ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsodyのレビュー・評価・感想

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ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

彼の苦悩までも繊細に描かれている

これは、「ボヘミアン・ラプソディ」という映画についてです。ボヘミアン・ラプソディとはとっても有名なバンド・クイーンの傑作です。イギリスのバンドで、ビートルズと同じくらい有名なバンドです。そんなクイーンのヴォーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた作品がこの「ボヘミアン・ラプソディ」というわけです。
作品の中では、自身が同性愛者である事の苦悩が描かれたりもしています。音楽の天才ということもあって、フレディが天狗だと世間から言われていることも今回初めて知りました。そして、ここが作品の肝という場面があります。それが作品名にもなっているボヘミアン・ラプソディの制作秘話についてです。約4分に渡る物語の様な楽曲は、絶対に売れないとメディアから叩かれていました。なのにみんなが曲の長さに関係なくボヘミアン・ラプソディを認め、大ヒット作品になったという話です。
最後には、アフリカの人たちを救うライブエイドというライブに出たところが映されます。クイーンの楽曲が映画館による大音量で聞けるのはとってもいい機会でした!
フレディの苦悩が描かれている描写の後にライブエイドが映されるので、なんか込み上げてくるものがあって感動します。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

もう誰が見ても感動します!

多くの方の話題の中心だった映画で今更語る必要がないほどのものです。
フレディ・マーキュリーが生き返ったのかと思うほど、ラミ・マレックが生き写しのように再現しており本当に衝撃を受けました。元々の風貌はフレディーとはかけ離れているのに。付け歯(形容詞があっているかはわかりませんが)をして演じていたそうですが相当研究したんだろうなぁと思いました。
一青年が栄光を掴み、掴んだ後自らその栄光を手放すような生活の描かれ方に涙。しかもほぼ実話です。
スターの孤独はスターしかわからないのでしょうね。クイーンのメンバーからの信頼を失って軋轢が生まれるところは特に涙です。
何より実際当時ライブエイドを観た人間としては、そのライヴの再現性の高さには目を見張るものがありました。本当にフレディが歌っているようで大号泣!
またフレディ・マーキュリーのHIV感染の報道がされた時のことを覚えていますが、当時HIV感染の問題が頻繁に叫ばれており、大スターが公表することでとても勇気をもらった人が多いと感じます。療養中は最後のパートナージムハットンに色々とかいがいしく面倒を見てもらうんですよね。最後のとても幸せな時間だったと思います。
実際そのあとにすぐにフレディが亡くなってしまう報道が当時あり、そのことをかなり思い出しながら観ていました。こう書いてしまうとクイーンファン以外は興味がもてない映画なのかなと思われそうですが、フレディ・マーキュリーもクイーンも知らない方が観ても何かを感じ、何かを思う素晴らしい映画だと思います。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

クイーン最高!

特にクイーンのファンでもなく、何となく曲を聴いたことがある程度でした。映画の評判が良くて話題になっていたので、だいぶ経ってからでしたが実際に映画館に観に行きました。
映画の内容としては、クイーンの結成からバンドとしての最後のライブまでを描いたものになっています。その中でもクイーンのリードボーカルであるフレディー・マーキュリーの生き様にフォーカスを当てた作品となっています。フレディーを演じるレミ・マレックが本人そっくりで本物?かと思うぐらい、映画に入り込めます。また随所に流れてくるクイーンの名曲が素晴らしく、映画を観終わる頃にはすっかり虜になってしまいました。
その後はすっかりクイーンにはまってしまい、ライブのDVDを買って一時期ずっと観ていました。特にフレディーさんの歌詞力はもちろん、人間味溢れる魅力がたまりません。また機会があれば、もう一度映画を観たいと思っています。また違った発見がありそうで楽しみです。あと、好きが高じて先日京セラドームで行われたクイーン+アダム・ランバートのライブに行って来ました。最高の曲ばかりで、本物のブライアン・メイとロジャー・テイラーに出会えて最高のライブでした。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

フレディってとても愛されているんだなと実感した愛を込めて作られた映画

もともとクイーンがすごく好きというわけではなく、「いい曲だな」「ボーカルの人はもう亡くなってしまって残念だな」くらいの知識と好意でした。
しかし一度見始めると物語にどんどん引き込まれていきフレディの成功と孤独、自分のセクシャリティへの葛藤、家族との葛藤、メアリーとの結婚と離婚。まるで自分の親友の話を聞いているかのようで他人事とは思えません。登場人物全員が魅力的でいい意味で人間くさくて、衝突していく様も本当にリアルでした。
しかし誰かが悪者になるような描写もなく、過度に英雄的に描くわけでもなく、製作者たちがクイーンというバンド、フレディという身勝手で才能に溢れる男の人を愛しているように感じました。なのでどうしても、最後のライヴエイドの前にメンバーにエイズだと打ち明けるところからエンディングまで、涙なしには見れませんでした。大事な親友が命を落としうる病に罹ってしまったことを想像しとても悲しくなりました。
離婚してもメアリーが結婚指輪を外すことを望まなかったり、彼女に夜中に電話をかけたりとどうしようもなく振り回していますが、メアリーは最後フレディがまっとうに戻るために雨の中苦手なパーティーに乗り込んで説得してくれます。メンバーも最終的には彼を許してくれてフレディは家族のもとに帰れました。
ライヴエイドの場面は圧巻です。本当にフレディが乗り移っているのではないかというほどに魂までフレディでした。実際のライヴエイドと同じようにピアノの上に飲み物が同じように置かれているなど、細部まで忠実に作られていることも感心しました。それがレミがフレディにしか見えない所以なのかもしれません。
ぜひ友人、恋人、家族など自分にとって大事な人たちと見てほしい映画だと思います。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
9

Queen好きな人でもそうでもない人にも勧められる作品です。

Queenのサクセスストーリーを映画でやると聞いて、Queenは昔から好きだったのですが、初めはあまり観る気はしませんでした。
というのも好きなので映画によってイメージが崩れるのが嫌でした。ただ、口コミを観るとどの口コミでも素晴らしかったと書いてあったので、観にいきました。
映画が始まった時、正直役者はQueenにあまり似せてないのかなと思うぐらい違和感があり、ストーリー自体もよくある有名人の話という感じであまり引き込まれるものはありませんでした。
しかし、合間合間に入るQueenの有名曲の誕生秘話などによって、だんだん引き込まれていきました。
私は特にアナザーワンバイトザダストという曲で、ボーカルのフレディーとドラムのロジャーが衝突した時に、ベースのジョンがベースのフレーズを弾いてギターのブライアンがそのリフいいねって言い、その後アナザーワンバイトザダストの曲が流れた時は鳥肌が立ちました。
また、この時あたりから役者がQueenにしか見えなくなってきました。
ラストの21分間のライブエイドのシーンは圧巻でした。
ノーカットでライブ映像が流れて、もうその瞬間はQueenがまだ存在してるんじゃないかってぐらい聞き入っていました。
ボヘミアンラプソディーを観た後、家に帰ってすぐにYouTubeで本物のライブエイドの動画を観たのですが、完コピってこの事をいうのかなってぐらいに完璧でした。
まだ観てないっていう方がいたら強くお勧めします。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
9

クイーンはチャンピオン

「クイーン」のボーカリスト・フレディ・マーキュリーの生涯について描かれた作品です。彼がバンドの仲間に入れてもらい、スターになるまでの道のり、世界的なトップスターになってからの挫折と苦悩、人間関係などが描かれています。ところどころで流れるクイーンの歌は、クイーンの音楽が好きな方はたまらなく、盛り上がります。『we will rock you』の曲は、こうやってできたのかなど、色々な曲の裏話も知る事ができます。
また、クイーンの音楽を知らない方でも、全体的なストーリーがしっかりしているので、十分に楽しめると思います。
俳優の演技がものすごく上手いので、すごく引き込まれていきます。特に後半、フレディーがドラッグできまっているところや、病に侵されていくところは、臨場感たっぷりです。そして、最後にアフリカのチャリティーコンサートの様子は、鳥肌ものです!『we are the champions』を熱唱するシーンでの
「we are the champions
no time for losers
cz we are the champions of the world」
という歌詞は、まさにフレディーが辿ってきた道なのだなと思いました。
評価を10段階評価のうち9にしたのは、子供にはあまり見せたくないシーンもあったためです。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
9

クイーンのライブが見たくなる

クイーンのボーカルフレディ・マーキュリーの半生を描いた作品。
インド系で、「パキ(パキスタン人)」と揶揄されていた彼がクイーンのメンバーと出会い、フレディ・マーキュリーとしてセルフプロデュースして、どんどん人気になる様、自分のセクシャリティの問題、売れ出してからのメンバーとのすれ違いなど、ただかっこよくてカリスマだったフレディの内面が見れてすごくよかった。
ラスト22分は、クイーンの合間にライブエイドでのライブパフォーマンスがながされるんだけど、それが圧巻。めちゃくちゃいい。舞台裏でのメンバーとのカツの入れ方や、なんだか浮き足立ってる感じ。ちよっと緊張した感じで、最初のボヘミアンラプソディーのピアノを引き出す感じ。客との掛け合い。すべてがすばらしい。
そして、映画がおわったあとのエンドクレジットでのドントストップミーナウですごく気分を上げて終わってくれるのがめちゃいい。このドントストップミーナウは本物の映像が流れるんだけど、やっぱ、ラミもすてきだけど、本物はすごいな、めちゃかっこいいなと思わせてくれる。
映画を見終わったあと、クイーンのライブDVDを買ってしまった。伝記映画というと、そのファンのものというかんじだけど、この映画はむしろクイーンを知らない人が見るべきかも。クイーンを知りたくなるから。そういう映画です。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

誰でも楽しめる

この映画は1980年代に人気を誇ったクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーがクイーンに加入する場面から始まります。
フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックが、長髪の頃のフレディーマーキュリーにそっくりです。クイーンに加入後、フレディを中心に第ヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」をはじめとするヒット曲の数々の制作裏話や、クイーンが次第に世界的なロックグループに成長していく過程が克明に描かれています。また、フレディ・マーキュリーがLGBTであったことは有名ですが、当時の彼がそのことに悩み、グループ内での軋轢が生じていく過程も描かれており、イギリス在住であるもののイスラム圏出身家庭で育ったであったフレディ・マーキュリーの人生の軌跡も描かれています。フレディー・マーキュリーはやがてグループ内の意見の相違でソロ活動に移りますが、エイズを発症してしまいます。病名をカミングアウトした彼は孤独の中でソロ活動を続けますが、ライブエイドという活動に参加するためにクイーンのメンバーに再結成を呼び掛けます。ライブエイドの中心となって活躍するクイーンのフレディ・マーキュリーはまさに命を燃やし尽くすように熱唱し、ライブエイドを盛り上げました。
ストーリーの中で紹介される「ウィウィルロックユー」や「ユーアーザチャンピオン」等のメイキング秘話も必見。クイーンを知らない人にとってもミュージシャンの一代記として楽しめますし、知っている人にとってはより楽しめる作品です。エンドロールの「ドントストップミーナウ」を聞くころには涙する人もいるかも。ミュージシャン主題の映画の中で必見の一つです。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
7

圧巻のライブエイドでした

物語の進行自体はシンプルで、事実とは違った点もかなり多いのでQueenの旧来のファンが観たら違った感想を抱くかもしれない。個人的にはあまり今回の映画のフレディーマーキュリーには共感出来ない部分が大きかったが、フレディとハットンとの関係や、メアリーとの愛情の形、在り方など、非常に考えさせられる部分があった。
昔のバンド特有のイザコザや、ゼロから音を作っていく過程のワクワク感など、バンド好きならたまらない場面が多かった。今は音作りも機械でされる事が多い時代なので、古き時代のバンドの在り方にグっと来た。
そして最後のライブエイドはとにかく圧巻でした。実際には21分間もなく、13分である事が話題になっていたので心配していたが、全く気にならないくらいクオリティが高く熱いライブに仕上がっていました。披露されたのは『ボヘミアン・ラプソディ』『RADIOGAGA』『ハマー・トゥ・フォール』『伝説のチャンピオン』の四曲でした。実際には『Crazy Little Thing Called Love』と『ウィ・ウィル・ロック・ユー』も撮影していたらしいので、その二曲もライブエイドで観る事が出来たら良かったなぁ…と少し残念な気持ちになりました。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
8

「ボヘミアンラプソディー」から見る仲間のありがたさ

「ボヘミアンラプソディー」はフレディ・マーキュリーの人生を振り返っていく映画です。彼の何者でもない時から、スーパースターになり、エイズで死ぬまでの人生を振り返っていく内容となっています。

彼の音楽への情熱や、音楽の作り方、また純粋にクイーンの成り上がっていくまでを見て楽しむというのもありですが、私が特に面白いと思ったのは「仲間」です。
やはりというべきか、成り上がっていき成功する過程で、フレディを利用し、自分だけ利益を得ようとする者が現れます。そして彼自身成功する過程で「さみしさ」というべきものが現れます。このさみしさとはつまりゲイである自分を公表できない、あるいは自分自身うまく消化できないことなどからきているのでしょう。そしてそのさみしさに付け込まれる形で利用されてしまうのです。その時フレディは苦楽を共にしたクイーンのメンバー、かつての恋人に背を向けてしまいます。しかも「お前たちはいらない!」といった激しいものです。何とか彼は利用されていることに気づきそこから脱出し、仲間のところに戻ることができます。ここで仲間たちもフレディに対し怒り、クイーンの再結成に対し厳しい条件を付けることもできたと思います。しかし彼らは暖かくフレディを迎え入れるのです。映画ではさらっと流していましたがこれはかなり難しいことなのではないのでしょうか。特に彼らの場合は巨額なお金も絡みます。しかし仲間たちは許し、迎え入れるのです。その時のシーンはなかなかの見ごたえです。
以上のようにボヘミアンラプソディーはクイーンの歴史を振り返るだけでなく、仲間の大切さ、ありがたさを教えてくれる良い映画です。しかし世代によってはクイーンを全く知らない人たちもいると思いますので、評価として8とさせていただきました。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
9

数日たっても感動が残っています

数日前、友人とボヘミアンラプソディーを観に行きました。前評判もよく、いつか観たいと思っていて、ようやく映画館へ観に行きました。
クイーンの歌ができる過程など、詳しく描かれていて、よりクイーンのことが知れて、感動しました。また、改めて歌詞の素晴らしさにも感動して涙が出ました。勇気付けられたとでもいうのでしょうか。前向きな気持ちになりました。また、フレディの歌声は、唯一無二のもとだと感じました。生きていたら彼の歌をまだ聞けていたのか、と思うと残念で寂しく思いました。フレディを演じていた俳優さんは、顔はあまり似てなかったとおもうのですけど、他のメンバー役の俳優さんは、実際のクイーンのメンバーによく似ていました。
映画を見て帰宅後、録画していたアカデミー賞の番組を見たら、実際、今のクイーンのメンバーがおじいちゃんになって、頭も白髪でしたが演奏されてて、感動しました。フレディだけがいないのは寂しく思いましたが。フレディ役の俳優さんも賞をとられてて感動でした。フレディも空の上から喜んでいるのじゃないかと思いました。この映画をみて、数日たっても感動が残っています。観て良かったです!

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

ずっと夢中に!

始まってから終わるまで、視線を外すことなくずっと入り込んでしまい、最後は号泣していました。
もともとクイーンが好きで、見たくて見たくてたまらなかったのにようやくみれたからかもしれませんが、とにかく音も歌も最高。多くの皆さんがコメントしている最後のライブシーンはとにかく圧巻の一言。そこに至るまでの、現状のストーリーもあり、気持ちの入り方は尋常じゃない。ここまで至るのに紆余曲折があったことがよく表現されていて、目線も気持ちも切れる事が無い作り込は称賛の一言でした。
今まで多くのミュージシャンを題材にした映画は多かったですが、ライブを見ているような映像とストーリーの作り方は、やはり今までのものと一線を画していて、何度みても飽きない。実際に多くのリピーターがいることもうなずける映画です。
ここまでの映画はしばらく出会えていなかったなぁと回想しつつ、心の底から友人知人にお勧めできる作品でした。
私自身は1回しか見ていませんが、手元にあるクイーンのCDは何度も何度も聞きなおしてしまいました。
その度に映画のワンシーンがよみがえり、ライブエイドで歌われた楽曲を聞くたびに思い出し、感動し、涙してしまいます。しばらくはこの気持ちは続きそうで、結構心配しています。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

史上最高のバンド クイーンの一代記!

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は英米合作の映画です。2018年10月24日にイギリスで上映された後、11月9日に日本で上映された伝記映画です。
この映画はイギリスの伝説的なバンドであるクイーンのボーカル、フレディ・マーキューリーとバンドの歩みについて描かれた作品です。この作品では数々の名曲の誕生を、細かく描いています。
この映画はめちゃくちゃ興奮するし、感動もしました。歌というか人間のパフォーマンスってこんなにも興奮するんだ!と思いました。また曲だけではなく、彼らの活動自体が人々を魅了しているんだなと改めて思いました。またこの映画は世代を超えて愛されてると感じました。実際にクイーンの曲はドラマのテーマソングやCMでも流れていましたし、いつ聞いても新鮮で誰でも聞いたことがあると思います。フレディたちの真の姿、そして映画を見て興奮したい方はぜひ、この映画を見て欲しいです。
私が映画を見て心に残ったシーンは、最後のライブエイドのシーンです。ここまでのシーンの流れでクイーンの活動が危ぶまれていたのですが、フレディの最高のパフォーマンスでそれが払拭されます。
フレディが観客を煽り、観客と心が一体になるシーンは圧巻の一言です。ぜひ、みてもらいたいです。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

事実とフィクションが織りなす感動作

私が生まれて間もなくクイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーはこの世を去っている。なのでリアルタイムでクイーンというバンドの活動を知らない。それでもこの映画は楽しめるようになっている。
映画に使われているクイーンの楽曲は私のような世代でも聞き覚えがある曲ばかりだし、その名曲の数々を当時、クイーンがどのようにして作ったのかも映画を見ればわかる。
また、やはりエイズに感染し亡くなっていくという事実を持っているフレディの悲劇性が映画に厚みを増している。
この映画は事実を元にしているが、若干のフィクションが含まれているし、わからない部分なんかはバンドメンバーの後日談などで補完しているのであろう。
なので両性愛者といわれているフレディを同性愛者として描かれてるし、バンドメンバーにエイズ感染を告白するのもライブエイドの前になっている。
同性愛者として表現できたのは今の時代だからできたんだろうなと思う。
ライブエイド前にエイズ感染の告白を持ってきたのは映画の構成として大正解だと思う。あの告白の後のライブエイド一曲目「ボヘミアン・ラプソディー」の流れはやばい。歌詞の内容とフレディの心情がリンクする。
没後27年。フレディはこの映画で神格化されたようにも思える。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

最後の20分

クイーンのリードボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた作品。フレディの孤独や葛藤、レコーデイングの妙、コールアンドレスポンスなどが描かれていてめっちゃ面白い。映画全体に流れるクイーン曲がどれもかっこよく、日本ではCMとかでよく使われていたのでら、懐かしいし、役者陣はもうクイーン本人てほど似てるし、最高でした。
ラスト20分はライブエイド-チャリティーコンサートのライブシーンが延々と流れるのですが、そこがもう圧巻です。フレディの声、ライブパフォーマンス、ステージに立つ直前のメンバーの高揚、もう鳥肌モノでした。
フレディは、自分のセクシャリティに悩み、エイズにもなってしまい、フレディの伝記映画なら後半はお涙頂戴の感傷的な感じにも作れたと思いますが、そういうふうにはせず、ライブを最後に持ってきたこと、そのあとのエンドクレジット前のドントストップミーナウの爽快な感じで終わるのがすごく心地よかった。それでいて、涙目は溢れてくるという不思議な感覚を味わいました。このえいがをみて、クイーン熱が再燃しました。ファンはまたハマり、クイーンを知らなかった人もクイーンのファンに、なること、必須です。ただ、伝記映画といっても事実と違う改変部分もあるのでその点は了承して見ないといけません。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
7

Queenファンゆえの葛藤

お台場のアクアシティで爆音映画祭として見に行った。
私は元来、クイーンのファンだったので本作には非常に興味があった。
予告動画を見ていたが非常に完成度が高く、何よりカッコいい。あの映像と音響の予告動画は誰もが期待していた作品と言っても過言ではないだろう。

この作品はクイーンの音楽を楽しむ映画ではなく、伝説の男・フレディマーキュリーという人物を描いた作品である。
私はもともと彼らの音楽は大好きだったけど、フレディの背景や、クイーンの背景、つまり数ある名曲たちがいかにして彼らから生まれたのか、ということを知らなかったので、その点は非常に面白かった。

世界中から「伝説の男」として拝まれる彼は、実は非常に繊細で純朴な心の持ち主だというのが見てとれる。
「somebody to love」の歌詞、「Can anybody find me somebody to love」も、フレディの心の叫びから作られた曲なのだと、映画を観終わって初めてわかった。

そしてやはり印象的なシーンはラスト20分。あの伝説的なライブ・エイドの完全再現だ。あの映像の圧倒的なスケール感は映画館でないと味わえない。驚嘆すべきはラミ・マレックのフレディへの観察眼とリスペクトだ。まるで本人がいるようだった。

だがしかし、あくまでも「ようだ」なのだ。
確かに素晴らしい迫力と再現度には脱帽だ。しかし、厳しい言葉になるが”コピー”にすぎないのだ。
Queenをフレディを好きでいればいるほど、この違和感に悩まされる。長年のファンからすれば嬉しい映画化だったかもしれない。しかし、心になんとも言えぬシコリが残るのも事実である。
まあ、Queenをよく知らない人がこの映画をきっかけでQueenが好きになってくれればこれほど嬉しいことはないだろう。
そして映画鑑賞後は是非、YouTubeで本物のQueenを体感してほしい。