多田くんは恋をしない / 多田恋 / ただこい / Tada Never Falls in Love

多田くんは恋をしない / 多田恋 / ただこい / Tada Never Falls in Loveのレビュー・評価・感想

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多田くんは恋をしない / 多田恋 / ただこい / Tada Never Falls in Love
8

キュンとする!それでいて泣ける

キャッチコピーは「この恋を、一生忘れない」。学園恋愛アニメである。主人公は多田光良(CV中村悠一)、ヒロインはテレサ・ワグナー/テレサ・ドゥ・ラルセンブルク(CV石見舞菜香)。一介の高校生と、一国の王女様という格差恋愛である。
このアニメのいいところは、多田の親友伊集院薫なしには語れないだろう。写真部が舞台のこの作品、主人公は父親譲りの写真バカである。薫は自分大好きで、彼の写真はすべて自分が映り込んでいる。そんな自分大好きな薫だが超が付くほどの良いやつ。むしろ、こいつがヒロインじゃないのか!と何度か目をこすったほどヒロイン系(笑)親友キャラであるのだ。腐女子の発狂が聞こえてきそうである…。っと、それはさておき背中を押されてテレサを向かいに行く多田はかっこよかった。さすが、中村悠一。外れない男である。
そんな彼らの先輩である杉本一こと、ピン先輩は実は11話から声優が梅原祐一郎から杉田智和に代わってしまっていたのである。理由は梅原さんの体調不良。中村のいるところに杉田ありと言わんばかりのキャスティングで、ここでも正妻ぶりが光ったようだ。きっと、悠木碧あたりが鼻血をだして喜びそうだ。内容的にはハッピーエンド。もう一度見返したい作品の一つである。

多田くんは恋をしない / 多田恋 / ただこい / Tada Never Falls in Love
10

2018年春アニメ、最高のラブストーリー

自分的にすごく面白かった、2014年のアニメ『月刊少女野崎くん』の製作スタッフが創る新作オリジナルアニメということで、かなり期待していたのですが、その期待以上の名作でした。
主人公の男子高校生・多田と、異国の女王様候補・テレサの恋愛模様が純粋で初々しく、どちらかといえば私は恋愛アニメが苦手ですがつい「頑張れ!」と応援してしまいました。また、ところどころに入るギャグ要素も恋愛と良い感じに混ざっていて、観ていて飽きない作品です。構成や脚本が上手なのかなと思いました。
私は写真部の部長・ピン先輩が、いつも近くにいる幼なじみ・日向子が自分の好きなグラビアアイドルだと全く気が付かないところが面白くて好きです。サブキャラクターたちの恋愛模様は、メインの多田・テレサと違って面白い方向に複雑になっているので、そこも観ていてハラハラドキドキしてしまいました。
ちなみに声優さんの演技も上手です。とくにテレサの声の石見舞菜香さんは新人さんですが、花澤香菜さんのようなふわふわボイスで、とても癒されました。出演男性声優さんはベテラン、女性声優さんは新人、という感じですが、新人さんもベテラン勢に負けていない感じがします。

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7

カメラマン志望の男子高校生×次期女王…王道恋愛アニメ!

最初はカメラメーカーが協力しているアニメという事で視聴を始めました。
しかし、カメラや写真要素が抑えられていて、どちらかと言うと、キャラクターの魅力と心情描写が詰まっている王道恋愛アニメでした。
後々知ったのですが、月刊少女野崎くんの制作スタッフが監修でした。

ヒロインのブロンド髪のテレサワーグナーちゃんは、ラルセンブルグ(恐らくルクセンブルクがモデル?)の王様の1人娘で次期女王です。お高く止まったお嬢様キャラではなく、日本大好き天然で天真爛漫娘。
主人公の多田くんは、喫茶店を経営するお爺ちゃんと、妹と、ニャンコビックと言う猫と一緒に住むカメラマン志望の高校生。
自分大好きだけど友達思いの伊集院、テレサの面倒役のアレク、何かとヌードを撮りたがる写真部部長はじめちゃん、内緒でグラビアアイドルをやっている真面目な優等生・日向子ちゃん、動物好きなのに動物にことごとく嫌われる山下けん、多田くんのしっかり者の妹ゆいちゃん、テレサの婚約者のシャルル。

この作中は性格の悪いキャラクターが居ません。
だからこそ、キャラクターの皆の感情の交錯が見ていてとてもつらい気持ちになります。
作中の随所…和やかなシーンやシリアスなシーン、時にはヒロインの頭の中で、突如始まるれいん坊将軍と言う時代劇シュールな笑いを誘います。れいん坊将軍、正義の皮をかぶっていますがとても理不尽なヤツです。

最終回は賛否両論意見がありますが、私はとても良かったと思いました。