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Ast-Arkのレビュー・評価・感想

五等分の花嫁 / The Quintessential Quintuplets
8

『五等分の花嫁』のあらすじと見どころ

『五等分の花嫁』とは主人公の高校生、上杉風太郎と同級生の五つ子姉妹との青春ラブストーリーです。
主人公の上杉風太郎は、学年トップクラスの成績ではあるものの、家は貧乏で貧しい生活を送っていました。そんな彼のもとに突如、同級生の五つ子姉妹の家庭教師のアルバイトの依頼がきました。
五つ子の学力はかなり低くこのままでは進学も危ぶまれるほどで、風太郎の家庭教師としての使命は五つ子全員を無事に卒業させるというものでした。
最初は突然の家庭教師に五つ子はまったく従わずに勉強をしようとしませんでした。ですが、風太郎のひたむきに彼女たちを理解しようとする努力のおかげで少しずつ彼女たちも勉強をするようになっていきます。
風太郎と深く関わっていくうちに彼女たちの中には風太郎に対して恋愛感情をもつ者も現れ、姉妹同士の恋愛バトルが繰り広げられるのでした。
見どころは五つ子姉妹の風太郎を落とすための、あの手この手の作戦です。時には姉妹と協力して時には別の姉妹に変装して。そのせいで姉妹同士がけんかをすることもしばしばあり、その中で彼女たちの心境も垣間見えます。
特におすすめなのは二女の二乃と三女の三玖の関係。風太郎のことを好きになった2人はお互いライバルになり一時期は仲が悪くなりますが、次第にお互いを認め合い助け合っていく場面は最高です。
最後まで展開が読めないのでみていて飽きない作品だと思います。

THE YELLOW MONKEY / イエモン / ザ・イエロー・モンキー
8

4人の要素が絡み合った大人のロック

THE YELLOW MONKEYは、1988年に日本で結成された4人組ロックバンドです。精力的に活動を続け、1996年に社会を矛盾を歌った曲「JAM」が大ヒットしたことをきっかけにブレイク。その後活動休止、解散を経て2016年に再集結し、現在も多くのファンに愛されながら名曲を作り出しています。

メンバーはボーカルとギターの吉井和哉(通称LOVIN)、ギター菊地英昭(通称EMMA)、ベースの廣瀬洋一(通称HEESEY)、ドラムの菊池英二(通称ANNIE)。ほとんどの楽曲は吉井和哉によって作られています。彼の自伝を紐解いてみると、
悩み、もがきながら曲を作っていくさまが見て取れます。

現在でこそヒット曲を連発するTHE YELLOW MONKEYですが、デビュー当初はその独特の方向性が大衆に受け入れられず、苦労したという意外な一面も。そのため1990年代前半には大幅な路線変更を行い、それが「JAM」の大ヒットにつながったという面もあります。性に関する歌詞が多く、初めて聞いた人はドキドキすることもあるようです。

THE YELLOW MONKEYの4人が作り出す大人のロック。4つの個性が絡み合って出来上がったその音楽は、メンバー全員が50代となった今でも進化を止めません。

LUNA SEA
8

日本トップレベルのV系ロックバンド

私がお勧めするのはLUNA SEAというV系ロックバンドです。
このバンドは1989年に結成、1992年にメジャーデビューし、結成30周年を迎えました。
平成初期に結成したので、若い世代の人は聞いたことない名前かもしれません。
テレビ出演なども少ないため、知るきっかけは少ないと思いますが、ロックが好きな方には是非聞いていただきたいバンドです。
ロック、V系と聞くと激しくうるさいイメージがあるかもしれませんが、実際はそうではありません。
代表曲ROSIERのように激しくも儚さのある楽曲から、MOTHERのようなバイオリンの演奏も合わさった幻想的な曲、gravityのような落ち着いたバラードなど、様々な曲があります。
アルバム『LUV』では、爽やかで突き抜けるような楽曲もあり、バンドとして年々成長を感じさせられます。
デビュー当時は棘のあり荒い歌い方をしていたボーカルのRYUICHIですが、年をとるにつれて太く艶やかで力強い歌声と変化しました。
歌唱力で言えば、日本のアーティストトップレベルと言っても過言ではないです。
結成30周年ということもあり、バンド全体の演奏力も物凄いです。
ライブに行けばそのすごさを実感できると思います。
CD音源に劣らないその演奏力をぜひ、皆さんにも聞いていただきたいです。
興味がある方は聞いてみてください!