燃えよドラゴン / Enter the Dragon

燃えよドラゴン / Enter the Dragon

『燃えよドラゴン』とは、1973年に香港とアメリカの合作により製作されたカンフーアクション映画。 世界各国で大ヒットとなり、カンフー映画ブームをまき起こした。主演は香港の俳優で、武術家でもあるブルース・リー。彼は本作の完成直後に急死し、今作が遺作となった。香港の沖に浮かぶ要塞島で、武術の達人を集めたトーナメントが開かれた。英国政府の要請で秘密諜報員として大会に参加した中国人青年リーは、島で行われている麻薬密売の証拠をつかみ、少林寺拳法を武器に強大な悪と対決する。

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『死亡遊戯』とは、1978年に公開されたロバート・クローズ監督、ブルース・リー主演の香港映画である。 スター俳優のビリー・ローはシンジケート組織からの契約を迫られるが、それを頑なに断る。ある日の撮影中に、ビリーは銃弾を浴びて銃弾を受けて殺害されたと思われたが、実はビリーは死んでおらず、単身でシンジケート組織へ戦いを挑む。 1972年にアクション場面を撮影後、ブルース・リーが急逝。 数年後に代役スタントマンを起用して追加撮影したうえで1978年に制作された。

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『ドラゴン怒りの鉄拳』とは、1972年制作の香港映画。前作『ドラゴン危機一発』の大ヒットで一躍、香港のトップスターとなったブルース・リー主演の一連のカンフー映画の第2作目。日本公開は1974年。日本帝国主義が横行している1900年代初頭の上海を舞台に、中国武術の道場「精武館」を潰そうと企む日本人武術家一派に恩師を殺された青年が復讐を果たすため、単身で一派に立ち向かう姿を描く。

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『ドラゴン危機一発』とは、1971年制作の香港映画。アメリカから香港に凱旋したブルース・リーがゴールデン・ハーベスト社と契約して主演した一連のカンフー映画の第1作目。香港では当時の映画興行記録を更新する大ヒットとなった。日本では大ヒット映画『燃えよドラゴン』の人気を受けて1974年に劇場公開された。 町の製氷工場で働く事になった田舎の青年が、その工場に麻薬犯罪がからんでいる事を知り、工場一味に戦いを挑む。

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『ドラゴンへの道』とは、イタリア・ローマを舞台に、ギャングの悪行に立ち向かっていくカンフーの達人や中華料理店の従業員姿を描いたカンフー映画である。主演のブルース・リーが初監督を務めた海外ロケ作品であり、前二作『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』とは対照的にコミカルな演技が多々見られる。また、クライマックスでのブルース・リーとチャックノリスとのコロッセウムでの対決場面は、現在でも語り草となっており、多くの映画人にも影響を与えた。

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燃えよドラゴン / Enter the Dragonのレビュー・評価・感想

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燃えよドラゴン / Enter the Dragon
10

ブルース・リーの遺作にして最高傑作

燃えよドラゴンは香港出身の俳優にして武道家であるブルース・リーの遺作です。映画完成後、主演のブルース・リーは急死しましたが、作品は世界中で大ヒットしました。
ブルース・リーは、映画だけでなく、漫画やアニメやゲーム、総合格闘技までに影響を与えています。ブルース・リーは、1940年に香港に俳優の息子として生まれ、子供のころにすでに子役として映画出演を果たしています。同時にブルースは不良少年で、10代のころは喧嘩ばかりしていました。また詠春拳という中国拳法やボクシングを習い体を鍛えていました。しかしブルースの将来を心配した両親は、アメリカへ留学させて、ブルースはワシントン大学哲学科に入学し哲学を勉強するかたわら、現地でアメリカ人たちに中国拳法を教え始めます。やがてブルースは様々な武道を組み合わせて、ジークンドーを開発し創始者となります。そしてブルースのもうひとつの夢は映画スターとして成功することでしたが、当時ハリウッドでは東洋人がスターになるのは難しく、なかなかチャンスはきませんでした。しかしブルースのジークンドーのデモンストレーションが、TVプロデューサーの目にとまり、TVドラマ「グリーンホーネット」の準主役に抜擢されます。そのことを知った香港のゴールデンハーベスト社のレイモンド・チョウは、「ドラゴン危機一発」の主役にブルースを抜擢します。映画は大ヒットし、ブルースは一挙にスターダムにのし上がります。

その後、ブルースは香港でカンフー映画の主演をしますが、ブルースの評判を知ったハリウッドは香港と合作で、ブルース・リー主演の「燃えよドラゴン」を企画するのです。この映画がそれまでのアクション映画と違うのは、銃などの小道具を使わず、鍛えた肉体だけで敵と戦うという点です。ブルースの鍛え上げた筋肉に素早い拳や手刀、華麗な蹴りなどみたこともないアクションに、観客は熱狂し作品は大ヒットしました。ヌンチャクを使ったアクションや鏡の間での死闘など見所はたくさんあり、音楽も素晴らしく、いつまでたっても作品の輝きは色あせていません。

燃えよドラゴン / Enter the Dragon
8

響く、怪鳥音!圧巻のアクション!

『燃えよドラゴン』はご存じの方も多いかと思います。特に50~60代の方はちょうどハマっている世代ではないでしょうか。
私は今28歳ですが、これはまさに20~30代の方に見ていただきたいと思える作品です!
ブルース・リーの醍醐味といえば、独特の「怪鳥音」。例えば「アタッ!」や「ホォーウ!」等の独特の声を発して相手を打倒していきます。
カンフーアクションを武器とする俳優は何人もいます。例えば「ジャッキー・チェン」や「ジェット・リー」、最近だと「ドニー・イェン」等が有名だと思います。そんな彼らには真似できないアクションがブルース・リーにはあります。
彼が創始したと言われる「ジークンドー」という武術は見る側にも迫力のある武術の一つです。
代表的なのは「ワンインチパンチ」。これはたった3cmの距離から相手を吹き飛ばすパンチを繰り出すというものです。映画でもジャブのような速さで打ち込んでいます。
実際に弟子がこのパンチを教わる動画を拝見しましたが、「板が真っ二つに割れている」程の破壊力なんですよね。
人間に対しても打ち込んでいますが吹き飛ばすほどの威力。映画ではこれに加えて様々なアクションがあります。
とにかく見てほしい、感じてほしい作品です。

燃えよドラゴン / Enter the Dragon
10

カンフー映画の最高の金字塔

1970年代初頭日本で巻き起こったカンフーブーム。
毎年のように様々な映画が公開される中、過去の話と忘れられがちですが、改めて映画を見直してもブルース・リーのアクションは超人的なアクションと感心します。
単に空手で暴れまわる映画ではなく、ストーリの出来もそれなりに出来ています。敵のアジトである島に依頼を受けて乗りこんだブルース・リーが島に行く途中知り合ったジョンサクソン演じるローパらと力を合わせて敵の野望を打ち砕くべく決死の戦いを繰り広げる映画でした。
従来のスパイものはヒーローが拳銃や武器を使い敵の企むを阻止する形式でしたが、燃えよドラゴンはリーの空手の技での決闘により全てを防いで見せる映画で新鮮味があると言えます。

映画の見どころはもちろん、ブルース・リーのアクション。
ブルース・リー演じるリーの妹を自殺にまで追い込んだオハラとの闘い。
素晴らしい戦いでした。
また敵のアジトに乗り込んだ際に振り回すヌンチャクを使うシーンも最高といえました。

特にぜひ見ていただきたいのがハンと呼ばれるボスとの闘い。
鏡の部屋に逃げ込みブルースリーを惑わせるシーン。
鏡が複雑に交差していてどこに本物の敵が潜んでいるかわかりません。

ブルース・リーもハンが手に付けた鉄製の武器で体は傷つき危機が迫ります。

見ていて極めて緊張したシーンでした。
どんな結末が待っているかはぜひ見ていただいたほうがいいと考えます。
カンフー映画やアクション映画が好きな人はもちろん、そうでない人でも楽しめる一本です。

燃えよドラゴン / Enter the Dragon
8

元祖格闘映画

ほとんど無名だった、ブルース・リーを世界的大スターに押し上げた痛快アクション映画です。とにかく格闘シーンのスピード感は今見ても充分楽しめる作品であると思います。
今の格闘アクションの映画や漫画は、この映画から始まったといっても過言ではありませんので、一度は鑑賞することをオススメします。
ここから先は、ネタバレになりますが、主人公である小林寺憲法の達人であるリーの下に、国際情報局から、ハンという人物カが所有する島で3年に一度開かれる武闘大会へ参加しハンの犯罪行為の証拠を掴んで欲しいと依頼されます。
難色を示していたリーでしたが、妹がハンの手下に自殺に追い込まれたことを知り参加を決める。
その武闘大会には、様々なエピソードを持つ腕に覚えのある格闘家が集まって来ていた。
大会が始まると、リーの最初の相手は妹を自殺に追いやったオハラで、それを圧倒的な強さで退ける。
ハンの武闘大会の真の目的は、参加者を自分の手下にする計画であり、島に潜入していた女諜報員の協力と、麻薬実験現場を見せられ親友をハンに殺され反旗を翻したウイリアムズと、島の牢獄の囚人たちとともに大乱闘になっていきます。

その中でハンを追い込み鏡の部屋での一騎打ちへと進んでいきます。

燃えよドラゴン / Enter the Dragon
10

永遠に語り継がれる映画です

1973年に公開されたアメリカ映画なので、すでに半世紀前の古い映画だと言えます。しかし公開当時に観た衝撃は、今でも変わらないほどの映画と言えます。主演は香港出身のブルース・リーですが、ヌンチャクを高速で振り回すシーンは誰にも真似できません。さらに怪鳥音と言われる雄たけびで次々と繰り出す足技で敵をやっつけるところは爽快で、手に汗にぎります。彼は公開当時にはすでに亡くなっていたこともあり、伝説の人になっていました。映画の中身は、敵に妹を殺された兄が孤島で開催された敵のトーナメントに参加し、最後には敵の親玉をやっつけるという簡単なストーリーになっています。冒頭でブルース・リーがプロレス風パンツだけで同様の相手とグローブだけはめて戦うシーンが流れます。ブルース・リーは意外に細身ですが、筋肉が隆々としているうえに動きが機敏なので、ここだけ見ても価値があります。アジア人なので小柄ですが、いざ戦うとなると大きく見えるのが不思議です。当時すでに病に侵されていた感じもありますが、表情にはすごみもあり、時々見せるユーモアあふれる笑顔も素敵です。男が男に惚れるということを初めて経験しました。当時高校生でしたが、みなブルース・リーの真似をして遊んでいました。最近見返すことがありましたが、まったく色褪せておらず、新鮮でわくわくしながら観ることができました。アクション映画の最高峰であり、これからもブルース・リーのような優れた格闘家であり役者は現れることはないと思っています。

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