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5yanr5nico5のレビュー・評価・感想

ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cry
8

スプラッタホラーに隠された友情物語

知っている人にも凄惨なシーンのあるホラー作品として有名な本作ですが、私にはそれらよりも彼らの絆を描くシーンが印象に強く残っています。

ゲーム版では、選択肢が出ないにも関わらずジャンルを推理ゲームともされていて「この真相は一体どう言うことなんだ?」とプレイヤーが考えるものでした。

○○編としてそれぞれ見られる各ストーリーは、全てが実際にこの物語内で起きた出来事です。

いわゆるタイムリープをし、凄惨な未来から過去へと戻り、理想の未来のために同じ時間を繰り返している形で、物語は基本的に1人以上が「前の世界の記憶」を保持した状態で新しく世界が始まります。
梨花は多くの回数、世界を繰り返し未来を変えようとしてきましたが上手くはいきません。

圭一が転校してこなかった世界。
圭一がレナと魅音を殺してしまう世界。
詩音が魅音と圭一を殺してしまう世界。
沙都子が虐待されてしまう世界。
何度も何度も何度も何度も世界を繰り返し、前回の世界での問題点を解決しても他の大きな問題が立ちはだかることが繰り返される絶望感は恐ろしいほどです。

最終的には、登場人物のほぼ全員が協力することで大きな問題に対応・対処し、全ての黒幕であり障害であった三四を止めることができ、彼女自身の苦しみも富竹の存在によって軽減された、はずです。

今回こそはきっといける、と言う希望と、また駄目だったという絶望感の落差が激しく衝撃を受けることが多い作品。
だからこそ、最後の全てが救われたように感じられるラストに受ける達成感は、筆舌にしがたいものがあります。

メジャーDS ドリームベースボール
2

これでも漫画『MAJOR』の家庭用ゲームとしてはマシ。

このゲームはまず、ストーリーモードが貧弱であり、ストーリーとして採用されているのはアニメ映像をそのまま使い回した紙芝居です。このゲームの8割以上はこのような紙芝居で構成されているため、それらを全て飛ばすと冗談ではなくクリアまでに2時間もかかりません。最初の紙芝居で原作33巻まで説明されますが、それまでにキャラクターボイスも動画もないため、原作を知らなければもはや何が何だかわかりません。
肝心の野球の対戦ですが、守備側はピッチャー以外を操作できず、何ならピッチャーもキャッチャーへの投球以外の行為を行うことができないのです。投球も、ニンテンドーDS付属のタッチペンでゴールの赤い丸にボールを持っていくだけであり、爽快感の欠片もありません。バッティングもミートカーソルの概念が無く、コースや高さに関係なくタイミングを合わせてバットを振るだけです。このようなことから、通常の野球ゲームの25分の1程度の操作しかできないと言えるでしょう。
一応他の『MAJOR』の家庭用ゲームと比べると、商品失格とまでは行かない上にボリュームも少なく、プレイヤーの受ける苦痛もそれほどではないため、評価は大マケにマケて2点を付けることにします。

ベイビーステップ / Baby Steps
9

努力で勝ちあがる几帳面高校生

『テニス』と『努力』を題材とした、熱くなるテニス漫画です!
几帳面で真面目な優等生『丸尾栄一郎』が、体を動かしたいという目的で始めたテニス。
最初は、本気でやるつもりはなかったが、ヒロインである『鷹崎奈津』に影響され、少しずつテニスにのめり込んでいきます。
決して体格に恵まれているとは言えない丸尾は、地震の几帳面な性格を生かし、ノートを使った細かい分析を行いながら、個性あるライバルたちに打ち勝っていくのです。
才能や体格に恵まれなくても最大限努力すればここまでいけるのか、と思わせてくれます。
タイトルの通り『ベイビーステップ』は、「小さくても一歩ずつ確実に進む」というような展開で物語は進んでいきます。
奇跡的な大勝利はありませんが、しっかりとした努力が実を結ぶ、試合展開が中心になります。
また、ヒロインとの甘いラブコメ限界も、読んでいてニヤリとさせられます。
ストーリーはおおまかに2部構成。
大会で同級生のライバルたちと戦う高校生編、プロ選手として実績あるプロ選手と戦うプロ編。
主人公がプロになったあとの、快進撃は非常に爽快です。

ハクソー・リッジ
9

決して殺さず、必ず生かす。一人の男の信念と勇気の物語

【概要】
俳優のメル・ギブソンが監督を務めた戦争映画。
太平洋戦争中の沖縄で、多くの人命を救った衛生兵デズモンド・T・ドスの実話を描いた今作は、あのスティーブン・スピルバーグ監督の「プライベート・ライアン」の冒頭シーンで、「映画史に残る戦闘シーン」とまで言われた「ノルマンディー上陸作戦」と同じか、それ以上の衝撃を与えるほどの、生々しいリアルな戦闘描写が描かれている。
メル・ギブソン自身、ベトナム戦争を描いた「ワンス・アンド・フォーエバー」で主演を務めていたので、戦争映画のノウハウと強いこだわりを持っているだろうし、監督としてイエス・キリストの最後を描いた「パッション」で空前の大ヒットと世間への衝撃を与えたこともあって、私自身としては彼の描く戦争映画には、見る前から大きな期待を寄せていた。
だが戦争映画として作品を見ようとした私にとって、凄惨な戦闘描写以上に、この映画に含まれた強いメッセージに衝撃を受けることになった。
激しい戦闘シーンが戦争映画の醍醐味であるのに対し、今作の主人公は衛生兵にして銃を持たない上に、終始誰一人として敵を殺さない。
戦争映画としてはある意味異色であるものの、この映画の凄いところは単に殺戮を映していくだけではなく、戦争という命の奪い合いの中で敵味方問わず命を救い続ける主人公の「闘い」を描くことでも、戦争映画として成り立たせている部分だ。
ただ人を撃ったり撃たれたりするシーンを映すのが戦争映画ではなく、危険を顧みずに命を救う男の姿を描く戦争映画があってもいいという衝撃を与えてくれた今作について、私なりのレビューを行っていきたい。

【ストーリー】
アメリカのヴァージニア州の自然豊かな町で生まれたデズモンド。彼は共に山を駆け巡って遊ぶ兄、第一次大戦に参戦して心に傷を負った父、その父の暴力に毎晩苦しむ母と暮らしていた。
ある日、デズモンドは兄弟喧嘩で危うく兄の命を奪いそうになり、その出来事を機に彼はモーセの十戒「汝、殺すことなかれ」の教えを生涯守ることを誓った。
それから月日が経ち、青年となったデズモンドは、敬虔なセブンスデー・アベンチスト信者として教会に通う日々を送っていた。
その日もデズモンドは教会の手伝いをしていたが、外で一人の男性が事故に遭って大怪我をしているところを目撃し、応急処置を施して病院に連れて行った。その病院で彼は献血を担当していた看護師のドロシーと運命的な出会いを果たし、それ以降も病院に通って彼女をデートに誘うようになり、やがて彼女にプロポーズをした。
一方、第二次世界大戦は激化の一途を辿り、ついにデズモンドの兄も軍に志願。デズモンドもまた、衛生兵として多くの命を救おうと陸軍に志願することになった。
ブートキャンプで出会ったハウエル軍曹の厳しい訓練に仲間たちと耐えていくデズモンドだったが、射撃訓練の際に「信念ゆえに銃を持てない」という、兵士にとっては致命的な問題を抱えていることが発覚する。
上官であるクローヴァー大尉からも「良心的兵役拒否者」の烙印を押されたデズモンドは問題児として扱われるようになり、軍上層部を上げての陰湿な嫌がらせを受けることになる。
仲間たちからも暴力を伴ういじめを受けるが、デズモンドはそれでも挫けず、「人は殺さない」という信念を曲げることなく、軍隊での日々を送り続けた。しかし、休暇を利用してドロシーと結婚式を上げようとしていたデズモンドは、軍上層部から、ライフルの訓練を受けていないために休暇は許可できないと言われる。
さらに命令拒否をしたとして軍法会議にかけられることになり、デズモンドはドロシーとの結婚式に出席できなかった。
事の顛末を知った知ったドロシーは、デズモンドを助けるために、元軍人であるデズモンドの父に助けを求める。
軍法会議で窮地に陥るデズモンドだったが、最後の最後で父の助けを得ることができ、銃を持たずに出兵するというデズモンドの主張は受け入れられることになった。
そして1945年5月。デズモンドは衛生兵として沖縄に上陸する。
彼の部隊は激戦地として知られる「ハクソー・リッジ」に向かうことになり、そこに陣地を構える日本軍を退ける任務に就く。
激しい戦闘の末、一時は日本軍を撃退したものの、再び猛反撃を受けて部隊は撤退。
その中で友人を亡くしたデズモンドは悲しみに暮れて立ちつくすが、その時、助けを求める取り残された仲間たちの声が聞こえてくる。
その声を聞いた彼は意を決して、一人戦場に戻り、取り残された仲間たちの命を救うべく、孤独な戦いを始めるのだった。

【リアルな戦闘】
映画のタイトルである「ハクソー・リッジ」とは、沖縄の「前田高原」と呼ばれた日本軍陣地のことであり、北側がまるで弓鋸のような切り立った崖であったことから、アメリカ側がそう名付けていた。
私を含め、映画を見てこの戦いのことを初めて知ったという日本人も多いことだろう。

登場する兵士の一人が、「6回登って6回撃退された」という台詞を放ったように、映画ではとにかく凄まじい攻防が繰り広げられていき、その中でアメリカ兵が日本兵に対して並みならぬ恐怖を抱いていくシーンも見受けられた。
舞台となる戦場は、アメリカの戦艦による激しい艦砲射撃によって完全に破壊しつくされ、まさに「地獄とはこういうものか」と思わせるほどに荒廃している。
にも関わらず、日本軍は広大な地下陣地に隠れてそれをやり過ごし、ゲリラ戦術や人海戦術を駆使してアメリカ軍を追い詰めていくのだ。
ある程度の脚色はあるとは思うが、それでも後半のアメリカ軍を撃退しようと押し寄せる日本軍の突撃シーンには鬼気迫るものを感じたし、同じ日本人でも恐怖を抱いてしまった。

【デズモンドの信念】
そんな戦闘描写もさることながら、今作はそれ以上に、宗教的なメッセージと家族愛、そして信念を抱くことの尊さと苦難も描かれている。
主人公のデズモンドは敬虔なプロテスタントのキリスト教徒であり、幼少期から父であるトーマスの暴力に悩まされる家庭環境で過ごしてきた。そんなトーマスもまた第一次大戦に従軍したことで精神を病んでおり、母親のバーサが言った「父さんは自分が嫌いなの」という台詞からも、トーマスは自分が生きていることを許せず、何故自分だけが生き残ったのかがわからないことに苦しんでいるかのように描かれている。
映画の後半で、デズモンドが銃を持たない理由が単にモーセの十戒を守るためではなく、その父の暴力も関係していることがわかるのだが、それがわかるまでは見る人によってはデズモンドが単なる理想主義者のように映るかもしれない。
戦争とは人が人を殺す行為を正当化されたものであり、デズモンドが信奉する宗教観とは相いれないものである。
それでも従軍しようとするデズモンドの行為は矛盾しているし、そんな彼に対して嫌悪感を抱く人もいることだろう。
しかし、デズモンドは単に理想を掲げて戦争の現実を直視していない人間ではなく、彼なりの信念があってのことだった。
軍法会議にかけられることになったデズモンドが独房の中でドロシーと面会するシーンで、彼は「信念を曲げたら生きていけない」という台詞を吐く。彼にとっては信念こそが自分自身であり、ドロシーはそんなデズモンドの信念に惚れていたことに気づく。
彼にとって銃を持たないことが重要なのではなく、戦争という命の奪い合いの中で、自分だけは命を救う立場でありたいという思いこそが、デズモンドにとって重要だったのだ。
そしてデズモンドの信念が単に人を殺めたくないという思いだけではないことが、映画の後半ではっきりとわかることになる。

【殺戮の中での人命救助】
ハクソー・リッジで、日本軍の容赦ない攻撃が続く中、デズモンドは丸腰で弾丸飛び交う中を進み、負傷した仲間たちを救助していく。その姿はそれまでいじめられていた気の弱い理想主義者のデズモンドではなく、何が何でも救ってみせるという強固な決意を胸にしたデズモンドだ。
日本軍の熾烈な反撃の後、デズモンドはせっかく打ち解けることができた仲間のスミティを亡くし、神に「自分に何をしろというのか?」と問いかける。絶望するデズモンドだが、彼の背後で助けを求める声が響き渡った時、デズモンドは自分の使命を理解する。
そこから彼は、たった一人で日本兵がうろつく陣地を隠れながら進み、負傷した味方を救い続けるのだ。疲れ果て、ボロボロになりながらも、彼は「あと一人だけ、助けさせてください」と祈りながら、まるで憑りつかれたかのように、味方だけでなく傷ついた日本兵までも夜通し救い続けた。
それまでデズモンドを認めていなかったクローヴァーやハウエル、そして仲間たちは、デズモンドの並みならぬ勇気とその行動に、心を打たれて謝罪する。
ここまでの展開を経て、デズモンドという男がしてきた行為と彼の信念が、並の人間では決してやり遂げられない尊いものであることが、はっきりとわかる。
ラストでデズモンドが担架に吊り下げられて運ばれる描写は、神々しさ以上に、彼が聖人として神に認められたかのような印象を抱かせた。
ここにきてようやく、デズモンドの魂が安らぎを許されたかのように。

【最後に】
これは実話を基にした映画である。
本当に丸腰で戦場に赴き、自身の命を顧みずに敵味方問わず大勢の命を救った人間がかつて実在したのだ。
一人の男の並みならぬ信念と勇気、そして戦争の地獄とそこで繰り広げられた命を巡る一つの物語。
デズモンドは自分の信念をただ抱き続けるだけでなく、実際に行動に移し、その結果、誰も成しえなかった偉業を達成した。
彼の行動は、我々に一つの言葉を投げかけてくる。

人間の本質は、最後まで見届けなければわからない、と。

一人の映画ファンとして、この異色の戦争映画を多くの人に見てもらいたいと思っている。

ブルックリン / Brooklyn
8

誰でも共感できる作品

レディーバードが高評価の2021年現在ハリウッドを代表する若手の女優のシアーシャ・ローナンが主演を務めた若く瑞々しい作品。
第二次世界大戦後の1950年代アイルランドからNYのブルックリンへ仕事を探してはるばる来た内気で冴えない少女エイリッシュ。慣れない地に慣れない仕事でホームシックになりながらも仕事での葛藤、人との出会い、そして恋を通して大人の女性へと成長していく物語。
そして予期せぬ大きな絶望から久しぶりに実家へ帰ったエイリッシュは以前のような垢抜けない少女ではなくなりとても魅力的な女性に変わっており、当時は考えられなかった出逢い、経験を通して故郷への想いも膨らんでいく、、、
最終的に彼女は愛する人の待つブルックリンへ帰るのか、ずっと焦がれていた故郷へ残るのか、、、

徐々に自信をつけ美しく変わっていく姿にとても心動かされます。
10代の多感時期からをとても繊細に丁寧に描いている、シアーシャ・ローナンの演技が素晴らしかったです。
きっと誰もが通り過ぎて来た葛藤に共感できるのではないでしょうか。
成長していくにつれエイリッシュの服装が変化していき、垢抜けていくファッションもとても可愛く、見どころの一つになっています。

野田ともうします。
10

野田エキスにかかるとその人の本質が見えるのです。

女性向け漫画雑誌で2008年から2016年までの約8年間という長期連載していた柘植文作品、それが『野田ともうします。』です。女性向け漫画雑誌に掲載されながらも、決して恋愛漫画ではありません。しかし、これが私にはドンピシャでした。

主人公の野田さんは見た目は地味な女の子。
全く本命ではないけれど、諸事情で入学することになった東京平成大学(所在地は埼玉)に通う女子大学生です。
故郷群馬を愛し、本を愛す野田さんは手影絵サークルの先輩や同級生、バイト先の同僚たちに囲まれ日々を過ごしています。
核たる自分(野田ワールド)はしっかり持ち、頑固な一面も持ちますが、誰に対しても対等に接する彼女の姿には学ぶべきところがたくさんあります。
彼女の周りには、そんな野田さんのことが大好きな人達が集まります。しかし、べたべたに仲良くするわけではなく、ゆる~く彼女を見守りながら、各々の人生を生きているのです。

全7巻ありますが、何度も何度も読み返したくなる素敵な作品です。
往年の名作ドラマ『やっぱり猫が好き』や日常漫画『あたしンち』が好きな人はハマる可能性大。
良い意味で、感情を左右されるような漫画ではないので、いつでも読める貴重な漫画という意味でもおすすめです。

誰も知らない
5

音楽もほとんどない淡々とした描写

うすら風邪をひき、のどの痛みが取れないので、年末に撮り溜めていた映画を観る。

この映画が制作された2003年は、平日は毎日午前さま、休日は子どもと公園めぐりで、公私とも、最も充実していた時期だったと思う。

だから、本作品が海外で高い評価を受けただとか、主人公が中学生の柳楽優弥だとか、事前情報なしに観た。監督が是枝裕和なのでくらいの、軽い気持ちだった。

音楽もほとんどない淡々とした描写に、どんどん引き込まれる。優しくて、駄目な母親役のYOUの演技もいい。

ラストの羽田空港モノレールの描写は、エヴァの綾波とシンジの電車シーンを想起する美しさだった。

アベノミクス以前の「失われた〇十年」は、歴史的には貧困の時代と称されるのだろう。

現在までの時期を連続して生きる私たちは、心情的にこれを受け入れられない。「日本は裕福な国」というイメージを、私たちの時代に否定されたくないのだ。

しかし、非正規雇用、格差拡大の例を持ち出すまでもなく、貧困の問題は目に見えるところにあった。

息子の通う小学校にも、貧困の問題を抱えているのかなと感じる子はいた。だからといって、自ら動くこともなかったし、たぶんこれからも同じだと思う。

だから景気が少しはマシなこの時期に、できるだけ多くの人が、自ら救われて欲しいと願う。

災害の時とかは別として、困難を克服する過程の幸せの度合は、「他人に救われる相互に助け合う自ら救われる」だと思うから。

傲慢な考えかな。

Oasis / オアシス
9

心にしみるOASISの音楽

OASISといえばイギリスのビッグバンド。ビートルズの再来と呼ばれたモンスターバンドで、ブリットポップ・ムーヴメントを起こしました。日本でもCMで何曲か起用されていて、そのたびに多くのファンを獲得しています。
主要メンバーは何といってもギャラガー兄弟でしょう。ノエル歌声は甘く、優しくそれでいてどこか少し切なさを持っているところが好きです。楽曲は兄のノエル・ギャラガーがほとんど作詞作曲ををしています。あのポール・マッカトニーもお気に入りの曲が何曲かあるそうです。そしてその弟、リアム・ギャラガー。兄のノエル・ギャラガーとは対照的に野生感にあふれ、唯一無二のロックスターの歌声でいつもしびれてしまいます。歌うときはお決まりのポーズがあって、両手を後ろで組みマイクに下から、まるでガンを飛ばすように押し付けて歌います。ギャラガー兄弟のほかのメンバーは少し入れ替わりがあります。一時期ですがなんと、ギャラガー兄弟が敬愛するビートルズのドラマーのリンゴスターの息子、ザックスターキーが務めていました。メンバーの入れ替わりがあってもOASISの曲、歌の本質は変わることはありません。ロックスターですが優しくもあり激しいロックのビートを聞かせてくれます。

玉置浩二
10

是非一度、騙されたと思って聴いてください!お願いします!

これ程、彼の歌う声や言葉の一声一声が胸に響くアーティストはおそらくいません。いつか彼の素晴らしい音楽を私がしっかりと受け止め消化できる日が来たらコンサートに行くつもりではいますが、今は素晴らしすぎて、彼のコンサートに行けないのです。そんなに大好きならば、普通はすぐにコンサートに行くことでしょう。しかし、もし行ってしまったら現実に戻れる自信がありません。同じ空間、同じ時間を目の前で見ることができるコンサートは、おそらく、自宅等で聴いてる耳からの音楽とは違うことでしょう。
大好きな玉置浩二さんは、歳を重ねるほど、音楽に深みが出てくるなと思います。そして、ファンのひとりが意見をお伝えするのは大変生意気ではありますが、歳を重ねるごとに歌声や言葉に深みを増し、若かりし頃の歌声よりも私は断然、今の玉置浩二さんの歌声の方が大好きです。人生の良い時も悪い時も経験され、痛みも喜びも、そして深い愛も知っているのでしょう。人間味、溢れるアーティストです。
玉置浩二さんは歌唱力あるアーティストですが、実は楽曲提供も沢山されており、作曲の才能もある方なのです。一度は必ず聴いたことがあると思われる中森明菜さんの「サザン・ウィンド」も彼が楽曲提供した曲です。他にもV6さんの「愛なんだ」、斉藤由貴さんの「悲しみよこんにちは」、中島美嘉さんの「花束」は彼の作詞作曲です。是非、彼の音楽を聴いてみて下さい。

ムーラン・ルージュ / Moulin Rouge!
8

大切な人がいる方必見

ラストは頭が痛くなるほど泣きました。
実際にあったムーラン・ルージュという場所を題材にした「愛」「生きる」をテーマにした作品です。
ミュージカルのような進み方で、歌と音楽がとても耳なじみのいい昔の洋楽や有名な歌を使用していて非常に引きこまれる世界でした。
ヒロインの二コール・キッドマンの美しさは男性だけでなく女性も魅了されること間違いなし!そして歌も上手い!もちろん、主人公のユアン・マクレガーも歌が上手くどんどんイケメンに見えてきます(笑)

ヒロインは最後、結核で最愛の人の目の前で幸せになる未来をみつけた直後に息絶えてしまいます。。
衝撃のラストと愛する人を失う悲しみに泣かずにはいられませんでした。
大切だからこそ伝えられなかった本当の気持ちをやっと伝えることができたのに…。
何度もこの作品を観ていますが、一番最初に見終わったあとは泣きすぎて辛すぎて動くことがしばらくできませんでした。
自分にも大切な人がいて、その人のために今できる精一杯を考えるきっかけになりました。
決してハッピーエンドではないですがその後、何度か観ているうちにヒロインにとって最高の人生だったのではないかと自分なりの解釈を持つようになり、この作品がもっと好きになりました。

お話もですがミュージカルが好きな方、裁縫や装飾品が好きな方もぜひ、一度ご覧になってはいかがでしょうか。

キングダム ハーツIII / Kingdom Hearts III / KH3
10

キングダムハーツ3最高です。

キングダムハーツ3は主人公のソラとグーフィーとドナルドで冒険するゲームです。ソラの大切な友達のリクとカイリも出てきます。ディズニーキャラも出てきます。ハートレスという闇の怪物と戦います。最初の冒険の場所はオリンポスです。ヘラクレスが出てきます。ヘラクレスは何でも持ち上げることが出来ます。次の冒険の場所はトワイライトタウンです。レミーの美味しいレストランに出てくるレミーが出てきます。レストランでは集めた食材を実際に料理することが出来ます。楽しいです。次の冒険の場所はトイボックスです。トイストーリのキャラが出てきます。ウッディとバズとハムとレックスとリトルグリーンが出てきます。そこではソラ達はおもちゃの格好になります。次の冒険の場所は塔の上のラプンチェルとフリンが出てきます。ダンスが踊れたりします。ワクワクします。次の冒険の場所はアレンデールです。アナとエルサとオラフとクリストフとスヴェンとハンスが出てきます。次の冒険の場所はモンスターズインクのサリーとブーとマイクが出てきます。そこではソラ達もモンスターの格好になります。次の冒険の場所は100エーカーの森です。プーとピグレットとティガーとピーターラビットとルーが出てきます。色んなゲームが出来ます。次の冒険の場所はサンフランソウキョウです。ベイマックスとビッグヒーロー6が出てきます。次の冒険の場所はカリビアンです。そこではソラ達は海賊の格好になります。船の操作も出来るので楽しいです。次の冒険の場所はキーブレード墓場です。たくさんのハートレスと戦います。

リメンバー・ミー / Coco
8

音楽が家族の絆を深める

このピクサー映画は私が数多くのピクサー映画を見てきた中でも一番オススメ出来る映画です。老若男女世代を問わず見ていただける映画です。
舞台はメキシコ。「死者の日」というメキシコでは盛大な祝祭が行われる一つの祝日のお話です。
主人公はミゲル・リヴェラ、メキシコのサンタ・セシリアに暮らす12歳の男の子。靴屋を営む一家の最年少です。曲を聴いただけでギターが演奏できる天才、そして素敵な歌声を持った少年です。
ただ、リヴェラ家ではある人の所為で「音楽禁止の掟」があり、自由に演奏も出来なければ歌うことも許されません。そんな生活の中でもミュージシャンへの夢が諦められないミゲルは死者の日に開催される音楽フェスに参加しようとします。しかし、自作のギターを祖母に壊されてしまった為に有名ミュージシャンデラクルスの霊廟にあるギターを持ち出そうとし、死者の国に飛ばされてしまうのです。
死者の国に飛ばされてからある男性に出会うのですが、その男性がなんとミゲルの家族だったのです。死者の日に死者の国から普通の世界に渡るには条件があります。それは、写真が飾られていること。写真がないと一年に一回の死者の日に家族に会いに行けないのです。
その写真を巡って様々な事件が起きるのです。この映画は、音楽の楽しさ、家族の偉大さ、命の大切さを教えてくれるとても素敵な映画です。

映画刀剣乱舞-継承- / TOUKEN RANBU THE MOVIE
9

予備知識が無くても楽しめる

オンラインゲームから始まってアニメに舞台、ミュージカルと表現の場が広がっている「刀剣乱舞」がついに実写映画化されました。
ゲームやアニメの実写化では違和感があったりして低評価が付きやすいものですが、映画『刀剣乱舞』はかなりハイクオリティーに仕上がっていると思います。
日本人ならほとんどが知識のある「本能寺の変」と刀剣男士たちの活躍を融合させたストーリーで、織田信長や豊臣秀吉は知っているし、刀剣男士たちを知らなくても大丈夫です。
ストーリーは複雑ではないものの工夫があり、何といっても登場人物たちの描き方が良いです。
若手俳優が多いものの舞台での活躍が多いそうで、殺陣を始め和装での立ち居振る舞いも美しいです。
映像ならではの表情にも演技力があり、出演者の質の高さを感じます。
アニメや舞台での予備知識があるファンには嬉しいシーンもありますが、所見でも映画としての見どころがあります。
刀剣乱舞はアニメやゲームでファンの「推し」が出来上がるものですが、三日月宗近が中心として描かれることに異論は出ないのではと思いますし、この三日月が映像としても作中での描かれ方としても素晴らしいと思います。
多くのファンが感じていると思う「優雅さと強さ」を兼ね備えた三日月宗近をさらに輝かせる作品になっているのではないでしょうか。
その他の刀剣男士たちの描写も期待を裏切らないと思います。
映画の内容は予習せずに見て、2度3度と楽しめる作品になると思います。

こばと。 / Kobato.
8

ふんわりとした優しいアニメ

ふんわりとした色と可愛らしい絵がとっても素敵なアニメ「こばと。」は、主人公の女の子が、自分の願いを叶えるために、人々の傷ついた心を癒やすお話です。
アニメの中で流れている優しくてふんわりとした曲がすごく素敵で、見ているとほっこりしました。
季節がめぐっていく中で、主人公の女の子は、いつも一緒にいる犬のぬいぐるみのキャラクターと一緒に、たくさんの人と出会っていきます。
主人公の女の子は、その出会った人の小さな悩みや思いを助けていきます。
男の子のために一生懸命に頑張っているお母さんを応援してくれたり、昔は仲良しだったのに、途中ですれ違ってしまった女の子たちを仲直りさせたりなどなど、いろんなお話を見ることが出来ます。
どのお話も、とっても優しくて、ほっこりと心温まります。
誰かを大切に想う優しくて温かな気持ちを描いた、とっても素敵な作品です。
そして、このアニメのお気に入りなところは、主人公の女の子が歌う歌です。
第一話で、桜舞う公園で、おばあちゃんと赤ちゃんのために歌うシーンがすごく素敵でした。
あと、町を見守ってきたいちょうの木のために歌うシーンや、雪が舞うクリスマスの日に歌うシーン、そして、最終回の桜舞う中でピアノの伴奏と一緒に歌うシーンは感動します。

はじまりへの旅
9

「家族愛」と「成長」と「別れ」の物語

文明社会から離れて森の奥で過ごす、変わった家族のお話しです。
父親ベンは、6人の子供たちとサバイバルな生活をしています。肉体鍛練や狩りはもちろんのこと、毎晩与えられた課題図書を読みこなし知力も並外れています。
母親レスリーは精神の病を患っており、そのために文明を捨てる暮らしを始めたのですが、病状が悪化し町の病院に入院しています。いつもの通り、ベンは買い出しに町に出かけレスリーの様子を知る為に電話をすると、自殺していたことがわかります。ショックを受けるベンと子供たちは、「火葬して楽しく送った後は、公共のトイレに遺灰を流して」という遺言を実行するために、森の奥からニューメキシコの教会を目指して、「スティーブン」という名のバスに乗って2400kmの長旅をします。

父親が絶対だった子供たちは、実は不満を持っていたり、自分の道(将来)を考えていたりすることが長旅で徐々に明らかになります。
頭ごなしに子供たちの意見を否定し続けるベンですが、次男のレリアンは祖父の家で暮らすと言い始め、長男ボウは密かに大学を受験し、いくつもの合格を決めています。更にレリアンを取り戻そうとした娘のヴィスパーが屋根から落ちて、大怪我をします。
ベンは自信を失います。子供たちの為にならないのではないか?レスリーにとって本当に良かったのか?悪化させたのは自分ではないのか?ベンは子供たちを祖父に託し、独りスティーブンに乗って帰ります。しかし、子供たちは実はスティーブンのトランクに乗っていました。そして夜中にレスリーの救出作戦を実行します。

大奥 / Ooku: The Inner Chambers
10

女の苦悩をここまで書き表した作品を私は知らない

男女逆転大奥、というキャッチーなコピーが有名になったのは確か10年近く前になる。嵐の二宮くんが主演で映画化もしていたはず。
もともと筆者はドラマでやっていた女主体のあの大奥を舞台にした物語もかなり好きなたちだ。ドロドロした愛憎劇めっちゃ面白い…!と思うタイプ。本作である男女逆転大奥も中々にすごい。女同士のドロドロの戦いというわけではないけど、それが故に、人の内面がすごく描かれていると感じる。
特に女将軍の苦悩。世継ぎを作るためとはいえ、毎夜毎夜大奥の男に抱かれなければならず(ここは男の将軍だったらウハウハなのかもしれない)この人と思う人がいても子宝に恵まれなければ歓迎されず、側室をあてがわれ(これは男将軍でも同じか)挙げ句の果てには懐妊しても子供を産むためには政務から一時的にはならなければならないという始まりから終わりまで彼女の好きにできることなんて1つもないんじゃないかという感じ。ただどの女将軍もとにかく強くて魅力的で素晴らしい。男性が読んだ時の感覚はわからないが女の筆者からするともうとにかくグッとくる。ただ1人に愛されたい苦悩、添い遂げたい苦悩、将軍としての在り方での苦悩。そんな苦悩の表情の描き方が秀逸。単純に歴史の勉強にもなるのでおすすめである。

ONE OK ROCK / ワンオク / ワンオクロック
10

ROCK好きにもPOP好きにも万人ウケする日本初ROCKバンド

ONE OK ROCK、通称ワンオクは2005年にデビューした4人組ロックバンドです。彼らの音楽ジャンルはロック、ラウドロック、オルタナティブ・ロック、ミクスチャー・ロックとロックを中心としています。私は10年前からワンオクファンですが、2009年まではもう一人メンバーがいたのですが、彼はメインギターでしたしギターテクも高かったので、バンドテイストな曲が多かった印象があります。現ギター担当のToruはギターがあまり上手ではないと音楽界隈では有名ですが、そんな彼も抜けたメインギターの穴を埋めるために日夜ギターの練習に励んでいるので、最新のアルバムになるにつれて明らかにギターが上手くなっていくのがわかります(笑)
他にもワンオクの特徴として、ボーカルTakaの圧倒的な声の美しさとハイトーンボイス、流暢な英語の発音、スター性を感じさせる整った顔立ちがあります。Takaは歌手の森進一と森昌子の息子であることは有名ですが、2人の遺伝子を受け継いでいるのでしょう、とにかく歌が上手いです。彼は高校時代の数年間をニューヨークで過ごしただけなのにとても綺麗な英語を話すので、現在世界中をツアーで巡っているワンオクは外国人からも容易に受け入れられています。
ここ数年は海外進出とともに当初のワンオクにはなかった、ミクスチャー・ロックに手を出している印象なので、よりロックに詳しくない人でもハマりやすい曲調になったのではないでしょうか。

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 / DQ8 / ドラクエ8 / Dragon Quest VIII: Journey of the Cursed King
9

シンボルエンカウントでメタル狩りもサクサク!!ボイス付きでより楽しい!!

PS2版ドラゴンクエスト8のリメイク版プレイしました。
PS2版との違いを比べていきたいと思います。
ストーリーは、裏ダンジョン追加があります。追加裏ダンジョンでは宝箱で種が手に入り、1日たつと宝箱の中身は復活するので、パラメータをどんどん強化できます。
種狩りが格段にラクになりました。
また、ドルマゲスの過去についての追加ストーリーもあります。主人公と姫の出会いもありますので、2人が好きな方は必見です。
そして、エンディングも追加されました。前作は姫とのエンディングだけでしたが、条件を満たすとゼシカとも結婚できます。姫とのエピソードは不思議な泉に通わないとあまり出てこないので、唐突だった人もいるかもしれませんが、ゼシカとのエピソードはけっこう作りこまれていると思います。
エンカウントは、シンボルエンカウントになりました。メタル狩りがとてもやりやすいです。ドルマゲス撃破前のメタルスライム狩りなどが簡単にできます。
そして、ボイスについてです。私は気に入りました。気に入らなければオフにできます。しいて言うなら、ミーティアの一人称が「わたくし」だったことに違和感があります。わたし、かミーティアだと思っていたので。
また、ゲルダとモリーが仲間になります。
全体的に、前作よりパワーアップしており、かつ優しくなったと思います(シンボルエンカウント、種集め)。
読み込み時間も短いです。
前作より劣っている点は、画面のきれいさです。携帯ゲーム機とTV据え置き機の違いと思うしかありません。
前作をやりこんだ人も、買って損はないと思います。私も前作は全員レベル99まで上げましたが、これはこれで楽しめました。

CRAZE
8

最近では貴重な硬派で男気溢れるバント

CRAZEは1994年に結成し、2006年に解散した国内のバンドです。荒々しく男らしいバンドサウンドが特徴で、楽器陣の存在感が強烈でバンド好きには堪らない魅力があります。だが、楽器陣が強烈過ぎるせいなのかボーカルの入れ替わりが激しく、アルバムを二、三枚出すとすぐにボーカルが変わります。その為、楽曲の印象が時期によってかなり違うので、バンドとしては大変だったでしょうが聞き手としてはそれはそれで面白さがあり、多彩な魅力となっております。このバンドの楽しみ方は、まず時系列順でボーカルの違いを聞き比べて貰いたいと思います。個人的には初期のボーカルの藤崎賢一の頃が特にお勧めで、男気溢れる歌詞と歌声が特に素晴らしく、バンドサウンドとの絡みも抜群です。最終的にはこの後、ボーカルが三回代わります。そしてとうとう代わりが居なくなり、最後はボーカル無しで解散ライブを行います。最後のライブ映像はファンとしては色々な意味で堪らないものとなっております。ボーカルが居ないステージで楽器陣がデビュー曲を演奏する様は、ファンになってしまうと涙無しでは見てられません。また、初期の頃と比較するとバンドアンサンブルもかなりのクオリティになっており、「こんなに良いのにもったいない…」と思わずにいられません。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
9

週刊少年ジャンプ発信のグルメアニメ

一昔前は至るところでグルメマンガが掲載されていたが、平成に入って役30年ヒットして長期連載がなくなっていたが久々に料理対決の話がはじまった。

主人公・幸平創真は食事処ゆきひらで父親の幸平(才波)城一郎と共に働いていた。そこへ遠月学園理事長 薙切仙左衛門の依頼で当学園に編入することになった。
編入試験は薙切えりなが担当することになったが、創真の出したふりかけ卵かけご飯をマズイと言い放ち不合格にするものも仙左衛門が合格とした。
遠月学園には、特殊なルールが有りその中で料理が一番うまいならば、どんなことでも相手に言う事をきかせる、その対決方法が食戟。
この対決で創真は丼研を助けるためミートマスターこと水戸郁魅と対決して見事勝利して郁魅(肉魅)を丼研に入会させる事になった。
そしてもう一つが遠月十傑評議会制度である。この制度で創真の父の場一郎は第二席までしかなれなかったことでオヤジ声をすることは遠月十傑で第一席の高み登らないことを知る。
宿泊研修で四宮小次郎に負けたがスタジエールでのコンパ料理(親子丼)で四宮シェフに認められ。秋の選抜で葉山アキラに予選・本選共に敗北したけれど進級試験には、熊肉料理で見事勝利しました。
作中ででてきた料理も作れそうなところ作者が料理の知識が豊富なとこがわかるので一度読まれると良いでしょう。

パシフィック・リム: アップライジング
5

予告のかっこいい音楽はどこへ行ったのか…?

前作パシフィック・リムの続編です。続編ということで、主要メンバーも引き続き出演している…と思ったら主役だった人がいない。しかも説明ない…。あっでも菊地凛子ちゃん出てる。あっ死んじゃった…?というなかなかびっくりする序盤でした。
カイジュウを退治するためのイェーガーの機体は今作でもそれぞれに特徴があってかっこよかったです。アクションもなかなか良かったんですが、前作に比べると戦闘範囲は狭いかも。日本が非常に重要な場所で、最終決戦の地に設定されてしまいますが、ありがちななんちゃって日本でした。これはこれで楽しめるので良いです。そしてガンダムファンや怪獣映画ファンには楽しめる小ネタもいくつか仕込まれていました。
ストーリーもありがちでしたが特に破綻した感じでもなく。今作で一番びっくりしたのは新田真剣佑くんが外国作品でも普通にかっこよく見えることです。演技もちゃんとしていました。英語もさすがに堪能で自然でした。他の作品にもどんどんチャレンジしていってほしいです。
前作のデコボコ研究者コンビがとても好きだったんですが、研究に没頭しすぎて本当にカイジュウ化してしまいました。残念でしたが二人とも良い演技でした。中国の女優ジン・ティエンさんがこの映画でも大きい怪物と戦っていました(いつもでっかいなにかと戦ってるな…)。とっても綺麗で演技も素敵でしたが、この人の演じた女社長のキャラクター設定は無理がありすぎました。
パシフィックリムのテーマソングが流れた時にはとても興奮しましたが、予告で使われていたラップっぽいかっこいい音楽は全く出てきませんでした。いったいどこへ…。

ゆず
8

アルバム『BIG YELL』について

今までのゆずのアコースティックな二人の雰囲気をいかしつつ、テクノポップなど新しい音源もあり、たくさん楽しめるアルバムとなっています。
楽曲提供をした曲のゆずバージョンも入っていて、2つの違いを聞くのも楽しいと思います。
北川悠仁の元気よく楽しそうな声と、岩沢厚治の伸びやかで高音がとても心地よいハーモニーが聞ける楽曲ばかりです。
タッタのアルバムバージョンは、配信限定のシングルとは違い、バックバンドがついていてさらにライブでファンの人と盛り上がれるような明るい雰囲気が聞いていてノリノリになってしまうと思います。
2つの楽曲の違いを聞いてみるのも楽しみのひとつではないでしょうか?
今回のアルバムはこのように配信限定シングルや、シングルなどがたくさん入っていて昨年20周年を迎えて発表された楽曲が盛りだくさんの聞き応え十分なアルバムです。
ゆずがデビュー当時から大好きな人に向けて二人のアコースティックギターの弾き語りもあり、また最近好きになった人も楽しめる曲が多く入っていてどんな方も楽しんでいただけるのではないかなと思います。