ゴブリンスレイヤー / ゴブスレ / Goblin Slayer

ゴブリンスレイヤー / ゴブスレ / Goblin Slayer

『ゴブリンスレイヤー』とは、蝸牛くもによるライトノベル、およびそれを原作としたアニメ作品である。冒険者になったばかりの女神官が初めての冒険で危機に陥った時に出会ったのは、ゴブリン退治のみを専門に行う変わり者の冒険者・ゴブリンスレイヤーだった。ゴブリンに強い恨みを持つゴブリンスレイヤーと、彼の仲間である冒険者たちの物語を、厳しい冒険者の現実と共に描き出したダークファンタジー。

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ゴブリンスレイヤー / ゴブスレ / Goblin Slayerのレビュー・評価・感想

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漫画ゴブリンスレイヤーの紹介と感想

私が紹介させていただきますのは、漫画版ゴブリンスレイヤーです。
アニメや漫画などに少しでも興味のある方なら聞いたことぐらいはあると思いますが、蝸牛くも先生のweb小説に始まり、ライトノベルにコミカライズと様々な展開を見せている大人気ダークファンタジーです。
漫画版は蝸牛くも先生の原作に黒瀬浩介先生が作画を担当しております。
ゴブリンスレイヤーと言えばやはり暗く重苦しい雰囲気、王道のファンタジー物でありながら出て来るモンスターは基本的にはゴブリンだけです。
もちろん他のモンスターなんかも出て来るのですが主人公とはあまり関わりがありません。あと主人公自身がゴブリン以外のモンスターの名前すら覚えられません。
と言うのも主人公は幼少期に住んでいた集落がゴブリンに襲われ壊滅した過去を持っています。それ故にただひたすらにゴブリンを殺すことだけを常に考えています。
ゴブリンを観察し、ゴブリンに対する知識を身に着け、ゴブリンと戦う道具を揃え、ゴブリンを殺す技を身に着ける、そしてゴブリンを根絶やしにする…まさにゴブリンスレイヤーな主人公ですが物語が進むにつれ仲間が増え後輩冒険者などもでき、少しだけゴブリン以外の物にも目を向けられるようになってきています。そういった登場人物たちの人間模様や心情、考え方など引き込まれる内容が目白押しです。
私は、その泥臭く人間らしく戦うゴブリンスレイヤーが大好きです。なぜ私が漫画版を紹介したかったかというと、黒瀬先生が描くゴブリンスレイヤーは全体的に描写が細かく、主人公たちが纏う鎧には重量感がありそれでいて動きはなめらかで自然な動きを見せてくれます。それを見ることができるのがコミカライズ版のゴブリンスレイヤーだからです。

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ファンタジー世界の現実主義者

私がお勧めしたいマンガは、「ゴブリンスレイヤー」です。
ストーリーを簡単に説明すると、ゴブリンの襲撃により故郷と大切な家族(姉)を亡くしてしまった男が、修行を積み、ゴブリン退治のエキスパートになっていく、という話です。
所謂、「ファンタジーもの」であり、作中では魔法(奇跡)やエルフ、ドワーフといったキャラクターが沢山出てきます。

物語の中では、そういったファンタジーものならではの激しくて、スケールの大きいバトル描写が見ものです。
しかし、主人公である「ゴブリンスレイヤー」の戦い方はとても地味です。
というのも、彼自身が20歳代の普通の男性であり、魔法を使うこともできず突出した技能や身体能力を持ち合わせているわけでもありません。

では、何が彼の強さであり、持ち味かというと、経験と探求心からくる「柔軟な思考力」です。
ゴブリンスレイヤーは平素からゴブリン討伐のことを考えており、生活のすべては「ゴブリンをせん滅すること」に注がれています。
よって、装備品や携帯品の一つ一つに不備がないかチェックし、改良できることはないかといった意識を常に持っています。

また、自身の身の程をわきまえているので、やみくもに突っ走るようなこともなく、その場の状況にあわせた最も妥当な戦略を打ち立ててゴブリンを追い詰めていく、という戦い方がとてもかっこいいです。
是非1度読んでほしい作品です。

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ゴブリンの殲滅を誓うダークヒーロー

とある世界、ヒロインである『女神官』を含む4人の新人冒険者パーティーは、最初のクエストとしてギルドからゴブリン退治を請け負う。
ゴブリンと呼ばれる、世界でも最弱クラスと言われるモンスター相手である事に、不満はあれど冒険者デビューに向け意気軒昂に進む4人。誰もが揺るぎない勝利を確信した最初の冒険だったが、それは彼らにとって悪夢の始まりだった。
数々のトラップ、数の暴力にさらされ、実力も発揮できずに倒れていくメンバー達、そんな追い詰められた女神官を助けたのは、辺境で『ゴブリンスレイヤー』と異名される、一人の冒険者だった……。

RPGに有りがちな華々しい英雄の物語では無く、あくまでも外道と呼んで差支えないゴブリン達を、時にそれ以上の外道な手段で屠るゴブリンスレイヤーと呼ばれる英雄を中心とした物語であり、アニメ、マンガ共に最初から問答無用でショッキングな描写が散見される。特に雌が生まれてこないゴブリン達は若い女を最初狙う習性があり、敗北した女性が問答無用で凌辱されるような凄惨な場面すら散見される。それは知らず知らずに『ゴブリン殺すべし』というゴブリンスレイヤーの考えに、読者・視聴者が同調し、此方を見下していたゴブリン達を屠った時は、思わずカタルシスすら感じてしまう程。

ただ、上記の通り凄惨な描写も多く、万人受けは難しいと言わざるを得ない。ダークヒーロー好きや上記のような描写にも耐えられる人にはおススメ。

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ゴブリンとは…群れをなすもの

同タイトルであるゴブリンスレイヤーとは最弱の敵ゴブリン(子鬼)を狩る冒険者を意味します。
この最弱の敵が群れをつくり人や村を襲い人々は恐怖に落ちる。そんな中、主人公は最弱の敵をひたすら倒す。主人公は最弱の敵を毎日のように倒しているだけなので、周りから蔑まれ、たまたま高ランクになることができたと噂をされ、浮いている存在でした。ただ彼はそのような噂に耳を貸さず、ゴブリン狩りに勤しんでいる。主人公がここまでゴブリンに執着するには理由があるのですが、そこは本編を見ていただきたいと思います。
一言でまとめると主人公がひたすらゴブリンを倒す物語。
主人公の見た目としては鎧姿(あまりいい装備ではないらしい)であるが、主人公は頑なにその装備で討伐に向かう。主人公いわく、動きやすく体に馴染んでいるらしい
ギルドから依頼を受けゴブリン討伐に向かいます。村へ向かったりゴブリンの住処である洞窟に侵入し、ガスで、火炙りで、弓で、魔法で、様々な方法でゴブリンを倒す。
時にゴブリンに反撃されピンチの状況になっても主人公は冷静に状況を把握し、最良の一手を繰り出す 手に汗握る展開もあり、残虐描写がたまにありますが見ていて飽きず次回が気になる作品だと思います。

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