新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan

『新感染 ファイナル・エクスプレス』とは、韓国のゾンビ映画である。監督は、アニメーション監督であるヨン・サンホ。高速鉄道の中でゾンビのパンデミックが起き、そこに居合わせた人々の人間関係を描いた作品である。韓国では2016年、日本では2017年に公開され、数々の賞を受賞。車内という閉ざされた場所でパンデミックが起こる恐怖と、親しい人間がゾンビに感染することで変化していく感動的な人間関係が話題を呼んだ作品である。

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新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busanのレビュー・評価・感想

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新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
9

狭い空間で迫り来る、トラウマ級の恐怖

ウイルス関連の作品を見ると、いつもこれが現実で起きたら恐いという気持ちになります。この映画も初めて見た時は、トラウマになって夢にまで見る恐怖を感じた映画でした。
何度も観ている映画ですが、広い世界の中で感染に恐怖を抱く映画とは少し違い、これは狭い空間である新幹線の中での恐怖が一番大きいと思います。
新幹線の運転士がいなくなった走る凶器でもある車内の中で、これまたゾンビのような感染者が迫り来る恐怖。生存者が無感染の生存者を疑い仲違いするようなシーンや、目の前で愛する人が感染してしまう恐怖と悲しみ。生存することに諦め、自ら感染しに行く人。諦めずに戦って生き残ろうとする人。
この映画の中には、恐怖だけでなく悲しみやスリルなど、沢山のシーンが盛り込まれています。
もし、自分がこの場にいたら…と考えながら観ると、更に恐怖が増すと思います。
ホラー映画に入るのかはわかりませんが、恐怖を感じたい人は、凄く楽しめる映画だと思います。
自分が感染していなくて、感染したくない状況の中、感染していないから助けてくれと近寄って来た人を信じるか信じないか、凄く考えさせられます。感染していることを隠して、一緒に助かろうとする人がいたり、本当に感染していなかったのに、助けてもらえずに感染してしまう人がいたり、ちょっと心苦しくはなりますが、スリルを味わい人にはおすすめの映画です。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
9

ゾンビ映画の中でも好き

怖かったです。やはり、閉鎖された状態で襲われれるってコンセプトがよかったと思います。逃げ場のない感じが怖さを倍増させました。私はゾンビ映画ってあまり見ないのですが、この映画はゾンビ映画の中でもすごくいい出来なんじゃないかなと思いました。怖いし、コメディ要素もあるし、電車で人が倒れて介抱に走る人がいるのに、倒れた人が生き返って襲ってくるなんて、なんだよ、優しい人のほうが犠牲になるじゃんって思いました。また、知り合いがゾンビにという王道展開もあったし、切なくてよかったです。父親が娘だけでも助けたい(娘と自分だけってところがちょっとだけど)ってのは親として当然な気もするし、そんな父親にみんなのことはどうするのと軽蔑する娘の純粋さもわかりみでした。娘のみんなを助けたいという考えも、こんな状態ではよくないですし、父親の考えも周りからするとひどいです。そういう親子のぶつかり合い、その後の和解みたいなのも描かれていて、ただのパニック映画ではありませんでした。韓国映画は親子愛の話が多い気がしますが、これも例にもれずそれが楽しめます。親の愛に泣けてきます。マ・ドンソクさんも出ていたし、すごく面白かったです。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
9

とっつきやすいエンターテイメント性と、純粋なゾンビものが好きな方にもおすすめ

テーマや登場人物の心理描写がわかりやすく、非常にエンターテイメント性に溢れた作品です!映画をみて心を動かしたい人から、深く考えて映画をみたい人まで幅広い層におすすめ出来る作品になっています。
新幹線という移動する密室空間と駅と町全体というように場展がされていてダレることなく見ていられます。
ハラハラドキドキ出来てスピード感のある、わかりやすくてとっつきやすい作品ではあるのですが、細かくて繊細な演出も多いので映画を技法や演出の仕方で見る方にも楽しめるのではないかと思います。また、ゾンビを倒すアクションというよりも、「ゾンビを前にした人たちの心情やドラマ」という部分が大きいのですが、昔ながらのゾンビ映画の手法を使って撮影しているシーンもあり、ゾンビ映画そのものが好きという方にもおすすめです。
キャラクターや役者の演技もよく、特に主人公のコン・ユと、子役の女の子の演技が好きです。二人の演技があったからこそ、主人公の心情の変化がよくあらわされていたと思います。
もともと話の辻褄があっている脚本ではあるのですが、役者の演技によってとても説得力のある映画です。
総合的に見て、全方面でたのしめる映画なので、何を見るか悩んだ時に是非観てください。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
9

韓国映画の精密さにビックリ

コ・ユン主演のウイルス感染もの映画。
以前から韓国のドラマが素晴らしいものがあると思っていましたが、映画もとても素晴らしいです。心理的に揺さぶられる描写は韓国の国民性と言いますか、そういった所も表れている気がしました。
噛まれると感染してしまうという設定は他にも多くの映画がありますが、バイオ研究者が研究に失敗し、ウイルスを撒き散らすというのが主流のストーリー。
本作品もその設定でありきたりではありましたが、列車を使って安全地帯へどう逃げ込めるかというのが主な目的になっています。その過程で愛するものを守るため犠牲になる父親や、はたまた自分の命だけが大切な身勝手な男性がいたりと様々な人間関係に一喜一憂させられました。このあたりは土地の規模がハリウッドに比べて小さい韓国ですが、それを上手に使って恐怖を表現していたのだと思います。
次々襲ってくる感染者にハラハラドキドキして手に汗握り、息をのむシーンばかりでした。正直言って映画はハリウッドと思っていただけに、思わぬ楽しさを味わえたと言うか新しい発見が出来たと言ったところです。
これを機に韓国の映画にドハマリしそうな予感です。とても面白かったです。
ストーリーや展開はありきたりではありましたが、それを感じさせないくらいの迫力でした。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
9

今までに見たことがない泣いてしまうゾンビ映画

「ありきたりなゾンビ映画」。そんな気持ちで見たことを後悔します。たくさんの邦画や洋画がある中、独自の切り口で楽しませてくれる韓国映画です。

あるウイルスにかかった女性が特急列車に乗り込んだ所から物語は始まります。
女性は突然凶暴化して乗客を襲い、襲われた人が次々と凶暴化していきます。
ソウル発釜山行きの列車の中には、別居中の妻に会いにいく父と子、妊娠した妻と一緒に乗り込んだ夫、野球部員の高校生などが乗っており、皆大切な人を守るために奮闘します。
列車内はパニックが起こり乗客は逃げ出します。しかし走行中の列車内は狭く逃げ場のない場所で、駅に停まり出ようとしても外には大勢の感染者がいます。

ゾンビ映画と聞くと敬遠してしまう方もいらっしゃると思うのですが、この映画はゾンビ映画でありながらゾンビよりも乗客達の紆余曲折を描いており、自分だけ助かればいいと思ったり誰かを守るために犠牲になったり危険な状況ながらふと泣いてしまう。大切な家族や友人と観てほしい一本です。

どうやってゾンビから逃げ、どうやって闘い、どうやって大切な人を守れるか。
誰にでも身近な列車内で起こる出来事なので感情移入しやすいと思います。
最初から最後まで手に汗握る展開が続くので、ハラハラドキドキ楽しめると思います。
親子愛、夫婦愛、恋人愛、様々な愛に満ち溢れたこの映画をぜひ一度ご覧ください。
私はこの作品でブレイクした俳優マ・ドンソクに注目してほしいです。
今までと少し違う映画を見たい!
映画を観てほっこりしたい!
そんな方にオススメです。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
9

韓国製ゾンビ映画の快作

アニメーション監督でもあるヨン・サンホによる韓国が舞台のゾンビ映画。ゾンビ映画と言えば欧米のものが有名だけに、見る前はどんな感じだろう?と多少不安でしたが、始まってみると、スピード感、緊迫感、そしてドラマ演出の巧みさによって、食い入るように鑑賞することができました。主人公はコン・ユ演じるソ・ソグ、彼は娘の誕生プレゼントに何を選んだらいいかすらわからない仕事人間なのですが、その娘スアンの希望によって母に会いに二人で釜山に向かうことになります。移動手段はKTX(韓国高速鉄道)。しかし発車直前に駆け込んできた異様な乗客が突然乗務員を襲い、噛みつかれた乗務員もゾンビに…そして感染は一気に広がり…というのが大まかなあらすじ。決してオリジナリティあふれる脚本ではないですが、襲うのも襲われるのも同じアジア人という事もあって感情移入しやすく、舞台も新幹線なのでリアリティがあります。そして特筆すべきは感染の「速さ」でしょう。この手のゾンビ映画は襲われた人間が死亡して、しばらくたってからゾンビ化するのが一般的だと思うのですが、この映画はとてつもなく速い、噛まれたあとちょっとバタバタしていると思ったら、すぐに立ち上がり、ほかの乗客に襲いかかります。この「速さ」によってスピード感あふれる演出がより際立っています。またさっきまで親友や仲間だった人物があっという間に豹変する…という残酷さもなかなかホラー感があり、良かったです。韓国らしいウエットさもちゃんとあり、ソグのラストはなかなか泣かせます。近年見た欧米を含むゾンビものと比較しても秀逸な出来の映画です。おススメです。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
10

感動のゾンビ映画

「新感染 ファイナル・エクスプレス」は、韓国で制作されたゾンビ映画です。
ゾンビ映画なんですが、最後…いや、中盤くらいから、寂しくて、悲しくて泣いてしまします。
最後は大号泣でした。韓国映画の独特な手法といいますか、一筋縄ではいかない展開といいますか。ハッピーエンドなのかどうかわからなくなってしまいます。とにかく、最高に感動できるゾンビ映画となっています。
いきなり最終的な感想から入りましたが、それくらいラストが素晴らしいのです。
では、この「新感染 ファイナル・エクスプレス」のざっとした特徴を少しお話しいたします。
・場面はほぼ高速鉄道、日本でいう新幹線の中です。
・見えるものと音に反応するゾンビなので、暗闇では動きません。
・ゾンビに襲われるシーンは「ワールドウォーZ]に似ていて、ゾンビが折り重なって襲ってくるシーンは、迫力満点です。
・主要人物の死にすぎ感が否めない。

これ以上はネタバレになってしまいますので控えますが、とにかくクオリティーが高く、スピード感もあるので、夢中で見られる作品となっています。

韓国映画でゾンビものという組み合わせ、興味のない人は絶対見ない映画かもしれませんが、この「新感染」は興味ない人にも見てもらいたい作品です。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
10

ゾンビ映画なのに泣いた

止まらない逃げ場のないソウル発釜山行きの特急列車の中で、次々に乗客がゾンビに感染していく。その中で生き延びようとする人々の人間ドラマ。
仕事に夢中で家庭を顧みず離婚したであろう冷たい利己的な父親が、絶対絶命の危機的状況の中で人としてのあるべき姿に気づき、コミュニケーションをうまく取れなかった娘を必死で守り抜こうとするはなし。
展開に無理もあるはずなのに、有無を言わさずゾンビが走って襲ってくるので(この辺りは怖さもありますが、むしろ爽快感すら感じる勢いであっぱれ。)どんどん濁流に飲み込まれるように物語に入り込んで、テンション高く一気にラストに流れ着いたという感じでした。
コン・ユ演じる父親と娘との間の溝も一気に埋まっていくんですが、そこも違和感なく最後は泣いてました。
マ・ドンソクは強面だけど心が優しくて情の深い男がよく似合う。
この作品でもその良さが存分に発揮されていてそこも泣けます。
娘役の子役がまたうまい。韓国の子役は本当にうまいですね。
本当に大人並みの演技してる。ナチュラル。嘘がない(日本の子役にも期待したいところ…)。
もちろんコン・ユの力もあるけど、ラストの感動は子役の女の子の演技力によるところが大きいかなと思いました。

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train to Busan
8

韓国のゾンビは速かった

ゾンビ映画は、アメリカのものだと思っていたのはいつの時代でしょう。確かに見ましたよ。死霊のはらわた、死霊のえじき、バタリアン、28週後、レック等。アメリカのゾンビはスローで、なぜか逃げ切れるような気がしてたのです。しかし韓国のゾンビは速かった。全速力で追いかけられる怖さと言ったら。
この「新感染」は、化学工場の汚染で感染した一匹の鹿から始まります。親子の愛、夫婦の愛、学生の友情がメインになりますが、それぞれの愛の結末がすばらしく見ているものが涙し拍手を贈るのです。
主役はイケメン俳優コンユ、大沢たかおさん似の目じりの下がったイケメンさんです。彼の娘への愛もよかった。強面のやくざ風旦那が妊婦の妻を守る姿もよかった。学生の淡い恋もよかった。
逃げ場のない列車の中でゾンビになっていく乗客と対峙するのが緊張感ありありで、とても興奮しました。どこにでも自分1人が助かればいいというゲスな人間がいるものですが、結局は成敗されるのです。韓国のゾンビは足は速いが暗闇には弱かった。仕事人間の主人公が関わった汚染問題でのゾンビ増殖。最初のころの娘とのやりとりがラストに切ない涙を流させます。果たして生き残るのは誰でしょうか。トンネルに響く歌が今も心を震わせます。

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