ウィッチャー3 ワイルドハント / The Witcher 3: Wild Hunt

ウィッチャー3 ワイルドハント / The Witcher 3: Wild Huntのレビュー・評価・感想

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ウィッチャー3 ワイルドハント / The Witcher 3: Wild Hunt
10

世界一のおすすめゲーム

自由度が高い、広大なオープンワールドのゲームは数多くありますが、それらとは一線を画す作品です。RPGの究極形といって良いでしょう。

このゲームの魅力は、何と言っても選択と結果です。
RPGにはよく、怪物が村を襲っている、主人公が倒す、報酬を貰うという流れがあります。このゲームはその流れの中にいくつもの選択があり、結果がついてきます。
主人公は怪物退治を生業としていますが、怪物を退治するかどうかはほとんどの場合、あなたの自由です。また怪物も、自衛のため・復讐のため・仲間のため・特に理由もない・無差別に襲ってると思いきや深い事情があるなど様々なタイプがいます。
やむを得ない理由があり人を襲った怪物を倒す、倒した扱いにして依頼主に報告する、また倒さず人間側を糾弾するなんて選択も経験できます。
そして、その後にしっかりと結果がついてきます。
良かれと思ってやったことが裏目に出て怪物と人間の双方に悪い結果をもたらしたり、騙された結果無闇に命を奪ってしまったり、その結果大金や物を得たりなど。
怪物に優しいウィッチャー(怪物退治をする主人公たちのこと)であるか、人間に優しいウィッチャーであるか、公平なウィッチャーであるか、金に汚いウィッチャーであるか、全てはプレイヤー次第です。

原作が小説なのですが、出来の良い短編小説をいくつも見ているかのような気にさせてくれます。
どちらかというとアクションよりも話・会話に重きを置いています。

アクションはリアル指向に作られています。
主人公は伝説的なウィッチャーですが、想像を絶するような威力の魔法であったり、怪物を一振りでねじ伏せるような剣術もありません。
主に怪物に有効な霊薬を調合し飲み、怪物に有効な毒薬を作って剣に塗ります。魔法も小規模の炎や1回しか有効でない防御、霊鬼を実体化する陣に留まります。
その様子が、実際に何処かにこんな世界があるのではないか、あったのではないかという気にすらさせてくれます。

会話に重きを置いているため、洋ゲーなどをやった経験がある方が気になるのは日本語訳だと思います。
オープンワールドで有りがちなのが、まるでgoogleを使った訳がそのまま使われているかのように不自然な文章です。それがこのゲームには全くないのです。