スマホを落としただけなのに

スマホを落としただけなのに

『スマホを落としただけなのに』とは、志駕晃(しがあきら)のミステリー小説および、中田秀夫が監督を務めたミステリー映画である。原作は第15回『このミステリーがすごい!』大賞で最終候補に残った人気シリーズだ。賞には落選したが、編集部推薦の「隠し玉」としてシリーズ化され、全3巻が刊行された。
主人公の麻美の彼氏である富田がスマホを落とした日から、麻美の周囲で不可解な出来事が起こり始める。やがて事態はネットに留まらず連続殺人事件、そして麻美の秘密をも暴いていくことになる。

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『家売るオンナ(ドラマ)』とは、は、2016年7月から9月にかけて放送された、スーパー営業マンの不動産販売をテーマとしたドラマである。主演は北川景子で、天才的不動産屋・三軒家万智が、顧客の悩みや問題点を解決しつつ、家を売りまくるというストーリー。数々の賞を受賞し、海外でも方された人気ドラマで、2017年5月にはスペシャルドラマ『帰ってきた家売るオンナ』、2019年1月から3月まで、続編として『家売るオンナの逆襲』が放送された。

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『あなたの番です』とは、日本テレビ系にて2019年4月から9月まで放送された全20話のミステリードラマである。キウンクエ蔵前というマンションに引っ越してきた新婚夫婦が「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康。第1章、第2章で構成された2クール半年間に渡って放送され、テレビ放送と連動して、『扉の向こう』というスピンオフがHuluにて独占配信されている。

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『嘘喰い(うそぐい)』とは、『週刊ヤングジャンプ』連載の迫稔雄による漫画作品。主人公の天才ギャンブラー斑目貘と、あらゆる勝負事を取り仕切る裏の組織である倶楽部「賭郎」を中心に繰り広げられるギャンブル漫画。作中オリジナルのギャンブル・ゲーム、その中で展開される心理戦・格闘シーンが特徴。独特な世界観の中で個性的なキャラクターが発するセリフには名言も多い。

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リングとは1998年より作家鈴木光司が出版した小説を映像化した映画作品。この作品はジャパニーズホラーのブームの火付け役となった。主演は松嶋菜々子、真田広之。主人公・浅川玲子が元夫の高山竜司と共に「一度見たら死ぬ」という呪いのビデオを見てしまう。二人は呪いから逃れるために呪いのビデオの謎に迫る。

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『リング2』とは1992年に公開された日本のホラー映画。前の年の劇場版『リング』の続編であり、映画版オリジナルストーリー。『リング』の正規の続編として『らせん』があるが、本作はもう一つの続編として異なる展開を見せるパラレルワールドとして描かれている。前作『リング』のホラー感を継承し、より恐怖を感じさせる映像が増した。亡くなった恋人、高山竜司の死の謎を解く、高野舞。未だ続く「呪いのビデオ」の呪縛。犠牲者が増える一方で、浅川玲子の遺児・陽一を守り奮闘する。貞子の呪いから逃れることはできるのか。

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『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。

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白夜行(東野圭吾)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『白夜行』とは、1999年に刊行された東野圭吾の推理長篇である。発行部数は2010年12月時点で200万部を超えている。1973年、大阪で起きた殺人。犯人は小学5年生の被害者の息子・桐原亮司と、容疑者の娘・西本雪穂。未解決のまま時は流れていく。そして成長した2人は犯罪行為で互いに助け合うようになり、周囲で不可解な事件が次々と起きる。 疑念を抱く刑事が2人の関与に気づき、証言や調査で真相に迫っていくというストーリー。2006年にはテレビドラマ化、2011年には映画化されている。

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愛がなんだ(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『愛がなんだ』とは、角田光代による恋愛小説、およびそれを原作とした今泉力哉監督による実写映画作品。 映画作品では、岸井ゆきのが主役のアラサーOL・テルコを、成田凌がテルコの片思い相手であるマモルを演じ、独立系の低予算作品としてはあまり例を見ないロングランヒットを記録した。テルコはマモルに一目惚れをしてからマモル一筋の毎日を送るが、マモルはテルコのことを都合のいい女と思っている。テルコとマモルのどうしても埋まらない距離感がリアルに描かれている。

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大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『大豆田とわ子と三人の元夫』とは、2021年にフジテレビ系火曜21時枠で放送された松たか子主演のドラマである。第76回文化庁芸術祭で優秀賞を受賞。大豆田とわ子は三度の離婚歴がある女性。周囲からは「バツ三なんだって」「人間的に問題があるのかね」という好奇の目で見られている。離婚した三人の元夫達にも振り回される日々。それでも「幸せになることを諦めていない」大豆田とわ子と元夫たちの奮闘を描く。本当の幸せを掴めるのか。これからの元夫達との関係は。新感覚のロマンティックコメディーである。

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HERO(2015)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。

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HERO(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。

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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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2006年に公開されたジャスティン・リン監督によりオリジナル・フィルムが制作した、カーアクション映画である。大人気ワイスピシリーズの3作目となるが、今までのシリーズとは異なりアメリカではなく東京が舞台となっており主演がルーカス・ブラックになっている。日本の有名人も登場していることで話題になった作品である。本作は東京に引越してきたきたアメリカ人学生が日本が発祥であるドリフトに魅了されていくストーリーである。

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ちょっと思い出しただけ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ちょっと思い出しただけ』とは、2022年2月に公開された松居大悟による監督・脚本の実写映画作品で、自身初の完全オリジナルラブストーリーである。池松壮亮演じる怪我で夢を諦めた元ダンサーの男と、伊藤沙莉演じるタクシードライバーの女の6年間に及ぶ恋愛模様を、7月26日の1日を通して描いている。クリープハイプの尾崎世界観が作曲した「ナイトオンザプラネット」に松居が触発され、脚本を執筆した。また、クリープハイプは主題歌を担当し、劇中バンドとしても出演している。第34回東京国際映画祭で観客賞を受賞した。

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糸(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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祈りのカルテ(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『祈りのカルテ』とは、 2018年に刊行された知念実希人の医療ミステリ小説原作で、2022年に放送されたドラマ作品である。研修医の諏訪野良太(すわのりょうた)は医者としてはひよっこだが、顔色を伺うことが抜群にうまい。問題を抱えた患者達に向き合い、心の謎を解き明かしていく。医者として成長していく姿や、カルテを見て患者の問題を暴いていくミステリー要素、コミカルな演技などがみどころの一つとなっている。

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謎解きはディナーのあとで(謎ディ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『謎解きはディナーのあとで』とは、東川篤哉による同名小説を原作とした、フジテレビ系列の連続推理テレビドラマである。2011年10月から火曜21時枠で放送され、最高視聴率18.1%を記録した。世界有数の大企業の令嬢・宝生麗子は、お嬢様であることを隠し国立署の新人刑事として日々奮闘していた。麗子の新たな執事となった影山は毒舌を吐きながら、麗子から聞く捜査内容だけで事件を推理し解決に導いてゆく。毒舌執事を嵐の櫻井翔が、お嬢様刑事を北川景子が演じ話題となった。

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『翔んで埼玉』とは、魔夜峰央によるギャグ漫画作品、およびそれを原作としたコメディ映画作品である。。二階堂ふみやGACKTを始め、豪華なキャスト陣が本気でふざけた内容が大きな話題となる。埼玉県民が東京都民に虐げられてきた架空の世界が舞台となり、埼玉解放を求めて他の県を巻き込みながら全面戦争へと発展していく。

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『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。

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『忍者に結婚は難しい』とは横関大による小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。小説は2022年に講談社から刊行、ドラマは2023年1月から3月までフジテレビ系で全11話が放送された。主人公である草刈蛍と草刈悟郎は、忍者である秘密をお互いに隠して結婚している夫婦である。任務をこなしていくうちにお互いに違和感を覚えていき、2人の間には不穏な空気が流れる。忍者として生きるのか、ただの人間として生きるのかを迫られていく、ヒューマンラブコメディーである。

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『Night Doctor(ナイト・ドクター)』とは、2021年6月から9月にフジテレビ系”月9”枠で放送された、若き医師達の葛藤と成長を描いた医療系テレビドラマである。主演は本作が月9初出演・初主演の波瑠が務めた。医師の働き方改革に伴い、柏桜会あさひ海浜病院では試験的に夜間勤務専門の救急医”ナイト・ドクター”制度を始めた。ナイト・ドクターとしてそこに集まったのは年齢も性格も価値観も異なる5人の医師だった。夜は医師として命に、昼はそれぞれの人生に向き合う医師達を描いた青春群像医療ドラマ。

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スマホを落としただけなのにのレビュー・評価・感想

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スマホを落としただけなのに
8

ハラハラドキドキ。誰にでもあり得る話です。

スマホを落としただけなのに。今や老若男女問わず、一人一台スマホを持つ時代。スマホを落とすなんて可能性は、誰にでもあるわけです。この映画のように、あるときふとしたときにスマホを何処かにおいてきてしまっただけで、犯罪に巻き込まれる可能性は、誰にでもあるわけです。この映画を見ると、その恐怖を身をもって体験することになります。本当に恐ろしい話です。パソコンを使うことに長けている犯人は、スマホを通じて狙いを定めた人の行動を、徹底的に監視します。ウイルスをその人のスマホに入れるなんてことも、容易に出来てしまうわけです。その人がどこでなにをしているのか、どんなサイトを見ているのか、すべて把握されてしまうわけです。実際にこの映画の中でも、主人公のSNSをのっとって、パスワードやIDをすべて変更して、本人がログインできないようにしたり、本人になりすましてSNSで繋がっている人に勝手にメッセージを送ったりする場面があります。場合によっては恥ずかしい写真まで、ネットにばらまかれてしまうかもしれません。何処かでスマホを落として、運が悪ければこういったことに自分のスマホを悪用されてしまうわけです。改めてスマホの管理を考えさせられる作品です。

スマホを落としただけなのに
8

怖い犯人

スマホを落とすということはよくあることだし、そこから巻き込まれるというのがリアルでよかったです。正直、よくある話ではあるので、そこはどうかなとも思うけど、そこは犯人のサイコパス加減でかなり評価を上げている気がします。もともと狂っていて、おかしな人ってのもいいけれど、パッと見普通でいい人っぽいのに悪い人ってのがよいです。それも悪いっていうより、おかしい、狂気系でさすが彼だなと感心してしまいました。狂気を帯びた瞬間の演技は見逃せません。サイコパス感を出した後は、もう彼にしか目がいきませんでした。そういうところがほんとすごいなと思います。ヒロインにしてもやっぱり北川景子はかわいいし、綺麗な顔をしているけど秘密がありそうなところも、似合ってました。その秘密については、ミステリー好きなら、これはあれだねってわかっちゃう、よくあるやつだったのですが、それはそれでオマージュぽくていいと思いました。最後に彼女たちが幸せになるのはどうなんだ?とも思うけど、そういう終わりも終わりでいいのかもしれません。なんだか、思ったラストではなくて、びっくりしたし、犯人はまた出てきそうな雰囲気だったので、たくさん続編が作られるといいななんて思いました。

スマホを落としただけなのに
8

スマホという化物について考える作品。

テレビの地上波放送で観たのですが、思っていた以上に面白かったですね。主演の北川景子の演技もよかったと思いますし、田中圭を始めとしたキャスト陣も非常に豪華でした。『リング』で有名な中田秀夫監督の作品であることはあとから知りました。次から次へと物語はテンポよく進んでいくので観ている方を飽きさせるような中だるみもありません。元々、北川景子にあまり興味のなかった人でも全然違和感を感じることなく楽しめる作品だと思います。バカリズムもいい味を出していたと思います。連続殺人事件をモチーフにした映画としては『羊たちの沈黙』のような雰囲気もありました。最後の映画館のシーンにカップル役で出演している北村匠にも注目です。FacebookやLINEなどのSNSアカウントを乗っ取られるだけでこんなに酷い事件が発生するとは思いませんでした。実際に起きても不思議のない時代になったんですね。スマホのロックを外すだけですべてのプライベートな情報が丸わかりになってしまうのは非常に考えものだなと思いました。第二弾も公開するとのことなので是非観てみたいと思っています。最終的には成田凌の演技力には驚愕しました。親の子供に対する虐待が大きなテーマにもなっていると思いますが、映画全体に深みを与えていてよかったですね。

スマホを落としただけなのに
9

浦野の猟奇性が怖かった

浦野が自身を虐待していた母親に対する執着心が生んだ、大量の猟奇殺人事件は怖かったです。
殺された風俗嬢を襲うシーンや、襲う前の異常な行動は本当に怖かったです。
さらに麻美への小柳のストーカー行為がどんどんエスカレートし、ついに近所に引っ越し、家まで来たのかと思ったシーンは手汗が出てしまうほど、ドキドキハラハラしました。
それに、あんなに仲が良かった麻美と富田が大喧嘩してしまった原因の動画も、その小柳のストーカー行為も何もかも全て、浦野が仕組んだ仕業だったことに驚きました。
それを麻美本人にばらした後、救出しにきた富田と麻美、駆けつけた加賀谷に襲い掛かった時の浦野の暴走っぷりはとても異常でした。
その最中に麻美が富田に明かした秘密の内容は、とても切なく悲しいものでした。
でも、凄い秘密を抱えた麻美を受け入れ、再度富田がプロポーズするシーンは感動しました。
自身を虐待していた母親への異常な執着心とトラウマは、浦野と加賀谷に唯一共通する点でビックリしました。
スマホを落としただけで不可解なことが起き、スマホを乗っ取られ、挙句の果てに殺されそうになるなんて、本当に起こりそうな事件だったので、とても勉強になりました。

スマホを落としただけなのに
7

犯人がキモい

怖い話でした。犯人が気持ち悪すぎます。誰だかわからない体で映るところも気持ち悪いし、あっ、こいつが犯人ぽいなって思って、でも喋りかたとか落ち着いてるし違うかなとか思ってたら、急に爪を噛んでんのか、カチカチいわしだして、声が興奮してきて、やっぱこいつが犯人か!ってなってからが、まあキモい。なんで、殺すのか理由もよくわからなかったですし、ほんとサイコパス的な感じでした。あの役者さんはほんとにサイコパスな役が似合うなと思いました。でも、ヒロインらも、はっきりいってセキュリティが甘いし、エロ写真とかスマホに入れておくのが悪いし、あんまりよくないなと思いました。ああいうのは、映画の中でもよくないこととして注意すべきだと思いました。カップルだけで楽しむとか思っててもいつネットに流出するかわからないと思います。あと、ヒロインの秘密の話はいらない要素だと思います。まんま、火車のパクリだし、ヒロインが秘密のせいで警察を頼れないとかそういう感じに描かれているわけでもないし、あの設定はなんの意味があって、付け加えたのかわかりません。スマホを落としただけでここまで酷い目に遭うなんてってことが描きたいなら、被害者側はほんとただ、普通の人でいいと思います。

スマホを落としただけなのに
8

映画館で声を出してしまった

「スマホを落としただけなのに」という映画にそこまでの期待はしていなかった。田中圭がカッコ良さそうだし、スマホの話って何か面白そうといった感じで、軽い気持ちで見に行ったのだ。
しかし、映画を見始めて、しばらくしてから、とんでもなく恐ろしい映画だということを思い知らされた。
現代社会においてSNSは欠かせない存在であり、今ではインスタ映えなんて言葉が当たり前に使われる世の中。どれだけ良い写真を撮れたか、盛れる写真を撮れたか、それをどれだけの人数にいいねしてもらえるか、というのが重要視されている時代で、それが個人情報を流通させていることを忘れてしまう。
そして、それを利用して、赤の他人であっても簡単に個人情報を手に入れることも、その人になりすますことも出来るのだ。
成田凌が初め出てきて、パソコンを使ってスマホを直してくれていた時、田中圭や北川景子同様に、私達も「成田凌すごい!」と思ってしまっていた。しかし、冷静に考えれば確かに、それは知らない人に個人情報を提示する行為だった。でも業者だと言われたらわからないだろうな。
成田凌が犯人だと判明した時の恐怖は、忘れられない。成田凌がカーテンからザッと出てくるシーンがあるのだが、そのシーンは怖すぎて、私も友達も映画館だということを忘れて「やめてーーー!!こわーーーー!」と声を出してしまった。すると、周りの人たちも釣られたのか「やばいよ、怖いよ!助けて!」など、まるで応援上映さながらの盛り上がりを見せた。
今まで感じたことのない、一般的なホラー映画とは一味違う作品。サイコパスな犯人と、スマホを落とすという日常にありそうなことから舞起こる事件と、そういった怖さがこの映画には存在した。

スマホを落としただけなのに
10

誰にもありえそうな現代の闇

とにかく面白い映画です。普及率が高くなり誰もが持っているスマホ。しかも、スマホには恐ろしいほどの個人情報が入っています。
彼氏がスマホを落としてから悲劇が始まります。スマホ1つでクレジットカード情報を手に入れられる。誰もが何の危機感を持たずに自らプライバシーを明かすSNS。
この映画を観るとSNSの怖さがよくわかります。たとえパスワードなどで管理していても、彼女や家族の誕生日をスマホから調べて手に入れるなどしてロックを解除。完全なセキュリティ管理などないのだと実感させられました。
ただのストーカーだと思っていたらまさかの犯罪に展開。しかも北川景子が演じたヒロインの壮絶な過去までもが明らかにされてしまいます。
確かに映画なので極端な展開なのですが、実際にスマホを落としてしまうと知られたくないことまで知られてしまう、カード詐欺にあってしまう。そんな恐怖を感じました。
ネット社会の闇がよく描かれていました。この映画はまた違った意味でのホラーです。
子供も当たり前のようにフェイスブック、インスタをしていましたので一緒に観てネットの恐ろしさを教えることができました。とてもいい教訓となったのではないのか、と思っています。

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