ベスト・キッド / The Karate Kid

ベスト・キッド / The Karate Kid

『ベスト・キッド』とは、1984年に製作されたアメリカ映画。『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセン監督による、カラテを通して成長していく少年の姿を描いた青春アクション映画。カラテの達人であるミヤギ役のノリユキ・パット・モリタがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。ひ弱な高校生ダニエルは、不良グループに痛めつけられる毎日を送っていた。そんな彼がカラテの達人ミヤギに出会ってカラテを習い始め、やがて少年カラテ選手権大会に出場する。

ベスト・キッド / The Karate Kidのレビュー・評価・感想

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ベスト・キッド / The Karate Kid
10

ベスト・キッド(2010年)

母親の転勤で中国からアメリカに引っ越しをすることになった11歳の少年ドレだが、引っ越し先の学校でいじめにあってしまう。望まない環境といじめっ子に耐えられなくなってきたドレは、ハンと出会う。ハンはドレの住むアパートの管理人でカンフーの達人であるが、誰にも言えない事情を持っており、ドレは後にそれを知ることになる。カンフーの特訓を通じて成長していき、最終的にはいじめっ子と大会で対戦し結果は…

この映画は、何度見ても飽きない映画で、アクション映画が好きな人には是非見ていただきたいです。過去に『酔拳』など様々なカンフー映画に出演したジャッキー・チェンの演技力が素晴らしいです。一見パッとしなくてもドレの事を一番に思っていて、ドレ自身もハンを誰よりも信用しているように描かれており、絆の深さを感じます。
いじめっ子のリーダーとの対戦直前である準決勝でドレがケガをしてしまい棄権をするか続けるかを選択することになり、ハンは棄権を勧めたがドレが「ケガを治してほしい」と頼み込み、治して試合に出したという場面も、お互いの信頼関係があったからだと思うし、最後の蹴りも綺麗に決まって最高でした。厳しい特訓をして最初の時と比べて顔つきやメンタルの強さも変わったと思います。