ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイのレビュー・評価・感想

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ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
8

気分はポケモントレーナー!

2018年秋に任天堂より発売されたポケモンシリーズの作品。
かつてゲームボーイソフトで発売されたピカチュウ版のリメイクとして発売されたことは、幼き頃にピカチュウとともに冒険に出かけた若者たちに懐かしさを感じさせたのではないでしょうか。主人公の後ろを愛らしいピカチュウがついてくる姿は、まさしくアニメのサトシさながら。自分自身がポケモンの世界に飛び込んで、魅力的な登場人物たちとともに友情を育んだり、ポケモンと触れ合ったりしているような気持ちになります。
連れ歩けるポケモンはピカチュウ以外のポケモンもOK!お気に入りのポケモンを引き連れて歩き、時にはコミュニケーションを楽しみ…画面の前でゲーム機に向かっているというよりは、自分の目の前に本当にポケモンが存在しているかのような感覚になります。
ゲームのグラフィックがとても美しいところも見どころです。注目してほしいのは、それぞれの街に設置されている街灯。それぞれの町のイメージに合ったデザインがとてもきれいに作りこまれています。
BGMもかつてのピカチュウ版を踏襲しながら新しくリメイクされていて、当時のポケモントレーナーたちの興奮を呼び起こすこと間違いなしです。イーブイ版と迷うポケモントレーナーさんもいらっしゃるかと思いますが、ここはひとつ、アニメのサトシになった気分でピカチュウとともに旅に出てみては?

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
7

家族で楽しめる作品

1998年に発売されたポケットモンスターシリーズのうちの一つ「ピカチュウバージョン」をSwitch版にリメイクした作品です。リメイクのため、当時発売されていたものと大きくストーリーが変わるわけではありませんが、グラフィックやサウンドミュージックなどが当時のゲームボーイソフトと比べると大きく進化していて、より冒険を楽しめるようになっています。
また主人公やライバルを含め登場人物に若干違いが出ているため、当時ピカチュウバージョンをプレイしていた世代にも新鮮な印象を与えられています。
ピカチュウバージョンとは違い、今まで発売されてきた他のポケットモンスターシリーズからもゲストキャラクターが登場していたり、次回作への伏線が隠されているなど、ファンサービスや遊び心のようなものも感じられる作品です。スマートフォンのゲーム「ポケモンGO」からポケモンを送ることができるなど、家族で楽しむことができるという点が魅力だと思います。
ただ20年前のゲームのリメイクとなっているので、今までのポケットモンスターシリーズよりはストーリーのボリュームが少なく、バトルやキャラクターの着せ替えなどのやりこみ要素が少ないので、長くプレイし続けることができないという欠点もあります。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
10

試しにポケモンゴーと連動させてみた。

このゲームは主に色違いのポケモンをゲットすることを目標にしています。基本的には3DSのポケットモンスターで色違いをゲットすることが多いのですが、レッツゴーイーブイでも時々やります。ひかるおまもりも搭載してるので、色違いのポケモンが出やすくなっています。最近は、スマホアプリの「ポケモンゴー」をたまに連動するようになりました。あくまでも、必要なときに使います。ポケモンゴーと連動させて、余っている色違いのヒトカゲやゼニガメなどを転送してみました。そうすると、ゴーパークでそれらを無事にゲットできて、色違いを増やすことができました。実際にゲットするのは大変ですし、ここはポケモンゴーの出番かなと思いました。後にポケモンゴーでゲットできる色違いの幻のポケモン「メルメタル」も転送してみました。本当は転送しないつもりでしたが、余っている色違いのメルタンがありますし、いつでもまた進化できるので、1号機のメルメタルを転送することにしました。無事にゲットできましたし、その他にも連動以外で、サイホーンを連続ゲットしてたら、色違いのゴーリキーに出会いました。ゲットしたのはいいのですが、そのゴーリキーは通信交換しないとカイリキーに進化できないので、惜しいと思いました。それは今度、友人に進化のために通信交換を頼んでみようと思いました。自分はポケモンゴーを連動するようになってから、また新しい楽しみ方ができたような気がしました。でも、アプリと連動するから、頻繁には通信しないようにしています。また新しい色違いも手に入ったので、今度試しにバトル対戦もやってみようと思いました。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
7

ポケモンの世界観を楽しめるゲーム

ポケモンの世界観を楽しめるゲームになっています。野生のポケモンが携帯アプリのポケモンGOシステムで、バトルはトレーナーなど基本は人間相手のみになっています。イーブイを撫でながらポケモンをゲットしまくるゲームとしては楽しいですが、従来のポケモンのシステムとは全然違うので買う前は注意が必要です。ポケモンGOのシステムが好きな人には問題ないと思います。
問題な点はコントローラーの操作性に難があるところですかね。
専用のコントローラーもモンスターボールPLUSですが大人の手に小さくボタンも固いので手首が痛くなる人もいます。
初代のリメイク作品なので昔にポケモンやってた人はとても楽しく遊ぶことができます。最近のポケモンは種族値や個体値などの厳選などしなくてはいけなく純粋に楽しむことが難しくなっています。このゲームはそういうのがなく純粋にポケモンの世界に入り楽しむことができます。ポケモンとの戦いがゲットに代わり、ポケモンへの経験値がサクサク入るのでストレスなく進められます。最近のシリーズが好きという人には物足りないかもしれませんが自分にはこういうゲーム性の方が楽しくプレイできポケモンをしたなあという気分にさせてくれる作品です。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
8

これはこれでいい

なんやかんや面白いです。
良かったところはボールを投げて捕まえるシステムです。最初は「え?」って思ってましたがやってみたら意外と面白かったです。進めていくとひこうタイプのポケモンとかは飛び回っていて捕まえにくかったり。シンボルエフェクトになったところも無駄がなくなってよかったかも。昔からポケモンやってる私ですが、これはこれで受け入れられたかなという感じです。
ボックスというシステムがなくなったのもよかったです。いちいちポケモンセンターに行ってボックス起動して手持ちと交換するめんどくささが無くなりました。メニュー画面からいつでもスタメンを変えられます。
秘伝技が技枠を圧迫することなく覚えられるようになったのもいいですね。秘伝用ポケモンを用意する手間がなくなりました。しかし技の名前は変えないで欲しかったですね。なみのりとかそらをとぶとか当時のままの名前の方が懐かしくてよかったです。ヒジュツケサゲリとかいうわけのわからない名前になってます。
残念だったところはコインゲームがなくなったところですね。ポリゴンもコインゲームじゃなくて普通に人に話しかけたらもらえました。楽しみにしてたのでちょっと残念だったかな。
ポケモンの種類が初代だけしか出てこないのは少なすぎますね。せめてもう一つ次の世代までくらいは出して欲しかったかなぁと思います。
結論なんやかんや楽しめてます。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
9

システムが改善した新しいポケットモンスター

ポケットモンスターの原点ともいえるカントー地方を舞台にした、「ポケットモンスター ピカチュウ」バージョンのリメイク作品です。
出てくるポケモンは既存の151匹+新規の2匹。これまで500匹以上のポケモンが登場していることを考えれば少ないと感じるかもしれませんが、やはりオリジナルの151匹はバランスが取れていてゲームとしての奥が深いし、デザインが魅力的だし、全て集めるのはけっこう大変です。
本作でいちばんの特徴は、なんといってもポケモンGOに似た新しいポケモンゲットのシステムでしょう。コントローラーのモーションキャプチャー機能を用いて、実際に腕を振ってモンスターボールの投擲を疑似体験できます。このボール投げが奥が深く、ついつい時間を忘れてポケモンを乱獲してしまいます。
また、ゲットシステムの変更に伴い、これまでランダムエンカウントだった野生のポケモンとのバトルが廃止されたのも素晴らしい改善点。シンボルエンカウントになったことで目当てのポケモンを捕まえにいくことができるようになったし、ザコ敵との無駄な戦闘を強いられてストレスが溜まることもありません。しかもポケモンをゲットすれば手持ちのポケモン全てに経験値が入る仕様なので、一度ゲットしたポケモンでも捕まえるメリットがあります。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
6

カジュアルユーザー向けのポケットモンスター

ポケモンは長らく愛されてきたシリーズで、今作は初代のピカチュウ版をリメイクしたモノだ。
ピカチュウ版とイーブイ版があり、どちらでプレイするかによって相棒のポケモンと一部の野生に変化がある。
今作は始めて据置で出た本編のポケモンになるが、今までと比べて進化しているとは言い難い。
同じ初代のリメイクとして、ファイアレッド・リーフグリーンが出ているが、それらに比べると登場するポケモンも、訪れられる場所も減っているためだ。正統派のリメイクというよりは、初心者のためのポケモンと言えるだろう。

今作の特徴として野生ポケモンとの戦闘がほとんどなくなり、最初からボールで捕まえるシステムに変わっている。
従来より簡単に捕まえられる反面、野生のポケモンを弱らせて捕獲するという工程がなくなったのは少し寂しくも感じる。
トレーナーとの戦闘においては特性や持ち物がなくなり、よりシンプルな戦闘になっている。
オンラインは従来のレート対戦は無く、対戦をメインとして遊ぶには不便だしあまり魅力を感じない。

かと言って雰囲気を楽しもうにも、グラフィックはそれほど綺麗ではないし、フィールドでの視点は見下ろしでほぼ固定なので味気のない画面が続いてしまう。
戦闘中のポケモンのモーションも凝っているとは言えず、はっきり言って手を抜いていると思ってしまう場面もあった。

今作で一番良かった点はポケモンを連れ歩きできる事で、153匹のポケモンそれぞれに特徴があり、その動きを眺めるだけでも面白い。球体のポケモンは転がっていくし、キャタピーは頑張って主人公に追いつこうとする。
主人公がカビゴンのお腹に掴まったり、サイドンの体にしがみついたりと、連れ歩きはポケモンの魅力を今までよりも引き立たせていると感じた。

基本的な部分は変わってないし、よりシンプル化されているため従来のポケモンファンよりもポケモンGOなどから始めた人の方が楽しめると思う。
ポケモンレッツゴーは決して悪い作品ではないが、あまり期待しすぎるのはおススメしない。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
10

3DSと違ったポケットモンスター

今回の舞台は、初代「ポケットモンスター赤・緑」と同じカントー地方が舞台になり、ヒトカゲやフシギダネなどというおなじみのポケモンも登場します。今回は最初のポケモンがヒトカゲ・フシギダネ・ゼニガメではなく、ピカチュウかイーブイになります。イーブイは『ほのおの石』などを使っても進化しません。その後の冒険になると、ポケモンをゲットする場合、3DS版と違って、バトルしてゲットではなく、スマホアプリのゲームの「ポケモンGO」の形式でゲットすることになります。ポケモンの個体によって、ゲットの難易度が変わり、ズリの実やパイルの実などを使用するとゲットしやすくなります。ただし、一部例外があり、それはカビゴンをゲットするときです。まずは、「ポケモンの笛」で起こした後に、カビゴンが襲ってきてバトルになります。その場合は戦闘で倒してからゲットすることになります。なんだか、ポケモンGOのレイドバトルと酷似してますね。カビゴンだけでは無く、伝説のポケモンファイヤーやサンダーもこのパターンになります。ポケモンゴーと違うところは他にもあり、トレーナーとバトルする場合、本家の「ポケットモンスター」と同じ4つの技を選んでバトルするところは変わっていません。ちなみに、相棒のイーブイの場合、先を進める度に攻撃をかわしたり、やられそうになっても、「きあいのタスキ」のようにHPが1耐えることもあるので、頼もしい戦力になります。さらに冒険を進めると、「ポケットモンスターサン・ムーン」ではジムリーダーは登場しませんが、本作ならタケシやカスミなどのジムリーダーとバトルしてジムバッジをゲットすることになります。さらに先を進めると、「ポケットモンスターX・Y」に導入されたメガシンカも使えるようになります。今のところはカントー地方のポケモンしか登場しません。ちなみに、このソフトにも色違いのポケモンが登場しますので、運が良ければ遭遇する可能性があります。また、少し変わっているところが、以前の「ポケットモンスター」は、ひでんマシンでダンジョンを進める仕組みになっていましたが、このゲームの場合、イーブイが全部ひでんマシンを使うような形になっています。これはひでんマシンではなく、イーブイだけが使えるひじゅつという技です。先を進める毎に、いあいぎりやなみのりと酷似したような技でダンジョンを進められるようになります。殿堂入りまで進めると、ミュウツーをゲットできるイベントが出たり、四天王のポケモンのレベルが上がって、なんとさらに、「サン・ムーン」に登場したナッシーやサンドパンなどのリージョンフォームを使用してきます。かなり手強くなるので、ミュウツーなどをゲットしてから挑んだ方が安全です。さらにこのゲームのさらにすごいシステムが、「ポケモンGO」と連動できるシステムです。セキチクシティの「GOパーク」を訪れると、ポケモンGOで捕まえたポケモンを連れていけるようになります。