天国は、ほんとうにある

天国は、ほんとうにあるのレビュー・評価・感想

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天国は、ほんとうにある
10

天国も地獄も信じない人に観てほしい!

私も小さい頃は霊感が凄く強くて、他の人には見えないモノが見えたりしてた人だったので、この映画を見つけた瞬間、凄く気になって観てみたいと思いました。
一人の少年の実話を元にした小説を、映画化したということですが、私は小説を知らずに映画から観ましたが、最高でした!
最初から凄くストーリーに引き込まれていく感じかと思ったのですが、ちょっと始めはイラっとするような子供に対する親の態度。
私がもし親なら、もう少し子供の話に耳を傾けるのに…と、思いながら観てましたが、その気持ちは直ぐに打ち消され、本当にストーリーの中にどんどんと引き込まれていきました。
次はどうなるのか、どうしてなのか、最後はどうなるのかと、ずっと興味津々状態で、気付けばもう終わりに近づく状態。
そう思っていたら、最後に本当にまさかの展開がこれでもか!と、ドーンときて、映画を見終わってからも凄くこの先を知りたい。今どうなってるのか。という好奇心でいっぱいです。
天国や地獄なんて絶対にない!と言ってる人達が、この映画を観たらどう思うのか、それも凄く気になるところです。

ただひとつ、この映画は実話ということですが、映画の中でも疑問を感じてる人達がいたように、この主人公の少年は生きているのにどうして?というところが、誰一人として、一生わからないのが悔しいです。
そして、聖書も全部、作り直した方が正しいんじゃないかと思う映画でした。

天国は、ほんとうにある
8

信じるかどうかは置いといて

4歳の時に虫垂炎という病気にかかり、死の淵をさ迷ったコルトン少年。手術で一命をとりとめたのだが、その後、両親に「天国はきれいだったよ」など、不思議な話をするようになる。
驚きの実話を元にした映画だった。元ネタのコルトン少年の話はネットで知っていたものの、すっかり忘れてこの映画をDVDで借りて見たのだが、映像がなぜかリアルに感じて「そうそう!お空は光のこんな感じ!」と、不思議と共感してしまった。
スピリチュアルな世界や臨死体験、死後の世界に少しでも興味のある方はとても楽しめる作品だと思う。その辺は特に興味のない方や信じられない方は、作り話のように思えるかもしれない。信じるかどうかは別として、そういうヒューマンドラマとして見るには人間模様や夫婦の葛藤、親子の愛情など満載で楽しめると思う。
個人的には、コルトン君が天国に行って教会に入った時に目の前に広がっていたピンクやブルーの天国の映像、天使たちが光で現れていた場面がとても印象的だった。何かで似たような映像を私も見たことがあるような、ネットか本か忘れたが、なぜ共感できたんだろう。もしかして自分も一度は行ったことがあるのかもしれない、とワクワクを感じられる場面だった。