんどんと深まっていきます。これは映画を観てて誰もが感じると思います。
クライマックスのシーンは涙なしではみていられませんでした。ディズニーリゾートが35周年を迎え、ランドのパレードも新しくなりました。新しくなったパレードには、ベイマックスのフロートもできたみたいです。一度、ベイマックスを観てから、ディズニーランドへ行ってみてはどうでしょう?

シェイプ・オブ・ウォーター / The Shape of Water
6

SFラブストーリー

2018年、アカデミー賞を受賞した本作。ある程度予告を見ていき、勝手にE.Tのような異星人と地球人の友情物語とばかり思っていました。しかし、映画を見続けてみると、地球に存在した未知の生物と人間の恋愛物語。しかもR15なだけあって、グロイ描写や刺激的なシーンが多々でてきます。予想外でした。
私が好きなのは主人公の女性の意外な行動力です。研究施設の清掃員として勤める彼女は声を失っており、少し臆病な性格に見えます。しかし未知の生物に惹かれ守るために奮闘する中で、上司(敵)に分からないように手話で捨て台詞を吐いたり、友人に必死に助けるように迫ったりと、実は肝が据わっていたり、意志が強い女性だと分かります。声が出ず手話で伝えるからこそ、未知の生物と分かりあえたりして、段々と2人が仲良くなるところも素敵です。特にバスルームを水いっぱいにして泳ぐシーンは、その大胆さに驚くとともにとても綺麗な印象を受けました。
でてくるシーンは薄暗い研究施設であったり、寂れた映画館であったり、古い部屋だったりと暗くて薄汚いイメージをもちます。しかし、それがあるからこそ、未知の生物の体や、女性の赤いコート色、水の色がとても綺麗にうつりました。どこかクラシカルな雰囲気も好きでした。

鴻池剛と猫のぽんたニャアアアン!
10

素晴らしい猫飼育本

動物COMICエッセイ漫画は数多く発売されていますが、恐らく今、一番売れている漫画ではないでしょうか。
どちらかと言うと犬派であった作者が、猫アレルギーの友人から強引に猫を押しつけられ飼うこととなった処から始まった猫飼育漫画です。
作者は最初、猫のトイレを準備しなければいけないことすら知らなかったという、本当に動物飼育未経験者。猫のぽんたとの日常生活が漫画となっているのですが、この漫画のすごいところは、笑える楽しい漫画でありながら、猫の飼育の大変さをしっかり訴えていところだと思います。窓の鍵をかけ忘れ、ぽんたが行方不明になった時の動揺、何より去勢手術までの苦労はとて困惑している様子が窺えました。
ただ可愛いから、と安易に動物を飼おうとしている人に警鐘を鳴らす(大げさではないと思います)上でも素晴らしい。
猫の吐き戻しすら判らず、医者に年中連れて行っていたり、仕方なく飼っのに、ものすごくちゃんと飼育しているところもすごいなと。また、ぽんたを作者になすりつけた友人も良い味を出しています。
二巻では、新しい仔猫を拾ってしまいます。帰宅途中にフラフラしていた、いかにも病気の猫の治療から、里親を探すところまでの苦労もギャグテイストで書かれていて、勉強になります。
個人的には前のマンションの大家さん恐かったですが、とにかく、下手な飼育本よりもためになるので、動物を飼われようとしている人は絶対に読んで欲しい漫画です。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル / スクフェス / Love Live! School idol festival
9

比較的にはじめやすい音ゲー

ラブライブ!が大好きな人にとってはこの上ないほど面白い音ゲーです。収録曲数がμ'sと Aqoursの楽曲をふくめると大変多く、さらに課金をしなければそれらの曲が無料できけるのでおススメです。(楽曲を増やすためにはストーリーを進めなければいけないのですが...)
まず、この音ゲーの特徴は、判定が他の音ゲーと比べて甘めに設定されているので初心者でもはじめやすいのですごい楽しめます。なかにはこのゲームからラブライブの世界に入って、このゲームが面白かったからラブライブの作品を見るようになったという人もいます。
しかし、ガチャとかはどうなの?と思うかたもきっといらっしゃるはずです。そこのところはとくにそれほど心配しなくても大丈夫です。もちろんたくさんガチャを引いてレアななキャラクターが欲しい、という方ならば話がまた変わってしまいますが、ログインするたびになんらかの報酬をいただけるのですが、特別なイベント(例えば、ストーリーに出てくるキャラクターの誕生日)にガチャを引くために必要なモノがついてきたり、毎日一度だけ、その日はじめてのプレイでも少量ですがもらうことができます。
このようにラブライブ!スクールアイドルフェスティバル!はとても面白いうえにガチャに関してもそこまで鬼畜ではないのでおススメです。皆さんもぜひやってみてください。