デアデビル

デアデビルのレビュー・評価・感想

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デアデビル
5

アメリカ版座頭市

今作はアメコミのマーベル・コミックの大人気同名作品の「デアデビル」の初の実写映画化作品となっており、主演のデアデビルことマット・マードック役のベン・アフレックは後のアメコミ映画で「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」や「ジャスティス・リーグ」で、バットマンことブルース・ウェイン役を演じることでファンの中では有名作となっています。この映画は主人公のマット・マードックは子供の頃、交通事故で放射線廃棄物を目に浴びてしまい盲目になりますがそれ以外の五感の能力が超人的な五感になり驚異的な反射神経と平衡感覚を持ち音の反響を3次元のイメージとして捉えるレーダーセンスを得ます。そこから屋外でパルクールが出来るまで特殊能力に慣れますがマットの父親でボクサーであったジャックは八百長試合を拒否した事でギャングの見せしめで銃殺されます。マットは父親を殺したギャングへの復讐とこの街の浄化のために、ボクシングやマーシャルアーツ、パルクールや忍術、器械体操、柔道を習得し街の自警団である「デアデビル」としてマットのもう1人の自分を誕生させました。この映画は盲目繋がりで「座頭市」を観ているような感覚でデアデビルの離れ業やすご技の連続で新感覚のスーパーヒーローが堪能できる映画です。