殺戮の天使 / 殺天 / さつてん / Angels of Death

殺戮の天使 / 殺天 / さつてん / Angels of Death

『殺戮の天使』とは、星屑KRNKRN(真田まこと)が制作したフリーホラーゲームと、それを原作としたアニメ・漫画・小説作品。原作ゲームは実況動画やNintendo Switchへの移植を通して広まり、爆発的な人気を獲得した。演劇を意識した演出や、キャラクター同士の会話を重視した作劇が特徴だ。原作者はフリーホラーゲーム『霧雨が降る森』を手掛けた人物でもある。記憶を失くした少女レイチェルと、殺人鬼の青年ザックが閉じ込められているビルの各フロアに潜む殺人鬼をかいくぐり、脱出を目指すストーリー。

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殺戮の天使 / 殺天 / さつてん / Angels of Deathのレビュー・評価・感想

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殺戮の天使 / 殺天 / さつてん / Angels of Death
10

物語重視で、ホラーが苦手な人にもおすすめのゲームです。

ミステリアスな雰囲気を纏った少女レイと、殺人鬼ザックが地下から地上へ脱出するホラーゲームです。
「殺してほしい」レイと、「地下を脱出できたら殺してやる」というザックの2人の不思議な約束が、いつしか深い絆に変わっていきます。この2人のお互いの心情の変化もとても見どころです。この作品はホラーゲームですが、物語が本当によく作り込まれており、地下の各フロアに住んでいる登場人物も魅力的なキャラクターが多いです。特にB5の住人であるダニー先生はこのゲームの名物だと思っています。作中に流れるBGMも雰囲気がしっかりしておりおすすめです。
物語重視の作品ですが、謎解きの難易度も程よくとても楽しめます。自分の好きなタイミングでセーブもできるので、あまりプレッシャーを感じずに進めることができます。また、びっくり要素はほとんどないので、ホラーが苦手な人にもおすすめできます。
この作品は主人公レイのプロフィールが明確にされないままプレイが始まりますが、ゲームを進めていくうちに少しずつ明らかになっていくところも魅力的です。ザックとの結末も本当に見どころで、自分で色々な想像ができる最後になっています。ぜひプレイしてみてほしい作品です。

殺戮の天使 / 殺天 / さつてん / Angels of Death
10

人気のフリーホラーゲームが原作の、最高なアニメです!

殺戮の天使は、真田まことさんが手掛ける、人気のフリーホラーゲームが原作のアニメです。内容は主人公の13才の少女、 レイチェルがある時、目を覚ましたら知らないビルの地下にいたところから始まります。レイチェルにはこのビルに来た記憶がありませんでした。監視カメラが大量にある異様な空間で、家に帰るためにレイチェルはビルから脱出を試みます。ビルの廊下の壁に「お前は何者だ」「神は汚れたものはいらぬ」「天使」など謎の文字があり気味悪さがある中、地下6階から地上を目指しますが、各フロアには殺人鬼がいて、命を狙われることに、、、!最初のフロアで自分の命を狙った殺人鬼ザックと、ひょんなことからともに行動するようになります。物語が進むうちに、レイチェルの過去や心の動きに変化が出てくる内容が非常に繊細でおもしろいです。とくに、レイチェルは記憶がない中で、ふと、自分の罪を意識し始め、殺人鬼ザックにある、「お願い」をします。歪な形の二人の関係が、どんな展開を迎えるのか、とてもおもしろいです。原作ゲームはBGMも繊細でかなり感動しました。このアニメも、作画の美しさ、際立つのはレイチェルの瞳や感情の動きを繊細に描き分けています。また、BGMのこだわりなど、ハマってしまいます。とくに、オープニングはあのカゲロウデイズのじん(自然の敵P)、エンディングは、ボカロ曲でお馴染み、Deco27さんと、アニメ、漫画、ボカロ好きな人にはかなりわくわくする方々も作詞作曲にたずさわれています!曲も最高です。最初は、なせレイチェルが命を狙われるのか、疑問に思うかもしれません。私もそうでした。しかし、物語終盤、全てが、どんでん返し、内容がつながります!感動と驚き、そして涙など、心動かされる作品です。本当におすすめです。

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