六畳間の侵略者!?

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六畳間の侵略者!?
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侵略者が目白押しで同じ場所なのに理由が皆違うって

高校入学で一人暮らしをする事になった里見孝太郎は格安アパート月5千円、敷金礼金を無しの格安物件、コロナ荘106号室に住む事になる。
106号室は、幽霊が出るらしく、前の住人は長く住めなていなかった。そして、孝太郎の前にも幽霊の早苗が現れる。しかし、その幽霊は明るく、悲壮感がない女子高生だった。
早苗は自分が106号室に先に居たと先住権を主張し、孝太郎に出ていく様に脅してくる。
次の日に窓を突き破り、自称魔法少女・ゆりかがやって来て、106号室に溜まる魔力を悪用する魔法少女達から部屋を守らなければならないと主張。
翌々日には畳の下から地底人と名乗る、巫女さんの格好の少女キリハが、ハニワの従者コラマとカラマを引き連れ現れ、古代文明である、地底の人達を神聖なる106号室から地上に導く為に部屋が必要と主張する
また翌日には、106号室の壁に宇宙からのゲートが、現れ、銀河帝国代7公女ティアが現れ、自分に忠誠を違えと迫る、公女の試練の様な試験があり、それに選ばれたのが孝太郎だったのだ。
そして、この面々で106号室の争奪戦が始まるが一時は、地球崩壊を招く戦争になる所を、コロナ荘の大家にして、孝太郎の同級生の静香が106号室の荒れ果てた姿を見て激怒、静香は何よりコロナ荘を愛し、守ろうとするし強い。
そこで、静香からの提案で「コロナ陸戦規定」を設け、皆に同意させ、トランプやじゃんけんなどのゲームによりポイント制として部屋の領域を奪い合う、仕組みで戦う事となるが、皆それぞれに事情を抱えての106号室争奪なので、次第に孝太郎自身がみんなの事情を理解して、和解と協力に変わる共同生活の様に変わって行くが、それぞれの事情はおかまい無しに106号室を狙って争い事が巻き起こるが、みんなで解決していく。
突拍子がなく楽しいです。