スターオーシャン セカンドストーリー / Star Ocean: The Second Story / SO2 / スターオーシャン2 Second Evolution / Star Ocean: Second Evolution / SO2SE

スターオーシャン セカンドストーリー / Star Ocean: The Second Story / SO2 / スターオーシャン2 Second Evolution / Star Ocean: Second Evolution / SO2SE

『スターオーシャン セカンドストーリー』とは1998年にエニックスより発売されたプレイステーション専用ソフト。2008年にはリメイク版をPSPで発売し、2015年にはPS3・PSVita・PS4でもリメイク版が発売されている。ストーリーは主人公クロードがもう一人の主人公レナと出会い、仲間たちと共に冒険をするといったもの。2016年には歴代の『スターオーシャン』シリーズのキャラクターを登場させるクロスオーバーのスマートフォンゲーム『スターオーシャンアナムネシス』も発売されている。

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スターオーシャン セカンドストーリー / Star Ocean: The Second Story / SO2 / スターオーシャン2 Second Evolution / Star Ocean: Second Evolution / SO2SE
10

不朽の名作!PS1時代の大人気タイトル『スターオーシャン セカンドストーリー』

プレイステーション用ソフト、『スターオーシャン セカンドストーリー』。
このゲームは私が自信を持っておすすめする、不朽の名作RPG作品であり、これをきっかけに今のゲーマーの私がいるといっても過言ではないのである。
まず驚いたことに、ゲームスタートをさせると、いきなり主人公を男女どちらにするのか選ばせてくるのである。
何の前情報もなしに選べるわけないだろ…!と思いつつも、とりあえず男の子の『クロード』を選んでプレイしてみた。
ほう。
未開惑星の探索中に、変な通信に巻き込まれて見知らぬ別の未開惑星に飛ばされる…。
そこでヒロインの『レナ』と出会うのである。
そう、もう一人の主人公はレナである。
『ソーサリーグローブ』と呼ばれる石の力で、魔物がうじゃうじゃと現れるこの星。
旅の途中で出会う様々な仲間と共に悪の組織を倒すのが目標…のゲームなのだが、やりこみ要素が多すぎる。
まず、クロード編でしか仲間にならないキャラ、逆にレナ編でしか仲間にならないキャラがいる。
これはもうその時点で2回プレイすることが決まったも同然である。
また、このキャラとこのキャラは一緒に仲間にできない、という組み合わせもある為、8人のパーティ枠の中にどう12人のキャラを選びこむのかといった楽しみがある。
そしてアイテムクリエイション。
素材を利用してアイテムを作成するのだが、同時期に発売されたRPGではこういったクリエイション系の要素は新しいものだった。
レベルアップ時にもらえるスキルポイントを戦闘スキルに振るのか、はたまたアイテムクリエイションをするために複数スキルを取得するのか…これがかなりの悩みどころである。
アイテムクリエイションには、絵画、錬金、調理、武器製作などに加え、特技として『ピックポケット』、所謂『盗み』や『スリ』がある。
NPCや、町に滞在する自分の仲間からアイテムを盗めるのである。
そんなゲームを子供にやらせてよいものだろうか。
他にも、仲間との感情度により80種類以上ものエンディングが存在したり、戦闘中にキャラがランダムで発したボイスをコレクションしてメニュー画面で再生する機能…ミニゲームや、クリア後に挑戦できる試練の塔、キャラの戦闘スキルを使用すると溜まる熟練度(これが高まるとその技が強くなる)など…。
レベル上限も255まである。
これでもかというぐらいのやりこみ要素。
この人気ぶりに、4コママンガやアンソロジー、小説、ガンガンコミックスでの漫画化、アニメ化、ゲームボーイで続編が出たり他のハードにも移植された。
これは思い出補正だけではなく今でも胸を張って面白いといえるゲーム。
ぜひプレイしてみてほしいと思う。

スターオーシャン セカンドストーリー / Star Ocean: The Second Story / SO2 / スターオーシャン2 Second Evolution / Star Ocean: Second Evolution / SO2SE
7

タイトルなし

1998年にプレイステーション用ソフトで発売された作品で、トライエースの代表作とも言える宇宙を舞台にしたRPG「スターオーシャン」シリーズの第2作です。
プレイヤーは先ず2人の主人公、前作のキャラクター・ロニキスの息子(本作は1作目の続編にあたる世界観)クロードとヒロイン・レナの2人のどちらかを選ぶところから始めるダブルヒーローシステムを採用し、仲間を集めながらエクスペル・ネーデといった惑星を舞台に冒険を繰り広げていきます。
本作はプレイヤーが仲間にできるキャラクターは合計12人(パーティに加えられるのは8人まで)で、いずれも非常に個性的なキャラクターとなっていて、シリーズの中でもキャラクターの人気は本作が上に入っている印象があります。
また戦闘以外でもプライベートアクションや多種多様なミニゲームもあり、本筋以外でも楽しめるお遊び要素も満載なのも印象的です(特にプライベートアクションはキャラクターの親密度が上がることにもなります)。
ストーリー的にはさほど目新しい要素はありませんが、やりこみ要素やキャラクター人気が高く、後にゲームボーイカラーソフトで本作の登場人物が引き続き活躍する「スターオーシャンブルースフィア」が発売され、また2001年には「スターオーシャンEX」のタイトルでアニメ化されたりと多種多様な展開が話題となりました。