鎌倉ものがたり / DESTINY 鎌倉ものがたり

鎌倉ものがたり / DESTINY 鎌倉ものがたり

『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。

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DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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宇多田ヒカル(Hikaru Utada)とは【徹底解説まとめ】

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宇多田ヒカルとは、1983年のニューヨークで生まれた日本を代表する女性のシンガーソングライター。1998年「Automatic / time will tell」でデビュー。自ら作詞作曲をし魅力的なハスキーボイスと抜群の歌唱力で世代を問わず圧倒的な人気を博す。後に発売したアルバム『First Love』が国内外で990万枚を超えるセールスを記録。2010年に「人間活動に専念するため」無期限の活動休止を報告。2016年活動再開。

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ALWAYS 三丁目の夕日(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ALWAY S三丁目の夕日』とは漫画家・西岸良平の『三丁目の夕日』を原作とし、山崎貴を監督に迎え2005年に公開された実写映画である。キャッチコピーは「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。」であり、娯楽が少なかった昭和の時代を描き、当時の生活や人情の深さが見事に表現されている。2006年には第29回日本アカデミー賞を受賞するなど高い評価を受けた作品である。

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青天を衝け(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

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アンナチュラル(Unnatural)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『アンナチュラル(Unnatural)』は女優の石原さとみ主演の、野木亜紀子の脚本によるオリジナルドラマである。主人公の三澄ミコトはUDIラボで働く法医解剖医。UDIラボメンバーの中堂、東海林、六郎たちと一緒に、日本全国から送られてくる不自然死した遺体を解剖する仕事をしている。1話ごとに事件解決する法医学ミステリーで、ドラマのキャッチコピーは「不自然な死は許さない」。スピード感や爽快感のある明るくスリリングな物語で、UDIラボメンバーの人間ドラマをメインに「死」の謎や事件を解明していく。

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あまちゃん(Amachan)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『あまちゃん』は2013年上半期にNHKで制作されたテレビドラマ。 高視聴率を記録し、主人公、天野アキがよく使う「じぇじぇじぇ!」は流行語大賞に選ばれ、社会現象となりました。 ストーリーは北三陸で海女になることになった天野アキがアイドルとして活躍していく姿を描いた成長物語となっています。

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流星の絆(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。

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銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

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「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

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新選組!(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。

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鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

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小さいおうち(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『小さいおうち』とは、中島京子の同名小説を元に2014年に映画化された日本の恋愛映画である。山形から東京に女中奉公に上がった布宮タキ(ぬのみや)は、赤い屋根のちいさなおうちに住む平井時子(ひらいときこ)の元で働いていた。時子はその外見と内面から、誰でも虜にしてしまう女性だった。そして時子は夫の部下である板垣正治(いたがきしょうじ)と道ならぬ恋をしてしまい、日本も戦争への道を着実に進み始めていた。この作品は昭和という激動の時代を生きていた人々の、血の通った温かい生活と小さな秘密を描いた物語である。

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どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

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20世紀少年(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。 コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。

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宇宙兄弟(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『宇宙兄弟』とは2007年に講談社『モーニング』にて連載がスタートした、小山宙哉による漫画及び、原作を基にしたアニメ作品。大人気を博し、のちにアニメ及び実写で映画化されている。「兄弟二人で宇宙飛行士になる」という幼いころの約束。弟は夢をかなえて宇宙飛行士になっていた。いつしか夢をあきらめて別の道に進んだ兄六太(ムッタ)のもとへ、もう一度宇宙へのチャンスがやってくる。宇宙飛行士になるまでの過程や施設、訓練、ミッションの様子など、宇宙の魅力がふんだんに詰め込まれた作品である。

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検察側の罪人(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『検察側の罪人』とは、雫井脩介によって書かれた日本の小説が基になっている日本のサスペンス映画である。木村拓哉と嵐のメンバーである二宮和也がダブル主演で魅せるサスペンスストーリー。老夫婦殺人事件と時効を迎えた事件がきっかけとなり自分の正義に固執する最上と事件の真相に対する正義を追い求める沖野の対立が描かれた本作。脇には吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人などが固める。映画のキャッチコピーは「一線を超える」。

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リーガルハイ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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リーガルハイとは、古沢良太の脚本によるテレビドラマ。裁判で無敗の最強弁護士・古美門研介と正義感が強い新米弁護士・黛真知子が繰り広げるコメディータッチの弁護士ドラマである。裁判に勝つためなら何でもする古美門と依頼者の気持ちに寄り添う黛との噛み合わないやり取りは見ものである。また、登場人物のキャラが濃く仕上がっていて見所満載である。

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君たちはどう生きるか(ジブリ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『君たちはどう生きるか』とは、義母を救うために不可思議な世界を旅する少年の姿を描いた、宮崎駿によるアニメ映画。宮崎が「これで本当に最後」と明言して制作した作品で、宣伝も無く、公式HPも無く、一切情報を隠したまま公開されるという独特の手法で話題となった。 太平洋戦争が激化する最中、牧眞人は父と共に郊外へ引っ越し、そこで叔母で新たに自身の義母となるナツコと再会。どう接すればいいのか互いに戸惑う中、ナツコはいずこかへと姿を消し、眞人は彼女を連れ戻すために謎のアオサギに導かれて異界へと旅立っていく。

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怒り(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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2010年に国内の映画賞を総ナメにした大ヒット作「悪人」の原作者吉田修一と監督李相日が6年振りにタッグを組み、音楽に坂本龍一を加え、実力派のオールスターキャストで挑んだ感動のヒューマンミステリー。八王子の平静な住宅街で残忍な夫婦殺人事件が起こる。一年後のある日、千葉と東京と沖縄に素性の知れない3人の男が現れ、それぞれに重厚な人間ドラマが展開する。愛した人は、殺人犯なのか?2016年9月全国公開。

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半沢直樹(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。

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STAND BY ME ドラえもん(スタンドバイミー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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国民的アニメのドラえもん。漫画家の藤子・F・不二雄の作品で、1969年に漫画の連載が始まり、1973年に初のテレビアニメが放送される。1980年に初めて映画化され、これまでに37作品が公開されている。映画「STAND BY ME ドラえもん」は初めての3D映像で作成され2014年に映画公開されており、ストーリーは、ドラえもんとのび太の出会いや幻の最終話などの7種類の原作エピソードが描かれている。

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万引き家族(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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万引き家族(英題:Shoplifters)とは、2018年に公開された日本映画である。監督は『そして父になる』などで知られる是枝裕和。主演はリリー・フランキーと安藤サクラ。 第71回カンヌ国際映画祭において最高賞のパルム・ドールを獲得するなど、国内外で高い評価を受けた。 貧困のなか、万引きによって生計を立てながら身を寄せ合う家族6人の姿を描く。

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めがね(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『めがね』とは、都会からとある島にやって来た女性・タエコが、滞在する宿の主人・ユージや、島の高校教師・ハルナ、タエコを探しに島に来たヨモギ、そして毎年春に島に来ては、少し変わったかき氷屋をしているサクラとのふれあいの中で、固く閉ざしていた心を解きほぐしていくストーリーとなっている。「何が自由か、知っている」をキャッチコピーにして、2007年に公開。主演は小林聡美、監督は萩上直子が務めた。2008年のベルリン映画祭では、パノラマ部門に参加し、日本映画初のマンフリート・ザルツゲーバー賞を受賞した。

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鎌倉ものがたり / DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・評価・感想

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鎌倉ものがたり / DESTINY 鎌倉ものがたり
10

年上の作家に嫁いだ若妻亜希子の不思議な体験とその人生

現実的にはあり得ないフィクションとその運命なのだが、なぜか面白く最後まで飽きないで楽しめた。この作家、一色正和と亜希子は理想の夫婦だと思う。決して仲良い時ばかりでなく喧嘩もするし焼きもちも焼くのだが、根底に愛し合っている2人なので、色々なトラブルも乗り越えていけるのだ。互いに相手がかけがえのない存在、しかも前世でも繰り返し夫婦だったという輪廻があれば本当に唯一無二のパートナーなのだろう。毎日夫婦生活を重ねていい思い出をたくさん作っているから、自分が予期せぬ運命で若くして黄泉の国へ行くことになっても旦那さんとの楽しい思い出が次から次へと出てくる。案内役の死神がさぞかし幸せだったのだろうと感心する。なんという素敵な夫婦であり奥さんだろう。相手を支えるということ、相手が仕事に打ち込めて安らげる過程を作るということがどんなに大変でまた素晴らしい事かつくづく考えさせられる。正和は作家なので家で仕事をする。家が職場でありまた安らげる空間なのだ。毎日作ってくれる朝ご飯、昼ご飯、夕ご飯がどれだけ正和の心を癒してくれているか、亜希子が黄泉の国へ行ってから正和は思い知る羽目になるのだ。人の幸せってきっとこういう思いの積み重ねなのだと思う。運命の人って本当にいるかもしれないな、ふと思った。2人の間に子供ができればその絆はより一層深まっていくことだろう。この夫婦は飽きたり倦怠期などはなく素敵な二人の生活を送り続けるような気がした。

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8

いろいろな登場人物。

三丁目の夕日の西岸良平さんの作品で、人間界と魔界とが近くにある鎌倉を舞台にした探偵もの?となっています。鎌倉ってちょっと神秘的な街だし、魔物とかがいてもおかしくないのですごく舞台設定として合っていると思います。
毎回いろんな事件が起き、刑事がでてくるようなものも、そうでないものもありますが、その推理がなかなか面白いですし、登場人物も魅力的です。一色夫妻は年齢が離れているけど、仲良しで見ていて微笑ましいです。亜紀子さんは小さくて、よく学生に間違えられるという女からしたらあざといなとも捉えられそうな人ですが、すごく可愛らしくて、ドジで共感できるキャラとなっています。いろんな登場人物が出てきて、好きなキャラも出てくると思います。
私は警察にいる魔物と人間のハーフとかの刑事さんたちが好きです。彼らの変わった操作方法も好きですし、ちょっと切ないプライベートの話とかもいいなと思います。
1話完結なので、どこからでも読めるし、移動とかちょこちょこ読むのにも最適です。西岸さんといえば、三丁目の夕日ってイメージもありますが、推理モノが好きならこっちのほうがおすすめかもしれません。
映画化もされたし、とても良い作品だと思います。

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6

粗はあるけど、おもしろかった。

おもしろいなと思うところもたくさんありました。ただ、ちよっと二人がイチャイチャしすぎててなんか気になりました。それに、正和さんの性格が原作とはちょっと違う感じがします。イチャイチャの間は、漫画だと気にならなかったのですが、実写だと男が好きそうな、怖がりで旦那のことをめちゃくちゃ愛しててって感じが、ああ嘘っぽいって感じがしました。いや、それは捻くれすぎなのかもしれません。
正和さんの性格の件は、映画だと両親の秘密を気にしててということが強調されているので漫画より皮肉屋っぽく描かれているのかもしれません。漫画だともう少し大人というか、もっと客観視している人に描かれている気がします。いろいろ気になるところもありましたが、お話は面白かったです。魔物と人間のいる街って設定も面白いし、魔物のための夜市とかは私も行ってみたいなと思いました。
また、家族のために魔物として転生とか、奥さんを黄泉の国までおいかけるとか家族愛、夫婦愛の話でもありました。多少、くさいなと思うところはありつつ、やはりいいもんだなと思いました。私もこんな旦那さんが欲しいです。原作は短編集なのにうまくまとまっていたと思います。また、原作を知らなくても大丈夫な作りになってました。

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8

人間と魔物

三丁目の夕日の西岸良平さんの作品です。映画化もされました。映画は結構、一色夫婦の馴れ初めとかロマンチックな感じに描いているようですが、漫画ではミステリーものです。鎌倉に一色夫婦は住んでて、その鎌倉の近くに魔物達が住む魔界があって、普通の事件とか、魔物とか霊力が関わった事件がおきたり、不思議な出来事が起きたりして、その謎を解くという感じです。別に謎解きが主体というわけでもなく、登場人物の心の動きだったり、日常が主体の回もありますが、ミステリーがいい味を出している作品です。私が好きなキャラは主役の2人はもちろんですが、一色家に仕えているお手伝いのおばあさんです。一色夫が子供の頃からいて、今、何歳なのかというのがよく夫婦の会話にのぼる人です。実はすごい年で魔物なのかなと思える人なのですが、夫婦はまさか、そんな年なわけないと全然気がついてないところが面白いです。あと、レギュラー陣としては、警察署の面々が、霊能者だったり狸だったりして面白いなと思います。映画は甘々だったのかもしれませんが、実際は報われない終わりの回もあって、甘くなく、事件というのは人を無茶苦茶にするという現実がわかって、興味深いです。それに1話完結なので読みやすいです。

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優しい死神のいる鎌倉ものがたり

世界観がハマる人にはいいかもしれません。最初はどんな作品なのが想像が出来ずに何気なく観ていましたが、見終わった後にはよい余韻が残りました。
堺雅人さんと高畑充希さんのひょうきんなところがこの作品にマッチして良かったと思います。銀河鉄道999のように電車が飛んで行き黄泉の国に入り天頭鬼とのやりとり。現実にはない不思議な世界。次々と展開していくストーリーや特撮やCGは飽きずに見ることが出来ました。
一番印象に残ったのは安藤サクラさんの死神です。一般的な死神のイメージのように怖くはなくて優しい感じでした。安藤さんの愛情に溢れた名演技にとても好感を持ちました。一色夫婦や死んだ人たちの心の中に違和感なくすっと入っていき、脇役なのに存在感が抜群でした。オーバーアクションであっても前に出過ぎずとても自然で、もっともっと安藤さんと堺さんたちのやり取りを見たかったなと思いました。
全体を通してこの映画は、高齢者も若い大人も子供もそれぞれの立場で楽しめる映画だなと感心しました。子供が大喜びするシーンもあるし、また一方で大人が心情を入れられるところもあるし、何だろうと興味をそそるところもある。いろいろな場面がありました。何しろ見終わったあとの後味がよいのが良かったと思いました。

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夫婦で見たい温かい気持ちになれる映画

物語は新婚旅行の帰り、新婚夫婦らしい幸せそうな雰囲気のトークから始まり、小説家の夫と、年下の妻が鎌倉に生活の拠点を移し、暮らし始めるというところからのスタート。
鎌倉は古来からの魔物や霊が住み着きそんじょそこらにいるのは、常識というストーリー設定で、異次元、異空間が展開されてます。
驚くあきこに、それをからかうようになだめる夫、随所随所に出てくるセリフに、きゅんとされられます。
特に好きなのは、スタートの時に、「新婚旅行楽しかったですね」の妻の会話から、「僕は夢のように幸せだ」という普段あまり日本人が口にしないセリフを堺雅人が、さらっと優しそうに語るのがとても気持ちが温まります。
貧乏神を家に招き入れた妻が、「信じられない!」という夫に対し「先生となら貧乏だって平気ですよ」とニコニコというセリフも気持ちいいです。
魔物の仕業であきこの魂が抜けて、霊体はこの世に残ったままになってしまう場面で、先生のそばにいたいけど、そばにいると先生の命が短くなってしまうことを知り、自ら黄泉の国へ行くことを選んだあきこの決意の涙や、それを追いかける夫の必死な姿にも胸がぐっと熱くなります。
あきこを追いかけ、黄泉の国へ向かう時に見える黄泉の国の世界が異次元なのですが、その映像が綺麗すぎて、何度も見たくなります。
黄泉の国へ行き、初めて知った生まれ変わりの話がとても運命的で、さらにストーリーにのめり込みました。
全体的に心が温かく、愛しい気持ちにしてくれた映画でした。

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8

鎌倉に行ってみたくなった!!

鎌倉と聞いてみなさんはどんな印象を持つでしょうか?
私は漠然とした印象は持っておらず、鎌倉幕府があった場所だなと思っていたくらいでした。しかし今では一度行ってみたい!少し住んでみたいと思うようになりました。それは「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見たからです。
この映画は西岸良平による人気漫画「鎌倉ものがたり」を、『ALWAYS』シリーズなどで実績のある山崎貴監督が実写映画化した映画です。人間だけでなく幽霊や魔物も住むという設定の鎌倉を舞台に、心霊捜査にも詳しいミステリー作家・一色正和(堺雅人)が新婚の愛妻・亜紀子(高畑充希)と一緒に怪事件を解決していくさまを描いた映画となっています。
主人公とヒロインの恋愛ももちろん見所なのですが(私は途中で泣いてしましました。)、私は舞台である鎌倉の風情ある雰囲気に魅了されてしまいました。『ALWAYS』シリーズでも舞台の素晴らしさが上手く表現されていましたから山崎貴監督の持ち味とも言えるでしょうか。
公式ツイッターでのツイートでは、エキストラを募集して江ノ電を一車両貸し切って極楽寺駅や和田塚駅で撮影されたとありました。緑の車体が、古都鎌倉らしくて、鎌倉ものがたりのイメージにピッタリです。公式HPを見ると電車が映っていますが、この江ノ電の電車が使われているみたいです。他にも横浜市港北区にある高田天満宮、渋川スカイランドパークという遊園地も登場しております。この遊園地は本編の流れが変わる鍵となる場所だと私は思っているので、これから見る方がいたら注目していただきたいと思っています。この映画は舞台の良さも十二分に引き出された上での、笑いあり、涙ありのラブストーリーとなっているので、気になった方は是非一度ご覧ください。

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ファンタジー×運命の恋

「DESTINY 鎌倉ものがたり」は、とにかく映像がすごいです!
黄泉の国という死後の世界に行くのですが、その国が本当に細かいところまで作りこまれていて素敵でした。黄泉の国の怪物?のようなものも出てくるのですが、それも迫力がすごくて圧倒されました。普通の世界にも、死神が出てきたり、河童が出てきたりと、映像を見ているだけでも面白かったです!
和製ハリーポッターと言われていましたが、本当にその通りでした!

また、主人公が年の離れた夫婦なのですがその夫婦が本当に素敵です!生まれ変わる度に何回も結ばれているという設定で見ていてキュンとしました。
堺雅人と高畑充希が演じていたのですが、本当に仲が良さそうでラブラブな夫婦っぷりなので癒されます!また、高畑充希のおかっぱがすごくかわいいのです!
2人とも昭和っぽいお顔なので鎌倉がすごく似合っていました!

脇役も豪華で堤真一、安藤サクラ、古田新太などとても豪華でした!
しかし、堤真一は死んで途中からカエルになってしまうし、安藤サクラは死神役だし、古田新太は怪物の役なので声だけの出演だしで、こんな豪華なのにもったいない!と思ってしまいました(笑)

死後の世界のことがメインとなってくる話なのですが、全然暗い感じではないので楽しく見られました!映像もきれいでほっこりする場面も多いので、癒されたい方におすすめです!

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