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76720725yuのレビュー・評価・感想

岡崎体育 / Taiiku Okazaki
8

岡崎体育の魅力は“ネタ系の曲”だけじゃない

岡崎体育と言えば、“Music Videoあるある”を題材にした『MUSIC VIDEO』で有名ですよね。「カメラ目線で歩きながら歌う」や「無意味に分身する」など、MVのあるあるを面白おかしく歌って大ヒットしました。その影響から、「おもしろ系のミュージシャンなんだな」と思っている方も多いと思います。
2016年5月にデビューした岡崎さんですが、自分のジャンルを“盆地系テクノ”と名付けています。テクノ、という名の通り、テクノサウンドが得意です。おもしろ系の歌ばかりのイメージですが、実は高い音楽性や繊細な歌詞を書くことで有名なミュージシャンなんです。

例えば、『MUSIC VIDEO』が収録されている【BASIN TECHNO】というアルバムに『スペツナズ』という曲があります。スペツナズはロシアにある特殊部隊の名前。つまり、戦争を題材にした曲です。“散弾”や“地雷原”など、戦時中と思われる状況を描写しながら、そこでもがき生きる人々の声を、もの悲しく心をえぐるようなメロディに乗せています。
また、岡崎さんの韻の踏み方も評価が高いです。JINROさんとコラボした曲『割る!』は、ラッパーや他のミュージシャンの方からも好評を得ており、後にMONKEY MAJIKさんなど、有名アーティストともコラボ楽曲を出している実力派なんです。
他にも、岡崎さんはアニメ『舟を編む』や『ポケモン』の主題歌を担当されており、言葉選びや世界観の作り方に定評があります。

“一発屋”だったり“ネタ系”などと言われてしまいがちですが、多くの名曲を生み出している岡崎体育。もちろん、おもしろ系の曲も彼にしか創れない魅力的な音楽ですが、ネタ系岡崎体育しか知らない方は、岡崎体育の“真面目な曲”を聴くことで、ギャップも相まって彼に引き込まれていくことでしょう。
少しでも気になった方は、一聴の価値ありです。

ミスト / The Mist
8

見事に期待を裏切ってくれる

『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』という"感動映画”を作り上げた、スティーブン・キング(原作)×フランク・ダラボン(監督)コンビの3作目。
父と子が謎の霧に飲み込まれて、そこで問われる親子愛…。という、いかにも感動の押し売りな宣伝を見事に裏切ってくれる、胸糞悪い系(褒め言葉)映画だ。劇場で観たのだが、映画館の出口にラストに憤慨しているカップルがいた。
この映画、ラストも含め、”選択”の連続だ。何かが霧のなかに潜んでいるけど、この場から逃げるために霧のなかに飛び込むかどうか、危険を扇動する人間についていくかどうか。そして、ラスト。すべてを清算するために引き金に指をかけるかどうか。
まさに人生は選択の連続であるということを痛感させてくれる映画だ。
物語の根幹は、選択、そして選択、霧の先にある不確定な未来という点だが、この物語を彩るキャラが濃い!
とくに『ポロック 2人だけのアトリエ』の、マーシャ・ゲイ・ハーデン演じる、ミセス・カーモディが最高!キャラクター自体は、キリスト保守本流って感じの人で、感情移入はできないが、彼女に対するフラストレーションを溜めていく主人公たちの様子とそれが爆発するシーンは見ものだ。

BAROQUE(バンド)
10

バロック凄く良い音楽

みなさんBAROQUEと言う2人組のバンドを知っていますか?2001年に結成されたバンドです。最初は5人組のバンドでした。インディーズのころから人気実力共に評価が高かったです。インディーズの頃にドラムが脱退しました。そこから4人組バンドになりました。メジャーデビューもして日本武道館公演も行いました。2004年に惜しくも解散してしまいました。
それから時は流れ2011年に再結成しました。再びあの4人が集結しました。3枚同時に出したシングルがオリコンチャートTOP10に入りました。音も解散前のBAROQUEとは違い凄く良いです。
復活してすぐ事件は起こりました。ベースがツアー中に失踪しました。そのままツアーは続行。結局ベースは戻って来ませんでした。その後また事件が起こります。今度はギターの一人が失踪しました。ベースが失踪した直後だったのでファンは驚きました。結局ベースとギターが失踪したまま2人体制となり、そのままバンド続行です。2人体制でライブを行いました。私も何回か足を運びました。2人体制となった初めてのCDは度肝を抜かれました。4人体制とは全然違いました。ファンも驚いていました。その後もライブに何回か行きました。
2019年には4年ぶりのアルバムが出ました。非常に素晴らしいアルバムでした。