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7blunarielのレビュー・評価・感想

AAA / トリプル・エー
10

色褪せることなく、音楽界に七色の輝きを放つ「虹」をご紹介!

今回紹介させていただくのはAAAさんの「虹」です。

まずは基本情報から。
「虹」はAAAの34枚目のシングルで、2012年10月31日に発売されました。
AAAとは7人組のダンス&ボーカルユニットなので、そこに7色であらわされることが多い「虹」を合わせた一曲になっています。

そして注目すべき、作詞作曲は4人組男性ボーカル「GReeeeN」が手掛けています。
AAAスタッフとGReeeNのスタッフ間で縁があり、そのことから楽曲提供を依頼し「虹」に至ったようです。

そんないろんな人がつながり完成された「虹」ですが、歌の内容も同じように人と人のつながりや、待っている素晴らしい景色、これからの人生のすばらしさを歌っています。

虹が七色あるように、君らしく、僕らしく今を生きようと強く語りかけてくる一方で、それまで経験した幾多の苦しみについても触れています。
ただ単に人生のすばらしさを語るのではなく、ここまでくるために乗り越えてきた険しい道を冒頭で静かに振り返りつつ、サビで豪快かつ透明感のある高音で歌われます。
この箇所に来ると、自分色に光り輝く人生を「旅」として表現している明るい歌詞への感動が増していきます。

聴いている側としても勇気をもらえる一曲ですが、歌のラストの大サビの部分では、AAAからファンの方への感謝が歌われています。

今までの「旅」には間違いもあったけれど、その間違いすら美しい。
それは今でもこうして笑ってくれる「君」がいるから。
「君」がいたからここまで来れて、これからも「旅」を続けることができる。

このようなメッセージがあります。
この曲はライブのアンコールなどで歌われることがありますが、応援しているアーティストからこんなメッセージが送られてきたらファンは涙腺が崩壊しますよね…。

自分の「旅」として当てはめて聞いたら、ここまでの自分に振り返り勇気をもらえて次に進む歌に。
AAAからの贈り物として聞くと、感謝のメッセージに。

聴く人により、虹のようにいろいろな感動や勇気を与えてくれる素晴らしい一曲です。
この曲を知ったことにより、みなさんのこれからの「旅」が七色に光り輝くものになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

THE ORAL CIGARETTES / ジ・オーラル・シガレッツ
8

艶ロックTHE ORAL CIGARETTES

2010年デビューのロックバンド『THE ORAL CIGARETTES』略して『オーラル』。
メンバーは山中拓也(ボーカル・ギター)、あきらかにあきら(ベース・コーラス)、鈴木重伸(ギター)、中西雅哉(ドラム)の奈良県出身の4人である。

彼らの音楽は王道ロック、しっとりしたバラード、陰鬱な歌詞のドロドロとした曲があったかと思えば、
軽快なダンスミュージックとロックが融合したもの、エレクトリックな曲など挑戦的な曲も多く、色々な顔を見せてくれる。
この様々な音楽たちをボーカル山中のエロティックな声で艶やかなロックへブラッッシュアップしていくのだ。

そんなボーカル山中は2015年7月のZeppDiverCityのワンマンライブのステージ上で声が出なくなり、ライブを中断した過去がある。
山中は声帯ポリープができていて、手術は声質が変わってしまうかもしれないリスクをはらんでいた。
しかし、そのリスクを跳ね除け、翌年2月にはステージ復帰を果たした。
是非、ポリープ手術前と手術後の山中の声は聴き比べて頂きたいところである。
また、彼らが活動休止していた期間に作った曲「5150」はその時の苦悩を感じさせるものとなっている。
そんな苦難を乗り越えた彼らから溢れ出る音楽はどこか、逆境を糧にして楽しんでいるような、
でも人間の醜い部分も受け入れていくような曲が多い。
ストレス社会な今、こんな癒しがあってもいいのかもしれない。

優里
8

優しい歌声と強烈なヴィスパーボイスで聴き手を魅了する歌い手

「ドライフラワー」を代表曲とするシンガーソングライター「優里」。
誰もが一度は耳にしたことがあるであろうこの楽曲は、実はある曲のアンサーソング。男女のよくある別れ話をテーマにした曲だが、優里の歌声と心をえぐるような歌詞に、多くの聴き手が魅了された。
いつの時代も人を引き付ける恋愛ソングを、これでもかというほど真っすぐに表現する楽曲もあれば、夢を追う若者の心の葛藤をテーマにした疾走感ある曲や、家族の一員であるペットに焦点を当てた曲など、様々な聴き手の心に響く楽曲を生み出し続けている。
そしてそんな優里は、YouTuberとしての肩書も持っている。今や登録者数96万人を超える人気チャンネル「優里ちゃんねる」だが、2020年開設当時はヒット楽曲もなくただひたすらにカバー曲などをアップしていたという下積み時代もある。
多くのミュージシャンが経験する「下積み」。優里のように下積みを経て世に出るミュージシャンもいれば、才能はあるのに機会に恵まれず、埋もれてしまう才能も数多くあるのが現実だ。優里はそんな埋もれた才能を一つでも見つけ出し、陽の光を当てようとYouTubeチャンネルでオーディション企画を何度も開催している。
自身に下積みの経験があるからこそ、同じような境遇にある才能ある若者を一人でも多く引き上げようとする彼の姿勢は、多くのファンやミュージシャン仲間から支持される所以の一つだと言える。
またミュージシャンとしての活動はもちろん、YouTuberとしての活動にも力を入れている彼は、なんと毎日、動画をアップし続けているのにも驚きだ。毎日様々な企画を考え、視聴者を飽きさせないように活動し続けることはYouTube一本のクリエイターでもなかなかマネできることでは無いはずだが、それを彼は音楽活動との両輪でやってのける。
例えライブがあっても、ライブ後に動画を撮影して動画をアップする。そんなたゆまぬ努力と、それを感じさせない本人のキャラクターが、多くのファンに支持されるのだと思う。
歌の世界にどっぷり漬かりたい時は音楽を聴き、エンターテインメントとして楽しみたい時はYouTubeを観る。現代社会の人たちに、いつでも寄り添うことのできる存在は、彼のような表現者かもしれない。

ONE PIECE / ワンピース
8

泣きたくなったらワンピース

今となっては、知らない人はいないと思いますが、この作品をざっくり紹介すると、ルフィが海賊王を目指して冒険する話です。冒険の過程で様々なことが起きるわけですが、笑いあり、感動ありで、私がもっともオススメする作品になります。現在も連載中なので、興味があるかたはぜひ見てほしいと思います。
しかし、今や星の数ほど漫画はあります。私もそうですが、あまり興味のない漫画だったりすると中々読もうと思えないのが現実。ましてや面白い漫画もまた、星の数ほどあります。
じゃあ、そういう時に読むのか、それはタイトルにもある通り、「泣きたくなったら」です。皆さんも私も、普段何かとストレスを抱えてると思います。人間関係、子育て、金欠…挙げだしたらキリがないですが、生きているだけで、ストレスは日々蓄積してきます。自分にいいストレス発散法があればいいのですが、中にはよくわからないという人も、いるのではないでしょうか。そんな人にオススメなのは、泣くことです。医学的にも笑うことと、泣くことはストレス発散に良いと言われています。そしてそんな時に、もってこいなのがワンピースなのです。
この漫画を読めば笑うことも、泣くことも可能です。毎日の疲れが溜まっていて、とても読む気になれないよという方は、アニメを見てください。
少しネタバレをすると、主人公ルフィは、冒険の最中仲間を増やしていきます。その仲間も、色んな悲しい過去を持っています。その仲間への、ルフィの接し方だったり、解決の仕方が、いいのです。また、ルフィ自身も悲しい過去があります。めんどくさい方は、単行本の1巻の1話を見てみてください。たった1話で泣けるので。
ぜひ、オススメなので見てみてください。