キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
7

詐欺師ディカプリオ対FBIトムハンクス

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。「捕まえられるものなら捕まえてみろ。」という感じでしょうか。ふてぶてしい詐欺師の言いそうなセリフです。でも、この映画の詐欺師には、やはりおしゃれな「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が似合います。

レオネルド・ディカプリオが演じるのは、まだ10代のフランク・アバグネイル。両親の離婚をきっかけに家出をし、自分でお金を稼ぐためにパイロット、医師、弁護士などになりすまし、小切手を偽造します。その天才詐欺師を追うのが、トム・ハンクスが演じるFBI捜査官のカール・ハンラティ。近くまでせまっては逃げられ、真正面に対峙していながら、だまされて逃げられてしまうことも。
非常に頭のいい、ずる賢い詐欺師ですが、本当は父親が大好きで、母親ともう一度やり直してほしい一心からの犯罪行為であるため、憎めません。フランクと接触を重ねるうちにFBIのカールも、「彼を更生させる」のが大きな目的になっていきます。
最後にはフランクの目的は果たされない代わりに、カールの願いが叶います。捕まえて「ハッピーエンド」ではなく、フランクが特技を生かしてまっとうに生きる道を選ぶ「ハッピーエンド」は本当に素敵な終わり方だと思いました。いつ見ても、心が温まる映画です。