君に届け / 君届 / Kimi ni Todoke: From Me to You

君に届け / 君届 / Kimi ni Todoke: From Me to Youのレビュー・評価・感想

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君に届け / 君届 / Kimi ni Todoke: From Me to You
9

「君に届け」には胸キュンと爽やかな読後感が待っています

「君に届け」は集英社発行の別冊マーガレットで2006年に連載が始まって以来、爽やかでピュアなストーリー展開、魅力的なキャラクターで人気連載となりました。アニメ化、実写映画化、更にはニンテンドーDSのゲームソフトも発売となるなど、多様に展開されました。
黒沼爽子は高校1年生、中学生の時に貞子とあだ名がついて以来、霊感が強いなどの噂をされていました。そんな彼女に興味を持ったのは爽子とは対称的に、爽やかで明るい、クラスの人気者・風早翔太。風早に声を掛けられたお陰で、爽子には吉田千鶴、矢野あやねという友達もできました。
じれったいながらも少しずつ距離を縮めていった風早と爽子は、後に付き合うようになります。吉田千鶴には何年も前から片思いしている相手、既に社会人で地元の北幌を離れている真田徹がいます。徹の弟、龍は千鶴の同級生で北幌高校では野球部に所属しています。矢野あやねは2年生に進級して同じクラスになる三浦健人と付き合うことになります。
このように、「君に届け」は黒沼爽子を中心とする登場人物による青春群像劇で、読んでいて胸が熱くなること間違いなしです。特に爽子の少しずつ芽生える恋心、大事にしたい友情など気持ちが丁寧に綴られていて、ドロドロした漫画やドラマに疲れた方には特におすすめしたいです。

君に届け / 君届 / Kimi ni Todoke: From Me to You
10

老若男女、どの世代の心にも響く青春漫画!

「君に届け」は、陰気な見た目から誤解を受けがちな主人公 黒沼爽子が、高校である1人の男の子に出会い成長していく恋愛・青春・学園・そしてヒューマンストーリーです。
陰気な見た目とは違い、実はとっても明るくて前向きで、何より誰よりもピュアな女の子の主人公。誰もが彼女を避けて通り、話しかけては怖がられ、善意で行動を起こすと恐れられ、気味悪がられ、いいことをしても何をしても「ありがとう」ではなく「ごめんなさい」と謝られてきた爽子。そんな爽子を初めて恐れず、距離を置くでもなく、見た目の雰囲気ではなく爽子の中身を見てくれたのが同じクラスでいつも皆んなの中心にいて明るく爽やかな人気者・風早翔太でした。
風早が「ごめんなさい」ではなく「ありがとう」、「拒否」ではなく「肯定」をし続けてくれたおかげで、これまで持てなかった自信や勇気、今一歩踏み出す力を与えてくれたおかげで、爽子は千鶴とあやねという友達もでき、友達や恋人、そしてライバルと共にいろんなことを乗り越えながら成長していく青春漫画になっています。
ジャンルは「少女漫画」という枠に入っていますが、若い女性だけでなく、年配の女性、幅広い年代の男性でも楽しめる漫画だと思います。
作中に出てくる爽子の言葉をはじめ、作者の椎名軽穂先生が紡ぐひとつひとつの言葉は、深くて優しくて、まっすぐで、読んだ後心を浄化してくれる洗浄力を持っていて、新刊が発売されるたびに毎回毎回泣かされました。
風早と爽子、千鶴と龍、そしてあやねとピンの恋愛模様が本当にきゅんきゅんしてたまらないです!!人として本当に大切なことを、たくさんたくさん教えてくれる、人生の指南書みたいな素敵な漫画だと思っています。

君に届け / 君届 / Kimi ni Todoke: From Me to You
10

これぞ、胸キュン!青春マンガの王道!!

私が大好きな作品は「君に届け」というマンガです。映画化、アニメ化もされ、ついに完結してしまった作品です。
どうして、この作品が大好きかというと、幼い頃から胸キュン青春マンガは大好きだったのですが、まさにそれがこの「君に届け」だからです。何より私がドはまりしたのはその作品のビジュアルの良さはもちろん、登場人物たちが魅力的で誰一人として、悪い奴なんていない清らかな世界観。私がこの作品に出会ったのが24歳の時なので、大人の嫌な部分も知り、ドロドロとした世界で生きていた私にはまさに目から鱗で、すぐにどハマりし、コミックスを一気に大人買いして、その後は新刊コミックスまでの期間が長くて待ちわびすぎて、連載している月刊誌を購入する日々が始まっていました。
とにかく何度も読み返しても泣けるシーンでは同じところで何度も泣けます。あんなに読み返してもあきないマンガは、この作品以外に私は出会ったことがありません。まさに王道の青春胸キュンマンガです。心が荒んで、疲れきったときはこの作品を読み返して、世界観にどっぷりと浸ります。人間関係に疲れたとき、恋愛に疲れたとき、仕事でミス連発したとき、何もかも嫌になったとき、心のデトックス剤として、この「君に届け」は私の心をスッキリさせてくれます。まさに私の人生になくてはならない作品です。