グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman

『グレイテスト・ショーマン』とは、2017年公開のアメリカのミュージカル映画である。監督はマイケル・グレイシー、主演はヒュー・ジャックマン、そのパートナーをザック・エフロンが演じた。
物語は、19世紀アメリカに実在した興行師P.T.バーナムの話を元に、彼の創設したサーカス団やその成功を描いている。彼の立ち上げたサーカス団はいわゆるフリーク・ショーであり、サーカス団員らの差別に立ち向かう姿勢や希望や夢も描かれている。
ミュージカルナンバーやダンスシーンが話題となっており、映画の音楽はベンジ・パセックとジャスティン・ポールが手掛け、多くの楽曲が人気となった。その中には「This Is Me」や「A Million Dreams」など、感動的なメロディと力強い歌詞が特徴的な曲がある。
本作品のサウンドトラックは、全英アルバームチャートで6週連続1位を獲得したり、日本でもオリコン1位を獲得したりするなど世界的にヒットした。
また、ゴールデングローブ賞の映画の部の主題歌賞を受賞したり、その他の数々の賞にノミネートされた。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showmanのレビュー・評価・感想

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グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

まるでショーを見にきたような迫力!最高の音楽に心うたれるミュージカル映画

ヒュー・ジャックマン主演、豪華キャストのミュージカル映画。共演のザックエフロンやキアラセトルの歌声が胸に刺さる。優しくて時に壮絶な、見終わった後自分の人生を自分で歩む力強さをもらえる作品です。
実在した興業師P・Tバーナムの人生を基に作られたストーリーです。

妻と娘に豊かな生活をさせるため、”変わり者”を集めてサーカスを開くことを決めた、ヒュー・ジャックマン演じるバーナム。
”変わり者”たちは見た目のコンプレックスを抱え、差別を受け、人目を避けるように生活していました。
彼らはバーナムとの出会いで夢や仲間を見つけ、共に最高のショーを行うため日々努力を続けていました。”変わり者”であることが注目を集め、大人数の観客の中彼らのショーは大成功。
さらに新たなビジネスパートナーフィリップを迎え、サーカスショーは人気を集めます。

希望に満ち溢れる中、サーカスの人気とともに「批判者」が増え、彼らはステージを奪われます。
豊かな生活をおくるようになったバーナムも欲に溺れ、思い描く夢や愛とは違う方向にそれぞれがすすんでいきます。

それぞれが自分らしく在れる場所はどこなのか、自分にとって大切なものは、大切にすべきものはなんなのか。
夢とは、愛とは、家族とは、幸せとは?それぞれが出す答えはなんなのか。

力強い歌に背中を押されるような迫力のシーンも盛り沢山!まるで本当にショーを見にきているような感動と楽しさが味わえます!

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

グレイテスト・ショーマン

ミュージカルを見るなら間違いなくこの作品だとおすすめできます。
サーカスや劇団の良さというよりも音楽でこんなにたくさんの感動を与えてくれるんだと、個人的には一回の視聴で3回泣ける映画と周りの友人には勧めています。
ストーリーの内容も至ってシンプルで、基本的には普通に曲なしでのやりとりなのですが、要所要所で主人公達の家族やサーカス団が歌う歌が挟まります。ここで挟まる曲の歌詞・曲調・リズム・声質・パッション全てが完璧で見る人の心を揺さぶります。
街の弾かれもの、嫌われ者達が立ち上がり自分達で鼓舞しながら見ている客や視聴者を見返す様子を見て自分も何か一つ明日から頑張ってみようかなと勇気をくれる素晴らしい作品だと思います。
普段ミュージカル映画を全く見たことがない方や映画そのものが退屈でじっとしてられない方、小さいお子様がいらっしゃるご家庭にも、サブスクでも良いので一度ご覧いただきたい作品になっています。
途中でバーナムがサーカスのみんなをないがしろにしちゃいますが、誰しも失敗や後悔はあるよなぁとしみじみと感じました。しかし、バーナムの凄いところは立ち直り次第即行動!常に前へ前へ進む姿は心底憧れるし尊敬します。これは実際のバーナムが様々な事業を大成功した理由かなと感じました。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
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THIS IS SHOW

『グレイテスト・ショーマン』は2017年に公開されたミュージカル映画であり、実在したショーマン「P.T.バーナム」の半生を描いています。映画ではP.T.バーナムが奇術師からショーマンへと成長し、世界初のサーカスを興す過程や、自分自身や家族、仲間たちの葛藤・成長を描いています。

この映画の魅力は、まず主人公P.T.バーナムを演じるヒュー・ジャックマンの演技にあります。ヒュー・ジャックマンは、ダンスや歌を含め、あらゆるシーンで見事な演技を見せています。また映画のサウンドトラックも素晴らしく、「This is Me」や「Never Enough」など、多くの名曲が生まれました。

また、映像の美しさも魅力の一つです。映画は舞台を彩る美しい衣装やセット、驚異的なパフォーマンスが映し出される華やかなシーンが多くあり、目を引きます。

一方で本作はP.T.バーナムを英雄視する一面があり、人々を巻き込む側面や差別問題を軽視する描写など、問題が指摘されることもありました。しかしこの映画の主題は、P.T.バーナムの半生を通じて夢や希望、家族や友情の大切さを訴えることであり、エンターテインメントとして楽しめる作品であることは確かです。

総じて『グレイテスト・ショーマン』は、ダンスや歌、演技、映像の美しさ、そして感動的なストーリーが見事に融合した傑作ミュージカル映画です。幅広い層に楽しんでもらえることでしょう。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

手に入れたのは自身の名誉か、家族や仲間の愛か。

人は生きていく上で何を守るべきなのか。困難をどう乗り越えていけばいいのか。
そのヒントを、登場人物の生き様や作中で歌われる音楽から得ることができるミュージカル映画。

物語はヒュー・ジャックマンが演じる主人公のP・T・バーナム(以下、バーナム)が、コンプレックスを抱えた一般人をサーカス団に誘い、「地上最大のショー」を創り上げるというもの。
ショーを始めた当初は、サーカス団員(以下、団員)の異様な出で立ちから抵抗を覚える人ばかり。しかし、バーナムは団員が持つコンプレックスをエンターテイメントにおける武器とし、次第にショーに人々は魅了されていく。たちまち成功者となったバーナムだが、ある一流オペラ歌手との出会いによって家族や仲間との関係が変わっていってしまう。

この作品から得られることは、「弱点は長所になる可能性を秘めている」こと。そして、「生きていくうえで大切なことは自尊心や名誉ではなく、家族や仲間との繋がり」であること。
日の目を見た人間は大なり小なり自尊心が生まれ、さらにその先の成功を求め貪欲になることが多いだろう。それ自体に誤りはないが、「成功の根源にあるもの」や「本当に大切なもの」は決して忘れてはいけない。手離してはいけない。

そんな戒めを感じれるのが、この作品の大きな魅力の1つだろう。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

あの映画に人生全てが詰まってる

初めて観た時はとても感動しましたし、人生を物語ってました。
あの映画は誰の者にも言える事ですが、普通の一般の方が一度は挫折を味わいそこから這い上がるような映画です。誰もが思い夢描くような舞台、ビジネスを成功させたいというような強い思いから、家族の為にこれからの人生へ挑戦していく映画だなと思いました。

利益や周りがやっている事を真似せず、ユーモアのある方を集めて人々を感動させ、そこに価値を感じる方々が続出し成長を遂げていく。まさにビジネスのお手本のようですね。今で言う「ディズニー」や「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と同じ考え方です。

映画の中で出て来ますが「リスクなしに成功はない」という言葉はその通りです。
なんでもリスクがあるから大きなリターンがあり、そのリターンを求めてはいけない、まさにその通りだなと思いました。人生ってショー、自分を見せるパフォーマンスの舞台なんですね!
生きる事が楽しくなりましたし、オリジナルって大事だなと、人と違うからそこに価値があるのだと思うようにもなりました。

ビジネスにおいて何が一番大事なのか、何の為に頑張って時間を使うのか。とても勉強になるので、観た事ない方は是非ともあの素敵な舞台を観てみてはいかがでしょうか?

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

元気になれる映画!とにかく歌がいい!

落ち込んだ時や元気を出したいときにはこの映画を見ることをおすすめします!
主演はヒュー・ジャックマン。彼はとても歌が上手です。
彼を中心にいろんな階級のいろんな肌、国籍の人が出てきて全員でミュージカルをやるという映画です。
ミュージカルなので見るだけで盛り上がることができます。名曲もたくさん!生きているうちに絶対見といた方がいい映画の一つです。
歌も素晴らしいのですがそれらを取り巻くストーリーも鳥肌ものです。
ここからネタバレ含みます。フィリップとアンが2人で歌う「Rewrite the stars」は感動ものです。
2人は肌の色も階級も全然違うのですが、出会ったときに恋に落ちます。
しかし周りに2人の関係は認めてもらえない。だけど互いを愛している。この葛藤を胸にこの歌を歌うのです。
火事でフィリップが負傷したときにアンがそばでこの歌を歌ったシーンは感動しました。
周りに認めてもらえなくても私たちにはそれを乗り越えていける勇気がある。2人一緒なら。
また、キアラセトルの「This is me」も素晴らしい歌です。
女性なのに髭があり、周りから怖がられていた彼女が、バーナムにも見放されたとき、仲間と共に歌った歌です。
「私は暗闇にもなれている。だけどこれが私なの。私が通るのだから気をつけなさい。」
このような力強く、見る人に勇気を与えてくれる歌がたくさんあります。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

「グレイテスト・ショーマン」をみると、背中を押されるどころか、叩かれる。

みると前向きな気持ちになるどころか、「自分にも何かできるはず、やらなければならない」といっそ脅迫感すら覚える映画。それが「グレイテスト・ショーマン」だ。2017年にアメリカで制作され、日本での興行収入は52億円をこえるヒット作となった。物語の舞台は19世紀。実在したショーマン、P・T・バーナムの成功を描いたもので、ヒュー・ジャックマンが主演を務める。貧しい身分出身のバーナムは、勤めていた会社の倒産を機にショービジネスの世界に足を踏み入れる。はじめは動物の剥製などを展示していたが、全くといっていいほど客は入らなかった。その様子を見ていた愛娘の「本物を見せなくちゃ」「なにかユニークなものを」という言葉から、ユニークな人たちを集めてショーをすることを思いつく。バーナムが集めたのは、自身の身体的特徴をコンプレックスとし、世間から隠れるようにして生きていた人たちだった。彼らのショーは観客に受け入れられて、大ヒットする。ところがバーナムは、貧しい身分の出身というコンプレックスから、徐々に成功を追い求め過ぎていく。その結果、仕事で生じたスキャンダルから妻に出ていかれ、さらにサーカス小屋も火事で失ってしまう。落ち込む彼は、サーカス仲間の言葉で本当に大切なものは何かを思い出し、家族と仲間とともにもう一度ショーを立て直していく。作中では、人と違うことにコンプレックスを抱いている人物たちが、自分の殻を破って生き生きとショーにでる姿が描かれる。また、ゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞した作中の楽曲「This Is Me」のタイトルにもある通り、この映画は全体を通して、ありのままでいい、自分にもできることがある、というメッセージ性が強い。背中を押されるどころか、叩きながら元気づけてくれる、そんな映画だ。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

実在した人物の半生を描いたミュージカル映画。

THE GREATEST SHOWMAN。
2018年に公開され、日本でも大きな話題となったミュージカル映画です。
この映画では、アメリカで実在した興行師のP・T・バーナムの半生が描かれており、ヒュー・ジャックマンが主演を演じています。
その他に、妻役(チャリティ・バーナム)にはミシェル・ウィリアムズ、主人公のビジネスパートナー役にザック・エフロンも出演しており豪華なキャストが勢揃い!

全体的なあらすじは、貧しい地域で生まれ育ったバーナムと良家の娘のチャリティとの出会いから物語が始まります。
ニューヨークの片隅でチャリティと娘2人と幸せに過ごすも、経済的に不安定なため貧しい生活に心を痛めるバーナム。
ある時、娘の一言からフリークショーを始め、そのショーが世間から注目されるようになり徐々に成功の道を辿っていきます。
ですが、フリークショーに批判的な人も現れバーナムの博物館が放火されたり、自分の勝手な行動で妻が去っていくまでに、次々と困難がバーナムに押し寄せます。
全てを失ったバーナムは、ある時本当に大切なものに気づき、もう一度立ち上がり、大切なものを取り戻していく。
そして、最後には…。

この映画の魅力は映画の内容だけでなく、キャストの1人であるキアラ・セトルの感動的な裏話にも魅了されます。
ヒュー・ジャックマンも感激しているシーンには誰もが涙をするでしょう。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
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夢を追い続けることの大切さを描いた映画

舞台は19世紀半ばのアメリカ。幼いころから、裕福な暮らしとは無縁な生活を送っていたP.T.バーナムは大人になり、幼馴染のチャリティーと結婚し娘2人と平凡ながらも幸せな生活を送っていた。そんな矢先、バーナムが勤めている会社が倒産。家族を養っていくためバーナムは様々な挑戦や試行錯誤の結果、「フリークス」と呼ばれ奇妙な外見や行動から周りに虐げられていた人々を集め、そのユニークさを武器にサーカスを始めることを決心する。サーカスは大成功で、次第にバーナムは庶民の賞賛と批評家による酷評を集め有名になっていく。さらに有名になるために実業家のフィリップ・カーライルなどと手を組み、その名声を確かなものにしていく。ある日、フィリップ・カーライルの紹介で有名なオペラ歌手「ジェニーリンド」と出会う。バーナムは、自身が手掛けるサーカスが荒唐無稽な内容ばかりで芸術という意味では「本物」ではないことを気にしていた。そこで世界で認められているジェニーリンドとも手を結ぶことでバーナムの名声を「本物」にしようと考える。バーナムの誘いに戸惑いながらも承諾するリンド。そして2人は手を組み世界中をまたにかけ、公演することになるが2人の出会いがバーナムの運命を大きく変えていくことになる…。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

『The Greatest Showman』最高のショーがよみがえる

~夢が、踊りだす。~
ヒュー・ジャックマン×マイケル・グレイシーがおくるミュージカル映画

第75回ゴールデングローブ賞 映画の部 主題歌賞 受賞
第75回ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞 ノミネート

19世紀のアメリカに実在した興行師である、サーカス王P.T.バーナム。
この作品は彼の半生を描いた物語だ。

本作の見どころは、何といっても“ショー”と“ミュージック”だろう。
映画が始まると、画面に映るのは華やかな舞台とカラフルな団員達、そして流れる大迫力の歌。どんどんと興奮していく観客たち。熱が上がるのは観ている私たちも例外ではない。
歌と踊りに衝撃を受けていると、一転、画面は暗くなりバーナムは一人で舞台に立ち尽くす。

欲に負け過去を裏切り、そして失敗する。でも、仲間と共に立ち上がる。
とても完璧とは言えない、人間らしい彼らに心を打たれていると、いつの間にか全11曲の音楽が終わる。
そのとき私たちは1つのショーを見終わった気持ちになる。

「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」
最後にバーナムが送るこの言葉の意味は、作品を見たらきっと分かると思います。

ストレスの多い現代社会で疲れてしまったら、たまには19世紀のニューヨークで魂を揺さぶられるショーを見に行くのも良いかもしれませんね。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

まさにグレイテストなショー

実在した人物、P.Tバーナムがモデルのショービジネスを題材にしたミュージカル映画。

ミュージカル映画が好きな方は、誰もが好きになるはずです。とにかく曲が良いので、見ていて飽きません。
盛り上がるまで時間がかかったり、中だるみしてしまうような映画はよくありますが、最初から最後までおもしろく、あっという間に見終わっていました。

ヒュージャックマン演じる主人公のP.Tバーナムはハラハラするような行動が多々ありますが、ザックエフロン演じるフィリップが片腕として支えてくれて、見ている側としては安心感がありました。

そして、作中のショーで歌われた「Never Enough」は、歌のうまさと曲の良さだけで涙が出ました。
特に感動する流れではないシーンでしたが、ただただ歌声に感動して泣いてしまうという経験が初めてだったので、とても印象に残っているシーンです。

フリークショーをやる事で、出演者たちが受けた差別や疎外感は見ていて心苦しい場面でしたが、誰もがそれぞれの個性に自信を持って良いんだなと思わせてくれる映画です。
主人公とその家族、ショーの出演者たちみんなが幸せになった素晴らしいラストでした。
私にとっては、何度も繰り返し見たくなる特別な映画になりました。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
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サーカスを生んだ男の物語

ヒュージャックマン主演のミュージカル映画。この物語は現実に存在したサーカスを生んだ人物の物語である。
ミュージカル映画というと音楽に目が行くが音楽はもちろんのこと、この物語はストーリー、映像美、すべてに優れていると感じた。
音楽や映像の迫力がストーリーに厚みを出していると思う。

主人公はP・T・バーナムという男性。
バーナムは幼い頃から貧しく生活していたがその頃令嬢のチャリティと惹かれ合っていた。

時が過ぎて、チャリティと結婚し子供を持ち一緒に暮らすことになる。バーナムは仕事をするがどれも長続きはしなかった。そうして紆余曲折もありながら、最終的に人を見せ物にしたショーを思いつく。
これがサーカスの原型となった。そして、バーナムは容姿に特徴のある人物や特技を持った人たちを集めた。
こうしたひとびとは何かしら自分にコンプレックスを持った人たちである。集めた人たちをショーに出し見事大成功。多くの観客たちを魅了し、ショーに出演した人たちも居場所を得ることができた。

サーカスは人気に火が付き、もっと世界に広げようとして全米ツアーを行う。
そのために多額の借金をし、有名なオペラ歌手であるジェニー・リンドに同行をお願いする。
しかし、ショーの団員は置き去りにし、バーナムと団員たちの関係にひびが徐々に入っていく。
また、リンドとのキスの写真が新聞に載り、バーナムがいない中ではショーもあまり盛況ではなく、終いには劇場が燃やされしまう。
こうしてバーナムには仲間もお金もショーを行う劇場もなくなり何にも残っていない。

このどん底の状況をバーナムはどう切り抜けるのか。
そしてサーカスを広めるという夢を持ったバーナムがどん底に沈んだことで本当に見えてくるものは何なのか。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

楽しいショーに隠された暗い19世紀の時代背景

「ハイスクールミュージカル」や「天使にラブソングを」などのミュージカル映画が好きな人は絶対に好きな作品だと思います。
貧しかった主人公バーナムが良家のご令嬢と結婚し、ショービジネスの道に仲間とともに進んでいくストーリーです。
髭の生える女や小人症などいわゆる身体的ハンデを負う人が歌やダンスで観客を感動させる姿は心を打ちます。
特に冒頭のショーのシーンのはじまりは背筋がゾクっとしてこれから何が起こるんだろうとわくわくできます。
またキャスト陣の歌う楽曲はどれも素晴らしくおしゃれでカッコよく、その中でも髭女ことレティが歌う「THIS IS ME」は自分を奮い立たせてくれるのでぜひ聞いて見てほしい1曲です。
ストーリー自体はフリークショーやP.Tバーナムの人生ですが、私が特におすすめして見て欲しいのがバーナムのパートナー、フィリップ・カーライルと黒人の空中ブランコ芸人のアン・ウィーラーとの恋愛です。
バーナムは良家のご令嬢と結婚できましたがフィリップたちは上手く行きません。フィリップと一緒に観劇に行った時のフィリップの親から黒人ということで差別を受けてからのアンとフィリップの気持ちを思うと切なくなります。
その2人の切なさとお互いを恋しく思う気持ちを歌った「REWRITETHE STARS」は差別と恋しい気持ちのはざまで揺れるアンを演じるゼンデンヤの掠れた声が余計にこの2人の恋はこのまま終わりそうな雰囲気を醸し出します。
2人の恋の行方はぜひ映画をいていただきたいと思います。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
9

ミュージカル映画初心者にオススメ!元気をもらえる作品。

みなさんは映画はお好きですか?好きな方はどのようなジャンルの映画がお好きですか?
映画にはさまざまなジャンルがあり、人によって好みがあると思います。その中でもなぜか気恥ずかしさを感じ、なかなか挑戦できないジャンルがミュージカルだと思います。
そのような、ミュージカル映画を見たことがない方にぜひ見てもらいたい作品、それが『グレイテスト・ショーマン』です。
なぜ、この作品をオススメするのか。それはミュージカル映画初心者でも楽しめる作品だからです。
一つ一つの曲はとてもポップで盛り上がり、元気をもらえるものもあれば、しっとりと美しい曲もあります。
ダンスはキレキレでカッコイイ。ストーリーはポップである曲たちとは反対に、現代にも通じる問題をテーマとするお話となっています。しかし、ストーリーはとてもテンポよく進むため、鑑賞自体に影響はありません。
華々しい曲とその裏にある現実的なストーリーは鑑賞後、さまざまなことを考えさせられることでしょう。
ただ、この作品はやはり一つ一つの曲が見どころです。ミュージカル映画を見たことがない方にはぜひこの作品でミュージカル映画の素晴らしさを感じてもらいたいと思っています。そして、この作品を通じて元気をもらいましょう!!

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
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エンターテイメントミュージカル映画

「グレイテストショーマン」は本当に最高なエンターテイメントミュージカル映画です。
ショービジネスを成功させた実際にあったアメリカのショーマンのストーリーでした。
しかも、これはミュージカル映画であり、前半から後半まで飽きさせない踊りと音楽がありました。
こんなにすぐ成功するの?といわれるくらいですね。
1つの軸を曲げずに成功させるという想いがあり、小さい頃から、幼なじみであった、チャリティーという女性と結婚したバーナムは魅力的でしたね。
エンターテイメントをつくるのははじめは小さなことから、そして大きくしていくというのはどんな仕事でも大切だとも思えました。
小さい頃から貧乏だったバーナムは地道に仕事をしていましたが、リストラされました。
そこから立ち上がるためにビジネスを始め試行錯誤します。
ショービジネスという誰も見たことがないものを始めるというのは多くの人は、奇妙に思うかんじでもありました。
そして、なんとかはじめのダンスや歌で成功させましたが、だんだん彼も調子に乗ってしまいましたね。
誰よりも成功していくという想いは強かったかもしれません。
奇妙なものに人は惹き付けられるというところはバーナムのマーケティングの視点が成功していると感じました。
周りの人たちにバカにされていたりもしますが、気にせずに前へ突き進んでいきます。
起業家って結局そういう人がなるんだなという感じですね。それに突き進むバーナムはかっこいいかんじでした。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
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本当に大切な人を大事にしよう

この映画には、「目先の利益に囚われず、本当に大切なものを大事にしよう」というメッセージが込められていると感じます。
この映画の主人公P.T.バーナムの大切なもの。劇中では、家族や仲間だと描かれています。家族への愛情や、仲間や居場所を持つ喜びなどの描写が、鮮明にわかりやすく描かれています。
世間体を気にすることは悪いことでは無いのですが、気にしすぎることで、逆に大切なものを見失ってしまうこともあります。自分の周りの人全員に、自分をよく見せたいと思って取った行動は、時に大切な誰かを傷つけてしまうこともあるのです。
皆に好かれようとして味方を沢山作るのではなく、いつも自分の味方でいてくれる人が数人だけでもいるのなら、その数人を大切にすることが、大事なのではないでしょうか。
とはいえ、周りを気にしながらビクビクと生活している人なんて沢山います。誰だって大勢を敵に回すことは怖いです。私も怖いです。けれど、そんなことをしていたら、自分を見失うだけです。大切なものまで見失ってしまうかもしれません。
周りに馴染むのではなく、いつでも自分らしく。
自分らしくいたところで自分の元から離れていく人は、そこまでの縁です。自分らしい自分を見せても好きでいてくれて、味方になってくれる人が、本当に大切にすべき人です。
あなたの大切な人は誰ですか?
「グレイテスト・ショーマン」という作品は、私にそんなことを教えてくれました。
これからも私にとって大切な作品です。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
9

臨場感がすごい!!

1本の映画に華やかな場面、暗い場面、悲しい場面、、、さまざまなシーンがありかなり見応えがあります。
前半は主人公と家族が質素でも幸せに暮らしている様子が、温かみのある音楽で映し出され、見ている自分たちを穏やかな気持ちにさせます。
中盤に入り主人公がひとりで先走りながらも、新しいことに挑戦して行く様子はワクワクさせ、同時に音楽も盛大になり、自分もこの映画の中に入り共に挑んでいるように思えます。
しかし、その中でも主人公やその周りを取り巻くさまざまな人の過去や問題などがあります。
それらを吹っ切り、進んでいく様子は鳥肌が立ちます。失敗や挫折を乗り越え、後半に進み、主人公が本当に大切なもの、登場人物が自分たちの居場所を見つけていく姿に涙が出るほど感動しました。
これほどまで感動する要因にこの映画にしかない映像の美しさ、音楽の華やかさがあります。
映像は自分がその場にいるのではないかと錯覚するほどの鮮明な美しさでありながら、音楽は今までの映画で聞いたことのないような深く、繊細であり、より自分たちをこの映画に引き込んでいます。
今ではありえないようなシーンなども多くありますが、それらにも違和感を持たず話を楽しめると思います。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
8

ミュージカル初心者におすすめ

19世紀に実在した興行師P・T・バーナムの逸話をもとに作られた作品です。彼はフリークと言われていた、普通の人とは違う身体的特徴をもった人々を集めてサーカスを開き、大成功を納めました。“サーカス“と聞くと楽しそうなイメージが湧きますが、当時は俗にいう見世物小屋だったのです。バーナムはある思い付きから、人から除け者にされるような身体的特徴を持つ人々を集めました。彼らはその見た目ゆえに、普通の人よりも多くの苦しみや悲しみを経験してきています。しかし彼らはその見た目を逆手にとった”サーカス“で、人々を感動させることで自分たちの存在を肯定しようと奮起します。彼らを率いるバーナムも、間違いや失敗を繰り返しながら困難に立ち向かっていきます。¥n物語はミュージカル形式で進んでいきます。一つ一つの曲や演出のクオリティが高く、ミュージカルになじみのない人でも、その技術の高さや映像美に魅せられミュージカルの楽しさを感じることができるでしょう。個人的には、主人公バーナムとフィリップがビジネスの契約を交わすシーンが好きです。ビジネスの重い話をも歌で表現しています。そのシーンはバーカウンターで繰り広げられ、二人のひとつひとつの動作音すべてが曲になるような作りになっています。彼らはビジネスの関係でお互い心の内を探り合うのですが、協力するか迷っているフィリップの心情が、お酒をグッと飲み干す動作やピーナッツの殻を投げ捨てる動作などで表現されています。このシーンは特にかっこよくて、スクリーンから目を離せませんでした。全体を通して、物語としてのできはかなり秀逸だと思います。ミュージカル作品をなんとなく避けていた人には特に、見てほしい作品です。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

「自分が今、ここにいる」それが大切で素晴らしい と思わせてくれる、そんな映画でした。

主人公は、社会的に地位の低い家庭で育った男性。
子供の頃、裕福な家庭の少女と心を通わせながらも、引き離されてしまいます。
人生の逆転を信じ大人になった男性は、心を通わせ続けた少女と結婚し、貧しいながらも幸せな家庭を気づきますが、リストラに…再び再起をかけようとした矢先、「見た目」が「他の人とは違う」と世間から虐げられていた彼らに会うのです。
多少傲慢に見える前向きさで、影に隠れて生きていた「他の人と違う」彼らを誘い、メンバーに加え見せ物小屋の様なショーを開いて行こうとしていた主人公。
傲慢とも思える主人公の前向きさは、評論家や一部の人達には受け入れられず、反発も起き、トラブルも起きてしまいます。
しかし、彼らの歌やダンス、空中ショー等の才能は素晴らしく、好奇の目で見ていた観客をも巻き込み一大サーカスへと発展して行きます。

この映画のなかでは、多くの歌が歌われますが、自分達の見た目だけでなく、才能を認め、受け入れて拍手をくれる人達に支えられ、サーカスの中に初めて「自分の居場所」を見つけた「他の人と違う」仲間たち。そこで歌われる「This is me」は心を打ちます。「どんな言葉を向けられても、それを跳ね返して前へ進む 輝ける場所を探して これが私達なんだ」言葉は足りないかも知れませんが、この歌を聴くと力強く、「いまここにいる自分を認めて、前に進もう!」と勇気を貰えます。
音楽や歌が好きな方はもちろん、自分に自信を無くしかけてしまったり、これで良いのかな…と思い、悩んだりしている人が居たら、一度は見て、何かを感じて頂きたい作品でした。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

コンプレックスだった自分に元気をくれる映画。

ヒュー・ジャックマンが作り、主役を演じた「The greatest show man」。
貧しい家庭に生まれた育ったバーナムは貧富の格差がある恋愛を乗り越え、2人の娘を持ち幸せな家庭を築いきました。しかし、さらなる壁が。仕事がなくなり、家族を養わないといけないバーナムは考えた末、ショーを立ち上げることとなりました。見た目にコンプレックスを抱き、社会から疎外されていた町の人たちをターゲットにみんなで力を合わせて素敵なミュージカルショーを開きます。それでもやはり、世間からの目は冷たく、なかなか受け入れてもらえません。
そこでバーナムはキーマンとなるフィリップに助けを求めます。恵まれた家庭に育ったフィリップは世間体を気にして、バーナムへの協力を断りますが、男同士のプライドの駆け引きにより仕方なく協力することに。そしてフィリップはショーの花型アンに恋に落ちますが、またもや貧富の差からフィリップの両親は大反対。2人の恋の行方は。
またショーのメンバーたちは一人一人、自分のコンプレックスと戦うこととなります。世間の目を気にしていままでひっそりと社会に背を受けるような暮らしをしていたメンバーたち。ショーに出るにつれて、メンバーの心の変化が繊細に描かれています。今まで私自身もコンプレックスを気にしていたけれど、この作品に出会ったことで救われました。全ての人に勇気と感動をくれる作品に感謝してます。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

夢を叶える

ある1人の男が、サーカスを作ろうと立ち上がりました。
小柄な人、大柄な人、声量が物凄い人、アクションがすごい人、所謂特殊な力を持つ人を、その男は採用していきました。
サーカスが幕開け、人や動物が音楽と一体になってパフォーマンスする姿に観客は魅了されていきます。
しかし、その一方でサーカスの存在を良く思わず、街から出て行けと過激に抗議する人達も存在しました。新聞記者の1人も反対派の人間で、新聞には辛口のコメントが書かれてしまいます。
それでも、着々と人気を集めてくるサーカス。
遂に、エリザベス女王に謁見する機会が与えられたのです。
このまま軌道に乗っていくであろうと誰もが思っていたタイミングで、その男の前に歌姫が現れます。
彼女の歌声に惚れ込んでしまった男は、サーカスを置いて彼女の凱旋公演を企画し、彼女と共に家族を置いて出かけてしまいます。
取り残されたサーカス団は、自分達だけででもできる!と意気込み、公演を続けます。
しかし、サーカス反対派との小競り合いが暴動にまで発展し、会場を放火で燃やされてしまいます。
放火を目の当たりにした、男は絶望し、サーカス団との間の信頼関係も壊れかけた。
そんな中、男と協力してサーカスを経営していたある人物が自分の取り分を使っていいと言い出す。
場所の、新たな候補も挙がり、サーカス団は再建に向けて動き出す。
誰に何を言われようが、自分の望む夢に向かって突き進む、夢追い人が観ると心に突き刺さるのではないでしょうか。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
9

現状を打破したい人へ勇気を与えてくれます。

まず第一に音楽全体を通してインパクトが強く、気持ちを高めてくれるのが印象に残っています。ミュージカル映画なためメッセージ性が強い歌詞なのはもちろん、その歌詞にも感動し曲調もよくメロディーが頭から離れません。
次に全体を通してのストーリー性です。ヒュー・ジャックマン演じるP.Tバーナムの人生の序盤、決して豊かな暮らしではなかったものの家族とは幸せに暮らしています。それは憧れでもあり、私たちもお金ではない幸せを忘れてはいけないのだという事を思わせてくれました。最終的には華やかに終わりを迎えますが、あくまでも家族との幸せというものが描かれています。
上記ではストーリー全体の感想を書きましたが、バーナムの野心に燃えるプロセスストーリーにも目が離せません。見終わった後は「あ、仕事辞めよ」と思った人は私だけではないはずです。序盤の貧しい家庭からサーカスを成功させるために、様々な人と出会い、様々な手をつくして成功へと導きます。しかしそのサーカスの団員として集まった人々は、髭のある巨漢な女性や身長の低い男性等々、世間では醜いと言われてしまっている人たちでした。人は誰しもコンプレックスを抱えている中で、バーナムのサーカス団の仲間たちは、どの様に自分を表現し人々魅了していくのかにも注目して欲しいポイントです。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
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誰でも楽しめる王道成り上がりストーリー

先が読めて何が悪い?ストーリーは王道。それだけわかってればあとは映像と音と歌で圧倒されるだけ。
当時の時世としては受け入れられないようなヒトや人種を集め、それぞれの個性を生かすような見世物小屋を興し、これまでにないショーを見せる。中々に進歩的な思考を持った人物が主人公のPTバーナム(ヒュー・ジャックマン)。そのバーナムの半生を描いた物語。
人間の醜さ。軋轢。嫉妬。差別。その時代の社会問題にぶつかりながらも、それぞれの思いや気持ちを歌として表現する。ただただ圧倒されます。
特にレティ達の「This is me」は圧巻です。それぞれの思いや気持ちを乗せた歌が津波のように押し寄せます。私は涙が抑えられませんでした。Youtubeにリハの映像もあり、こちらも必見です。
個人的に一番好きなシーンはバーナムとフィリップ・カーライル(ザック・エフロン)の酒場でのシーン。バーナムがカーライルを勧誘するくだりですが、言葉の掛け合いからの曲への派生。効果音やリズムは全て酒場に置いてあるものでまかないます。二人の掛け合いではありますが、一番の功労者は酒場のマスターです。二人の間の絶妙な効果音やリズムを取ってるのは全てこのマスター。
この作品を最高ですが、正直この酒場のシーンだけでも私は満足でした。レティのシーンも胸が熱くなりますが、酒場のシーンは必見です。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
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繰り返し見たくなる作品

19世紀アメリカが舞台の今作。主人公の『P・Tバーナム』は最愛の妻との間に二人の娘をもうける。ある日、仕事をクビになってしまったバーナムは『バーナム博物館』を作り集客を試みるも、博物館のチケットは全く売れなかった。娘たちからは、「あの博物館には生きているものがない」と言われる。博物館にあるのは、キリンのはく製、ギロチン(処刑台)などが飾ってあるだけだった。そこでバーナムは「ユニークな人」を募集する。全身の体毛が濃い男性、巨漢の男性、髭の生えた女性、アルビノの女性など…張り紙を見て大勢の「居場所のない人」が集まった。バーナムは「これは必ず成功する」と確信する。実際の物語を参考にした今作。『ヒュー・ジャックマン』が主人公のP・Tバーナム役、髭の生えた女性『レティ』の役を『キアラ・セトル』が演じている。実は『グレイテスト・ショーマン』の制作許可を得るために行われたプレゼンテーションの日、ヒュー・ジャックマンは皮膚がんで顔を縫った直後のため、歌は歌わない予定だった。しかし、ヒュー・ジャックマンは気が付いたら歌ってしまっていた。プレゼンテーションなのに本番さながらのセッションは大盛り上がり。これにより、正式に『グレイテスト・ショーマン』の撮影許可を得ることができたという。ヒュー・ジャックマンの担当医からは相当怒られたそうだが、それだけヒュー・ジャックマンが、この作品のために作られた歌に思い入れが強いことがよく分かる。見ていない方は、ぜひこの作品を見てほしい。歌はもちろん舞台の衣装、セットもよく出来ている。BDを手元に持っている方は、ぜひ『マイケル・グレイシー監督』による音声解説も見てほしい。