ようこそ実力至上主義の教室へ / よう実 / Classroom of the Elite

ようこそ実力至上主義の教室へ / よう実 / Classroom of the Eliteのレビュー・評価・感想

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ようこそ実力至上主義の教室へ / よう実 / Classroom of the Elite
8

頭フル回転の頭脳戦

この『ようこそ実力至上主義の教室へ』はその名の通り、実力主義の学校で頭脳戦を駆使して勝ち上がっていく作品だ。
AからDまであるクラスの中で、Aクラスが一番優秀なクラスで、Dクラスが一番不出来なクラスである。Aクラスはその地位を維持するため努力し、A以下のクラスは上位クラスに上がれるように奮闘する。主人公である綾小路清隆はDクラスに振り分けられる。同じクラスである堀北はAクラスに上がろうとするのだが、綾小路はAクラスに上がることに対して関心がない。その割に、策略を考え、根回しをし、堀北を手助けする綾小路。
この作品の魅力は綾小路の得体の知れないところにある。入試ではすべての科目でオール50点を獲得し、武才があり、頭が回る。しかし、表に出て行動することはなく、裏でひっそり気づかれないように行動する。綾小路の助けに感謝しつつも徐々に得体の知れなさに気づいていく堀北。純粋にAクラスに上がることを目指している堀北にとって、綾小路という人物は最高の頼り相手であると同時に、最大の脅威になり得るかもしれない存在なのだ。何を考えているのかわからない以上、完全に信頼することはできない。あらゆる出来事、行動に対し意味があるのかと考えながら読みすすめていくのがおススメ。

ようこそ実力至上主義の教室へ / よう実 / Classroom of the Elite
7

話数を重ねる毎に面白くなる

アニメを見ました。何となく見てみようと思い、第1話を見た時点ではそこまで面白いとは感じませんでした。主人公がパッとしないし、纏まりのないクラス、実力主義を謳っている学校のシステムがよく分からなかったのもあります。普通の学園アニメよりも取っつきにくいような気もしました。
でも何となく見続けていたら、話数を重ねる毎に面白くなっていきました。Aクラスに上がるために協力体制を取りながらも、本音は自分が一番だと思う黒い部分だったり、他のクラスを陥れる為に利用できる物は利用したりと、人間が誰しも持っている裏の部分が段々見えてきて、リアリティを感じなかった実力主義の学校のリアルな部分が垣間見えてきました。
そして最初の頃は平凡で目立たない存在だった主人公が段々本性を表し始めます。目立たないように何となく協力体制を作っていた主人公が、実は一番自分の有利なように事を薦めていたり、勉強も運動もそれ以外の事も出来る人なのにあえてそれを隠していた事がわかります。
しかし最終回でも主人公が何故自分の実力を隠すのか、本性などは明かされていません。後半から主人公の抱える秘密が少しずつ明らかになってきて、その秘密を解くのが楽しくなっていきます。
アニメだけ観てもこの作品の謎は殆ど解き明かされていないので、続編を期待しています。

ようこそ実力至上主義の教室へ / よう実 / Classroom of the Elite
10

主人公が最高です。

この作品の設定は、よくできていると思います。物語のジャンルは学園バトルかなと。
学園の定期的行う試験のルール、校則などはクラスごと戦い、争いあうように出来ております。
本当に高校生徒全員が年相応とは思えない、優秀な能力の持ち主!学力、運動、嘘、暴力、心理、理論などなど様々な方法を登場人物たちは上手く駆使し、ポイントを勝ち取る。何とも、新しいようなラノベだと思います。
自分は小説、アニメどちらもみました!それぐらいの価値はあります。
ネタバレになってしまいますが、主人公である綾小路 清隆は、だいたいはなんでもできるパーフェクト人間です。完全になんでもかんでも出来るわけではないのですが、学力、運動などはおそらく学園内最強です。それ以外にもケンカも強いです。ですが、彼は自分自身の能力を表に出さずに、裏で行動するタイプ。まさか、主人公がオレ強設定だとは思いませんでした。
そして個性豊かなキャラクター達。非常面白いです。
アニメの時間軸ではまだ先の話なのですが、小説7巻でC組の武闘派達を物理で無双する主人公の描写はなんど読み返しても最高です。主人公一人に対して、向こうは複数人なのに見事に勝利したなと思いました。これからも読み続けます!