水玉ハニーボーイ

水玉ハニーボーイのレビュー・評価・感想

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水玉ハニーボーイ
9

侍女子×オネエ系男子!?

侍と呼ばれる女子剣道部主将・仙石芽衣と、女子より女子力が高いオネエ系男子・藤司郎が織りなすラブコメディです。
常々同性から告白をされている仙石芽衣。ある日の放課後裏庭へ呼び出される。そこで待っていた人物は校内で有名な藤司郎。口調や仕草が女子ということで有名な男の子。予想外の人物からの告白に戸惑いながらも告白を断るが、諦めることなく仙石へとアタックをし続ける藤。最初は困惑が多かったが、親しくなっていくうちに藤への好意が芽生える。しかし一年失踪していた一年先輩男子剣道部前主将・七緒学が現れ、仙石へ告白。藤のライバルが登場する。さらに物語が進むと藤に好きだと告白する他校の西郷撫子。ライバル出現に仙石はようやく藤への恋心を自覚する。しかし、メイン二人の思考が明後日へと働き付き合うことに至らない。二人が付き合えるのはいつになるのだろうか。
この作品は最初に申し上げた通りラブコメディとなっており、ギャグ要素が大変多いです。予想外の展開になるのは当たり前と言っても過言ではないです。まず侍女子にオネエ系男子という時点で予想がつかないと思いますが、まさにその通りで、毎回ものすごく笑わせてくる作品です。登場するキャラは誰もが個性豊かで、一度出てきただけでも中々忘れられないです。明確な嫌なキャラがいないので、読んでいて不快を覚えるといったことはありませんでした。また、少女漫画なので恋愛がメインなのですが、恋愛ばかりに偏る、ギャグばかりに偏るといったことがなく、いいバランスなのでテンポよくお話が進んでいきます。読んでいて飽きがこないのでオススメの作品です。

水玉ハニーボーイ
9

オネェ×サムライ?あべこべ二人が織りなす青春ラブストーリー!

女子剣道部主将 仙石芽衣(せんごく めい)は周りからサムライと恐れられていた。
そのサムライこと仙石芽衣を慕うオネェの藤 司朗(ふじ しろう)。
全く真逆な性格の二人が織りなすラブストーリー。

超常識人な仙石と妄想が止まらない藤。
藤の愛情表現に振り回される仙石。

初めは「恋人を作るつもりはない」と藤に宣言したものの、藤は諦めません。

仙石のために口に合うようなお菓子を作ったり、恐怖を隠し仙石のストーカーを撃退したり、全ての行動理由が仙石で一途な藤。
次第に藤の気持ちを理解し、その想いの強さに惹かれていく仙石。

中々素直になれず藤と曖昧な関係を続けていたが、ついに自分の気持ちに気づき藤に告白しようとしますが、いつも周りに邪魔されたりムードクラッシャーである藤自身に阻まれたりと前途多難。
今後の展開が楽しみな作品です。

また、ボケキャラが多く藤を始め、留年し同級生となった一つ年上の七緒(ななお)への突っ込み(主に仙石)がいい切れ味を出しております。
また仙石が天然でボケることもあり、それを藤が突っ込むということもあります。
そのやりとりも見どころの一つとなっております。