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Kawasep

Kawasepのレビュー・評価・感想

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
8

悲しい話だけど。

悲しい話だけど、最後の最後は「ドント・ストップ・ミー・ナウ」で、すごく爽快な感じで終わっているのがよかったです。
フレディの病がわかって、最後のライブかもしれないと感動と悲しみでぐちゃぐちゃになった心が晴れ渡った気持ちでした。
クイーンについては、フレディがエイズで亡くなったということなどは知っていましたが、その話をとてもドラマチックに、フレディの気持ちを表して映画にしていて、すごくよかったと思います。
事実とは違うところがあるようですが、映画は映画です。映画として、わかりやすくするのは当然だし、クイーンのメンバーも関わっている映画なので、メンバーも納得の内容だったのだと思います。
話のところは、ちょっと飛ばしすぎというか切り貼りっぽいところもありましたが、最後のライブシーンが素晴らしかったので、それだけで見た価値ありでした。
俺らはライブを見にきたんじゃねえと思う人もいたと思いますが、あの映画はライブシーンがないと完成しない映画だったと思います。
病に侵されていようと、メンバー同士わだかまりがあったとしても、何があってもクイーンは最高のバンドだし、フレディのパフォーマンスに人は魅せられるのだということが、よくわかってよかったです。

ベニスに死す
8

美しさに囚われる

老作曲家『グスタフ・アシェンバッハ』が静養に訪れた先のベニス。
そこで出逢った美しい少年、『タッジオ』に心奪われていくというストーリーです。
グスタフとタッジオが最初に出逢ったのは、ベニスに向かう船上のサロンの中。
世界各地の観光客の集まるサロンで、ふと視界に入ったある家族連れの中の少年、タッジオに、グスタフは目を奪われました。
タッジオはしばらく家族と談笑していましたが、去り際、グスタフに視線を投げかけます。
まるでグスタフがタッジオを見つめていたのを知っていたかのように。
その時、グスタフはタッジオにある種、『恋』のような感情を抱いてしまったのでしょう。
性別を超越した美しさに囚われたグスタフは、寝ても覚めてもタッジオのことを考えるようになってしまいます。
物語の中盤、悪化していく天候とタッジオへの想いを抑えきれなくなってきてしまったグスタフは、とうとうベニスを去ることを決意します。
しかし、トラブルに見舞われ宿泊していたベニスのホテルに戻ることを余儀なくされてしまします。
決意を折られたグスタフでしたが、ベニスに向かう船で見せるその表情はどこか朗らかで、またタッジオのいるベニスで過ごすことができる、と胸を躍らせています。
再びベニスに戻ったことを転機に、グスタフの行動は変化していきます。
それまでは目で追うだけだったタッジオを尾行するようになったり、自身が軽蔑していたであろう男性の化粧も自ら進んでするようになります。
その一方でヨーロッパでは感染症が流行し、グスタフ自身もその流行り病に罹ってしまいます。
美しい少年のため施した化粧も汗で溶け、醜くも哀れな姿の老作曲家。
意識が朦朧とする中、最期に目にしたのはタッジオでした。
ベニスを訪れる以前、友人との討論の中で「芸術家は模範的でなければならない」、「芸術を悪魔のように語るな」と主張した作曲家は、タッジオと出逢ったことをきっかけに「美」という悪魔に囚われてしまったのです。
ルキノ・ヴィスコンティ監督がヨーロッパ中を探し求め、数千人の候補者の中から選び出したタッジオ役を演じたのはビョルン・アンドレセン。
その美しさはグスタフだけでなく観客をも虜にしたことでしょう。
ビョルン・アンドレセンは2019年に公開された『ミッドサマー』にも出演していました。
タッジオの誘うような蠱惑的な視線や病に身を蝕まれながら、それでもタッジオを求めてしまうグスタフの表情が、セリフが少ないからこそ、その心の機微を詳細に物語っていたように感じます。
映画のワンシーンワンシーンの小道具や、人の立ち位置の細部までこだわって丁寧に作り込まれた画面構成や絶妙な色彩が印象派の絵画のように美しく、ラストシーンはメインテーマであるマーラーの交響曲『アダージェット』がそれを引き立てます。
美術館に行くのが好きな人や絵画鑑賞が好きな人、クラシック音楽が好きな人には特におすすめしたい作品です。

コンテイジョン​
10

迫真のストーリー、映画『コンテイジョン』​

題名の『コンテイジョン』​は、「伝染病」のことです。
出演は、マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーンなどの有名な俳優が数多く出ていますが、役の内容からすると、有名な俳優でなくてもいいような感じではあります。
映画の内容は、致死率の高い「伝染病」のパンデミックについての話です。いかに感染が拡大し、それにつれて社会にどのようなことが起きるのかについて、とてもリアリティーのある形で描かれています。
「SARS」などの経験を参考にしたストーリーのようですが、CDCや政府の対応などの細部について念入りにリサーチされているようです。
東アジアから全世界への感染の拡大(パンデミック)、CDC職員による感染者の濃厚接触者からの聞き取り調査、学校の休校、1人の感染者が何人に感染させるのかという「R0(基本再生産数)」の話、病院やスーパーでの混乱、都市のロックダウン、食料などの物資の配給、臨時の療養施設の設営、数多くの遺体、ワクチン開発、治療薬についてのネットでの噂、コウモリ由来、などなど、本当にリアリティーがあります。
時間は、1時間46分と短めで、飽きることなく見終えることができます。

デビル メイ クライ 5 / Devil May Cry 5 / デビクラ5 / DMC5
9

シリーズユーザーも大満足

CAPCOMが贈る3Dアクションゲームの金字塔『デビルメイクライ』の最新作。
前作DMC4SEが面白かったので購入しましたが、前作を超える面白さで大満足です。前作から大幅にキャラクターのアクションが増え、特に主人公のネロは今までなかったチャージ攻撃や空中突進攻撃、そして義手である『デビルブレイカー』でアクションの幅が大幅に広がりました。
シリーズ皆勤賞のダンテも、新しい武器と銃を引っ提げて登場。前作で不満の多かった火力不足が解消され、全体的に火力が上昇、更にリアルタイムスタイルチェンジで使える特殊技も尖った物が多いので使い込み甲斐のあるキャラに大変貌。どちらも前作の不満点を解消し、ファンの声に応えた形です。
新キャラクターのV(ブイ)は、他の二人とは違って使い魔を使うタイプです。眷属三体を同時に操作する為、慣れるまではかなりの時間を要しますが、慣れた時の楽しさは中々のもの。
更に眷属はデビルメイクライシリーズをプレイしたユーザーならニヤリとする名前ばかりです。
今作はファンサービス旺盛となっていますが、その中でも特に驚愕したのは『3』において魔界に落ち、『1』でネロ・アンジェロに改造されたダンテの双子の兄、バージルの復活です。
海外版の声優や眷属達の名前からV=バージルは予想していたのですが、まさかユリゼンと二人で一つだったとは驚きです。
そしてダンテとバージルの積年の因縁に終止符を打ったのは、バージルの息子であるネロ、これは良い主人公の交代劇でした。
アクションも面白く、シリーズユーザーも大満足のデビルメイクライ5。
過去作をプレイした方も、そうでない方にも本当におススメです。

ロボットガールズZ
9

ロボットガールズZは最高に可愛いエンターテイメント作品

マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザーにゲッターロボ、鋼鉄ジーグにガイキング。ロボット好きなら一度は聞いたことがあるスーパーロボットが皆まとめて美少女化して登場。おまけにあしゅら男爵や機械獣まで全員美少女となって大暴れ。そして、オープニングでもあるように『無敵の力は私のために』を地でいくハチャメチャっぷりは痛快の一言。
深い内容がある作品でもないので好きなキャラクターのエピソードだけ抜き出して見るというお手軽な視聴もできる為、時間もとらせずよく美少女ものにありがちな好みのキャラクターがいないという事も味方だけでも20を超え、ちょっぴり痛めのお姉さんやセクシーなお姉さん、男の娘に天然キャラ、正統派などなどそれぞれに特徴があるためまず一人も見当たらないという事がないはず。
また、本作ではロケットパンチにサンダーブレークと名前の通り豪快な技が多い為、タイムボカンシリーズによくある攻撃されて服が破けるといったハプニングシーンも健在。しかも、このハプニングは敵キャラだけでなく、ほぼ全ての味方キャラクターまで受ける洗礼なのでただ楽しく暴れまわる姿を見るだけでなく、ちょっぴりエッチなところまで見れてしまう名作です。

ABZU
8

「癒し」と「刺激」の冒険譚

ある一人のダイバーとなり、海中を探検するゲーム、それが「ABZU」です。ダイバーには不思議な力があり、祭壇に触れると、闇に包まれた周りの海に光を溢れさせ、本来の美しい姿を取り戻すことができます。泳ぎ進めるほど、「青」はもちろん、「赤」「緑」「黄色」など多様な色を持つ海との出会いが待っています。
このゲームに障害となるものはありますが、敵は存在しないので、ゆったりとしたダイビングプレイも楽しめます。実在する魚も多く存在するので、その優雅に泳ぐ姿を観察するのも楽しみの一つです。プレイヤーの目の前のディスプレイは海を覗き込んでいるような水槽のような様相を与えるでしょう。
しかし、前述の通り、泳ぎ進めた物語の道中に障害となるものに阻まれます。操作するダイバーの姿は痛々しいほどに傷ついてしまいます。けれど、それでも泳ぎ進めましょう。ダイバーの力を解放した時、爽快で痛快、そして美しいエンディングが待っています。決して多くは語られないストーリーですが、感動が待ち受けているのは間違いありません。一周のプレイ時間は、寄り道せずに2時間ほど。短いながらも、忙しい現代人に「癒し」と「刺激」の両方をお手軽に与えてくれるゲームです。

モンスターハンターポータブル 2nd G
10

モンスターハンターシリーズの最高傑作

今作は人気シリーズ、モンスターハンターシリーズの中でも最高の売り上げを記録した作品です。
前作から大きく変わった点は、アイルーという猫のマスコットキャラが一緒に戦ってくれるようになった点です。これによって戦略性が更に高まりました。
この作品の一番の醍醐味は他のプレイヤーと共に狩が出来るとこにあると思います。今までの作品では協力プレイをすると難易度が低くなり過ぎてしまう、という問題点がありました。それを今作はモンスターの大幅なパワーアップによって解決しています。ただ単純に固くなったり、攻撃力が上がっただけではなく、新しいモーションの追加や、新種のモンスターなど、マンネリ化を防ぐような工夫も見られます。

そしてもう一つの醍醐味が武器や防具の作成です。
モンスターを倒した時に入手できる素材を使って作成するのですが、なかなか取れないレアな素材もあるため、何度も同じモンスターを倒さなければなりません。友達と一緒にプレイしていて「あれが1つだけ足りないから手伝ってくれ」といったことは、もはや恒例行事だと思います。数多く出ているモンスターハンターシリーズの中でも今作のクオリティーはトップクラスで500時間は遊べるくらいの面白さだと思います。

スマホを落としただけなのに
8

映画館で声を出してしまった

「スマホを落としただけなのに」という映画にそこまでの期待はしていなかった。田中圭がカッコ良さそうだし、スマホの話って何か面白そうといった感じで、軽い気持ちで見に行ったのだ。
しかし、映画を見始めて、しばらくしてから、とんでもなく恐ろしい映画だということを思い知らされた。
現代社会においてSNSは欠かせない存在であり、今ではインスタ映えなんて言葉が当たり前に使われる世の中。どれだけ良い写真を撮れたか、盛れる写真を撮れたか、それをどれだけの人数にいいねしてもらえるか、というのが重要視されている時代で、それが個人情報を流通させていることを忘れてしまう。
そして、それを利用して、赤の他人であっても簡単に個人情報を手に入れることも、その人になりすますことも出来るのだ。
成田凌が初め出てきて、パソコンを使ってスマホを直してくれていた時、田中圭や北川景子同様に、私達も「成田凌すごい!」と思ってしまっていた。しかし、冷静に考えれば確かに、それは知らない人に個人情報を提示する行為だった。でも業者だと言われたらわからないだろうな。
成田凌が犯人だと判明した時の恐怖は、忘れられない。成田凌がカーテンからザッと出てくるシーンがあるのだが、そのシーンは怖すぎて、私も友達も映画館だということを忘れて「やめてーーー!!こわーーーー!」と声を出してしまった。すると、周りの人たちも釣られたのか「やばいよ、怖いよ!助けて!」など、まるで応援上映さながらの盛り上がりを見せた。
今まで感じたことのない、一般的なホラー映画とは一味違う作品。サイコパスな犯人と、スマホを落とすという日常にありそうなことから舞起こる事件と、そういった怖さがこの映画には存在した。

君の名は。 / Your Name.
10

心からオススメしたい

この映画、単純に楽しめなかった人も多いようで、ネットでの評判を観ると、「あそこのつじつまが合わない」とか「リアリティがない」とか結構細かい点を指摘している意見を目にしました。
確かに疑問が残る点も無くはないのですが、そういう点を吹き飛ばす素晴らしさがあります。
映画館で観ることを心からオススメしたい映画です。

個人的に最後まで疑問が残ったのが、三葉の入れ替わりの相手がなぜ瀧だったのだろうかということ。
三葉の家系に、入れ替わりの能力があるということは示唆されていましたが、入れ替わる相手が瀧だったのは、三葉が「東京のイケメン高校生に生まれ変わりたい」と願ったことから偶然に起こったことなのか、それとも映画では描かれていなかった瀧の母親が巫女的な能力をもっていたとかなのか。
もしかしたら答えは無いことなのかもしれないですが、いろいろと妄想してしまいました。

この映画ですごくいいなと思ったのは、田舎を美化していないところ。
たとえばアニメ映画作品でいえば、細田守監督の作品なんかは、すごく良いんですが、モヤモヤした感じが残るんですよね。
「いやいや、田舎を美化しすぎでしょ」と田舎出身の僕としては思ってしまうのです。
その点『君の名は。』では、田舎の閉塞性やなんかがしっかりと描かれていて、主人公の三葉の、「こんな田舎いやだ。東京に行きたい」という気持ちがすごく伝わってきました。
ちなみに物語の舞台はどうも岐阜の飛騨のあたりをイメージしているようです。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
10

笑いあり涙あり最高にハッピーになれるミュージカル映画

前作がとても好きで続編も気になり映画館へ観に行きました。ギリシャのリゾートアイランドが舞台で南国とヨーロッパ好きな私は観ていて毎回ウキウキします。
まず冒頭でドナが亡くなっていたことに大きなショックを受けました。あのハッスルなお母さんが死んでしまうなんてあっていいことなのか。そこでまず涙でした。そんなドナの若き頃の生い立ち、自由な生き方はとても私に勇気をくれました。私も今年退職し、世界を旅したいと思っていたところなので。
ソフィたちの恋愛はもちろんですが、ロージーの長年の恋が実ったのは心から祝福したくなりました。ロージーといえば、エンジェルアイズでのダンスシーン。とても愛らしく、微笑ましかったです。
全体的にアバの選曲は前作のほうが有名どころが多かったような気がしますが、ドナと3人との出会いのシーンでのダンスや歌はそれぞれ特徴があり見どころかと思います。
エンドロールでみんなでスーパートゥルーパーにはやられましたね。エンドロールだからといって席を立つようなことは絶対にしてほしくない、この映画の目玉と言えるシーンだと思います。ミュージカル映画の良さ、マンマ・ミーアの魅力が存分に堪能できます。
また、私自身アバの世代ではありませんが、映画が終わったころにはアバの虜になってました!

世界一初恋 / セカコイ / Sekai-Ichi Hatsukoi
10

絶対に見るべき!

純情ロマンチカの著者・中村春菊先生の作品です。世界一初恋は小野寺律の場合、吉野千秋の場合、木佐翔太の場合、横澤隆史の場合に分かれており、横澤隆史の場合以外はアニメ化、横澤隆史の場合は映画で上映されました。
題の通り、初恋がテーマのマンガです。小野寺律の場合がメインですので、1番多くマンガが出ています。主人公は有名出版社の御曹司小野寺律と、学生時代先輩で転職先の直属の上司高野政宗とのラブストーリーです。2人は高校時代短い期間でしたが恋人同士でした。しかしある出来事により破局し、10年後に再会します。他のCPは既に恋人同士ですが、この2人だけはなかなかくっ付きません。学生時代とは違い、世間体などが付いて回る社会人。まして御曹司という立場から素直になれない律。そして思った以上に高校の時に負った傷が深く、これ以上傷付けられたくないと中々心を許すことが出来ません。中村春菊先生のステキな絵によって描かれたイケメンが2度目の初恋に落ち、子供の時とは違い大人になり様々な葛藤があり、悩んでいる姿は涙無しには読めません!また、主人公たちが出版社のマンガ編集なので、リアルなマンガ編集の用語や仕事などを感じられ、その点でも大変面白いです。

SSSS.GRIDMAN / グリッドマン
10

2018年最高で感動の秋アニメ SSSS.GRIDMAN 最終回

最終回、アカネを助ける為にまさかのグリッドマンとアシストウエポンとアンチの同時変身で六花と内海はアクセスコード「GRIDMAN」を入力して本家の特撮のグリッドマンに変身して特撮版のOP「夢のヒーロー」が流れて最高した!不死身のアレクシスにグリッドマンの技が効かずピンチでしたけど、今度はアニメのOP「UNION」が流れて、破壊されたデータを修復するグリッドフィクサービームでアレクシスに取り込まれたアカネの心を修復し、アレクシスは一気にパワーダウンして最後は一撃のパンチで倒しました。まさにグリッドマンだと思わせる設定で最高にカッコよかったです。

今までの罪を知って元の世界に帰りたくないアカネに六花の優しさと「どこへ行っても私と一緒」の意味で定期入れを渡して、立花に背中を押されて自分の世界に帰る。アカネの「ごめんなさい。」っと涙を流すシーンと立花の優しさに釣られて泣きそうになりました。特撮版のED「もっと君を知れば」の演出は優しくいい感じの曲でした。ラストでまさか実写でアカネがベットから目を覚まして終わりました。グリッドマンはアニメで無くヒーロー特撮番組だと思える演出でした。六花達に支えられているアカネはもう元の世界でなにがあっても大丈夫ですね。

最初から最後までSSSS.GRIDMANの最終回は最高でした。ちゃんと本作の特撮版との繋がりがあってアニメと特撮を融合が見事に決まっていてとてもいい作品でした。次の円谷プロの作品が楽しみですね。

ビー・バップ・ハイスクール / BE-BOP-HIGHSCHOOL
10

不朽の名作実写版映画BE-BOP-HIGHSCHOOL

実写版映画BE-BOP-HIGHSCHOOLは、きうちかずひろ原作の漫画を映画化した高校生ヤンキー映画です。ツッパリ留年高校生コンビの加藤ヒロシと中間トオルが主人公のツッパリ高校生青春映画です。加藤ヒロシを清水宏次郎、中間トオルを仲村トオルが演じその他のキャスト陣も豪華で、この映画のマドンナ的存在の泉今日子を中山美穂、スケバンの三原山順子を宮崎ますみ、敵役のボス中村竜雄を小沢仁志、ヤンキー高校生誰もが恐れる元マル暴刑事の鬼島刑事に地井武男と、クセのある役者陣で飽きさせる事がありません。ネタバレ注意!「ヤクザ養成所」と呼ばれ恐れられる戸塚水産高校との抗争が勃発してしまい、戸塚水産高校を仕切るヘビ次とネコ次の兄弟に追い込みをかけられたトオルとヒロシは、ほとぼりが冷めるまでの間身を隠していたが、クラスメイトの泉今日子をヘビ次とネコ次に拐われてしまい、女の子の命でもある髪の毛をズタズタにされてしまい転校する事になってしまいます。女の一人も守れないならツッパリなんか辞めてしまえ!と三原山順子に言われ、怒りに燃えるヒロシとトオルは強敵戸塚水産高校のヘビ次とネコ次に戦いを挑んで行くのでした。実写版映画BE-BOP-HIGHSCHOOL第1段を是非ごらんください。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

バレーボールを知らなくてもおもしろい!

高校のバレー部が全国大会を目指す青春部活漫画です。
主人公の日向は小さいながらもアタッカーで、とても下手くそなのですが、努力と根性でだんだんと上手くなります。
日向の相方兼ライバルの影山は天才セッターとしてどんどん才能を伸ばしながらも、仲間を信頼することを覚え1年生ながらもチームの司令塔に成長していきます。
熱血根性スポコンかと思いきや、ギャグ要素が多く、バレーの説明もちょいちょい挟みながら話が進んでいくのでバレーボールのルールを知らない人でも楽しんで読むことができます。

チームメイトもキャラが一人一人魅力的です。
烏野高校だけでなく、ライバルの音駒高校、青城高校、梟谷高校などたくさんのキャラクターが出てきますがどのキャラクターも個性が強く印象的です。
一度見たら忘れられないキャラばかりです。一人一人の思いやエピソードを読むと感情移入せずにはいられません。
試合シーンは割と話が長かったりしますが、長くても飽きが来ず次はどうなるのだろう、どうやって試合が決まるのだろうとわくわくがとまりません。

読んでいると学生時代に戻って部活をやりたくなります。
アニメも公開されているので、アニメ・漫画両方で楽しんでもらいたい作品です。

春待つ僕ら
9

THE 青春バスケとキュンキュンの恋模様

デザートで連載されている「春待つ僕ら」という漫画をお勧めします。
初めて読んだときはバスケ漫画に+で恋愛でありきたりだなあと思っていましたがこれは少し違います。
最初はお互いを好きとかではなく主人公の美月はアヤとの約束を果たすため高校生活を送っていました。
アヤとの約束は「学校生活で友達を作ること」ある人は遠くへ行ってしまいずっと離ればなれ。そんな時に現れたのが同じ高校に通うバスケ部員 通称四天王。(イケメン)みんなから黄色い歓声を毎日浴びながら練習しており美月が働くカフェの店員であるナナに惚れたそのうちの一人が間違えて美月に告白しそこから大切な仲間であり友達となっていくところから始まります。そして四天王と少しずつ距離を縮めていったときある人が美月の前に現れます。
それが昔約束をした「アヤ」。アヤが美月の前に現れた時にはとても大きくなり美月が想像もできないくらいかっこよくなって戸惑う美月。
アヤを女の子だと思いずっと何年もの間過ごしてきましたが帰ってきたときは男の子で戸惑います。
そこから美月とアヤとそして四天王の一人である永久との三角関係がスタート。
アヤはとても強いバスケ選手となり美月の前に帰ってきたのです。ただただ美月に会いたくて。
それだけを考えてバスケをやっていたのです。
恋にバスケに負けられない戦いが今ここに!。

銀河英雄伝説 Die Neue These
10

30年を経て、変わらぬ名作の新境地

原作は30年前に刊行された本編だけでも10巻に及ぶ大長編の小説です。
遠い未来の、はるか彼方の宇宙に進出して行った人類が、専制君主を頂く国家と民主主義を掲げる陣営に分かれて戦争をしている、という物語です。
そこに二人の天才が現れたことから歴史が大きく動く、という架空の英雄譚なのです。
今回、四半世紀を超えて二度目のアニメ化となりました。
前作はバブルの波に乗って超豪華な声優陣が素晴らしいお芝居をしてくださり、今なお人気を誇っている作品ですが。
今回はさらに映像技術が発達し、艦隊戦の描写など、見事にブラッシュアップされてリリースされています。
壮大な物語にふさわしく、登場するキャラクターの数も半端ないのですが。
何度も新装版として刊行され、コミカライズも二度にわたって行われていて、オタクにとっては三国志並みに知られた作品であることから、それぞれのキャラクターたちに対する思い入れを持ち、好きなシーンを楽しみにして見ている従来のファンから、まだこの世界を知らない若い世代にも十分に魅力的な物語です。
今期はテレビ版で製作され、次期からは劇場版というスタイルの予定のようですが。
この物語の終焉まで、何年かかっても追いかけ続けようという決意をさせるほどに魅力的なアニメーション作品となっています。

無限の住人 / Blade of the Immortal / むげにん
10

とにかく敵役がかっこいいそういう漫画です

以前に国民的アイドル木村拓也さん主演で映画化もされた、知る人ぞ知る時代劇?漫画です。
主人公の万次は100人斬りの異名を持つ不死身の用心棒で、幼い頃両親を目の前で殺された凛という少女の復讐を代行、依頼人の護衛を努めます。
ここまでは主人公目線ですが、この漫画の面白いところは凛の仇、敵である逸刀流頭目・天津影久のカリスマ性がとにかくかっこいい!
その外見は控えめに言っても強そうとは言えず、体躯は周りの剣士に比べれば見るに及ばすですが比類無き剣力で次々と門徒を拡大。
ついには江戸幕府のお抱えまで登り詰めます。
順風満帆に見えたその船路も幕府の裏切りに遭い道を閉ざされるのですが、目的を変え信念を曲げないその力強い生き様は正に理想のリーダー像でしょう。
時には去る者、犠牲になるもを言葉にせず背中だけ描くその描写はあまりにも切ないものです。
主人公目線で描く漫画ももちろんかっこいいものばかりです。
しかしながら、ここまでかっこいいだけではなく人の魅了、脆さを両立した敵役はそうそうお目にかかれないでしょう。
生まれ持った才能がなくても努力と強い信念で描かれる姿は見習いたいものばかりです。
ご興味のある方は是非ご一読ください!

Rainbow Six Siege / レインボーシックス シージ / R6S / Tom Clancy's Rainbow Six Siege
10

進化を続けるe-sportsタイトル

このゲームはubiソフトが提供するFPSゲームである。
2015年の12月10日に発売されて2年半経っているが、まだまだ進化を続ている。いままでのFPSに比べてかなり高い戦略性と、エイムアシストのないFPSゲームということで、プレイヤーに求められるスキルも非常に高い。
このゲームは5vs5のチーム戦で、基本的に1ラウンドに1ライフ(1回死んだら終わり)、5人のプレイヤーは特殊な装備やスキルを持ったオペレーターを選び防衛と攻めを行う。マップのありとあらゆる壁や天井は破壊でき、防衛は重要な防衛拠点の周りを破壊されぬように補強したり罠を仕掛けたりし攻め側を止めなければならない。
実際にプレイしていると、チームを組み固定のメンバーで戦略を高めていくことが勝利への近道であると感じる。1つのマップを取っても、攻め方守り方を構築しなければいけないし、味方を失った時や、相手が予想外のプレイをしてきた時に臨機応変に対応できる能力も求められる。このように、CS:GOやcall of dutyのような今までFPSというジャンルを引っ張ってきたゲームとは一線を画すゲームになっている。プロゲーマーシーンでe-sports後進国と呼ばれている日本だが、このゲームでは現在は父の背中、野良連合といった国内の強豪プロゲームチームが健闘している。プロゲーマーのレインボーシックスシージのプレイも非常に魅力的なのでぜひ見てほしい。

エンニオ・モリコーネ
10

映画音楽なら彼を聴け!エンニオ・モリコーネ

映画音楽などを手掛ける作曲家。様々なジャンルに精通し、壮大なテーマ、不穏なメロディ、明るいリズムなど、どれを聴いても耳に残る音楽で非常におすすめ。
中でも特にお気に入りの曲は、マカロニウェスタンの「続・夕陽のガンマン」の黄金のエクスタシーだ。力強い曲調に女性オペラ歌手のコーラスが混ざり、神秘的な雰囲気さえ漂わせている。
近年、あのクエンティン・タランティーノ監督の映画「ヘイトフルエイト」にて音楽を担当し、これでアカデミー賞作曲賞を受賞している。私としてはもっと早くに受賞していてもおかしくはなかったと思っている。もっと評価されるべき作品が数多くあるのだ!
他にも枚挙に暇がないが、「ニューシネマパラダイス」の音楽は聴けば、あ~これか!と思うほど有名なメロディで、TVCMなどでも耳にすることがある。映画の雰囲気と非常に合っていて、哀愁を漂わせながらノスタルジーな気分に浸らせてくれる。
また「ミッション」においては、初めてその脚本の崇高さから自分には荷が重いとモリコーネ本人が依頼を断ろうとしたそうだ。結果として担当しているので熱烈なラブコールに押されでもしたのだろう(完全な想像です)。人間の残酷さと、信仰の尊さを描いた非常に重厚な作品の中で彼の音楽は底抜けに美しい印象を受ける。
映画音楽というのは当然劇中に使用されるものであるが、音楽のみでも鑑賞の価値があるように思える。映画のワンシーンを思い起こさせるほかに、音楽だけで聴いてもまた違った印象を持つかもしれない。今回紹介したもの以外にもモリコーネの楽曲には素晴らしいものが沢山あるので、一度聴いてみてはいかがだろうか。

七つの大罪 / The Seven Deadly Sins
9

連作にふさわしい傑作

漫画はもちろん、テレビアニメとしても人気の高い七つの大罪。
漫画の連載を楽しみに毎日頑張っているといっても過言ではないほど、ドはまりしています!特に、等級や強さが明確になっている点でも、厨二心くすぐられるポイントでもありますね!それに何といっても漫画とアニメのギャップが少なく、自分のイメージしてるようなキャラ構成、声優陣、描写。何もかもがガッチリハマってるところです。普通、漫画からアニメに起こすと、「なんかちがうな」とか、「しっくりこない」「思い描いていた主人公とまるで違い、がっかりした」なんてことをざらに聞いたり、経験しました。ですが、七つの大罪は違い期待を裏切らない完成度、いやそれよりはるかに上回るもので驚きを隠せませんでした。私は漫画からアニメに入りましたが全く違和感なくみていられますし、逆にアニメから漫画にいった友人も満足の一言で、どちらも文句なしの作品です!ただ、一つ残念なことがあり、アニメに限った話にはなりますが、七つの大罪 アニメ で調べてもわかるようになんと…放映が朝っぱらからなのです!私はリアルタイムで感動を味わいたい人間なので朝早く起きて眠い目をこすりながら大好きなアニメを見てるって感じなんですけどね。でもやはり、そこまでしてみたい作品です!ぜひ、漫画からでも、アニメからでも見てみることをおススメします!!

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- / るろ剣 / Samurai X / Rurouni Kenshin
10

映画版るろうに剣心

アクションが宙を舞ったり、1対多数での殺陣があって、とにかく凄い。橋の上や、館の中での数々の剣技によるアクションは、実写映画で見ると、かなり迫力があります。
私自身、るろうに剣心がマンガ、アニメともに大好きですが、シリーズの最高傑作ではないかと思っています。アクション以外でも、剣心の赤い髪がコスプレ感なく、綺麗に仕上がって居るのにとても感動しました。セットも、神谷道場や観柳邸、街並みがとてもリアルに再現されており、るろ剣ファンとしては、とても感激しました。ガトリングガンや剣心の逆刃刀も、とてもリアルに再現されており、見た瞬間、その時代に引き込まれるようでした。ガトリングガンの威力の再現度も原作を超えており、それの是否はさておき、戦争物の映画が好きな人にはとてもおすすめ出来る映画です。
他にも、ストーリーが原作に忠実ながらも、何話かミックスされていて、とてもオリジナリティーがあって、とても面白い作品です。
また、内容が、初めて見る人でもとても引き込まれるような内容になっており、とても見ごたえがあります。
登場人物も、原作に沿った人物で、キャストも原作に似た人ばかりで、原作ファンには嬉しい内容になっています。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて / DQ11 / ドラクエ11 / Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age / ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
2

ワクワク感がゼロだった初めてのドラクエ

『ドラゴンクエスト11』は日本を代表するRPG『ドラゴンクエスト』の最新ナンバリングタイトルで、非常に期待を込めて遊びはじめました。わざわざPS4を購入したほどです。Amazonのレビューなどでも非常に評価が高かったので、よもやハズレということはあるまいと思っていましたが、いざ蓋を開けてみると本当にがっかりする出来でした。思い出補正がかかりすぎていたのでしょうか。もしかすると元々そういうゲームだったのかもしれません。

少し進めてはムービー、少し進めてはイベントのくり返しで、「自分が冒険している」感が皆無でした。馬に乗って移動ができるのですが、戦車でも通れそうな幅の広い立派な橋の前で急に馬がストップし、「どうやらこの先には馬では進めないようだ」の説明が画面上に出た時には本当に唖然としました。グラフィックは確かに素晴らしく、モンスターの造形も見事なものでしたし、ストーリーも王道のドラクエらしさが感じられるようなものだという気はしたのですが、とにかく細切れの進行に苛立たされるばかりで、マップの全てがストーリーAとストーリーBをつなぐ通過点でしかないのが苦痛でした。ゲームシステムの全てに愛着がわかず、仲間と離れ離れになったあたりでゲームを終えました。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない / 俺妹 / Oreimo
10

俺妹。やばすぎ!!!

普通の男子高校生の兄と、容姿端麗で勉強・スポーツも出来て友達も多くいて、休みの日はファッション雑誌のモデルのバイトをしている女子中学生の妹の話しである。
ほぼ口を訊かなくて、ただ一緒に住んでるだけの不仲な兄妹からはじまり、妹の秘密(妹系ギャルゲ・妹物アニメが大好きで毎日プレイをしていてグッズも大量に買い、押し入れに隠し持っている)を兄に知られてしまうとこから兄妹の関係は変わっていく。
最初は妹ギャルゲのシリーズ1本を兄にプレイさせるというミッションが発生!
兄は、そんなゲームしたこともないし、兄妹が同じ画面を見てプレイするなんて気まずいのではないかと躊躇するが、妹はそんなことを気にしないでプレイしてと言う。兄は部屋で絶対プレイするから、と押し切り、その日から夜な夜なギャルゲをプレイする。
オタク文化の同じ話しを出来る友達が学校には居ないということを兄が知ると、インターネットを使い妹をオフ会へ参加させた。
妹はその場所には似合わない格好(モデルの恰好)で行き、浮いていた。そこに1つ上のゴスロリを着ている黒猫がいて、最初はケンカばかりだったが仲良くなっていき、主催者のさおりさんと3人でよく会うようになる。
その兄、妹と友達2人の物語である。
2期のOVAがやばすぎなのでぜひ見てください。
近親なんちゃらってやつに近いですが兄妹の愛です!