GODZILLA ゴジラ

GODZILLA ゴジラのレビュー・評価・感想

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GODZILLA ゴジラ
8

タイトルなし

日本を代表する特撮映画作品の金字塔「ゴジラ」を2014年にハリウッドが映画化した作品です。
ハリウッドによるゴジラのリメイクは1998年にもあり2度目になりますが98年版は名前以外はデザインや特徴などあらゆる点でゴジラとはかけ離れた形になってファンから不評をかってしまいましたが、本作は一転デザインは勿論、口から放射熱戦を放つ特徴やゴジラと敵の怪獣との戦いをストーリーの軸に置くなどゴジラシリーズ本来の面白さを堪能できる作品となりました。
映画全体を見た場合敵怪獣ムートーのほうが出番が多い印象がありますが、深く見てみるとムートーは身体から発する電磁パルスによって軍はたちまち無力化され、ゴジラでしか倒せない存在になっているあたり本作のゴジラのヒーロー性を象徴としていて、このゴジラ自身人類には興味を示さず自分から人間を攻撃する事がないという国産ゴジラとは対照的なキャラクターに好感が持てた一方その巨体のせいで自然と被害を出してしまい、人類とは相いれない存在である点はゴジラと人類の微妙な関係性を表していて容易に「ゴジラは悪だ!」というストーリーにしていないのは素直に評価できました。
ストーリー的には核の意識の低さが気になりましたが(アメリカだから?笑)、私自身は作りての念願のゴジラが撮れたという情熱を感じられて非常に共感ができる作品となりました。
現在、国内でもゴジラは再始動していますが、2014年版と比較するといずれもゴジラの扱いには疑問を生じえないものばかりで、私個人としては来年公開予定の第2作目(ラドン、モスラ、キングギドラと言った有名怪獣が総登場するオールスターもの)や去年「髑髏島の巨神」として公開された新キングコングとのクロスオーバーが描かれる3作目の方が楽しみになってしまいます。