バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とは1985年のアメリカのSF映画。公開当時、全米で「フューチャー現象」と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした。監督は視覚効果の巨匠ロバート・ゼメキス。主人公のマーティことマーティン・シェイマス・マクフライは、科学者ドクことエメット・ラスロップ・ブラウンの発明したタイムマシン「デロリアン」で30年前にタイムスリップしてしまう。主演のマイケル・J・フォックスの代表作であり、タイムマシーンを題材にした映画の大元ともいえる名作。略称は『BTTF』『BTF』。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTFのレビュー・評価・感想

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バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
10

SF映画を見たくなったら『Back to the Future』一択!!! ※一部あらすじつき、ネタバレ注意

『Back to the Future』という映画はご存知だろうか。1985年7月3日に公開されたこの映画は多くの賞にノミネートされ、アカデミー賞、サターン賞、ヒューゴー賞を受賞した。今回はこの映画の初めの部分の簡単なあらすじをまとめた。これを読んで少しでも多くの人がこの映画に興味を持っていただけると幸いだ。

この映画の主人公は、マイケル・J・フォックス演じる高校生のマーティ・マクフライ。彼にはエメット・ブラウン博士、「通称ドク」という、年齢は離れているが親友の科学者がいた。
ある日ドクは長年の夢であったタイムマシンが完成したとマーティに伝えると、彼は1985年10月26日、その実験の手伝いをすることとなる。このタイムマシンはデロリアン・DMC-12を改造したものである。タイムマシンの次元転移装置の燃料プルトニウムを、ドクがリビアの過激派から騙し取ったが故に実験中に襲撃に遭う。
身の危険を感じたマーティはとっさにタイムマシンに乗り込み逃走しようとするが、誤って次元転移装置のスイッチを入れてしまったため、30年前の1955年11月5日にタイムスリップしてしまったのだ。そこから過去の世界でマーティの壮大な物語が始まっていくのだ。

実は『Back to the Future』はこの作品だけでなく「Back to the Future Part II」、「Back to the Future Part III」の2作品を含む3部で構成されている。
2作目、3作目も同じようにタイムマシンを使った面白い展開が待っているのでぜひ試聴していただきたい。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
10

どんな人にも面白い!伏線マシマシ超大作!!

私まだ20代ですが、この作品は100回は見ています。

主な登場人物は、高校生のマーティ・マクフライ(通称マーティ)とドクター・エメット・ブラウン(通称ドク)。そして、過去に行って出会うマーティの両親。シンプルな人物関係ですが、時代が変わるのですごく重厚に感じます。

マーティはドクが発明したタイムマシンによって30年前にタイムスリップしてしまいます。
そこで30年前に生活するドクを探し出し、自分が「未来へ戻る」ための手助けをしてもらおうと考えました。しかしマーティは偶然にも父と母の出会いの瞬間を邪魔してしまいます。持ち歩いていた記念写真から、兄弟が少しずつ消えていくのです…。「このまま帰ってしまえば、ぼくは生まれてこない」。マーティはなんとかして父と母のキューピットとしての役目を果たしてから帰らないといけません!

ストーリーはこんな感じですが、注目したいのは、この映画の伏線の数々。
映画ははじめドクの実験倉庫から始まります。実はこの冒頭で、最後のシーンとよく似たモノが映り込んでいたり、よく見ると、次の展開に重要な人物が画面奥に!
その他、沢山の伏線・トリビアが映画に全く邪魔せず散りばめられているところが見どころ!
(ドクはタイムマシーンを作ったと言うのに、最初から最後まで時間にルーズな様子で、そんなところにも時間の概念を忘れさせない仕掛けがあります!)
このように、ストーリーやセリフに全く無駄がないんです。
これって、「未来は自分で変えていける。一つの行動が未来に全て直結していく」ってことですかね!?

コメディあり・アクションあり・涙あり。
タイムスリップモノとしてはもちろん、映画の歴史の中で燦然と輝く一作です。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
9

タイムトラベルものの元祖。

タイムトラベルものの元祖という感じです。
過去の両親がひっつかなければ自分が消えるとか、大人と子供の友人関係とか、この映画でいろいろ知ったと思います。
ドクは見た目が奇抜でおもしろいし、過去のドクはマーティを知らないのに、彼が未来から来たことを信じて力を貸してあげたり、すごくいい人だなと思います。ああ、子供の時にドクみたいな友達がいたら、たのしかっただろうなと思いました。
過去には、今のいじめっ子の親もいて、親もいじめっ子だったのかって感じだし、お父さんは情けないし、お母さんと引っ付けるのなんて無理な感じがしたけれど、結局ひっついていて、そういう運命だったんだなと思いました。過去を変えてはいけないのは鉄則だけど、すごくいい風に未来が変わっていて、ドラえもんみたいと思いました。また、過去の世界で今の音楽を演奏してしらけさせてしまうところが最高です。やはり、音楽には流行があるのですね。
そして、この映画の魅力で忘れてはいけないのが、デロリアンです。車型のタイムマシンなんてびっくりしたし、すごいスピードが出て、タイムトラベルできるところがとてもかっこいいです。デロリアンが好きで、その車を買っているファンもいます。私も大好きで、いつか手に入れたいなとか思ってます。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
9

三部からなる偶然と必然

皆さんご存知のスティーヴン・スピルバーグ監督のタイムスリップ映画ですが、タイムマシーンのポイントとなる時限転移装置もタイムマシーンで時空を移動する事によって伝えられるという奇妙な事柄が生じます。そもそも、マーティとドクは何時から知り合いだったのか?タイムマシーンで繋げたのか、元々知り合いだったのか不思議な関係です。
タイムマシーンで過去に行くことにより、親の間を取り持つ事によって、未来が少々変化しますが、それで、マーティ達子ども達が生まれていくのが少し不思議な感じがします。さらに未来へ行って、面白いのが2015年に行きますが、当時はそんな先にどうなっているんだろうと思いました。
今2020年ですが作品内の2015年の方が便利で凄いものが幾つもありましたね。自動で服を乾かしてくれるものや履いただけで紐が絞まる靴は凄いなと思いました。でも実現しているのもありました。マーティが、良いリアクションしてくれた鮫のホログラムは現代にあるのがびっくりですね。未来は空飛ぶ車、ホバーボードと空を飛ぶが普通になっていましたが現代ではまだまだですが、何時かそうなってくれたらと思います。この作品はタイムスリップすることによってどんな不思議な事が起きるか、矛盾なのか、必然なのかを見ると楽しめます。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
10

私を映画ファンにした名作

バックトゥザフューチャーは1985年に第1作(過去編)、1989年に第2作(未来編)、1990年に第3作(西部編)が公開された。
1作目は主人公のマーティの両親の出会った頃に科学者のドクが作ったタイムマシーンのデロリアンでタイムスリップしてしまい、マーティは過去の自分の母親に好意を抱かれ過去を変えてしまいそうになる。しかし間一髪でマーティの父親と結ばれ、過去を変えずに現代へと戻る事ができる。しかし戻った現代に空を飛ぶ形に改造されたデロリアンが突如現れる。降りてきたドクから未来のマーティの家族に問題が起きたと話す。そのまま未来に向かい第2作目と続く。
未来でデロリアンを見つけたビフが過去に戻りスポーツ年間を渡し、未来のビフは大金持ちとなり町は暴徒化する。その現状を変える為にマーティは奮闘する。ビフの持っていたスポーツ年間を取り戻し、未来を変える事に成功する。現代に戻ったデロリアンに落雷があり、西部時代にドクは行ってしまう。しかしマーティに手紙が届く。ドクからだった。
第3作でマーティは西部時代にドクを救いに行く事を決意する。現代のドクと共にデロリアンを捜索し、試行錯誤の末、タイムスリップで西部時代へと行く。そこでドクは最愛の女性と出会う。ドクは最愛の女性クララと別れ、現代へ戻る決意をするが、クララがデロリアンまで来てしまいドクは西部時代に残った。マーティは現代に戻れたが線路の上。機関車が正面から向かって来てデロリアンは粉々になってしまいドクを迎えに行けなくなってしまった。しかしその直後、機関車の形をしたタイムマシーンでドクとクララとその子供たちが現れ無事を確認し、物語は終わる。
最後にドクが言った、「未来は自分で切り開く物」この言葉を聞いたときは涙が止まらなった。3作全ての物語の流れは一緒ですが、時代の流れは全て繋がっている。素晴らしいの一言では語れない見事な作品です。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
10

1を観たら絶対に3まで観てしまう!

いわずと知れた近未来SF映画の代表作です。
車型タイムマシン「デロリアン」に乗って、恩人の命を救いに過去を変えにいく…という話ではありません。トラブルに巻き込まれ、タイムマシンで逃げたら若い頃の母親に出会い、そのせいで自分の存在が消えかけたり、過去の恩人を頼って現代へ帰ろうとしたり…。

過去の歴史を大きく変える訳ではなく、ともかく現代へ帰る為に奮闘する。
やっと現代へ帰って来れたと思ったら、少し生活が良くなってたり。ハッピーエンドかと思いきや、今度は未来で事件が起こっていたり。そして最後は開拓時代のカウボーイに…。

過去・現代・未来と様々な時代を行き来しますが、立っている場所は同じの為、土地や建物の変化も面白く、観ていて飽きません。
特に未来は車が飛んでいたり、立体映像があったり、自動的にサイズを合わせてくれる服が出てきたりと、これから現実になりそうな物も多く出てきます(とはいっても、もう映画の未来は過去になりましたが…)。

悪役?のキャラクターも全編を通して、主人公に関わってきます。
なによりも1、そして2のラストが続編への期待感を大きく持たせる終わり方になっております。

1を観たら絶対に最後まで観てしまう映画です。