アメリ / Amélie

アメリ / Amélieのレビュー・評価・感想

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アメリ / Amélie
10

定期的に観たくなる映画「アメリ」の魅力

フランス映画『アメリ』を初めて観たのは、おそらく高校生の時。もうかれこれ十数年も前である。それ以来、定期的に観返したくなる映画の一つとなっている。
主人公のアメリが、パリ・モンマルトルを舞台に、不器用な自分と向き合いながら、カフェでの仕事や恋に奮闘するお話で、映画のキャッチコピーは「幸せになる」。
小さな時から、人と関わることが苦手なまま大人になったアメリと、個性豊かながらも人間味あふれる周囲の人たちとのやりとりにほっこりとさせられる。
アメリが仕掛ける「小さないたずら」のおかげで、周りの人たちの日常が少しずつ巡り始めるのだが、アメリは自分のこととなると、なかなか踏み出すことができない。
そんなアメリに、もどかしくなりながらも、「初めの一歩って、そうそう簡単に踏み出せるものではないよね」と感情移入させられる。
物語の途中、アメリは、誰かが捨てた失敗した証明写真を集めることが趣味のニノに恋をし、その行く末が軸となるのだが、不器用ながらも純粋な二人のやり取りも、気付くと画面のこちら側で一生懸命応援しているのだ。
また、花の都パリらしく、色彩豊かでおしゃれな衣装や美術を観るだけでも、充分楽しむことができる映画である。
ぜひご覧いただきたい映画の一つだ。

アメリ / Amélie
9

引き込まれる世界観とフランスの街並み

かなり有名なフランス映画作品。始まって一番印象的だったのは映画の色合いです。
赤と緑が強調されたカラーでフランスのおしゃれな街並みに拍車をかけています。
そしてなにより独特なセンスが感じられるオープニングに引き込まれること間違いなし!
主人公アメリの幼少期からの成長がユーモアを交え描かれています。

現実世界では引っ込み思案であまり人とかかわるのが上手でないアメリ。私も含め、共感する人も多いのではないかと思います。そんなアメリが少しずつ変わっていくわけですがその過程がとにかくキュート!

こんなことなかなか実際起こらないでしょうと思う展開もありますが、それを上回る独特な世界観とクスッとくる笑いのセンスで気になりません。むしろ、次はどんなことが起こるのだろうとわくわくさせられる内容になっています。
また、アメリだけでなくほかの登場人物が魅力的なのもこの映画のポイント!アメリの父親、アパートの住人、絵描き、カフェの店員、お客さんなどなど…とにかく個性豊かな人しか登場しないのです!
その人たちのめぐりあいが重なり合って色んな展開を起こすんです。ほんと、人生ってどこでどうなるかわからないなと強く感じさせられる映画です。